元スレP「かまいたちっぽい夜」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
401 = 182 :
A見てみたかったなぁ…(遠い目
402 = 213 :
反応が露骨で可愛かったろうなぁ
404 :
昼間なら30分間隔で大丈夫だが、この時間帯だと保守は何分間隔だ?
405 = 175 :
15分くらいじゃなかったか?
407 = 33 :
P「ちょっとトイレ行ってきてもいいですよね……?」
「ガハハハ、じゃあ連れションと行こうか小僧!」とか言われるかもしれないと、身構えたが
小鳥「いってらっさ~い」
ヒラヒラと手を振られてあっさりと脱出できた。
P「ふぅ……」
談話室に出て一息ついた。
いい人たちなんだけど困ったものだ。
そっと物陰から見れば大きな声ではしゃいでいた。
尿意はないので見つかる前に移動しよう。
鳩時計が9時を鳴いた。
410 = 33 :
部屋に戻り鍵をかけてドアノブを回す。
しっかりと施錠されたと金属音が教えてくれた。
体を伸ばすとポキポキ関節が鳴る。
上着をベッドに放り投げて窓に寄ってみた。
P「うひょー」
頓狂な声が出た。
積もった雪が斜面を埋め尽くして窓枠にまで達していたからだ。
P「これ割れたりしないよな……」
ちょっと不安になった。
雪崩でも起きたらシャレにならない。
無駄な抵抗かもしれないが雪かきでもしようかな?
そう思って窓を開けた。
411 = 215 :
それだめええええええええええええええ
412 = 33 :
ピシャン
P「ん?」
どこかの部屋で窓を閉めたようだ。
左右を見てもどこの部屋かはわからなかった。
積もった雪が風を防いで想像していたよりも強くない。
寒いことに変わりはないが、目も開けられないというほどではなかった。
試しに雪を押してみると、幾分埋まるもののしっかりとした手ごたえがある。
この上を歩くことも出来そうだ。
絶対にやらないけど。
雪を触った手は赤くかじかんでむず痒い。
息を吹きかけて暖めながら窓をそっと閉めた。
413 = 33 :
テレビもラジオもネットもない部屋は、少々持て余し気味だ。
冷気に触れた頭は先ほどまでの眠気が飛んでしまっている。
大人しく寝転がっていればそのうち眠くなるだろうが、それはせっかくの旅行を満喫するに相応しくないように思われた。
P「どうしよっかな」
傍目には間抜けに見えると自覚しながら腕を組んで考える。
くだらないことを真剣に考えるのは存外楽しかった。
少考の結果俺は……
A 寝る
B 風呂
C 誰かの部屋に行く (部屋表から指定してください)
>>+5
414 = 215 :
C小鳥
417 = 292 :
ひびたか
418 = 199 :
8010
419 = 68 :
c小鳥
420 = 271 :
ことりいいいい
421 :
やよいおなら8410だった…しかも連投規制…くっ
422 = 33 :
P「そうだな。やよいと伊織の部屋に行こう」
あの二人が何をして過ごしているのか気になった。
廊下に出ると豪快なあずささんの笑い声が聞こえた。
まだまだ宴は続くようだ。
無人の廊下を端まで歩き3回ノック。
やよい「はーい」
開けながらやよいが返事をした。
無用心だが疑うことを知らないやよいはとても眩しかった。(直喩)
やよい「プロデューサー、どうかしましたか?」
P「いや一人だと退屈で……。ちょっとお邪魔してもいいかな?」
やよい「もっちろん! どうぞ入ってください!」
すんなり入れた。お父さんちょっと心配です。
423 = 421 :
①①①①
424 = 33 :
俺の部屋とは左右対称でそれ以外はまったく同じに見えた。
ベッドに腰掛けると伊織のウサギがコロンと倒れる。
起こしてやりながら
P「そういや伊織は? まだ食堂か?」
やよい「いえ、伊織ちゃんなら……」
伊織「やよいー、バスタオル取ってー」
お風呂でした。
伊織「な、なんであんたがいるのよ! このスケベ! 痴漢! 覗き魔!」
P「ま、待て待て! ちゃんとやよいに断って入ったよ!」
伊織「知らないわよそんなこと! 早く出て行きなさい!」
ものの数分で追い出されてしまった。
ボディーソープのボトル型に服がぬれてみっともない。
騒がしい双子の部屋をノックして静かにさせると俺は階段を下りた。
425 = 33 :
シャツを引っ張って濡れたあとを隠しながら共同トイレに向かう。
談話室の千早と貴音が会釈してきたので、ハンドサインで答えた。
トイレは―――当然ながら―――暖房が入っていないのでかなり冷える。
震えながら用を足すと湯気が上がってきた。
顔を背けて回避していると
バツン
真っ暗になった。
P「えー……」
愚息をしまいながら困惑した。
目が慣れるまでは動けない。
ブレーカーが落ちただけならいいんだけど……。
送電線が切れたとなるとやっかいだ。
発電機のマニュアルはどこだっけか。
427 = 292 :
これは貴音wktk
428 = 74 :
宇宙エンド
429 = 33 :
ひんやりとした壁に手をついて盲人のように不慣れな廊下を歩く。
牛歩戦術。唐突に懐かしい単語を思い出した。
まったく意味はないのですぐに忘れる。
暗闇は静かで声を潜めているだけなのに、誰もいないような錯覚を引き起こした。
談話室に到着すると声を潜めて呼びかける。
P「おーい……」
返事がない。
誰もいないのだろうか?
網膜の記憶に従って食堂に入った。
P「小鳥さーん、あずささーん」
気持ちさっきよりも大きめに呼びかける。
やっぱり返事はなかった。
激しく不安になった。
430 :
いい展開だ
431 = 33 :
P「誰かいないの?」
今度はハッキリと、部屋中に響くように腹に力を入れた。
返事がない。
P「………………」
暗闇が怖くないなんて嘘だ。
独り、音もなく、真っ暗で、五感をいくつも封じられた俺は原始的な恐怖にジワジワと追い詰められていった。
もぞり……。
研ぎ澄まされた聴覚か、あるいは別の感覚が食堂の片隅にうごめく気配を見つけた。
P「…………誰?」
返事がない。
俺は……
A 近寄った
B 逃げた
>>+5
432 = 199 :
A
433 = 74 :
A
435 = 292 :
近づく
436 = 46 :
A
437 :
A
438 = 309 :
A
439 = 69 :
>>432-438
結婚おめでとう
440 = 33 :
ゴクリと唾を飲んだ。
広い食堂と暗闇がその音を飲み込んでまた静寂に包まれる。
本音を言えば行きたくなかった。
だけど怖いもの見たさで足が自然と前に出る。
指先が震えていた。
一歩ずつ、一歩ずつ。
テーブルにぶつからないように、すぐに逃げ出せるように慎重に近づく。
物体はちょうど人間くらいの大きさで、奇妙なうめき声を上げていた。
丸まった芋虫みたいに細かく蠕動していて、不意に現れたら悲鳴の一つや二つあげてもおかしくない。
?「うぐ……がぁ……」
手近な椅子を持ち上げた。
華奢だが一撃は耐えられるだろう。
飛び掛ってこないか警戒しながら俺は距離を詰めた。
441 = 426 :
ごくり…
442 = 205 :
フヒヒ…
443 = 33 :
あと一歩と言うところで止まる。
そぉっと椅子でつついてみた。
?「ぐふふふふ……」
なんというおぞましい鳴き声だ。
この世のものとは思えない。
問答無用で襲い掛かっては来ないようだが、先手を取るべきなのだろうか。
躊躇しながら回り込むと芋虫がゴロリと転がった。
俺は……
A とっさに殴りかかった
B 悲鳴を上げた
C 冷静に落ち着きながら心を静めた
>>+5
446 = 74 :
C素数を数えるんだ
448 :
c
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