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元スレP「雪歩のなつき度が最大になった」
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P「何か、聞きたいことがあって、ここに来たんだろう?」
貴音「……大したことではありません。けれど、とても大切なことです」
P「貴音の言うことは、難しくてよくわからないな……」
貴音「ふふっ、本当に、ただ雑談をしに来ただけですよ? 月を見ながら、過去に華を咲かせましょう」
P「……」
貴音「あなた様は、真に素晴らしいプロデューサーですね。賞賛に値します」
P「……いきなり、何を言うんだよ」
貴音「あれほど気弱で、ねがてぃぶ思考であった萩原雪歩を、あれほどの役者に仕立てあげたのですから」
P「……」
貴音「……本当に、大したことではないけれど……種明かしの時間ですよ、あなた様」
貴音「あなたは本当に、萩原雪歩に告白されたのですか?」
P「……貴音、お前はどこまで知ってるんだ?」
貴音「私は何も知りません。ですからこうして、あなた様にたずねて参ったのです」
P「……告白は、されたよ。間違いなく……」
貴音「して、どのような?」
P「それは……」
とりあえずお姫ちんを出して月が綺麗云々の話させときゃいいという風潮
ファックだね
ファックだね
>>456
大食いキャラよりはマシだろ
大食いキャラよりはマシだろ
『プロデューサー……』
『プロデューサーのこと、私は……』
『好きなんです……本当に、心の底から』
『だから……わかっているんです』
『プロデューサーが本当に心から好きなのは、律子さん、だって』
『えへへ……プロデューサー、ビックリした顔してますぅ』
『なんでそれを、って顔してます……でも、私にはわかるんです』
『……どうして、私じゃダメなんですか……』
『どうして……律子さん、なんですかぁ……!』
>>456
月が綺麗云々の漱石のあれって、ゲームでも言ってたっけ?貴音
月が綺麗云々の漱石のあれって、ゲームでも言ってたっけ?貴音
P「……雪歩は……俺が、『律子が恋人なんだ』と、ウソを付く前に……、これを言ったんだ」
貴音「そのようですね」
P「なんだよ……やっぱり知っているんじゃないか」
貴音「ええ。私は、萩原雪歩に、この件について聞かされていましたから」
P「……それは、知らなかったな」
貴音「雪歩は……私のことを、特別に慕ってくれているようです。ですから私も、雪歩の為に成すべきことをしたいのです」
P「……」
貴音「先ほど、美希から聞きました。あなた様が律子と恋仲になっている、と」
P「……それはきっと、美希の勘違いだろう。たぶん、あのときのことが漏れたのさ」
貴音「そうかもしれないし、そうでないのかもしれません。私は、この目で確認をしたいだけなのです」
貴音「あなた様は、今……律子嬢のことをどう思っておられるのですか?」
P「俺は……」
P「……」
P「今でも、変わらない。たとえ、別れてしまったあとでも……」
P「別れることは、あのときのふたりにとって最良だったから……そう無理矢理、納得して……」
P「でも、本当は……納得なんか、出来ていない」
P「俺は今でも、律子が好きだ」
P「律子のことだけが、好きなんだ……」
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― 半年前、告白の日、17時 ―
雪歩「はあ、はぁ……けほ、こほ」
P「雪歩……、お前……」
雪歩「ど、どうなんですかぁ……私の言う通り、プロデューサーは、律子さんのこと……!」
P「……」
P「雪歩の言う通りだ。俺は……律子に惚れている」
雪歩「……!」ジワア
>>474
もす、そういうのは止めて欲しい
もす、そういうのは止めて欲しい
P「……本当は、律子に……ウソの恋人役をやらせるはず、だったんだ」
雪歩「……わ、私を、諦めさせるために、ですか?」
P「ああ……」
P「律子からこの申し出があったとき、俺は、心のどこかで喜ぶのと同時に、悲しくもなった」
雪歩「……悲しく?」
P「きっと、たとえひと時でも、ウソだとしても……律子と恋人同士になれたら、俺は最高の気分になれると思う」
P「でも間違いなく、それが終わったとき、俺は……今までにないくらい、心に大きな穴が空いたようになってしまう」
雪歩「……そ、そんなにまで……、律子さんのこと……」
P「……だからすまない、雪歩。俺は……律子のことがこんなにも好きだから、お前とは付き合えないんだ」
雪歩「……えへへ」
P「ゆ、雪歩? なんで、笑って……」
雪歩「今、聞いちゃいました。『律子のことが好きだから、雪歩とは付き合えない』……って」
P「それが……どうしたって言うんだ」
雪歩「ということは……律子さんのことが好きじゃなくなれば、私にもチャンスがある、ってことですよね?」
P「……それとこれとは別問題だろう。そもそも俺はプロデューサーで、雪歩は俺の担当アイドルで……」
雪歩「そんな台詞は聞き飽きましたぁっ!」
P「雪歩、お前……どうしたんだよ、様子がおかしいぞ」
雪歩「おかしくもなりますっ! だってこんなに、私はあなたのことが……、好きだからっ!!」
雪歩「……私、わかります」
P「……」
雪歩「このままプロデューサーと律子さんが、今付き合っても……きっと、すぐに別れちゃう、って」
P「どうして、そんなこと……」
雪歩「恋する乙女の勘ですぅ! ……そしたら、そのときは……私のことを、もっと見てくれますか?」
P「……仮定の話が多すぎて、付いていけないが……そんなこと、その時になってみないとわからない」
雪歩「……見てくれるかもしれないし、見てくれないかもしれない、ってことですか?」
P「まあ……そんなところだ」
雪歩「えへへ……それなら、今の私の立場より、ずっとずっと幸せですね♪」
P「……」
雪歩「だって今は……残念だけど、プロデューサーは律子さんに夢中みたいだから。それに比べたら……幸せです」
雪歩「だから、今は……、協力します」
P「……協力?」
雪歩「はい。今から……、律子さんを呼んでください。近くにいるんですよね?」
P「あ、ああ。いるにはいるが……」
雪歩「私が演技して、うまく二人をくっつけてみせます」
P「……」
雪歩「そして私の乙女の勘どおり、プロデューサーと律子さんが恋人になって、そして別れたら……私の大勝利ですぅ!」
P「は、ははは……もう、意味がわからない」
雪歩「意味なんて、考える必要もないんです。だって、恋ってそういうものだから」
P「そもそも……雪歩に、そんな演技が出来るのか?」
雪歩「出来ます! 台本なくても、バッチリですぅ! だって……」
雪歩「私をここまでの舞台女優に育ててくれたのは、他でもない、プロデューサーですから」
―――
――
―
P(そして、俺は雪歩の演技に付き合い、実際に……律子と付き合うことができた)
P(しかし、雪歩の言ったとおりに、すぐに別れてしまい……それから、今のような状況になってしまったんだ)
P(雪歩が、人の見ていないところで……必要以上に、なついてくるようになった)
P「聞きたいことは……これだけか?」
貴音「ええ。ありがとうございます、あなた様」
P「……」
貴音「プロデューサーが、未だに律子嬢のことを想っているというのは、雪P派の私としては悲しいことです」
貴音「ですが……事態は着実に、萩原雪歩の言う通りになってきているようですね」
P「……そんなこと、まだわからないだろう」
貴音「これから先、あなた様の逆転大勝利があると?」
P「ないとも言い切れない……俺と律子が、また寄りを戻すかもしれないし」
貴音「ふふっ、確かに、その通りですね。ですが……」
貴音「……プロデューサーも、律子嬢も……あなた達は優しすぎます。ですからきっと……それは難しいでしょう」
P「……」
貴音「互いを思いやるが故に、繰り返すことを恐れて、踏み出すことが出来ない。違いますか?」
P「……知らないさ、そんなこと。だって俺は……俺たちは、まだまだ子どもだから」
P(その後……貴音は銀色の髪をふわふわと棚引かせて、この部屋を去っていった)
P(そしてひとり残された俺は、律子と別れた、あの日のことを思い出そうとしていた)
P「……」
P(だけど、思い出せない。きっとそれは、本当に大した原因ではなかったから)
P(ただ少しだけ、すれ違いが重なっただけだ。よくあることで、わざわざ語るまでもない)
『私たち、もう……別れた方がいいのかもしれないわね』
P(こう言い放った律子の、少し疲れた顔だけが……俺の記憶に残る全てだった)
コンコン
P「……はい」
『プロデューサー? えへへ……雪歩ですぅ』
P「……どうしたんだ?」
『寝る前に、怖い話を聞いちゃって……なんだか眠れないから、少しお話、してくれませんか?』
P「……」
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