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元スレ黒子「わ、わたくしとあなたの三年後に」上条「か、乾杯」
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上条「じゃあ、白井」
黒子「まぁ、それでも構いませんが、下の名前の方が呼ばれ慣れていますわね」
上条「あぁ、黒子?」
黒子(……う゛)カッ
黒子(ってぇ、何を照れてますのっ、自分で要請しておきながらっ)
上条「あ、やっぱりしっくりこないか?」
黒子「い、いえっ、そんなことはっ」ブンブン
上条「そっか、じゃあ遠慮なく。――ところでさ」
黒子「あ、はい、なんですの?」
上条「この後、少し時間作れるか?」
黒子「まぁ、それでも構いませんが、下の名前の方が呼ばれ慣れていますわね」
上条「あぁ、黒子?」
黒子(……う゛)カッ
黒子(ってぇ、何を照れてますのっ、自分で要請しておきながらっ)
上条「あ、やっぱりしっくりこないか?」
黒子「い、いえっ、そんなことはっ」ブンブン
上条「そっか、じゃあ遠慮なく。――ところでさ」
黒子「あ、はい、なんですの?」
上条「この後、少し時間作れるか?」
黒子「ははぁ、こちらが上条さんのお宅ですのね」
黒子(なんて、尾行でとっくに把握済みなのですけど)
黒子(知らないフリをするのもなかなか後ろめたいですわね)
上条「常盤台の寮に比べたら月とすっぽんだろ」
黒子「まぁ、正直言って差があるのは否めませんわね」
黒子(……以前はあまり気にしなかったことですけれど)
黒子(学園都市って、つくづく格差社会ですのねぇ)シミジミ
上条「ん、カーテン閉まってんな。あいつまだ帰ってないのか」
黒子「あら、どなたか同居者がいますの?」
上条「同居者というか、居候というか」
黒子(なんて、尾行でとっくに把握済みなのですけど)
黒子(知らないフリをするのもなかなか後ろめたいですわね)
上条「常盤台の寮に比べたら月とすっぽんだろ」
黒子「まぁ、正直言って差があるのは否めませんわね」
黒子(……以前はあまり気にしなかったことですけれど)
黒子(学園都市って、つくづく格差社会ですのねぇ)シミジミ
上条「ん、カーテン閉まってんな。あいつまだ帰ってないのか」
黒子「あら、どなたか同居者がいますの?」
上条「同居者というか、居候というか」
禁書SSで一番書きやすいキャラって黒子と一方通行
口調とか覚えれば土御門やエセ関西よりもすらすら書ける
なのに上黒SSは少ない……
口調とか覚えれば土御門やエセ関西よりもすらすら書ける
なのに上黒SSは少ない……
上条「ただいまー」ガチャ
黒子(七階の角部屋ですのね。これなら覚えるのも簡単――)
黒子(って、何言ってますのっ。覚える必要性がこれっぽっちもありませんのっ)ブンブン
上条「あれ、どうした? 上がらないのか?」
黒子「い、いえ。……あの、いきなり入ってしまってもいいんですの?」
上条「へ? どういうことだ?」
黒子(……はぁ。こういったことに免疫がないのか、自覚がないのか)
黒子「ですから、隠すものとかないんですの? 年頃の殿方が見る、い、いかがわしい本とか」
上条「あー、なるほど、そういうことか」
黒子「納得されても反応に困るのですけれど」
上条「まぁなんつうか、そういうの見れる環境じゃないからさ」
黒子「……???」
黒子(七階の角部屋ですのね。これなら覚えるのも簡単――)
黒子(って、何言ってますのっ。覚える必要性がこれっぽっちもありませんのっ)ブンブン
上条「あれ、どうした? 上がらないのか?」
黒子「い、いえ。……あの、いきなり入ってしまってもいいんですの?」
上条「へ? どういうことだ?」
黒子(……はぁ。こういったことに免疫がないのか、自覚がないのか)
黒子「ですから、隠すものとかないんですの? 年頃の殿方が見る、い、いかがわしい本とか」
上条「あー、なるほど、そういうことか」
黒子「納得されても反応に困るのですけれど」
上条「まぁなんつうか、そういうの見れる環境じゃないからさ」
黒子「……???」
黒子「お、お邪魔しますの」ペコ
黒子(な、なんだか緊張しますの。殿方の部屋に足を踏み入れるなんて、小学生のとき以来ですの)
黒子(……って、あら。意外に整頓されていますわね)
上条「今茶ぁ出すから、その辺に座っててくれな」
黒子「お、お構いなく」チョコン
黒子(……日常的に使いそうな物は目の届く所に収まっている。生活感に溢れていますわね)
上条「紅茶、紅茶っと」ガラ
黒子(それにこの手際のよさ。一人暮らしも慣れているご様子)
黒子(って、感心ばかりしていられませんわね)
黒子(まずは、助けていただいたお礼をきっちりしませんと)ピシッ
黒子(な、なんだか緊張しますの。殿方の部屋に足を踏み入れるなんて、小学生のとき以来ですの)
黒子(……って、あら。意外に整頓されていますわね)
上条「今茶ぁ出すから、その辺に座っててくれな」
黒子「お、お構いなく」チョコン
黒子(……日常的に使いそうな物は目の届く所に収まっている。生活感に溢れていますわね)
上条「紅茶、紅茶っと」ガラ
黒子(それにこの手際のよさ。一人暮らしも慣れているご様子)
黒子(って、感心ばかりしていられませんわね)
黒子(まずは、助けていただいたお礼をきっちりしませんと)ピシッ
上条「ええと、白井さん」
黒子「…………」
上条「……じゃなかった、黒子」
黒子「なんですの?」チラ
上条「紅茶に砂糖は入れるか? ミルクは?」コポコポ
黒子「ええと、ミルクだけお願いしますの」
上条「あぁ、わかった」トクトク
黒子「…………」ジー
上条「お待ちど。カップも熱くなってるから気をつけてくれ」カチャ
黒子「ええ、いただきます」フー
黒子(……美味しい。あらかじめティーカップを湯煎していたんですのね)コク
黒子「…………」
上条「……じゃなかった、黒子」
黒子「なんですの?」チラ
上条「紅茶に砂糖は入れるか? ミルクは?」コポコポ
黒子「ええと、ミルクだけお願いしますの」
上条「あぁ、わかった」トクトク
黒子「…………」ジー
上条「お待ちど。カップも熱くなってるから気をつけてくれ」カチャ
黒子「ええ、いただきます」フー
黒子(……美味しい。あらかじめティーカップを湯煎していたんですのね)コク
>>221
俺はインスタントの味噌汁で湯煎を覚えた
俺はインスタントの味噌汁で湯煎を覚えた
>>221
部屋にノーパソあるしマメな奴はググって覚えるだろ
部屋にノーパソあるしマメな奴はググって覚えるだろ
お前らすごいな
俺高校生の時、知ってはいたがきちんと実践できた自身ないわ
俺高校生の時、知ってはいたがきちんと実践できた自身ないわ
上条「……ふぅ」
黒子「あの、お代わりはありますの?」
上条「あ、あぁ。すぐに入れてくる」
黒子「お願いします」
上条「あぁ、そうだ。暇だったらテレビでも見ててくれ――」パチ
男『い、いけません奥さん! 僕は、僕はそんなつもりで』
上条&黒子「」
女『またそんなこと仰って、少しは期待していたんじゃありま――』パチ
キャスター『では、次のニュースです』
上条&黒子「…………」
黒子「あの、お代わりはありますの?」
上条「あ、あぁ。すぐに入れてくる」
黒子「お願いします」
上条「あぁ、そうだ。暇だったらテレビでも見ててくれ――」パチ
男『い、いけません奥さん! 僕は、僕はそんなつもりで』
上条&黒子「」
女『またそんなこと仰って、少しは期待していたんじゃありま――』パチ
キャスター『では、次のニュースです』
上条&黒子「…………」
上条「…………」チラ
黒子「…………」チラ
黒子(うう、こ、このままでは間が持ちませんの)
上条「え、ええっと、そういえば黒子に聞きたいことがあったんだけどさー」
黒子(……上条さんて、演技は致命的ですのね)
黒子「なんですの?」
上条「いや、彼氏とかいるのかなーって」
黒子「」ブーーッ
上条「」ビッショリ
黒子「あぁあぁ、ごごめんなさい! ハンカチ、ハンカチはどこに仕舞いましたっけ!」ゴソゴソ
黒子(こ、この程度の不意打ちで、なんたる不覚っ!)
黒子「…………」チラ
黒子(うう、こ、このままでは間が持ちませんの)
上条「え、ええっと、そういえば黒子に聞きたいことがあったんだけどさー」
黒子(……上条さんて、演技は致命的ですのね)
黒子「なんですの?」
上条「いや、彼氏とかいるのかなーって」
黒子「」ブーーッ
上条「」ビッショリ
黒子「あぁあぁ、ごごめんなさい! ハンカチ、ハンカチはどこに仕舞いましたっけ!」ゴソゴソ
黒子(こ、この程度の不意打ちで、なんたる不覚っ!)
上条「あまり気にすんなよ、すぐ洗剤につければ色素沈着しないし」
黒子「も、申し訳ないですの」
上条「いや、いきなり変なこと聞いた俺も悪かったし」
黒子「……あの」
上条「なんだ?」
黒子「いえ、さきほどの質問には、どのような意図があったのかと」
上条「んー、意図もなにも、素朴な疑問なんだけど」
黒子「ですが、なにゆえ彼氏の有無など?」
上条「だって、おまえってパッと見可愛らしいし」
黒子「……っ」ボ
黒子「も、申し訳ないですの」
上条「いや、いきなり変なこと聞いた俺も悪かったし」
黒子「……あの」
上条「なんだ?」
黒子「いえ、さきほどの質問には、どのような意図があったのかと」
上条「んー、意図もなにも、素朴な疑問なんだけど」
黒子「ですが、なにゆえ彼氏の有無など?」
上条「だって、おまえってパッと見可愛らしいし」
黒子「……っ」ボ
黒子「――って、パッと見とはどういう了見ですの!」ガタ
上条「い、いや、じっと見てももちろん可愛い――」
黒子「――わたくしをからかってますのっ!?」
上条「と、とんでもない! つまり、俺が言いたいのはさ」
黒子「…………続きは?」
上条「その、黒子が初見でもわかるくらい目を引く容姿ってことでさ」
黒子「そ、そういうことですの」ストン
黒子(し、しかし、そのようなことを言われた覚えは……)
黒子(って、性格に難ありと思われてる? ですが、淑女たるわたくしのいったいどこがっ!)
上条「い、いや、じっと見てももちろん可愛い――」
黒子「――わたくしをからかってますのっ!?」
上条「と、とんでもない! つまり、俺が言いたいのはさ」
黒子「…………続きは?」
上条「その、黒子が初見でもわかるくらい目を引く容姿ってことでさ」
黒子「そ、そういうことですの」ストン
黒子(し、しかし、そのようなことを言われた覚えは……)
黒子(って、性格に難ありと思われてる? ですが、淑女たるわたくしのいったいどこがっ!)
美琴「ひっくしゅっ!」
佐天「あれ、御坂さん風邪ですか?」
美琴「それはないわね。わたしってば菌類にとことん嫌われてるから」
佐天「あぁ、なーるほど。毎度電気流されたら住み心地悪そうですもんねー」
美琴「少し引っかかる言い方だけど、まぁそういうことね」
初春「あ、じゃあ誰かが噂してるんじゃないですかー?」
佐天「だとしても、御坂さんは人気あるから犯人を突き止めるのは至難の業ねー」
美琴「さぁ、どうかしらね。それより初春さん、ジャッジメントの方は大丈夫なの?」
初春「ええ、今日明日と177支部はお休みなんです。緊急招集がかかれば、別ですけどね」
佐天「あれ、御坂さん風邪ですか?」
美琴「それはないわね。わたしってば菌類にとことん嫌われてるから」
佐天「あぁ、なーるほど。毎度電気流されたら住み心地悪そうですもんねー」
美琴「少し引っかかる言い方だけど、まぁそういうことね」
初春「あ、じゃあ誰かが噂してるんじゃないですかー?」
佐天「だとしても、御坂さんは人気あるから犯人を突き止めるのは至難の業ねー」
美琴「さぁ、どうかしらね。それより初春さん、ジャッジメントの方は大丈夫なの?」
初春「ええ、今日明日と177支部はお休みなんです。緊急招集がかかれば、別ですけどね」
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