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    元スレ伊織「アンタにはこの本命チョコで十分なんだからっっ///」

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    タグ : - アイドルマスター + - 伊織 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :


    伊織「え?今なんて…」

    その言葉はあまりに唐突だった。

    律子「竜宮小町は…解散…解散するの…」

    伊織「何言ってるのよ…律子…ねぇ!」

    伊織「亜美もあずさも何で黙ってるのよ!何か…何か言いなさいよ!」

    亜美「いおりん…もう駄目なんだよ」

    あずさ「伊織ちゃん、社長との約束だったのよ。IAもしくはIUどちらか取れなければ活動終了…そういう約束」

    2 :

    スレタイとの落差w

    3 = 1 :

    伊織「何よそれ!亜美!アンタは納得してるの?」

    私は絶対納得できない!今すぐにでも社長に抗議してやりたい気持ちだった

    亜美「…」

    伊織「何よ…」

    亜美「…知ってた…」グスッ

    亜美「亜美も…うっ…約束知ってた…」グス…

    伊織「なん…ですって…じゃあ、私だけ…なん…で」

    分からない…分かりたくない!考えたくない!!

    4 :

    リーダーとはいったいうごごご

    5 = 1 :

    伊織「律子…アンタは何を考えて…」

    律子「…悔しい…悔しいわよ…竜宮小町は完璧だった」

    律子「そう思ったのよ…ずっと…ずっと…でも!!違ったの」

    律子「ごめんなさい…ごめんなさい…悪いのは私、私に力が足りないばっかりに…」

    律子「うっ…うう…ごめん…なさい…」グス…グス

    あずさ「律子さん…大丈夫。律子さんはしっかり私たちのプロデューサーとして活躍されてましたから」

    律子「あずさ…さん…」

    6 :

    スレタイ詐欺ですか

    7 :

    これは期待できる詐欺

    8 = 1 :

    私は…私達はどこで間違って…これからどうすればいいんだろう…私には分からない…

    律子「とりあえず…解散は決定事項なの…」グス

    亜美「りっちゃん…亜美たちこれからどうすればいいの…」

    律子「しばらくは休業よ…そしたらまたソロでって…」

    律子「それで………あずささんと亜美は引き続き私が担当しろって社長が…」

    伊織「!?」

    9 = 1 :

    伊織「ちょっ  あずさ「伊織ちゃんはどうなるんですか!!!!!!!!!!!!!!!!!」

    伊織「あ、あずさ…」

    正直、あずさのこんな真剣な顔を見たのは初めてだった。
    本当に私のことを心配してくれている、うれしいことだと思う。

    律子「伊織は…私の実力じゃ…プロデュースできない…貴女は凄いわ…本当に…」

    伊織「なっ…」

    律子が私のことをそんな風に認めてくれていたなんて…しらなかった…。

    11 = 1 :

    でも…そんなこといったらあずさの実力は認めたくないけど私以上だ。
    私は口では自分が1番と言ってはいるものの心の中ではいつだってあずさに勝てるきがしない。

    いつだって…

    伊織「そう…私の担当は…いないってことかしらね」

    亜美・あずさ「!!」

    律子「ごめんなさい…ごめんなさい…」

    伊織「律子…もういいのよ…謝らないで」ニコ

    伊織「亜美、あずさ!今度こそ頑張んなさい!律子!頼んだわよ!」

    そうだ…せめていつも通り…いつも通り振舞おう。
    仮面をつけて、素直じゃなく、強がって、私…らしく

    12 = 1 :



    それからどのくらいたっただろうか…最近頻繁にあずさをテレビで見かけるようになった。

    伊織「もう冬ね…」

    さびしい独り言。以前なら亜美あたりが反応してくれたものだと思う。

    765プロのスケジュールはびっしり数か月前とは大違いだ…

    伊織「また…私だけね…」

    私は…今日もオーディションに落ちた

    13 = 1 :

    「おや、いおりん?ただいまぁー!!」

    「うっうー!おつかれさまですぁ!!」

    伊織「ん?あっ…お疲れ真美、やよい」

    やよいと真美はデュオで活動している。アイツのプロデュースは悔しいけど上手い。

    真美「いおりん!今日どうだった?」

    伊織「駄目ね!あの審査員、伊織ちゃんの魅力を半分も分かってないわ」

    また強がって…馬鹿ね…自己嫌悪。

    14 :

    いおりん……

    15 :

    いおりん……

    16 :

    1の伊織のバレンタインコミュでゲームでも女心って解らないと思った覚えがある

    17 = 1 :

    やよい「うー…ざんねんです…伊織ちゃんと早くいっしょにお仕事したいなぁって最近ずーっと考えてるんだよぉ?」

    伊織「そう?ありがとやよい。じゃあ私もがんばらなくっちゃね」

    ごめんね…やよい…その願い叶わないかもしれないわ…

    伊織「とりあえず今日は疲れちゃった…もう帰るわね」

    うそつき…ホントはアイドルやって輝いてるみんなが見たくないだけのくせに…

    ホント馬鹿よ…

    18 :

    何このタイトルと内容との落差





    支援ハッピーエンドを所望する

    19 = 1 :


    さらにひと月ほどたっただろうか。ますます冷え込む季節になった。
    私はあれから何か変われただろうか…
    以前はみんなで借りて使っていたレッスンスタジオも今では私専用となりつつある。

    そういえば最近亜美が再デビューした。私にとって一番うれしいニュース。

    もちろん嫉妬もした。そんな自分が一番

    伊織「大嫌い…大嫌いよ…」

    20 :

    寝ずに最後まで見るっきゃねえ!

    21 = 1 :

    伊織「あっ…」コケッ

    伊織「うっ…」ゴロン

    ザマァない…こんななにもないところで転ぶなんて今日日春香でもやりゃしない
    底辺の私らしい。こうやって地べたを這いずり回って…

    悔しい…

    悔しい…

    伊織「くや…しい…よぉ…」

    泣くな!泣くな!駄目だ!

    伊織「誰か…だれかぁ…うわ…うぅ…」

    もう駄目だ…

    23 = 1 :

    私しかいないレッスンスタジオで…泣いた…
    いや…「私」もそこにはいなかった…

    いたのは強がりの仮面を失った馬鹿な女

    そう水瀬伊織…本当の「私」

    誰かに見てほしい「本当の私」

    「レッスンの途中じゃなかったのか?」

    伊織「もう…いいわよぉ…わだじには…アイドルなんて…」

    「諦めるのか?」

    24 :

    あきらめないで!

    25 = 1 :

    だって無理だった…

    解散が決まってから今まで以上にレッスンだって増やした。
    周りに目をやって流行や環境に馴染もうと頑張った。

    それでも!!

    伊織「諦めたいわけ…ない…」



    伊織「わたしだって…私だって…アイドルやりたい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

    27 = 1 :













    「よし!じゃあまずは鼻をふけ!!!!」










    28 :

    大作の予感

    29 = 1 :

    私が再びアイドルになった瞬間だった。
    私はこの台詞を思い出すたび顔から火が出そうだった。

    とりあえずいつか死なす。そう心に決めて…

    伊織「馬鹿………んだわよ…」

    「ん?」

    伊織「頼んだって言ってるのよ」

    伊織「プ・ロ・デュ・-・サー!!!!!!!」

    「ああ!ほら!立って」

    悔しいけど…手を差し伸べられた瞬間、胸がキュウって締め付けられるみたいだった。馬鹿な私でもわかる「恋」したんだって…

    32 = 1 :

    そこから数週間…アイツは他のアイドルに目もくれず私につきっきりで指導してくれた。
    私的にはその…う、嬉しい?けど美希あたり知られたら私は刺されるんじゃないかとドキドキした。

    伊織「あのねプロデューサー?」

    「んー?」

    伊織「この過密スケジュール…私を殺す気かしら?」

    「うはは!伊織はそのくらいで死ぬタマじゃないよ」

    コイツ…優秀っていうより鬼…

    34 :

    寝ようとしたらとんでもないモノ見つけてしまった

    支援

    35 = 1 :

    そこから数日して私は名実ともにアイドルへと戻った。
    久しぶりのオーディション合格…こんなにうれしかったっけ?今まで失っていた感覚。
    ゾクゾクした。

    伊織「ぷ、プロデューサー…わ、私…」

    うわ…私泣きそう…またコイツの前で泣き顔を晒そうというのか私は。

    「うおおおん!!!いおりいいいおべでどーーー!!」

    ………泣いてた…あの時の私より酷い泣き顔で…

    36 :

    >>4


    >>24

    37 :

    俺はもう寝る

    四円

    38 = 1 :

    その時私はなんていったけな?たしかこう?










    伊織「きったないわね!!!アンタほらちーん!ってしなさい!はい!チーン!」











    39 :

    頼む残っててくれ!

    40 = 28 :

    これは良い

    41 = 1 :

    俺も眠たい…


    酒飲んだせいだ…

    43 = 1 :

    しょうがないから少し早足でいくお!

    44 = 1 :

    事務所に帰るとみんな忙しいはずなのにそろって出迎えてくれた。

    亜美とあずさと律子がすでに泣いていたのには少し驚いたけれど…

    伊織「まぁ!この伊織ちゃんならこんなものよ!でも…なんというか…」

    伊織「…ありがとっ!…ふ、フン!」

    相変わらず素直じゃないなーってお前だお前!もう!駄目ね…この性格変わりそうにないわ…

    やよい「いおりちゃん!おめでとー!一緒にがんばろー!」

    伊織「ええ。よろしくねやよい先輩」

    やよい「えへへぇ…先輩なんて照れちゃうからやめてよぉ///」

    やよい…いつかした約束、必ず守るから…待っててね?

    49 = 1 :

    あっという間に年が明けた。
    久しぶりにみんな揃ったニューイヤーライブももちろん大成功。

    にひひ!伊織ちゃんのファンも下手したら竜宮小町時代より多いかもしれない!
    そうそう!ニューイヤーライブで特別復活!竜宮小町をやったらこれもまた大成功したわ!

    けど竜宮小町はもう終わったもの…あくまで思い出として…特別に…ね?

    伊織「プロデューサー?あれ?プロデューサー?」

    いない…アイツが近くにいないなんて珍しい。いつもは着替えてる途中の更衣室にだって乱入してくる男だというのに…

    50 = 1 :

    伊織「あ…いた!」

    ん?誰かと話してるみたいね…あれは…美希?

    美希「あのね…ニーはどんな…が…なの?」

    「……は……だと…」

    くそ!遠すぎて聞こえないわね!ってなんで私こんな盗み聞きみたいなことを…
    でも美希、かまずいわね…

    「ん?どうした?伊織」

    伊織「うわ!?」

    びっくりした!完全に自分の世界に入ってたわ…いつの間にか隣にいるとか…


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