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>>1
代行THX
このSSでは、東日本大震災を題材にしています。
アイドル達はこの1日で様々な事態に直面しますが、
当時の事に関して気分の優れない方は、戻るボタンを押してください。
申し訳ございませんが、宜しくお願い致します。
書き溜めてありますが、諸事情により遅れることがあります。
ご了承ください。
代行THX
このSSでは、東日本大震災を題材にしています。
アイドル達はこの1日で様々な事態に直面しますが、
当時の事に関して気分の優れない方は、戻るボタンを押してください。
申し訳ございませんが、宜しくお願い致します。
書き溜めてありますが、諸事情により遅れることがあります。
ご了承ください。
2011年 3月11日(金)14:45]
<品川、765プロ事務所>
P「……カタカタカタカタ」
P(今日も平和だな……、仕事は溜まってるが。)
春香「プロデューサーさん、お疲れさまです!クッキー食べますか?」サッ
P「ちょっと待って春香……カタカタカタカタ……ふぅ、よし一息ついた。」
P「小鳥さん、キリが良ければ少し休憩にしますか?」
小鳥「そうですね、そのクッキーおいしそうですし、お茶入れてきますね。」ガタッ
P「ありがとうございます。……春香、3人であっちで食べようか。」
春香「はい!皆の分は別に取っておいてありますし!」
<品川、765プロ事務所>
P「……カタカタカタカタ」
P(今日も平和だな……、仕事は溜まってるが。)
春香「プロデューサーさん、お疲れさまです!クッキー食べますか?」サッ
P「ちょっと待って春香……カタカタカタカタ……ふぅ、よし一息ついた。」
P「小鳥さん、キリが良ければ少し休憩にしますか?」
小鳥「そうですね、そのクッキーおいしそうですし、お茶入れてきますね。」ガタッ
P「ありがとうございます。……春香、3人であっちで食べようか。」
春香「はい!皆の分は別に取っておいてありますし!」
P「春香はこの後、5時からレッスンだったな。」
春香「そうです、新曲の歌の……」
ガタガタ……ガタガタガタガタ
P「あ、……地震かな……?」
春香「プロデューサーさん、敏感ですね。……あ、揺れてきましたね。」
P(まだ初期微動か……けど嫌に長いな、この小さい揺れが本震なのか?)
ガクッ ゴゴゴゴゴゴゴ!!!!
春香「……っっっ!!!」
P「春香っ!!窓から離れろっっ!!!」
春香「わわわっっ!はいっっ!」ササッ
春香「そうです、新曲の歌の……」
ガタガタ……ガタガタガタガタ
P「あ、……地震かな……?」
春香「プロデューサーさん、敏感ですね。……あ、揺れてきましたね。」
P(まだ初期微動か……けど嫌に長いな、この小さい揺れが本震なのか?)
ガクッ ゴゴゴゴゴゴゴ!!!!
春香「……っっっ!!!」
P「春香っ!!窓から離れろっっ!!!」
春香「わわわっっ!はいっっ!」ササッ
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!!
ドサッ ダダダダダダダダッ
春香「きゃっ!」
P(本棚の中身が落ちてきた……春香は机の下でセーフか)
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!!!!
プツンッ ヒューーーーーーーン
春香「っっっっ!!!」
P「春香っ!大丈夫か!?」
春香「はいっ!大丈夫です!ゆ、揺れますね……!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!!!!
パリンッ パリンッ ドサッ
ドサッ ダダダダダダダダッ
春香「きゃっ!」
P(本棚の中身が落ちてきた……春香は机の下でセーフか)
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!!!!
プツンッ ヒューーーーーーーン
春香「っっっっ!!!」
P「春香っ!大丈夫か!?」
春香「はいっ!大丈夫です!ゆ、揺れますね……!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!!!!
パリンッ パリンッ ドサッ
P(凄い横揺れだ、そして長いな……新潟中越地震の時よりも……これは東海地震か……?)
P(小鳥さんは大丈夫か……?駄目だ、この状況では下手に動けないっ……!)
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……………………………………………
~ ~ ~
P(大分収まってきた……か?)ムクッ
P(て、停電か……?パソコンも灯りも全部落ちてる……。)
P「春香……?大丈夫か……?手を貸すぞ。」
春香「はい、大丈夫です」サッ
春香「長かったですね、大きかったですね……怖かったです……。」ダキッ
P「そう、だよな……。ハッ!小鳥さん!!!」スタッ
P(小鳥さんは大丈夫か……?駄目だ、この状況では下手に動けないっ……!)
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……………………………………………
~ ~ ~
P(大分収まってきた……か?)ムクッ
P(て、停電か……?パソコンも灯りも全部落ちてる……。)
P「春香……?大丈夫か……?手を貸すぞ。」
春香「はい、大丈夫です」サッ
春香「長かったですね、大きかったですね……怖かったです……。」ダキッ
P「そう、だよな……。ハッ!小鳥さん!!!」スタッ
バタンッ!
P「小鳥さん!!!」
小鳥「ううぅぅぅ……怖かったですぅ……!!!!」
P「良かった……!」
春香「小鳥さん!ってうわあああ……」
春香「食器が……!」
P「ほとんど粉々ですね……。小鳥さんよく無事でしたね。」
小鳥「運が良かったみたいです……てへ」ニコッ
P「パリンっていう音がしたので嫌な予感はしてたんですけど……ハッ」
P「ガスを止めないと……!」
P「小鳥さん!!!」
小鳥「ううぅぅぅ……怖かったですぅ……!!!!」
P「良かった……!」
春香「小鳥さん!ってうわあああ……」
春香「食器が……!」
P「ほとんど粉々ですね……。小鳥さんよく無事でしたね。」
小鳥「運が良かったみたいです……てへ」ニコッ
P「パリンっていう音がしたので嫌な予感はしてたんですけど……ハッ」
P「ガスを止めないと……!」
~ ~ ~
小鳥「これは事務所の片付け大変だなあ、こっちも本と資料がバラバラに……」
春香「TVつかないですね。停電だから仕方ないか。」
P「ああ、窓の外を見てみたが信号機も全部止まってる。少なくともこの辺一帯は停電だ。」
小鳥「どこが震源だったんでしょうね……やっぱり東海地震?」
P「わからん。……TVが無いと情報が入ってこないな。」
春香「そうだ!ラジオありましたっけ……?」
小鳥「あ、もちろん出演番組確認用の物があったんですけど、貴音さんが壊しちゃって……。」
小鳥「それ以来、録音もできるので便利ってことで、全部パソコンで聞いちゃってたんです。」
P「パソコンの電源が入らない事にはラジオも駄目か……あ!」
P「春香、ちょっと携帯貸してくれ!」
春香「ええっ!? 良いですけど、中身までは見ないでくださいよ……」サッ
小鳥「これは事務所の片付け大変だなあ、こっちも本と資料がバラバラに……」
春香「TVつかないですね。停電だから仕方ないか。」
P「ああ、窓の外を見てみたが信号機も全部止まってる。少なくともこの辺一帯は停電だ。」
小鳥「どこが震源だったんでしょうね……やっぱり東海地震?」
P「わからん。……TVが無いと情報が入ってこないな。」
春香「そうだ!ラジオありましたっけ……?」
小鳥「あ、もちろん出演番組確認用の物があったんですけど、貴音さんが壊しちゃって……。」
小鳥「それ以来、録音もできるので便利ってことで、全部パソコンで聞いちゃってたんです。」
P「パソコンの電源が入らない事にはラジオも駄目か……あ!」
P「春香、ちょっと携帯貸してくれ!」
春香「ええっ!? 良いですけど、中身までは見ないでくださいよ……」サッ
P「……この際待ち受け画面が俺の写真だったことは触れないで置こう。……アンテナを伸ばしてと」
ーーー番組の予定を変更して臨時ニュースをお送りしております……。先ほどの地震は……ーーー
小鳥「なるほど、ワンセグですね。」
P「ああ、俺の携帯はこの間iPhoneに変えたばっかりで見れなくてな……。」
ーーー地震の規模は……震源は宮城県沖と推定されます。非常に大きな揺れです、今後の余震に気をつけてください。ーーー
ーーーまた、沿岸地域にいらっしゃる方は津波に注意してください。ーーー
P「東海地震じゃないのか。」
小鳥「……凄く大きい揺れだったんで、もっと震源は近いかと思いまし……」
カタカタカタカタ ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
春香「っっっ!!」
ーーー番組の予定を変更して臨時ニュースをお送りしております……。先ほどの地震は……ーーー
小鳥「なるほど、ワンセグですね。」
P「ああ、俺の携帯はこの間iPhoneに変えたばっかりで見れなくてな……。」
ーーー地震の規模は……震源は宮城県沖と推定されます。非常に大きな揺れです、今後の余震に気をつけてください。ーーー
ーーーまた、沿岸地域にいらっしゃる方は津波に注意してください。ーーー
P「東海地震じゃないのか。」
小鳥「……凄く大きい揺れだったんで、もっと震源は近いかと思いまし……」
カタカタカタカタ ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
春香「っっっ!!」
P「よ、余震かっっっ!!!」
小鳥「きゃあっっっっ!!!!!」
P(ま、まずい!!小鳥さんのそばの本棚が………!)
P「危ないっっっっ!!!!!!」ズサッッ!!
ドサッ!!ドササササササササササ!!!
春香「プロデューサー!!!!」
小鳥「きゃあっっっっ!!!!!」
P(ま、まずい!!小鳥さんのそばの本棚が………!)
P「危ないっっっっ!!!!!!」ズサッッ!!
ドサッ!!ドササササササササササ!!!
春香「プロデューサー!!!!」
~ ~ ~
小鳥「はあ…はあ……揺れは収まりました……。」
春香「ぷ、プロデューサーさんっ!!!!」
P「あ、ああ春香……。ちょっと本が重いからどけるの手伝ってくれ……。」
小鳥「だ、大丈夫ですか……!!」
P「だ、大丈夫です……本棚は倒れず、中身だけ落ちてきたのでダメージはそんなに……。」
P「小鳥さんは大丈夫ですか?」
小鳥「は、はい!おかげさまです……ありがとうございます、プロデューサーさん。」
春香「あ、プロデューサーさん、額から血が……!」
P「あ、ああ。滑り込むときに切っちゃったかな……。」
小鳥「す、すぐに絆創膏取ってきます!!!!」タッタッタッタ
P(今のは余震だったのだろうか……それにしてもでかすぎるが……。)
小鳥「はあ…はあ……揺れは収まりました……。」
春香「ぷ、プロデューサーさんっ!!!!」
P「あ、ああ春香……。ちょっと本が重いからどけるの手伝ってくれ……。」
小鳥「だ、大丈夫ですか……!!」
P「だ、大丈夫です……本棚は倒れず、中身だけ落ちてきたのでダメージはそんなに……。」
P「小鳥さんは大丈夫ですか?」
小鳥「は、はい!おかげさまです……ありがとうございます、プロデューサーさん。」
春香「あ、プロデューサーさん、額から血が……!」
P「あ、ああ。滑り込むときに切っちゃったかな……。」
小鳥「す、すぐに絆創膏取ってきます!!!!」タッタッタッタ
P(今のは余震だったのだろうか……それにしてもでかすぎるが……。)
~ ~ ~
P「イテテ……大丈夫だけどちょっとだけ痛むかな……。」
小鳥(はあ……私のせいで……。でもちょっとかっこ良かったな、惚れ直しちゃいそう。)
春香(小鳥さんずるいな…………ハッ、私なんてことを!!)
ーーー只今発生した地震は、茨城県沖を震源とした……ーーー
P「今度は茨城……!余震じゃなかったのか、余震なのか……。よくわからんな。」
P「イテテ……大丈夫だけどちょっとだけ痛むかな……。」
小鳥(はあ……私のせいで……。でもちょっとかっこ良かったな、惚れ直しちゃいそう。)
春香(小鳥さんずるいな…………ハッ、私なんてことを!!)
ーーー只今発生した地震は、茨城県沖を震源とした……ーーー
P「今度は茨城……!余震じゃなかったのか、余震なのか……。よくわからんな。」
~ ~ ~
P「さて、状況を整理したい。」
P「とりあえず俺たち3人は無事だ。」
春香「他の皆は……大丈夫ですかね……?」
P「皆の安否確認をしなきゃな……。スケジュールを確認しよう。」
小鳥「とりあえず、響ちゃん、真ちゃん、雪歩ちゃんは今日はオフで、」
小鳥「他はお仕事にでかけてますね……。」
春香「千早ちゃんは!?」
小鳥「千早ちゃんはこの時間だと、やよいちゃんと一緒にお台場でTVの歌番組の収録中ですね。」
P「竜宮小町と律子は、埼玉県で工場見学のロケか……。」
小鳥「はい。美希ちゃんは東京タワーでPV撮影のロケ、貴音ちゃんは中目黒でラーメンの食レポです。」
P「真美は……秋葉原でイベントか。」
小鳥「そうですね。ちなみに社長はレコード会社に挨拶ということで、京橋に居るかと。いや、時間的に帰る途中?」
P「とにかく、なんとかして皆と連絡を取らないと。」
P「……無事で居てくれ……!」
P「さて、状況を整理したい。」
P「とりあえず俺たち3人は無事だ。」
春香「他の皆は……大丈夫ですかね……?」
P「皆の安否確認をしなきゃな……。スケジュールを確認しよう。」
小鳥「とりあえず、響ちゃん、真ちゃん、雪歩ちゃんは今日はオフで、」
小鳥「他はお仕事にでかけてますね……。」
春香「千早ちゃんは!?」
小鳥「千早ちゃんはこの時間だと、やよいちゃんと一緒にお台場でTVの歌番組の収録中ですね。」
P「竜宮小町と律子は、埼玉県で工場見学のロケか……。」
小鳥「はい。美希ちゃんは東京タワーでPV撮影のロケ、貴音ちゃんは中目黒でラーメンの食レポです。」
P「真美は……秋葉原でイベントか。」
小鳥「そうですね。ちなみに社長はレコード会社に挨拶ということで、京橋に居るかと。いや、時間的に帰る途中?」
P「とにかく、なんとかして皆と連絡を取らないと。」
P「……無事で居てくれ……!」
* * *
[しばらく前、14:45]
<埼玉県某市、水瀬製菓株式会社 埼玉工場>
<チョコレート菓子製造ライン>
亜美「うわあーーー!亜美このチョコよく食べるよ!!大好きーー!!」
社員A「はい、こちらの回転する釜で先ほどのチョコレートをアーモンドにかけていきます。」
あずさ「あらあら~。物凄いスピードで回るから目も回っちゃうわ~。」
社員B「チョコレートのかける時間と、回転スピードが肝なんですよ。チョコのかかり具合を目で見て、その都度変えています。」
社員A「あ、できたてを、食べてみますか?」
亜美「ホント!?わーい!!」パクッ
伊織「モグモグ……暖かくておいしいわね。……でもこれちょっと完成品とは違くない?手にチョコがベタベタついちゃうし。」
社員A「それは、この後の行程でですね……」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
亜美「ひゃあっ!!!」
伊織「っっ!!!」
あずさ「っっ!!!」
[しばらく前、14:45]
<埼玉県某市、水瀬製菓株式会社 埼玉工場>
<チョコレート菓子製造ライン>
亜美「うわあーーー!亜美このチョコよく食べるよ!!大好きーー!!」
社員A「はい、こちらの回転する釜で先ほどのチョコレートをアーモンドにかけていきます。」
あずさ「あらあら~。物凄いスピードで回るから目も回っちゃうわ~。」
社員B「チョコレートのかける時間と、回転スピードが肝なんですよ。チョコのかかり具合を目で見て、その都度変えています。」
社員A「あ、できたてを、食べてみますか?」
亜美「ホント!?わーい!!」パクッ
伊織「モグモグ……暖かくておいしいわね。……でもこれちょっと完成品とは違くない?手にチョコがベタベタついちゃうし。」
社員A「それは、この後の行程でですね……」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
亜美「ひゃあっ!!!」
伊織「っっ!!!」
あずさ「っっ!!!」
* * *
[同時刻、14:46]
<水瀬製菓株式会社 埼玉工場>
<来客室>
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
律子「っっ!! じ、地震!?」
律子(皆大丈夫かしら、……いえ、ここは自分の身の安全が先ね……)
* * *
[同時刻、14:46]
<表参道、ミナセショッピングモール>
<4F 男性ファッションフロア>
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
雪歩「っっ!!真ちゃんっっ!!!」
真「雪歩!!!」
[同時刻、14:46]
<水瀬製菓株式会社 埼玉工場>
<来客室>
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
律子「っっ!! じ、地震!?」
律子(皆大丈夫かしら、……いえ、ここは自分の身の安全が先ね……)
* * *
[同時刻、14:46]
<表参道、ミナセショッピングモール>
<4F 男性ファッションフロア>
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
雪歩「っっ!!真ちゃんっっ!!!」
真「雪歩!!!」
* * *
[同時刻、14:46]
<BBSテレビ お台場スタジオ>
<6F A6スタジオ>
AD1「休憩入りまーーーーす」
千早「高槻さん、一旦楽屋に戻りましょう。」
やよい「はいー!次はいよいよ千早さんの歌の番ですね!うっうーー!!楽しみで……」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
やよい「きゃあっっっ!!」
千早「高槻さんっ!!」
[同時刻、14:46]
<BBSテレビ お台場スタジオ>
<6F A6スタジオ>
AD1「休憩入りまーーーーす」
千早「高槻さん、一旦楽屋に戻りましょう。」
やよい「はいー!次はいよいよ千早さんの歌の番ですね!うっうーー!!楽しみで……」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
やよい「きゃあっっっ!!」
千早「高槻さんっ!!」
* * *
[同時刻、14:46]
<東急東横線大倉山駅、徒歩10分>
<カーサ大倉山、402号室>
ハム蔵「ジュ、ジュジュジュジュジュ!!」
いぬ美「わん、わんわんわんわん!!」
響「おー、お前達どうした!?少し大人しくしてくれない……」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
響「っっ!!じ、地震かあーー!?」
響「と、とりあえず皆落ち着くんだ!!!」
[同時刻、14:46]
<東急東横線大倉山駅、徒歩10分>
<カーサ大倉山、402号室>
ハム蔵「ジュ、ジュジュジュジュジュ!!」
いぬ美「わん、わんわんわんわん!!」
響「おー、お前達どうした!?少し大人しくしてくれない……」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
響「っっ!!じ、地震かあーー!?」
響「と、とりあえず皆落ち着くんだ!!!」
* * *
[同時刻、14:46]
<東急東横線中目黒駅、徒歩15分>
<ラーメン桜、中目黒本店>
店長「はい、おまちぃっ!!!2品目は特製スペシャルラーメン大盛りだあ!!」
貴音「め、面妖な……!!とんこつの濃厚な香りとしっかり絡む太麺に」
貴音(……ハッ、この気配は……!)
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
ドン ガシャーン
[同時刻、14:46]
<東急東横線中目黒駅、徒歩15分>
<ラーメン桜、中目黒本店>
店長「はい、おまちぃっ!!!2品目は特製スペシャルラーメン大盛りだあ!!」
貴音「め、面妖な……!!とんこつの濃厚な香りとしっかり絡む太麺に」
貴音(……ハッ、この気配は……!)
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
ドン ガシャーン
* * *
[同時刻、14:46]
<秋葉原駅、中央通り>
<ミナセUDXビル14F イベントホール特設ステージ>
真美「それじゃあ次の曲!いっくよーー!”おはよう!!朝ご飯”!!」
俺ら「うおおおおおおおおおおおお!!!!!!!」
真美「わん、つー、すりー、ふぉー……!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
俺ら「おおおおおおおおおおお………!?!?!?!?!?」
真美「き、きゃあああああ!!」
[同時刻、14:46]
<秋葉原駅、中央通り>
<ミナセUDXビル14F イベントホール特設ステージ>
真美「それじゃあ次の曲!いっくよーー!”おはよう!!朝ご飯”!!」
俺ら「うおおおおおおおおおおおお!!!!!!!」
真美「わん、つー、すりー、ふぉー……!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
俺ら「おおおおおおおおおおお………!?!?!?!?!?」
真美「き、きゃあああああ!!」
* * *
[同時刻、14:46]
<京橋駅付近>
<昭和通り>
高木社長「ふんふん、今日はそこそこ上手く行ったな!」
高木社長(帰りに銀座で皆にケーキでも買って行くか、喜ぶ顔が目に浮か……)
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
高木社長「ティン!!!!!」
高木社長(ゆ、揺れている!?地面が!?)
[同時刻、14:46]
<京橋駅付近>
<昭和通り>
高木社長「ふんふん、今日はそこそこ上手く行ったな!」
高木社長(帰りに銀座で皆にケーキでも買って行くか、喜ぶ顔が目に浮か……)
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
高木社長「ティン!!!!!」
高木社長(ゆ、揺れている!?地面が!?)
* * *
[少し時は過ぎて、15:30]
[Pたちが皆の安否を気にし始めたころ]
<芝公園>
カメラマン「ほ、星井さん……?大丈夫ですか……?」
美希(う……うぅ…………ううぅぅぅぅ)グスン
美希(だ、大丈夫じゃないの……、地震……、大きくて怖かったの……。)
美希「は、ハニィいいいいい!!!助けてなのーーーーーーー!!!!!」
カメラマン(んんん!?は、はにー!?)
[少し時は過ぎて、15:30]
[Pたちが皆の安否を気にし始めたころ]
<芝公園>
カメラマン「ほ、星井さん……?大丈夫ですか……?」
美希(う……うぅ…………ううぅぅぅぅ)グスン
美希(だ、大丈夫じゃないの……、地震……、大きくて怖かったの……。)
美希「は、ハニィいいいいい!!!助けてなのーーーーーーー!!!!!」
カメラマン(んんん!?は、はにー!?)
* * *
[同時刻、15:31]
<品川、765プロ事務所>
<応接室>
P(助けてなのーーーーーーーー………)
P「ムッ、美希!?」ガバッ
小鳥「ぷ、プロデューサーさん?」
P「ん、いや、気のせいだ……(お、俺の脳内に直接……!?)」
春香「あ、また津波警報ですね……。」
P「そうだな、こっちの方に到達する時刻まではまだあるようだが……。」
P「一番沿岸に近いのは千早とやよいの2人だが……、あそこは建物も高いし大丈夫だろう。」
P(それに千早はきっと冷静だろうし、周りに大人も沢山居るし、大丈夫だ。)
春香「それもそうですね。……どうしましょう……一向に停電が回復しませんね……。」
[同時刻、15:31]
<品川、765プロ事務所>
<応接室>
P(助けてなのーーーーーーーー………)
P「ムッ、美希!?」ガバッ
小鳥「ぷ、プロデューサーさん?」
P「ん、いや、気のせいだ……(お、俺の脳内に直接……!?)」
春香「あ、また津波警報ですね……。」
P「そうだな、こっちの方に到達する時刻まではまだあるようだが……。」
P「一番沿岸に近いのは千早とやよいの2人だが……、あそこは建物も高いし大丈夫だろう。」
P(それに千早はきっと冷静だろうし、周りに大人も沢山居るし、大丈夫だ。)
春香「それもそうですね。……どうしましょう……一向に停電が回復しませんね……。」
小鳥「そうねえ……。TVも見れないし……。」
P「ああ、ワンセグで情報は入るが、電池の減りも気になるしなあ……ん?」
P(まてよ……?電波表示は圏外になっていない。携帯の電波そのものは生きてるってことか?)
小鳥「プロデューサーさん、どうしたんですか?iPhoneを取り出して。」
P「いや、さっきも試したけど駄目もとでもう一度」ポパピプペ
P(……駄目か、やっぱり携帯電話は繋がらない……。)
P(……あ、いや、もしかして……。)スッスッスッス
P「やっぱり!!」
春香「え、どうしたんですか!?」
P「ネットだ!Twitterは生きてる、Facebookも携帯から繋がるぞ!」
小鳥「え、本当ですか!?それなら……」
プルルルルル プルルルルルルルルルル
小鳥「ええっ!?事務所の電話!?」タッタッタッタッ
小鳥「もしもし、765プロですが……ええ!?」
P「ああ、ワンセグで情報は入るが、電池の減りも気になるしなあ……ん?」
P(まてよ……?電波表示は圏外になっていない。携帯の電波そのものは生きてるってことか?)
小鳥「プロデューサーさん、どうしたんですか?iPhoneを取り出して。」
P「いや、さっきも試したけど駄目もとでもう一度」ポパピプペ
P(……駄目か、やっぱり携帯電話は繋がらない……。)
P(……あ、いや、もしかして……。)スッスッスッス
P「やっぱり!!」
春香「え、どうしたんですか!?」
P「ネットだ!Twitterは生きてる、Facebookも携帯から繋がるぞ!」
小鳥「え、本当ですか!?それなら……」
プルルルルル プルルルルルルルルルル
小鳥「ええっ!?事務所の電話!?」タッタッタッタッ
小鳥「もしもし、765プロですが……ええ!?」
* * *
[同時刻、15:47]
<埼玉県、水瀬製菓株式会社、埼玉工場>
<事務室>
律子「もしもし、プロデューサー?」
P『律子か!無事なのか!?』
律子「ええ、3人も無事よ、丁度工場の中に居たけど、社員さんに助けてもらったみたい。」
律子「ただ、工場は揺れでストップしちゃって、収録はもう中止だけど……。そっちは?」
P「とりあえず事務所に居た小鳥さん、春香は無事だ。他の皆とはまだ連絡が取れない。」
律子「そう……。」
[同時刻、15:47]
<埼玉県、水瀬製菓株式会社、埼玉工場>
<事務室>
律子「もしもし、プロデューサー?」
P『律子か!無事なのか!?』
律子「ええ、3人も無事よ、丁度工場の中に居たけど、社員さんに助けてもらったみたい。」
律子「ただ、工場は揺れでストップしちゃって、収録はもう中止だけど……。そっちは?」
P「とりあえず事務所に居た小鳥さん、春香は無事だ。他の皆とはまだ連絡が取れない。」
律子「そう……。」
注意書きから入るSSはその場で切ることにしてるけどこれは読むわ
P「律子……、どうして停電なのに電話をかけられたんだ……?」
律子「あー、そっちは停電してるのね。工場は自家発電装置でとりあえず電気は通ってるわ。」
律子「それとプロデューサー、停電中でも固定電話で通話だけはできるのよ。」
P(えっ、そうなのか……? 後でグーグル先生に聞いてみよう……。)
律子「とりあえず、この後だけど状況が状況だし、帰れない可能性も考えてる。」
律子「だから、こっちはこっちで宿泊手段を探すわ。もしくは交通状況を見て帰る手段を模索する。」
律子「とりあえず無事は伝えたわよ。」
律子「あー、そっちは停電してるのね。工場は自家発電装置でとりあえず電気は通ってるわ。」
律子「それとプロデューサー、停電中でも固定電話で通話だけはできるのよ。」
P(えっ、そうなのか……? 後でグーグル先生に聞いてみよう……。)
律子「とりあえず、この後だけど状況が状況だし、帰れない可能性も考えてる。」
律子「だから、こっちはこっちで宿泊手段を探すわ。もしくは交通状況を見て帰る手段を模索する。」
律子「とりあえず無事は伝えたわよ。」
律子「それと、この事務室の電話は特別に借りていて、さっきから工場の電話はひっきりなしに鳴っているから……」
P「こっちからかけたり、頻繁に連絡することはできないってことか。」
律子「ええ、そうね。できれば他の皆の安否を確認したいところだったんだけど……。」
律子「特に亜美は真美の、伊織はやよいを心配してるわ。」
P「そうか……。律子、Twitterのアカウントは持っていたよな?」
律子「ええ、プライベートのが。」
P「こっちからかけたり、頻繁に連絡することはできないってことか。」
律子「ええ、そうね。できれば他の皆の安否を確認したいところだったんだけど……。」
律子「特に亜美は真美の、伊織はやよいを心配してるわ。」
P「そうか……。律子、Twitterのアカウントは持っていたよな?」
律子「ええ、プライベートのが。」
P「今直ぐ俺のアカウントをフォローしてくれ。IDは@Pだ。携帯からなら繋がるはずだ。」
P「今後のやりとりはTwitterのダイレクトメッセージでしよう。皆にもそう伝えてくれ。」
律子「……ええ、わかったわ。大文字のPね。すぐに確認する。それじゃ、一旦切るわ。」
P「ああ、余震に気をつけろよ。」
律子「ありがとう。それじゃあ。」
ツー ツー ツー
律子(皆、無事だと良いんだけど……。)
P「今後のやりとりはTwitterのダイレクトメッセージでしよう。皆にもそう伝えてくれ。」
律子「……ええ、わかったわ。大文字のPね。すぐに確認する。それじゃ、一旦切るわ。」
P「ああ、余震に気をつけろよ。」
律子「ありがとう。それじゃあ。」
ツー ツー ツー
律子(皆、無事だと良いんだけど……。)
* * *
[ほぼ同時刻、15:50]
<響のマンション>
響「うう、皆、やっと落ち着いてくれたぞ……。」
響「しかし停電だぞ……携帯も繋がらないしTVも見れない……。」
響「うう……765プロの皆はどうしてるんだ……。」
響(貴音ぇ……)
響「プロデューサーも、自分のこと心配してるかな……?」
響「……なんとかして事務所に連絡を取らないと……こういうときはどうするんだっけか。」
響「……!!そうだ!!」
響「ごめん、皆!ちょっと外でてくるぞ!!」
響「だ、大丈夫だ!直ぐ戻ってくるから!!ハム蔵、皆を頼むぞ!!」バタン
ハム蔵「ジュジュ!!」
[ほぼ同時刻、15:50]
<響のマンション>
響「うう、皆、やっと落ち着いてくれたぞ……。」
響「しかし停電だぞ……携帯も繋がらないしTVも見れない……。」
響「うう……765プロの皆はどうしてるんだ……。」
響(貴音ぇ……)
響「プロデューサーも、自分のこと心配してるかな……?」
響「……なんとかして事務所に連絡を取らないと……こういうときはどうするんだっけか。」
響「……!!そうだ!!」
響「ごめん、皆!ちょっと外でてくるぞ!!」
響「だ、大丈夫だ!直ぐ戻ってくるから!!ハム蔵、皆を頼むぞ!!」バタン
ハム蔵「ジュジュ!!」
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