私的良スレ書庫
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元スレP「かまいたちっぽい夜」
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雪歩「あの、良かったらこれどうぞ」
P「うん? いいのか?」
雪歩「はい、私あんまりお腹空いてないんで……」
P「しっかりと食べないとダメだぞ。アイドルなんて言っちゃえば体力勝負なんだから」
偉そうにいいながらしっかりとフォークを肉につきたてた。
お返しにクレープをあげると困ったような、はにかんだような表情で礼を言われた。
胃の隙間に流し込んだコーヒーが満腹を完成させる。
全身が胃袋になった気分だ。
P「さすがに食べ過ぎた……」
悔恨と征服感の狭間に揺れて心地いい。
真「そりゃそうですよ、ボクの三倍は食べてましたもの」
満足だ。
目をつぶって独り語ちた。
P「うん? いいのか?」
雪歩「はい、私あんまりお腹空いてないんで……」
P「しっかりと食べないとダメだぞ。アイドルなんて言っちゃえば体力勝負なんだから」
偉そうにいいながらしっかりとフォークを肉につきたてた。
お返しにクレープをあげると困ったような、はにかんだような表情で礼を言われた。
胃の隙間に流し込んだコーヒーが満腹を完成させる。
全身が胃袋になった気分だ。
P「さすがに食べ過ぎた……」
悔恨と征服感の狭間に揺れて心地いい。
真「そりゃそうですよ、ボクの三倍は食べてましたもの」
満足だ。
目をつぶって独り語ちた。
がっつき過ぎて夕食は俺たちのテーブルが一番早く終わったようだ。
周りを見るとこれからデザートに取り掛かろうとしている。
特に慌てる必要はないし、ゆっくりと食後の時間を過ごそうと思ったときだった。
大変なことに気がついた。
P「美希、いなくない?」
真「え?」
雪歩「そういえば……」
あの目立つ金髪がどこを見ても見つからない。
P「もしかして……」
真「まだ寝てる?」
雪歩「はわわわ……」
俺は……
A 一人で見に行った
B 真と見に行った
C 雪歩と見に行った >>+5
周りを見るとこれからデザートに取り掛かろうとしている。
特に慌てる必要はないし、ゆっくりと食後の時間を過ごそうと思ったときだった。
大変なことに気がついた。
P「美希、いなくない?」
真「え?」
雪歩「そういえば……」
あの目立つ金髪がどこを見ても見つからない。
P「もしかして……」
真「まだ寝てる?」
雪歩「はわわわ……」
俺は……
A 一人で見に行った
B 真と見に行った
C 雪歩と見に行った >>+5
P「ちょっと見てくるよ」
そう声をかけて立ち上がると雪歩も椅子をずらした。
雪歩「私も行きますね」
普段の自信のない喋りと違ってきっぱりと自分の意思を表していた。
P「ん。オッケー。真はもし美希が入れ違いになったら声をかけといてくれ」
真「わかりました」
さんざめく食堂を出ると急に声が届かなくなった。
行きと違い今度は俺が先頭になる。
P「まったく美希のヤツ、いつまで寝てるんだよ。なぁ?」
雪歩「そうですね」
会話はぶつ切れで電波の悪いラジオみたいだ。
俺と雪歩は遠い国の人なのかもしれない。
そんなわけないか。
階段を軽快にのぼって奥まった部屋を目指す。
そう声をかけて立ち上がると雪歩も椅子をずらした。
雪歩「私も行きますね」
普段の自信のない喋りと違ってきっぱりと自分の意思を表していた。
P「ん。オッケー。真はもし美希が入れ違いになったら声をかけといてくれ」
真「わかりました」
さんざめく食堂を出ると急に声が届かなくなった。
行きと違い今度は俺が先頭になる。
P「まったく美希のヤツ、いつまで寝てるんだよ。なぁ?」
雪歩「そうですね」
会話はぶつ切れで電波の悪いラジオみたいだ。
俺と雪歩は遠い国の人なのかもしれない。
そんなわけないか。
階段を軽快にのぼって奥まった部屋を目指す。
扉の前で待機してると2秒遅れで雪歩が到着。
鍵を差し込んで……
雪歩「あれ?」
不思議そうに何度も回した。
P「どうした?」
雪歩「開いてます……」
ギョッとしたが、すぐに落ち着く。
P「じゃあ起きてるのかもしれないな」
そんなとこだろう。
ドアは静かに開いた。
真っ暗で中がよく見えない。
P「美希ー」
声をかけながらスイッチを探し当てた。
鍵を差し込んで……
雪歩「あれ?」
不思議そうに何度も回した。
P「どうした?」
雪歩「開いてます……」
ギョッとしたが、すぐに落ち着く。
P「じゃあ起きてるのかもしれないな」
そんなとこだろう。
ドアは静かに開いた。
真っ暗で中がよく見えない。
P「美希ー」
声をかけながらスイッチを探し当てた。
カチンと音がして点滅する。
雪歩「いませんね……」
P「どこいったんだろ?」
シーツにはシワ一つなく本当にここに寝かせたのか記憶を疑った。
雪歩がバスルームを見ている間にベッドへ近づくとキラリと光るものを見つけた。
P「これは……」
【MIKI】と自分の名前をかたどったネックレスだ。
寝ている間に鎖が千切れたのだろうか?
雪歩「なんですかそれは」
P「え?」
俺は、初めて雪歩を怖いと思った。
大きな瞳は艶をなくし、感情のこもらない声が不気味だ。
軽くかしげた細い首は簡単にへし折れそうで人形みたいに見えた。
雪歩「いませんね……」
P「どこいったんだろ?」
シーツにはシワ一つなく本当にここに寝かせたのか記憶を疑った。
雪歩がバスルームを見ている間にベッドへ近づくとキラリと光るものを見つけた。
P「これは……」
【MIKI】と自分の名前をかたどったネックレスだ。
寝ている間に鎖が千切れたのだろうか?
雪歩「なんですかそれは」
P「え?」
俺は、初めて雪歩を怖いと思った。
大きな瞳は艶をなくし、感情のこもらない声が不気味だ。
軽くかしげた細い首は簡単にへし折れそうで人形みたいに見えた。
ここまで書いて俺は力尽きた
普段自分の体を甘やかしながら書き溜めていたので、
休憩を挟みながらとは言え12時間にも及ぶ即興は肉体を酷使しすぎたのだ
白目をむいて口を開き天井を見上げるその姿は気持ち悪かった
第一部完
普段自分の体を甘やかしながら書き溜めていたので、
休憩を挟みながらとは言え12時間にも及ぶ即興は肉体を酷使しすぎたのだ
白目をむいて口を開き天井を見上げるその姿は気持ち悪かった
第一部完
>俺は、初めて雪歩を怖いと思った。
>
>大きな瞳は艶をなくし、感情のこもらない声が不気味だ。
>
>軽くかしげた細い首は簡単にへし折れそうで人形みたいに見えた。
何故か俺は雪歩には常にこんなイメージがあるんだよな・・・・・
>
>大きな瞳は艶をなくし、感情のこもらない声が不気味だ。
>
>軽くかしげた細い首は簡単にへし折れそうで人形みたいに見えた。
何故か俺は雪歩には常にこんなイメージがあるんだよな・・・・・
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