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    元スレ勇者「勇者の為の勇者?」

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    52 = 45 :

    53 = 45 :

    ほやー!もうむりねるあとまかせた

    54 :

    ホイミで敵を粉砕する女僧侶を思い出した

    55 :

    56 :

    57 = 56 :

    しゅ

    58 :

    >>54
    kwsk

    59 = 54 :

    カレーの人の何か
    タイトルは忘れた

    60 = 56 :

    >>1が帰ってくるまで保守頼んだ

    61 :

    63 = 61 :

    64 = 15 :

    ほっほー

    65 = 24 :

    66 = 55 :

    ほいみ

    70 = 24 :

    72 :

    あげ

    73 :

    76 = 73 :

    78 = 12 :

    宿屋の親父「テーレレレレッテッテー♪昨晩はお楽しみ…」

    僧侶「あ?」

    宿屋の親父「さ、昨晩は…」

    僧侶「ああ?」

    宿屋の親父「…ご利用ありがとうございました…」

    僧侶「それで良いんだよ、ハゲ。変にウケなんか狙うんじゃないってんだ、ボケが!」

    宿屋の親父「…は、ハゲって…俺はまだそんなに…」

    僧侶「そのテカった額はハゲじゃねぇってのかよ?え?」

    勇者「女僧侶さん、準備が終わり…どうかしましたか?」

    僧侶「なんでもありませんわ。ちょっとお話を…」

    勇者「そうですか?」

    僧侶「…そんなことより遅いですわよ?女性を待たせるとは関心しませんね…」

    勇者「す、すみません…」

    カラン…

    宿屋の親父「…なんつー僧侶だよ…」

    80 = 12 :

    武具屋の店主「いらっしゃい!良いのが揃ってるよ!」

    勇者「どうも…」

    武具屋の店主「おやまぁ…あんた駆け出しだね?でも今時、旅人の服なんてナンセンスだよ?」

    勇者「は、はあ…」

    武具屋の店主「そんなあんたにはコレ!鋼の鎧!流行を先取りしたナウイな逸品だ!…買うかい?」

    勇者「え…えーと…」

    僧侶「どうせ身動きとれなくなるのがオチですわよ?革鎧にしときなさい。そうねぇ…」

    勇者「は、はい…あの、また今度に…」

    武具屋の店主「革鎧とか…おたくねぇ、戦士ならまずは見た目を飾らなきゃ…剣振り回すしか能がないんだよ?そんなんじゃあ…」

    僧侶「…ちょっと黙っててくださる?」

    武具屋の店主「おいおい…女、しかも僧侶に武器、防具の何がわかるってんだよ?やめときな姉ちゃん、怪我す…ひっ!?」

    僧侶「あたしは黙ってろって言ったんだ。この小汚い短剣…その臭い口ん中に突っ込んでやろうか?あ?」

    武具屋の店主「…すみません…すみません…!」

    勇者「うわぁ…」

    81 = 12 :

    僧侶「軽戦士ならこんな所でしょうか…」

    勇者「な、なんかちょっと強くなった気がします」

    僧侶「使いこなせなけれはどんな装備品もただの飾りです」

    勇者「…はい…」

    僧侶「では行きましょうか。…失礼します」

    武具屋の店主「お、お買い上げありがとうございました…」

    82 = 12 :

    ―酒場―

    僧侶「エールを二つ…いえ、紅茶とエールをお願いしますわ」

    親父「あいよ」

    勇者「…女僧侶さんって冒険慣れしてるんですね」

    僧侶「いまさらですか?…まぁ、僧侶の道を選ぶまではいろいろありましたからね」

    勇者「前は何してたんですか?」

    僧侶「戦士ですわ。…ありがとうございます」

    親父「ほい、エール」

    勇者「ありがとう。…なるほど通りで…」

    僧侶「…がさつとか言ったらぶん殴りますわよ?」

    勇者「い、言いませんよ…そんなこと」

    83 = 35 :

    あげ

    84 = 12 :

    ―街道―

    勇者「でゃあ!」

    勇者 の攻撃!スライムに5のダメージ!
    スライム「ピキィ!」

    勇者「う、うわわわ…!」

    僧侶「オラ!!」ゴッ!

    女僧侶 の攻撃!会心の一撃!スライム を倒した!

    僧侶「やるならきっちり潰せ!中途半端な攻撃で手傷を負わせた方が危ねぇんだよ!」

    勇者「す、すみません…」

    86 = 12 :

    勇者「あの、町では聞きそびれたんですけど…」

    僧侶「なんですか?…ひぃ…ふぅ…みぃ…ふん。所詮はスライムですわね。小銭にもなりませんわ…」チャリチャリ…

    勇者「…女僧侶さんはなんで僧侶になろうと思ったんですか?」

    僧侶「僧侶に転職した理由ですか?そんなことを聞いてどうするんです?」

    勇者「…俺、いままで自分の意思ってのを持ってなかったから…そういうのがちょっと気になって…」

    僧侶「今も、の間違いでしょう?装備はともかく、行き先までもわたくし任せで…」

    勇者「は、はい…」

    僧侶「…まぁ、いままでの境遇を考えれば仕方ないのかもしれませんね。それに、意識を持ち始めたことは良い兆候だと思いますよ?」

    勇者「………」

    僧侶「そうですね…わたくしが僧侶を目指した理由ですか…」

    87 = 12 :

    僧侶「わたくしが以前、戦士の職業についていたことはお話しましたね?」

    勇者「はい、聞きました」

    僧侶「実は…その前はわたくし、盗賊だったのです」

    勇者「えっ!?」

    僧侶「…なんですか?」

    勇者「い、いや…まさか前々職があったとは…」

    僧侶「まぁ盗賊からはすぐに転職しましたけどね。あの頃は日々の糧を得るために必死でしたから…」

    勇者「………」

    僧侶「…話を戻しましょうか。わたくしは盗賊、戦士としてさまざまな経験を積みました」

    勇者「………」

    僧侶「依頼を受け魔物を狩ったり、傭兵として戦場にも…でもある時、いままで自分が行ってきたことに対する罪の意識を持ったのです」

    89 = 12 :

    僧侶「剣では傷付けることはできても助けることは出来ない。…ですから僧侶という職業に転職したのです」

    勇者「………」

    僧侶「どうかしましたか?」

    勇者「いや…なんかすごいなぁって思って…」

    僧侶「人は大なり小なりの違いはあれど、悩みながら…しかしそれでも答えを出し、生きているのです。何も特別なことはありません」

    勇者「は、はい…」

    僧侶「それがなかった貴方はある意味で不幸と言えるでしょう。…いままでは」

    勇者「………」

    僧侶「早く出せとは言いません。悩みもまだ漠然としたものでしょう。でも…いつか必ず答えを見つけるのです」

    勇者「…はい」

    90 = 12 :

    休憩おわた…

    5時頃また来ます

    91 :

    まじかよ

    94 :

    95 :

    僧侶が勇者なんじゃね?

    98 = 94 :

    99 :

    これはおもろい

    100 = 99 :


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