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    元スレ勇者「勇者の為の勇者?」

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    151 = 72 :

    あげとく

    152 = 12 :

    僧侶「しかし…不死者の現世への執念とはこんなものではないはずなのです」

    勇者「………」

    僧侶「ここの連中はむしろ滅びたがっているようにも感じます…」

    勇者「確かに奇襲とかも少ないですね…でも天に昇りたい、昇らせてあげたいと思うからこの山に埋葬するんでしょ?」

    僧侶「………」

    勇者「なら簡単に諦めてもおかしくないんじゃないですか?」

    僧侶「それならばそもそも不死者となる必要がないでしょう?」

    勇者「そりゃそうですね…」

    僧侶「…明日はもう少し上を目指してみましょうか」

    勇者「上ですか…」

    僧侶「えぇ。山頂付近にもここと同じような教会があるはずですから…」

    153 :

    人には散々偉そうにキツい事言う癖にいざ自分が責められると場当たり的な言い訳を始めて逆ギレ
    こういうタイプはここ一番って時に取り乱して泣き喚く最悪の人間

    154 = 24 :

    だから現実と妄想を一緒に済んなよ・・・

    155 = 12 :

    勇者「うおっ…けっこう寒い…」

    僧侶「…天界とは常春の陽気であり、一年中花が咲き乱れる理想境である」

    勇者「は、はあ…?」

    僧侶「教典を要約するとそんな風に書いてあります。それなのに上に行くほど寒くなるなんて…ちょっとおかしいとは思いませんか?」

    勇者「言われてみれば確かに…」

    僧侶「まぁこれについても記事があって…登るほど寒くなるのは魂を清めるためだそうです」

    勇者「へぇ…」

    僧侶「………」

    勇者「………」

    僧侶「…だから少しは我慢しなさいということです」

    勇者「…回りくどいですよ…」

    156 = 153 :

    いや、この僧侶を手放しで誉めてる方がおかしいだろ
    転職を繰り返してるのも、言う事が辛辣なのも自分の意志が弱さの裏返しとも取れるし

    157 = 24 :

    ちょっとお前頭冷やしてから深呼吸して軽い気持ちで嫁よ。それでもイライラするなら疲れてるから寝ろ

    158 = 153 :

    お前こそ落ちつけよ
    つまらんレスだと思うなら聞き流せ

    159 = 24 :

    そうだな。似たレスが多くて少し真っ赤になってしまった

    160 :

    面白いあげ

    161 = 12 :

    勇者「あ!…あれかな?」

    僧侶「たぶんそうですね」

    勇者「で、何をするんです?」

    僧侶「古い教会ですし、もしかしたら歴史書のようなものがあるかもしれません」

    勇者「歴史書?」

    僧侶「稀に土地の因縁に縛り付けられて死霊となる場合があると聞いたことがあります。例えば…戦場跡とかですね」

    勇者「へぇ…」

    僧侶「仮にもここは聖地ですから、そのような因縁はないと思うのですが…念の…」

    ズズッ…

    勇者「…女僧侶さ…」

    僧侶「わかってる!」

    スケルトン「………」

    スケルトン「………」

    スケルトン「………」


    162 = 115 :

    >>153>>156
    最初はキレ芸でも売りにしてんのかと思うくらいのヒステリーだったが
    今はそこそこ普通の会話じゃねーの

    あと劇中の人物も俺たちも別に僧侶を手放しで褒めてはいないぞ
    最悪とまでは行かないが毒舌で思い込みと勘違いの激しいタイプだな
    あと沸点が異常なまでに低い
    でも勇者を見捨ててないだけ国王とかよりは良心的だろう

    163 = 153 :

    にしても遅いな
    寝落ちとか勘弁してくれよ

    164 = 12 :

    スケルトン「………」

    勇者「か、囲まれちゃってますよ?」

    僧侶「…くそったれ!なんでこの場所、このタイミングで沸いてくんだよ!?こんなもんまるで罠……罠!?」

    カシャン…カシャン…

    勇者「な、なんか思い当たったんですかぁ…女僧侶ささん?」

    …カシャン…カシャン…カシャン…

    僧侶「…ネクロマンサー…?」

    勇者「く、来るな!!ちょっ待っ……あぇ!?な、なんです!?」

    僧侶「そうか…!だからあんなに簡単……!?」

    スケルトン「………」

    カシャン…

    165 = 106 :

    支援

    途中で文句とか書かれると読んでる自分としては気が散るし書き手にとってはモチベ下がるかもしれないからそういうのは終わってからでもいいんじゃないかなって思う

    166 = 115 :

    そうかもな

    167 :

    >>165
    じゃあ>>1のIDだけ抽出しとけばいいんじゃないですかあ?

    168 :

    >>165みたいなレスがいちばん気が散るな

    169 = 12 :

    勇者「…あれ?」

    僧侶「………」

    勇者「こ、これはどういうこと…なんでしょうか?」

    スケルトン「………」

    僧侶「教会まで来いとさ…ご丁寧にガイコツどもで道まで作ってくれやがって!悪趣味な野郎だな…!」

    勇者「このスケルトン群れの真ん中突っ切れと…?冗談じゃないよ!?襲われたら…」

    僧侶「…後ろも塞がれてる。行くしかないよ」

    勇者「………」チラッ…

    スケルトン「………」

    勇者「はぁ……ん?」

    赤いスケルトン「………」カシャン…

    僧侶「道案内させるってか?…ほんっとに趣味の悪りぃ…!」

    170 :

    赤目さんキター

    171 = 12 :

    赤いスケルトン「………」カシャン…カシャン…

    勇者「女僧侶さん…」

    僧侶「………」

    勇者「…なんで山頂目指そうなんておもっちゃったんですか…」

    僧侶「そう言わないでくださいまし…昨日のわたくしに会えるならばぶん殴ってでも止める所だっつーの…ですわ…!」

    勇者「…落ち着いてますね。流石です…」

    僧侶「…どこがだ…ですか!?」

    勇者「…口調を整える余裕があるじゃないですか」

    僧侶「……て…撃」

    勇者「……?」

    僧侶「…せめて一撃ぶち込んでやらねぇと死んでも死に切れねぇだろうが…!だからなんとか自分を抑えて機会を…!」

    勇者「…そ、そうですか…」

    172 = 12 :

    ―山頂の教会―

    ギィイ…

    勇者「………」

    僧侶「………」

    赤いスケルトン「………」

    勇者「動かなくなっちゃいましたけど…」

    僧侶「後はわたくし達で探せということでしょう」

    勇者「…今のうちに逃げるってのは…無理、か…」

    スケルトン「………」

    スケルトン「………」

    僧侶「どうあっても逃がさないというわけですね…」

    174 = 12 :

    コツコツ…

    勇者「…一体何の用があるんですかね…」

    僧侶「中腹あたりで散々ディスペルしましたからね。その報復では?」

    勇者「………」

    僧侶「もしくは…新鮮な死肉が必要だとか。山頂まで埋葬にくるなど今はもうありえませんし…」

    勇者「…全部女僧侶さんのせいじゃあ…」

    僧侶「…危ないと思っていたのなら、止めて下さればよかったではないですか」

    勇者「…止めようとすると睨むじゃないですか」

    僧侶「そ、それは…」

    勇者「………」

    175 = 26 :

    しぇーん

    176 = 12 :

    ギィイ…

    勇者「はい、外れ…にしてもほんとにここに人が住んでるんですか?どこもかしこも埃まみれですけど…」

    僧侶「………」

    勇者「…女僧侶さん?」

    僧侶「…悪かったよ…あたしが調子に乗ってた」

    勇者「…え?」

    僧侶「だから!…悪かったって…」

    勇者「………」

    僧侶「…人が謝ってんだ。…なんか言えよ?」

    勇者「お、女僧侶さんが諦めちゃってたらお、俺、どうすれば良いんですか!?」

    僧侶「…あのなぁ」

    177 = 12 :

    僧侶「いつまでもあたしを頼ってんじゃないよ。剣の腕は多少マシになったけど…その辺は全然成長してないね…」

    勇者「は、はい…」

    僧侶「はいじゃないんだよ」

    ギィイ…

    僧侶「このボケナ……?」

    勇者「……?」

    『ああ…やっと来たか…』

    僧侶「へぇ…図書室が当たりってわけだ…行くよ!?」

    勇者「は、はい!」

    181 = 12 :

    僧侶「何を考えてあたしらを招き入れたんだか知らないけどね!頼みの綱のスケルトンは教会の外だよ!」

    勇者「…そ、そうだぞ!こ、コノヤロー!」

    『………』

    僧侶「だんまりかい…勇者、左だ。あたしは右から…」

    『…そういきり立つことも…あるまい…?』

    勇者「…なにを…?」

    キュラキュラ…

    『わしはおぬしらを…どうこうする…つもりはない…』

    僧侶「…どうだか。そうやって油断した所を後ろからザックリ…なんて奴らをあたしは何人も見てきてるんだけどね…」

    老人『…これを見ても…そう思えるかな…?』

    キュラ…

    182 = 33 :

    しえん

    184 :

    こうしてる間にも勇者の親族に王が次代を仕込んでるんだな

    186 = 12 :

    老人『ご苦労…腐乱人形…』

    「………」

    勇者「なん…だ…あれ…?」

    僧侶「………」

    老人『この通り…わしにはもう四肢が…ない…すべて腐れ落ちて…しまった』

    僧侶「…醜悪そのものだね…手足どころか身体も腐ってんじゃないのさ」

    勇者「ううぇえ…!」

    老人『…ああ…生きた人間と…会話をするのは…いつ以来か…よもやこのような…躯となって…』

    僧侶「感傷に浸ってるとこ悪いんだけどさ。いつまでもこの腐敗臭の中にいたくないんだよ。…要件だけ話してとっととくたばりな」

    勇者「お、女僧侶さ…うぇ…そんなストレー…おぇえ…!」

    187 :

    面白い
    楽しんで読んでる
    女僧侶いいキャラしてるよ!

    189 = 12 :

    老人『用件か…そんなものは…ない』

    僧侶「なんだって?用もないのにあたしらを呼んだってのか?ああ?」

    老人『女…そのような…態度で自身を…奮い立てることは…できぬ…恐怖は拭えぬ…』

    僧侶「……!」ギリッ…

    老人『わしは…ただ話がしたい…この躯が崩れ落ちる…前に…今一度…同胞と』

    勇者「…うっ…ど、同胞…?」

    僧侶「…お前、生きたまま…自分に死霊術をかけたのか…?」

    老人『いかにも…結果は…この通りだが…』

    勇者「…あ、あれを自分でやったっていうのかよ…」


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