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    元スレP「かまいたち風の夜」

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    タグ : - アイドルマスター ×2+ - 前スレ→1342964329 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    151 = 1 :

    あずさ「はい、背中は終わりましたよ~」

    P「え? もう……、あっ」

    つい本音が出てしまった。

    慌てて口をふさいでももう遅い。


    くすくすと口元を押さえながら

    あずさ「前もやりますね」

    P「……お願いします」

    あずささんには敵わないと実感した。


    正面にかがみ込んで腕の先から肩口までタオルを滑らせてくる。

    途中でタオルを何度も洗って、実に献身的だ。

    あずさ「………………」

    沈黙は優しく、あずささんの表情はどこか嬉しそうでもある。

    P「楽しそうですね」

    ちょっとイジワルしたくなった。

    152 = 39 :

    P裏山

    153 = 1 :

    あずさ「はい、プロデューサーさんのお役に立てて私すごく嬉しいです」

    真っ直ぐすぎて目がつぶれそうだ。

    光沢のある髪が一拭きごとに揺れ動いて、額に浮かんだ小粒の珠を弾く。

    見とれてしまうほど美しかった。


    上半身をくまなく拭かれて、虫のいいことに残念な気持ちだ。

    丸めたパジャマを広げて失敗に気がつく。

    P「あ……」

    着替えは部屋にしかなくせっかく温まったのに、半端な裸族か、濡れたパジャマを着込んでいくかの二択。

    ほど良く煮あがった体の処遇に迷ってしまう。

    あずさ「あ……」

    あずささんも気がついたようだ。

    P「も、戻りましょうか」

    余すことなく見られているのに、パジャマで体を隠しながら俺は提案した、

    155 = 1 :

    あずさ「んー……」

    困ったように眉根を寄せてあずささんは、ポンと手を打つと

    あずさ「失礼しますね」

    ぴったりとくっついてきた。


    P「え、え? ええ?」

    あずささんは胸板に手を添えて俯いていた。

    髪の隙間から覗く顔は朱に染まって色っぽい。

    あずさ「こ、これなら冷えないと思いますから……」

    P「う……、は、はい」

    ここで断っても、意外と頑固なあずささんは聞いてくれないだろう。

    問答に費やした時間が、そのまま二人の密着する時間に変わるのは自明だ。

    おっとりした彼女のこういう姿は新鮮で、いつまでもこのままでいたいと思わないでもなかったけど

    P「い、いきましょうか」

    あずさ「はい……」

    それ以上に恥ずかしさと申し訳なさがあった。

    156 = 1 :

    P「……足元気をつけてくださいね」

    あずさ「は、はい」

    ついて離れず、二人で静かに暗闇の中を物音一つ立てずに歩いた。

    あずささんの呼吸が俺の胸に当たり、俺の鼓動があずささんに直に伝わる。

    真っ暗と言うのがいけなかった。

    小鳥さんが消したのか、常夜灯はその意味を成さず沈黙し、自然歩みは遅くなる。

    鋭くなった耳がさらりと髪が動くのすら教えてくれた。


    目が慣れてくるころにようやく階段に到着だ。

    湯の熱はとうに消え失せたのに違う熱が次か次へと生まれて熱い。

    一歩ずつ階段を踏みしめる姿はバージンロードを想像させた。

    157 = 1 :

    長く短い夜の逢瀬は部屋の前までだ。

    そう思っていました。

    P「あ、ありがとうございました」

    あずさ「いえいえ、こちらこそ」

    薄ボンヤリとした人影が頭を下げた。


    P「じゃ、じゃあおやすみなさい」

    あずさ「え?」

    P「え?」


    どうやら俺はあずささんを甘く見ていたようだ。

    P「あ、あの……。さすがにこれは……」

    あずさ「ダメですよ~。最後までキチンとお世話しないと。私たちのせいなんですし、それに小鳥さんに怒られちゃいます」

    俺はベッドの中。あずささんは枕側の床にぺたんと座っていた。

    ちょうど寝る前に本を読んでとせがむ子供とその母親の構図だ。

    158 = 126 :

    しえん

    159 = 1 :

    P「でも……、それじゃあずささんが……」

    でも、だけど、しかし。

    あずささんと話しているといつもこんなことばかり言ってる気がする。

    そして決まって最後には、あの笑顔に押し切られて頭を掻くのだ。


    あずさ「大丈夫ですよ~。ちゃんとプロデューサーさんが眠ったらお部屋に戻りますし」

    P「………………」

    どうしてここまでしてくれるのか。

    ちゃんと聞いたことはない。

    分かるようで分からない、そんなあやふやな疑問はあやふやなままのほうがいいと思うからだ。


    中途半端が一番いけない。

    そんなことは分かりきっている。

    だけど、俺にはどうしてもハッキリさせることが出来なかった。

    それはきっと俺と彼女の向いている方向が違うからだ。

    160 = 1 :

    俺は彼女をトップアイドルにしたい。

    だけどあずささんはもう少し地に足の着いた夢があって。

    それを叶えてあげるのは実にたやすい。

    だからこそ俺は迷うのだ。

    本当にそれでいいのかと、何度も何度も自問してそのたびに延々と輪を巡る。


    あずささんの魅力と未来と夢。

    俺は笑ってしまうくらいにエゴに満ちた希望と、彼女に相応しい男性を思い描いては頭を抱える。


    そんないつもの堂々巡りに嵌っていると

    あずさ「スー……、クー……」

    誰もが甘えてしまいたくなるような、そんな寝顔だった。

    161 = 1 :

    クスリと声もなく微笑んで俺は静かに起き上がる。

    柔らかい体を傷つけないようにベッドに寝かせた。

    沈み込んだ体に布団をかけて寝顔をしばし堪能した。


    これはきっとプロデューサーとしての本分を逸脱していると思うけど、少しだけ。

    さらさらと流れた髪をそっとよけて額に口付けた。

    卑怯だと思うし、なんの意味もない。

    客観的に見ればただのセクハラだ。


    あずさ「ふふ……」

    それでも嬉しそうに夢を見ているあずささんは幸せそうだった。

    162 = 39 :

    ええやん!

    163 = 1 :

    隣のベッドから毛布を剥ぎ取りドアの前で振り返った。

    気がつけば吹雪は終わり、静かに雪が舞っている。

    P「おやすみなさい……」

    鍵を閉めるまで、部屋は静まり返ったままだった。



    ――――――――――――――――――

    P「ぶえっくしょい!」

    自分のくしゃみで目が覚めた。

    身震いしながら毛布をかぶり直すとベッドの硬さに違和感を覚えた。

    違和感は追憶に追いやられ、ソファーで眠ったことを思い出す。

    毛布をずらして時計を見れば午前6時だった。

    ほのかに白みだした景色が、積もった鏡を受けて部屋を明るくしている。

    真横の柔らかい感触はしばらく棚上げすることにした。

    164 = 1 :

    二日酔いはなかったようだ。

    疲労はまだあるが、もちろん動けないほどではない。

    砂のような血流が少々不快だったが、それ以上にこの柔らかな存在が強烈に主張している。

    P「…………はぁ」

    苦笑とも溜息ともつかない声が朝の澄んだペンションに取り込まれていく。

    あずさ「すー…………、すー…………」

    まったく気がつかなかったとは迂闊にもほどがある。

    そろそろ起きはじめたペンションは、上の方からゴソゴソと音がした。

    165 = 1 :

    P「あずささん……、起きてください……」

    寝間着代わりのトレーナーをしっかりと、赤ん坊みたいに掴まれている。

    大きな声を出すわけにも行かず揺さぶっていると、あずささんがぼんやりと目を開いた。


    P「あずささん……」

    なにやら苦言を呈しようと口を開きかけて

    あずさ「……おはようございます、プロデューサーさん」

    いつもの笑顔で挨拶された。


    そして俺はまた何も言えなくなって、頭を掻いたのだった。







    おしまい

    166 = 71 :

    推理パートへはどうやったらたどり着けるのか

    167 = 39 :

    乙乙

    168 = 117 :

    ようやく前スレ読み終わったと思ったら終わってた

    169 = 126 :

    推理ルートに行きたい

    170 = 1 :

    もし希望があれば適当に続けます

    171 = 39 :

    続けてくれ

    172 = 71 :

    推理パートかピヨルートで頼む

    173 :

    ここまで何もしてない律子や寝てただけの美希を忘れてもらっちゃ困る

    174 = 1 :

    小鳥さんルートは前回入ってますんで、推理パートですね

    推理って言っても原作風味に選択肢がいやらしいんでヒントモードオンでいきやす

    175 = 1 :

    美希は、ネタルートで大活躍します

    176 = 40 :

    ネタルートwwww

    177 = 1 :

    http://www.youtube.com/watch?v=4Glf-cT8Eq4&feature=channel&list=UL


    P「な、なんだよ……。別にいいじゃないか……」

    気圧されて後ずさると、つまづいてベッドに腰掛けてしまった。

    雪歩は無表情で手を伸ばし俺に近づいてくる。


    雪歩「見せてください」

    有無を言わさぬ喋りは抑揚がない。

    唾を飲み込んで顔を見た。

    P「雪歩……、だよね?」

    当たり前の事を聞いてしまう。

    それほどに彼女の雰囲気は変わり果てて、まるで幽鬼のようにその足取りは遅く、それでいて止まることはない。


    俺は……

    A 仕方なく差し出した。

    178 = 117 :

    推理ルートは今のルートか雪ダルマエンドくらい?

    179 = 1 :

    なにを馬鹿なことを……。

    自分達の部屋に落ちていたのだから、普通は私物だと思うだろう。

    繊細な年頃なのだ。見られたくないものだってあるはずだ。


    笑おうとしたが、口元が引きつるだけだった。

    握った手を雪歩の前に差し出してゆっくりと開く。

    雪歩「美希ちゃんのネックレスですね……」


    落ち着いた口調に俺も安心した。

    勝手に怯えていただけで、雪歩はいつもと何も変わらない。

    綺麗に整えられた指先でネックレスをつまみあげると、しげしげと雪歩は観察した。

    雪歩「後ろの金具が外れてますぅ。寝返りを打ったときに外れたのかな?」

    別段千切れたと言うわけでもない。途端に俺の警戒レベルは標準まで下がった。


    ドサリと雪が落ちて、窓を見る。

    開けっ放しのカーテンには、俺と、ネックレスを見つめ続ける雪歩が写っていた。

    180 :

    おお!?

    181 = 1 :

    しかしそうなると、美希はどこに行ってしまったのだろうか?

    眠って、起きて、自分の部屋ではない……。

    俺ならとりあえず下に降りるだろう。

    自分の部屋に戻って寝なおす、と言うのも美希らしいといえばらしいのだが、ちょっと考えづらい。


    雪歩「一度下に戻りませんか? もしかしたらすれ違っているのかも……」

    ふむ。

    P「だな。探すにしても二人じゃ広すぎる」


    先に廊下に出て、雪歩が鍵をしっかりと閉めるのを確認した。

    182 = 71 :

    そういやゆきまこの部屋だったな

    183 = 1 :

    「いや、来てないです。おかしいなぁどこに行っちゃったんだろう?」

    手持ち無沙汰な様子の真は、ストローで遊びながらそんなことを言った。

    P「誰か美希を知らないか?」

    手を叩いて耳目を集めてから聞いてみる。

    ……芳しくないようだ。

    みんな首を横に振り、中には今初めて一人足りないことに気がついた者までいた。


    P「すまないが手の空いてる人は手伝ってくれないか?」

    俺の呼びかけに炊事担当の三人以外で残っている全員が集まった。

    P「手分けして探そう。
      
      二階は律子・貴音・真。一階は伊織と亜美・雪歩。小鳥さんは談話室で待機しててください」

    分担をテキパキと決めると散り散りに動き出す。

    さて俺は……

    A 一階を探した

    B 二階を探した     >>+3            

    ※どっちかに行くとヒントくさいものが出ますけど無くても問題ないかもしれなかったりします

    186 = 71 :

    小鳥さんと談話室で談話したいが、心を鬼にしてAを選んだ

    187 = 1 :

    一階の間取りは、談話室、カウンター、管理人室、倉庫、食堂、厨房だ。

    談話室と食堂厨房を除くと三部屋しかない。

    談話室までは小鳥さんも一緒に、そこからは四人で探し始める。


    探すといってもカウンターは覗き込んだだけで、管理人室は鍵が無いのでスルー。

    結局は倉庫を探すだけになった。

    伊織「なによこれ。新築なのになんでこんなに埃っぽいのよ……」

    怒りっぽい伊織はプリプリしながら乱雑に物を動かしている。

    亜美「おお? これは……」

    亜美は倉庫に眠るお宝に目を輝かせていちいち手が止まっていた。

    P「こら、真面目にやりなさい」

    亜美「あーい」

    どうにも緊張感に欠けているようだ。もっとも少なからずそれは全員に言えたことなのだが。

    雪歩「プロデューサー、ちょっと来てもらっていいですか?」

    一人離れたところで地道な発掘作業をしていた雪歩に声をかけられた。

    188 = 1 :

    P「見つけたのか?」

    雪歩「いえ、地下室があるみたいなんですけど……」

    亜美「え! なにそれ、見たい見たい! 亜美も見たいよ!」

    遊んでるんじゃないんだぞと、釘を刺してぞろぞろと移動すると、木製の格子が嵌った四角い穴に案内された。


    雪歩「これなんですけど……」

    伊織「見事に地下ね。……まったく、こんなものを作るくらいならもっとマシな工法にすればいいのに」

    ブツブツワヤワヤと騒ぎながら階段を下りると思ったよりも温かい。

    伊織「ワインの貯蔵庫なんだから当然よ。……もしかして知らなかったの?」

    P「いや……」

    遠い記憶では寒かったような気もしたが気のせいだろう。

    壁を撫でて電灯をつけると三部屋分の地下室がその全容を露にした。


    見逃しがないようにワイン棚の間を一本ずつ歩く。

    俺は詳しくないので分からないのだがけっこうな値段がしそうだった。

    190 = 1 :

    思考の隙間に生まれた空白を眺めていると、わずかな棚の隙間をピョコピョコ動く頭を見つけた。

    亜美だ。

    P「マジメニサガセエエエエ」

    亜美「ひぇええええ!」


    限界まで低い声を出してからかっていたら伊織に怒られた。


    雪歩「いませんでしたね……。二階にいるんでしょうか?」

    伊織「まったくどこにいったのかしら。見つけたら叱ってやんないと」

    亜美「ミキミキはかくれんぼも上手いんだね→」

    階段を登りながら後ろの雑談に耳を傾けていると、気になるフレーズがあった。


    それは……



    ちょっと休憩します。

    安価じゃないんで、気になったフレーズってこれだろ? とずばり当ててください

    191 = 126 :

    そう言われると全部気になってくる

    192 = 1 :

    http://www.youtube.com/watch?v=RY2v0Q_nWUE&feature=plcp

    今はこんな感じですね

    193 = 71 :

    かくれんぼも上手いってとこか?
    美希は色々天才的だが、こういうのは一番最初に思ったことが大体合ってる

    194 = 180 :

    いいね~ドキドキするわ

    195 = 1 :

    P「亜美、今なんて言った?」
    亜美「え? なんか言ったっけ」

    P「ほら、美希がどうたらって」
    亜美「あぁ、かくれんぼだよ。全然見つからないんだからすごいよね→」


    かくれんぼ。

    一人ないし少数の鬼とそれ以外の全員が隠れる遊びだ。

    美希ならかくれんぼの才能があったとしてもおかしくはないだろう。


    しかし

    P「なぁ……、美希って隠れてるのかな?」

    誰から隠れると言うのだ。

    遊びには遊びのルールがある。

    勝手に隠れてそれが遊びになるだなんてことはない。

    じゃあ美希はなぜ隠れなければならないのか?


    それとも……。俺はその可能性を失念していた。

    誰かに、隠されている……?

    196 = 1 :

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    美希はずっと寝ていた。

    眠ったままの美希に妖しい人影ゆっくりと手を伸ばす。

    深く寝入った美希は起きる気配がない。

    首筋に絡みついた腕が蛇のように巻きついて、美希は苦悶の表情を……。

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    P「ないない」

    一体誰がそんなことをすると言うのだ。

    ここは雪山で外は吹雪だ。

    車でも移動は危険だろう。

    いくらアイドルが泊まりに来るといっても、日程と場所を調べ上げて危険を犯しわざわざ進入するなんてありえない。

    後ろをちらりと振り返ると、たいして焦った様子も無く少女達がお喋りに興じていた。

    彼女達の誰かが美希に危害を加える可能性は、今いる場所を加味してももっと少ない。

    みんなで仲良く。それは半ば社訓みたいなものなのだ。

    197 = 71 :

    仲良きことは美しき支援

    198 = 1 :

    倉庫を出たついでに厨房に顔を出してみる。

    春香「あ、プロデューサーさん。美希いました?」

    P「いや、一階にはいないみたいだ。……変な所で寝てなきゃいいけど」

    先ほどの想像を打ち消すように、あえて冗談めかして言ってみた。

    「これでお皿全部だよー」

    あずさ「ありがとうね、響ちゃん」

    「へへ、なんくるないさー!」


    厨房はまだ忙しそうだ。

    邪魔にならないように談話室へ戻ろうとして、俺は廊下の突き当たりにドアを見つけた。

    P「ん?」

    厨房から漏れる光と、置かれた棚が邪魔をして今まで気がつかなかった。

    P「これ、どこに繋がってるんだ?」

    その場にいる全員が首を横に振った。

    200 = 1 :

    間取り図を思い浮かべてみたが、方向くらいしかわからなかった。

    俺の部屋の窓側だ。

    鍵を捻ってみると、凍りついたように固い。

    P「ふん……!」

    指先に力を込めるとパキパキと音を立てて回った。

    本当に凍っていたようだ。


    ガチャッ

    裏口だった。

    積もった雪を押しのけると足元にコンクリートが見えた。

    P「何も考えてないだろコレ」

    呆れてしまう。

    扉の外は険しい斜面で横殴りに雪が降ってくると言うこともない。

    斜めに生えた木が窓に向かって腕を伸ばしていた。

    地面を見ても足跡があったりはしない。

    少なくとも数時間は誰も使っていないのだろう。


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