元スレP「かまいたち風の夜」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
401 = 126 :
ダメだこのPはやくなんとかしないと
402 = 1 :
しまった。先走りだ。
まだ本汁じゃないのでフォローはきくはずだ。
雪歩「あ、あの……、あの、あの……」
雪歩は壊れたCDみたいに何度も同じ言葉を繰り返していた。
あの『あの』が止まる前に挽回しなければいけない。
P「え? どうかしたの?」
すっとぼける作戦に出た。
雪歩「い、い、いまなんて言いました? へ、変なこと言われたような気がして……」
P「えーと、なんて言ったんだったかな。よかったら教えてくれない? 思い出せるかもしれない」
白く歯を光らせて爽やかに微笑んだ。
雪歩「い、いえ。いいです、たぶん私が勘違いしちゃっただけですから……」
セーフ!
危ないところだと額の汗をこっそりと拭いた。
403 = 71 :
いやーあぶないところでしたピヨ
404 = 1 :
どうやら言語中枢に深刻な異常が発生したようだ。
俺は男らしくアクションのみで雪歩に意思を伝えようと思った。
雪歩「ん……ちゅ……ふ、ぁ……」
繰り返しついばんで力を抜かせる。
細い腰の下に手を回して抱き寄せた。
軽すぎて少し不安になったが、柔らかい感触は紛れもなく女だ。
口付けはそのままにゆっくりとボタンを外していく。
慌てたらそこで試合終了です。
雪歩は俺の行動に気づいたようだが、わずかに眼差しに批難の色が混じるだけで声をあげたりはしなかった。
壁に掛けられたオサレなランプがゆらめく。
再び雪歩をベッドに降ろした時には、下着だけになっていた。
練習しといてよかった。
405 = 286 :
練…習…?
406 = 1 :
P「雪歩……」
余計な言葉を挟まない。
ここでチョイスを間違えるとホテルに一人残されることもある。
大体ダメって言われたって止まれねえんだよ!
よく分からない怒りに身を任せて、雪歩の―――本人曰くひんそー―――な胸に触れる。
雪歩「…………っ」
肩をすくめて縮こまった。
痛いわけでは無さそうだ。
ゆっくりと時間をかけて解してやろう。
上下左右から優しく圧を加えて形を変える。
雪歩「……ふ……っ」
時折、揉みこむような動きを加えて単調にならないよう工夫した。
P「どう?」
雪歩「よく……わからないです……」
徹底的にやることにした。
407 = 87 :
もみゅもみゅ
408 = 30 :
モチ肌支援
409 = 1 :
息が荒くなってきたのでブラを外した。
上下共に水色で可愛らしいデザインだ。
目が閉じているのをいいことに頭に乗せ……たりはしなかった。
見つかったら最終奥義の土下座を出すしかなくなるからだ。
固くなり始めた山頂を、ギリギリ触らないくらいの距離で責める。
指は空を切り、触れたとしても皮一枚だ。
だが、刺激に慣れていない雪歩にはそれで十分なようで
雪歩「くぅ……ん……」
可愛らしい鳴き声をあげた。
急に摘んでみた。
雪歩「はぅぅっ!」
すぐに離す。
ピンと立った乳首は真っ赤に充血していた。
410 = 286 :
パンツ棄てた
411 :
つい1時間前に抜いたのに…
412 = 39 :
素晴らしい展開になってた…
413 = 126 :
なんか謎とかどうでも良くなってきた
414 = 1 :
白い肌が朱に染まり始めたころ、俺は自分の体の異変に気がついた。
P「あれ?」
雪歩「はぁ……はぁ……。……?」
目で「なにかあったんですか?」と聞かれた。
P「いや、気のせいだった」
甘くキスをしながら、気のせいどころではない非常事態に、俺は率直にいってものすごく焦っていた。
例えるなら受験の時に受験票と文房具を忘れて、試験範囲を間違えたことに気がついた。
その上さらに受験校とは何の関係もない学校に来てしまった……、といえば少しは近いかもしれない。
手はシステマチックに見つけたばかりの雪歩の性感を開発していたが、脳内では問題解決に向けて会議が行われていた。
議長「……それで、何が問題なのかね」
議員1「はい。事ココにいたってようやく気がついたというのは危機意識の欠如が明白であり汗顔の至りであります」
議員2「釈明は結構だ! そんなことより議題の進行を早くしてください!」
議員1「えー……、つまり、ですね。なんらかの理由によりまして、その、局部に十分な血液が流れ込まないと……」
議員3「お前の話はまだるっこしくていかん! はっきり言え!」
議員1「は、はい。分かりやすく言いますと……そのチンコが……勃ちません」
415 = 87 :
がんばれ!がんばれPのチンコ!
416 = 1 :
ナ ゝ ナ ゝ / 十_" ー;=‐ |! |!
cト cト /^、_ノ | 、.__ つ (.__  ̄ ̄ ̄ ̄ ・ ・
ミミ:::;,! u `゙"~´ ヾ彡::l/VvVw、 ,yvヾNヽ ゞヾ ,. ,. ,. 、、ヾゝヽr=ヾ
ミ::::;/  ゙̄`ー-.、 u ;,,; j ヾk'! ' l / 'レ ^ヽヘ\ ,r゙ゞ゙-"、ノ / l! !ヽ 、、 |
ミ/ J ゙`ー、 " ;, ;;; ,;; ゙ u ヾi ,,./ , ,、ヾヾ | '-- 、..,,ヽ j ! | Nヾ|
'" _,,.. -─ゝ.、 ;, " ;; _,,..._ゞイ__//〃 i.! ilヾゞヽ | 、 .r. ヾ-、;;ノ,.:-一'"i
j / ,.- 、 ヾヽ、 ;; ;; _,-< //_,,\' "' !| :l ゙i !_,,ヽ.l `ー─-- エィ' (. 7 /
: ' ・丿  ̄≠Ξイ´,-、 ヽ /イ´ r. `ー-'メ ,.-´、 i u ヾ``ー' イ
\_ _,,......:: ´゙i、 `¨ / i ヽ.__,,... ' u ゙l´.i・j.冫,イ゙l / ``-、..- ノ :u l
u  ̄ ̄ 彡" 、ヾ ̄``ミ::.l u j i、`ー' .i / /、._ `'y /
u `ヽ ゙:l ,.::- 、,, ,. ノ ゙ u ! /_  ̄ ー/ u /
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ヾヽ l ` `ヽ、 l ./ ヽ l ) ,; / ,' '^i
いきなり議員達がアップになってちょっとビビッた。
俺は漢の矜持と雪歩の繊細な心を守るためにどうすればいいのか、乳首をいじり倒しながら真剣に悩んだ。
「あ、ごめん。お前じゃ勃起しないからやっぱいいや」などと言おうものなら商売のお姉さんでも青筋を浮かべること必死である。
八方丸く治めるために俺の弁舌が試された。乳首を甘噛みしながら不敵に笑った。
418 :
な、なんだってー!?
419 = 87 :
はよ手拍子
420 = 1 :
カチンコもなしにカメラは回りだした。
まず俺は雪歩から離れるともう一つのベッドに座り頭を抱えた。
P「俺は……バカだ!」
みんな知ってるけど演出なので口にした。
雪歩「プ、プロデューサー……?」
雪歩の気遣う声は聞こえないフリをしてさらに言葉を連ねる。
P「こんな……こんなことをしてしまうだなんて……!
俺はプロデューサー失格だ!」
髪を掻き毟りアピールする。
雪歩「ど、どうしたんですか、プロデューサー……」
1時間前だったら信じられないが、雪歩は胸を丸出しにしたまま下着一枚で俺の前に立った。
指の隙間から覗くと、ぬらぬらと光る唾液と微かな歯型のついた乳首は、まだ勃起したままでひどく興奮した。
チンコはピクリともしなかった。
422 = 30 :
前世は小鳥さんで身も心もフルボッキだったのに…
423 = 1 :
物資が切れたでござ候
少々お待ちください
424 = 39 :
まさかこれは童貞特有スキルの……
425 = 1 :
P「俺は、お前たちを……。いやお前を……雪歩をトップアイドルにしたいと本気で思ってたんだ……」
この辺は嘘じゃないので真実味が増してると思う。
P「なのに……、なのに、手を出してしまうだなんて……。俺は一体何をしているんだ……!」
このクソ息子は本当に何をしているんだ!
ベクトルの違う怒りを重ね合わせて迫真の演技となった。
P「すまない……、本当に、なんて言ったらいいのか……」
雪歩「プロデューサー……」
……よし、これで少なくとも俺がEDだとはバレてないだろう。
後は悔悟の涙を流しながら抱きつけばミッションコンプリートだ。
しかしここで予想外の出来事が起きた。
それは……
A 雪歩に抱きつかれた
B 雪歩に蹴り飛ばされた
426 = 66 :
A
427 = 126 :
A
428 = 87 :
A
429 = 411 :
A
431 = 39 :
A
432 = 71 :
エロの時は猛スピードのうえに統率とれすぎ
A
433 :
EDとか言って尻穴に指突っ込まれながらフェラされりゃ勃起すんだろ
434 = 418 :
この団結力である
A
435 = 1 :
ふわっと柔らかく包まれた。
あれ?まだ泣いてないぞ?
脚本どおりに進まないと不安になる。
どう修正しようかと迷っていると、むき出しの腕に熱いものが落ちた。
雪歩「ごめん、なさい……。ごめんなさ……い」
ここは俺が涙を流して謝るシーンであって、雪歩が泣く展開ではない。
俺はひどく混乱した。
P「ど、どうして……?」
1から10まで俺が悪いのに。
雪歩にはなんの落ち度もないのに。
雪歩「わ、わたし、恥ずかしくて……、プロデューサーは真剣に考えてくれてるのに……、
キスしてもらって、……その、愛して……もらえるって思ったら、嬉しいだけで……」
このときの俺の感情は、一言では説明しにくい。
顔の形が変わるまで殴り飛ばしたいほどの憤怒と、この雪のように深い後悔と、山の奥に消えたくなるような慙愧。
それに加えてどうしようもないほどに持て余した愛しさがグッチャグチャに混ざっていた。
436 = 126 :
この一体感
437 = 1 :
P「うん……」
余計なことまで出てきそうで歯を食いしばった。
自然と頬が濡れていく。
P「もう少し……、もう少しだけ、待ってて欲しい」
とび色の瞳が濡れて揺れる。
淫らな気持ちは少しも湧かなかった。
P「焦らなくても、きっと全部丸ごと、笑っちゃうくらいにあっけなく上手く行く時が来るから」
楽観過ぎだが、歩んでいる道を間違えなければそれは確実に訪れる。
なんの保証もないのに確信を持ちながら続けた。
P「その時に、この続きをしよう」
奇跡的に鼻水は出なかったので言葉がにごることはなかった。
雪歩は言葉を詰まらせたまま幾度も頷いた。
滑らかな肌は絹のようで、いつまでも抱いていたいと思った。
438 = 71 :
出かけるので夜まで続けろください
439 = 1 :
見られるのは恥ずかしいとのことなので後ろを向いて待機した。
衣擦れの音が妙に艶めかしい。
やり場に困った視線を床に向けると、役に立ったのか立たなかったのか。
魔方陣が残っていた。
問われたら答えようがないので、こっそりベッドの下に押し込もうとすると、鼻水が伸びて文字の一部が消えた。
その瞬間、隙間に入り込んだはずのピンクの煙が凄まじい勢いで陣に吸い込まれる。
呆気に取られていると、雪歩が着替え終わった。
P「み、見た?」
雪歩「え? なにをですか?」
P「いや……」
あれはなんだったのだろうか。
腑に落ちないものを感じていると、
雪歩「私も頑張りますから、早くトップアイドルにしてくださいね」
正面に立った雪歩が背伸びをした。
唇の感触に気づく間もなく、離れていく。
440 = 1 :
雪歩「えへ……、次はプロデューサーからしてくださいね?」
その笑顔を見た瞬間、俺の愚息は先ほどまでの無能ぶりが嘘のようにいきり立った。
P「う、うん……」
感動的なシーンを終えたばかりでこれはきっつい。
押さえ込むわけにも行かず、中途半端な構えで見送った。
P「これは一体……?」
ズボンを突き破ろうとする筍に聞いてみた。
ビクン ビクン
P「もしかして……、あの魔方陣のせいかな……」
そうだとしたらトンでもない欠陥品だ。
小林さんには誠意ある謝罪(物理)を請求しようと思った。
441 = 87 :
代替品のせいだろう
442 = 1 :
俺は壁に耳を当てた。
両方だ。
物音はしなかった。
鍵をチェックする。
しっかりとかかっていた。
俺はティッシュを箱ごと持ってくると、ベッドの上に座り、勢いよく全裸になった。
P「うおおおおおおおおおおおおお!!!」
摩擦で火がつきそうなほど激しく擦りあげる。
P「ゆきほおおおおおおお! ゆきほおおおおおおおお!」
雄たけびを上げながらフィニッシュに向けてスパートをかけていく。
コンコン
ノックをされた。
窓のほうから。
カーテンが全開になって外から丸見えだった。
雪の中で立ち尽くしていた人影は……。 終
443 = 418 :
素材が鼻水と鼻くそだから仕方ない
444 = 286 :
あくまで原作のピンク栞程度のエロイベント「だけ」を起こす魔法人か
素晴らしいです
445 = 1 :
ちなみに蹴飛ばされるほうを選ぶと、切れた雪歩が女王様属性に目覚める展開でした
446 :
蹴飛ばすも見たいなあ
447 = 19 :
これコンティニューしたらひたすらピンクループになるな
448 = 1 :
しかし俺の限界はここまでのようだ。
きつい西日を受けて眉根を寄せる。
脱力しきった体は変な匂いがする。
食いしばった歯の隙間から泡が出て潰れたカニみたいだった。
449 = 301 :
乙、お前最高に輝いてたよ
450 :
おつかれ、ゆっくり休め
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