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    元スレ伊織「アンタたちは夢と魔法の国をナメすぎよ!」

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    タグ : - これは良いステマ ×2+ - アイドルマスター + - 伊織 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :

    いち

    3 :

    いち

    4 :

    どっかでみた入りだな。

    5 = 1 :

    ―――

    伊織「あら、どうしたの3人揃って」

    「ああ、伊織か」

    「いやぁ~、それが、貴音が『ディズニーランド』に行ってみたいって言い出してさぁ」

    伊織「……は?ディズニー?」

    「そうそう」

    貴音「……」

    伊織「なんでまた、ディズニーランドなの?」

    貴音「はい……先日、春香と千早が遊びに行ってきた、と聞きました」

    「そうだね。お土産ももらったし」

    貴音「あの二人、普通の遊園地には何度も行くということは無いのに……でぃずにーらんどは何度も行っているそうです」

    「……まあディズニーは普通とはちょっと違うしな」

    貴音「そこです、そこなのです」

    貴音「一体なにが、あの二人をそこまでさせると言うのか……非常に興味があるのです」

    伊織「ふーん……」

    7 = 1 :

    伊織「で、それで3人で行く計画でも立ててたの?」

    「ああ、そんなとこだね」

    「ほかのみんなは予定が合わなくてさぁ……実は全員、ディズニーは初めてなんだ」

    伊織「あら、そうだったの」

    「まあね」

    「自分もけっこー楽しみだぞ」

    「うん、ボクもなんかワクワクしてきたよ」

    貴音「ふふ……仲間たちと遊園地で遊ぶ、というのも良い思い出になりますね」

    伊織「…………」

    伊織「で……アンタたち、当日の予定は?」

    「え?」

    「予定って?」

    伊織「何時に集合するか、とか。どんなアトラクションに乗るか、とか」

    伊織「あとパレードを見るのか見ないのか、キャラクターと写真撮る気はあるのか、とかね」

    貴音「……集合時間は決めておりましたが……普通、そこまで決めるものなのですか?」

    8 :

    ハルケギニア

    9 = 1 :

    「そうだよ。その時その時に乗れるやつに乗って、パレードも見れるなら見て……で大丈夫なんじゃないの?」

    「うんうん。自分だって他の色んな遊園地には行った事あるし、なんくるないさー」

    「……って、…………伊織?」

    伊織「……」

    貴音「ど、どうかしたのですか伊織?」

    「なんか怖い顔してるけど」

    伊織「…………」

    伊織「あ、んたたち、ねぇ……」


    伊織「アンタたちは夢と魔法の国をナメすぎよ!」


    「うわっ!」

    「び、びっくりした!」

    貴音「……ナメすぎ、とは……どこがでしょうか?」

    伊織「いい!?まずディズニーを普通の遊園地と一緒にするなんて言語道断よ!」

    10 :

    こうやって仕切る奴といったことあるけど
    楽しめなかった。色々まわれたけどさ・・・

    11 :

    開場ダッシュしたくなる気持ちはわかるけど開場のなんともいえない雰囲気が好きだ

    12 = 1 :

    「どういう意味?」

    伊織「ディズニーランド自体に熱狂的なファンがたくさんいることもそうだけど……」

    伊織「何よりも、混み方が段違いよ。休日にでも行ったら、アンタたちの想像を超えるくらい混むわよ」

    「ど、どのくらいだ?」

    伊織「人気のアトラクションに乗りたいなら……1、2時間は並ぶのが当たり前ね」

    貴音「……成程」

    伊織「新しいアトラクションが出来たりなんかしたら……4、5時間並ぶこともザラよ」

    「うえぇ!?ひとつのアトラクション乗るだけでご、5時間!?」

    伊織「ええ、だから無計画にあっちこっちフラフラしてたら、ロクに回れないわよ」

    「そ、そうなの……?」

    伊織「そうよ。それにパレードやショーも、本気で見たいなら2、3時間前から場所取りするのが普通だし」

    貴音「見る準備をするためだけに2時間以上も費やすのですか……」

    「うわぁ……ど、どうしよう響、貴音。……別の遊園地にするかい?」

    「うーん……」

    伊織「…………」

    13 :

    平日のすいてそうな日に行くからわからん

    14 :

    芸能人は平日昼間に行ってそう

    15 = 1 :

    伊織「ディズニーに行くの、いつなわけ?」

    「え?」

    貴音「……ちょうど3人が休みだったので、来週の水曜日にしようかと」

    伊織「……それは何よりね」

    伊織「……」

    伊織「私も、一緒に行かせてもらっていいかしら?」

    「え、伊織も来るのか?」

    伊織「ええ。……いや、別にイヤなら、アドバイスだけでもいいわよ?」

    「いやいやいや!そういう意味じゃないさぁ!……ていうか、むしろ本当に来てくれるのか?」

    伊織「まぁね。アンタたちだけじゃ心配だもの」

    「……なんかシャクに触るけど……じゃあ、伊織が居れば並ばないで遊べるのかい?」

    伊織「……並ばないで遊ぶ手段もあるにはあるけど、日帰りならそこまでは無理ね」

    伊織「でも安心していいわ。比較的スムーズに、かつ楽しませる自信くらいはあるもの」

    「わかった……じゃあとりあえず、伊織のプランを教えてくれよ」

    16 = 14 :

    頑張れ

    17 = 1 :

    伊織「……そうね。……まず、本当にスムーズに回りたいなら……ディズニーシーがおススメよ」

    「シー?」

    貴音「でぃずにーらんど、とは違うのですか?」

    伊織「まったくの別物よ。ディズニーリゾートって呼ばれる一帯に、ランドとシーの二つのテーマパークがあるの」

    伊織「ランドはキャラクター性を前面に押し出して、シーは『海』っていうテーマを重視してるわ」

    伊織「……そもそも、3人はランドじゃなくてシーでもいいのかしら」

    「え?えーと……ボクはどの道初めてだし、楽しめるならどっちでも」

    「じ、自分……それ聞いたら、シーの方が興味出てきたかな……」

    貴音「……では、響がそう言うのであれば、わたくしも『しぃ』で構いません」

    伊織「じゃあ、ディズニーシーにしましょう」

    「なんでシーならスムーズに回れるんだい?」

    伊織「ランドの方には、修学旅行生が来やすいのよ。それに新アトラクションもあるし」

    伊織「まぁシーにも今度トイストーリーの新アトラクションが出来るから、それが出来たら結構混むわね」

    18 = 14 :

    19 = 8 :

    いおりんVIPだけどひけらかさない可愛い

    20 = 1 :

    「へぇ~、なるほどね」

    伊織「あと水曜日は良い曜日よ。平日ならそれだけ人も少ないもの」

    伊織「ただ『県民の日』がある場合は、千葉県民が入場料割り引きになるから混むわね」

    伊織「月曜日なんかも、日曜日にやる小学校の運動会、の振り替え休日だったりするわ」

    貴音「……中々、奥が深そうですね」

    伊織「……にひひっ、世界中のディズニーランドを回った私に任せなさい!」

    「おおぉ、伊織が凄く頼もしく見えるぞ」

    伊織「で、アトラクションとパレード、どっちがいいかしら」

    「うーん……初めて行くし、やっぱりアトラクションかなぁ」

    「そうだよな。ディズニーは行った事ないけど、遊園地って言ったらそうだもんな」

    伊織「……じゃあ、アトラクション中心に回りましょう」

    伊織「いい?まずは―――」

    21 :

    お前ら知ってるかミッキーの中h・・・

    22 :

    ハハッ

    23 :

    >>21は犠牲になったのだ……

    24 :


    25 = 14 :

    シーはパレード見やすいよな

    26 = 1 :

    ―――

    8:50、ディズニーシーエントランス前

    「うわー!開園前なのにこんなに!」

    「……確かに、平日でコレはちょっと予想外だったな」

    伊織「ま、そこはしょうがないわ。やっぱりディズニーだもの」

    貴音「前の入り口の方で、何やら歓声が上がっておりますが……」

    伊織「ああ、アレは開園前にディズニーのキャラクターが、エントランスでパフォーマンスやってるのよ」

    「そうなんだ?」

    伊織「ええ。それに、開園してからしばらくは入り口にキャラクターが集まってくれるから……写真を撮ったりもできるってわけ」

    伊織「ミッキーとかドナルドとか、いわゆる人気キャラクターたちがね」

    「へぇ~、それじゃあみんな夢中になるわけだぁ」

    貴音「……わたくし、みっきー殿の実際に動いている姿を見るのは、おそらく今日が初めてになるでしょう」

    伊織「……あ、そう。……写真も撮ってもらおうかしら?」

    貴音「……いえ、興味はありますが、……最初はあくまで打ち合わせ通りに参りましょう」

    伊織「わかったわ。……ミッキーに会いたくなったら言いなさい。連れてってあげるから」

    27 = 21 :

    ・・・ったくなんだったんだあいつ?
    それよりミッキーの中にはじt

    28 :

    いおりんのおでこチュッチュ

    29 :

    いい加減ミッキーネタは飽きた

    30 = 1 :

    「連れてって?」

    伊織「パレードとかショーで見ることも出来るけど、ミッキーは専用の会えるスペースがあるのよ」

    伊織「時間はかかるけど、確実に写真を撮ったり握手したりできるわ」

    貴音「ふふ……では、みっきー殿に会いたくなったらそこに伺うようにしましょう」

    伊織「……よし、そろそろ開園時間よ」

    伊織「いいわね?真。地図も持ったかしら?」

    「よーっし、任せてよ。昨日調べてきたし、場所もバッチリだよ」

    伊織「……キャラと写真撮る人もいるから、そこまで必死にならなくてもいいけど」

    伊織「なるべく急いで行きましょう」

    「お、おう」ドキドキ

    貴音「…………」


    開園

    伊織「よし、走らず急ぐわよ!」

    「行くぞぉー!」

    31 = 23 :

    >>29
    ハハッ

    32 = 1 :

    (よし、で、ボクはみんなとは違うところに……走る!)

    ダッ

    「うわぁ……み、みんな走っててちょっと怖いぞぉ」

    貴音「……とても夢と魔法の国に来ているとは思えない形相ですね」

    伊織「開園直後はどうしてもそうなるわね。あとはパレードの場所取りとか」

    伊織「……ま、しばらくしたら落ち着くわよ」

    「えぇと……最初に行くのが……『センター・オブ・ジ・アース』だな」

    貴音「名前しか聞いておりませんでしたが……どういった施設なのでしょう?」

    伊織「簡単に言えば『ジェットコースター』系のアトラクションよ」

    伊織「……ていうか貴音」

    貴音「はい、どうかしましたか?」

    伊織「有名人なんだから変装して来い、とは言ったけど……そのサングラス似合わないわねぇ」

    貴音「な、なんと!?」ガーン

    (ジェットコースターかぁ。どんな感じなんだろうなぁ)

    33 = 14 :

    真はダッフィー狙いか?

    34 :


    35 = 1 :

    ―――

    「ハッ……ハッ……」

    タッタッタ

    「……!よしここだ!」


    いい、真?

    真はまず開園したら、全員分の入園チケットを預かって

    そして「タワー・オブ・テラー」の「ファストパス」を取りに行って欲しいの


    (ファストパス……これを取っておけば、パスに指定された時間に行くことで、並ぶよりもスムーズに乗れる!)

    (発券には入園チケットが必要だから、こうやって一人に預ければ、それ以外のメンバーは別のアトラクションに並ぶことが出来る!)

    (で、全員のパスを発券したら、ボクは後から伊織たちの列に合流すればいい……あんまり良くない事らしいけど)


    「……よし、これで4枚だな。ふーん、10時から11時の間まで有効……かぁ」

    「パスは取ったから……あとはアレだな。……で、合流すればいいのか」

    タッタッタ……

    36 = 34 :


    アクロバティックなシステムだよなこれ

    37 :

    勉強になるな…使う事があるのかってきがるが…
    腐女子のSSとは違った絶望感が体を支配しそう…

    38 = 1 :

    ―――

    「あ、す、すいません……!」

    「ちょっと、前、失礼します」

    「……フゥー」

    伊織「……お帰りなさい。ありがとう真」

    「お疲れ様~」

    「えーと、まずこれがファストパス」

    貴音「……ま、真、それよりも……!」

    「ははは……はい、これがポップコーン」

    貴音「おお、なんという甘美な香り!……真、感謝いたします!」

    伊織「悪かったわね、ポップコーンの買出しまで頼んじゃって」

    「いやぁ、でも結構楽しかったよ?景色もいいしね」

    39 = 14 :

    これか

    40 = 1 :

    伊織「そうなのよねぇ。ランド以上に、シーは景観も良いのよ」

    「……ていうか凄いなぁ。本当に入れてくれるんだ」

    貴音「……」モグモグ

    「ボクも最初は半信半疑だったけど……」

    ―――

    「クランベリー味ひとつ……このカゴにお願いします」

    ―――

    「ちゃんとカゴいっぱいになるまで入れてくれたよ」

    伊織「当たり前じゃないの。だってカゴ自体もポップコーン売り場で売ってるもの」

    「ああ、そういえば見たよ。柄は違ったけど」

    貴音「……」モグモグ

    伊織「カゴ自体はちょっと値が張るけど……一度買ったら、そのまま使いまわせるってわけ」

    伊織「で、以前使ったカゴを持参してもOKだから、私のを使えば安く済むのよ」

    「……へぇ~、モグモグ……それは知らなかったなぁ」モグモグ

    41 = 28 :

    >>34
    YUMIXプロデューサー……

    42 = 1 :

    「クランベリーとブラックペッパー……売り場が近くて助かったよ」

    伊織「……もうクランベリーの方は無くなりそうよ」

    「えぇ!?た、貴音ぇー、ボクの分も残しておいてくれよ!」

    貴音「……」スッ

    貴音「では、響の食べているこちらを……」モグモグ

    「おお貴音、ブラックペッパーもおいしいぞぉ」

    「……モグモグ……あとどのくらいだろう?」

    伊織「そうねぇ……私たちが最初に並んだときは30分待ちになってたわ」

    「じゃあ……あと15分くらいかな」

    「……モグモグ……そういえば、なんでファストパスはタワー・オブ・テラーだったんだい?」

    伊織「どういうこと?」

    「だって、センター・オブ・ジ・アースをファストパスにして、最初にタワー・オブ・テラーに乗っても良かったんじゃないの?」

    伊織「……そうねぇ。……ま、そこは個人差の範囲内かしらね」

    44 :

    紫煙

    45 = 1 :

    伊織「まず地図があるでしょう?」

    「ああ」ペラッ

    http://www.tokyodisneyresort.co.jp/tds/map.html
    http://www.tokyodisneyresort.co.jp/pdf/map/sea_atrc.pdf

    伊織「下がエントランスで、私たちがいるのが中央の『ミステリアスアイランド』」

    伊織「タワー・オブ・テラーは、『アメリカンウォーターフロント』にあるわね」

    「そうだね」

    伊織「入り口に近いアトラクションだったら……わざわざ並ぶよりは、私だったらファストパスを取るわね」

    伊織「その代わり、ちょっと遠いところにある人気アトラクションに乗るわ」

    「それが伊織のやり方、ってことか」

    伊織「そういうことになるかしら」

    伊織「ま、そういう意味じゃあセンター・オブ・ジ・アースじゃなくて『インディジョーンズ』とかでも良かったわね」

    「インディジョーンズだと……一番上だから……入り口から一番遠くかぁ」

    伊織「そうなのよねぇ。気軽に行けないのが難だわ」

    貴音「……」モグモグ

    46 :

    小鳥さんとディズニー行きたい

    47 :

    ミッキー「ハハッ、閉園後に残って る子はどぉこだ?」
    ↑これ思い出した

    48 :

    黙々とポップコーンを吸い込むお姫ちん

    49 :

    >>48
    吸引力の変わらないただ一人のお姫ちん

    50 :

    9:24、センター・オブ・ジ・アース…「エレベーター前」

    係員「では、こちらのエレベーターに乗って乗り場までご案内致します」

    ……

    プシュー!

    ゴトンゴトン……

    ガタッ!ゴゴゴゴゴゴ……!

    …プシュー!

    ……

    「ふーん、エレベーターの後もちょっと並ぶのか」

    伊織「……初めての人は絶対に勘違いするわね。エレベーター降りてすぐ乗るのかしら、って」

    「じ、自分なんか……あのエレベーターがアトラクションなんだと思ってたぞ……///」

    貴音「……」

    伊織「結構物々しい演出だから、その勘違いも無理ないんじゃない?」

    貴音「…………」

    「……?貴音、大丈夫かぁ?」


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