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元スレ勇者「勇者の為の勇者?」
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女僧侶「しかし…不死者の現世への執念とはこんなものではないはずなのです」
勇者「………」
女僧侶「ここの連中はむしろ滅びたがっているようにも感じます…」
勇者「確かに奇襲とかも少ないですね…でも天に昇りたい、昇らせてあげたいと思うからこの山に埋葬するんでしょ?」
女僧侶「………」
勇者「なら簡単に諦めてもおかしくないんじゃないですか?」
女僧侶「それならばそもそも不死者となる必要がないでしょう?」
勇者「そりゃそうですね…」
女僧侶「…明日はもう少し上を目指してみましょうか」
勇者「上ですか…」
女僧侶「えぇ。山頂付近にもここと同じような教会があるはずですから…」
勇者「………」
女僧侶「ここの連中はむしろ滅びたがっているようにも感じます…」
勇者「確かに奇襲とかも少ないですね…でも天に昇りたい、昇らせてあげたいと思うからこの山に埋葬するんでしょ?」
女僧侶「………」
勇者「なら簡単に諦めてもおかしくないんじゃないですか?」
女僧侶「それならばそもそも不死者となる必要がないでしょう?」
勇者「そりゃそうですね…」
女僧侶「…明日はもう少し上を目指してみましょうか」
勇者「上ですか…」
女僧侶「えぇ。山頂付近にもここと同じような教会があるはずですから…」
人には散々偉そうにキツい事言う癖にいざ自分が責められると場当たり的な言い訳を始めて逆ギレ
こういうタイプはここ一番って時に取り乱して泣き喚く最悪の人間
こういうタイプはここ一番って時に取り乱して泣き喚く最悪の人間
勇者「うおっ…けっこう寒い…」
女僧侶「…天界とは常春の陽気であり、一年中花が咲き乱れる理想境である」
勇者「は、はあ…?」
女僧侶「教典を要約するとそんな風に書いてあります。それなのに上に行くほど寒くなるなんて…ちょっとおかしいとは思いませんか?」
勇者「言われてみれば確かに…」
女僧侶「まぁこれについても記事があって…登るほど寒くなるのは魂を清めるためだそうです」
勇者「へぇ…」
女僧侶「………」
勇者「………」
女僧侶「…だから少しは我慢しなさいということです」
勇者「…回りくどいですよ…」
女僧侶「…天界とは常春の陽気であり、一年中花が咲き乱れる理想境である」
勇者「は、はあ…?」
女僧侶「教典を要約するとそんな風に書いてあります。それなのに上に行くほど寒くなるなんて…ちょっとおかしいとは思いませんか?」
勇者「言われてみれば確かに…」
女僧侶「まぁこれについても記事があって…登るほど寒くなるのは魂を清めるためだそうです」
勇者「へぇ…」
女僧侶「………」
勇者「………」
女僧侶「…だから少しは我慢しなさいということです」
勇者「…回りくどいですよ…」
いや、この僧侶を手放しで誉めてる方がおかしいだろ
転職を繰り返してるのも、言う事が辛辣なのも自分の意志が弱さの裏返しとも取れるし
転職を繰り返してるのも、言う事が辛辣なのも自分の意志が弱さの裏返しとも取れるし
ちょっとお前頭冷やしてから深呼吸して軽い気持ちで嫁よ。それでもイライラするなら疲れてるから寝ろ
勇者「あ!…あれかな?」
女僧侶「たぶんそうですね」
勇者「で、何をするんです?」
女僧侶「古い教会ですし、もしかしたら歴史書のようなものがあるかもしれません」
勇者「歴史書?」
女僧侶「稀に土地の因縁に縛り付けられて死霊となる場合があると聞いたことがあります。例えば…戦場跡とかですね」
勇者「へぇ…」
女僧侶「仮にもここは聖地ですから、そのような因縁はないと思うのですが…念の…」
ズズッ…
勇者「…女僧侶さ…」
女僧侶「わかってる!」
スケルトン「………」
スケルトン「………」
スケルトン「………」
・
・
・
女僧侶「たぶんそうですね」
勇者「で、何をするんです?」
女僧侶「古い教会ですし、もしかしたら歴史書のようなものがあるかもしれません」
勇者「歴史書?」
女僧侶「稀に土地の因縁に縛り付けられて死霊となる場合があると聞いたことがあります。例えば…戦場跡とかですね」
勇者「へぇ…」
女僧侶「仮にもここは聖地ですから、そのような因縁はないと思うのですが…念の…」
ズズッ…
勇者「…女僧侶さ…」
女僧侶「わかってる!」
スケルトン「………」
スケルトン「………」
スケルトン「………」
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・
・
スケルトン「………」
勇者「か、囲まれちゃってますよ?」
女僧侶「…くそったれ!なんでこの場所、このタイミングで沸いてくんだよ!?こんなもんまるで罠……罠!?」
カシャン…カシャン…
勇者「な、なんか思い当たったんですかぁ…女僧侶ささん?」
…カシャン…カシャン…カシャン…
女僧侶「…ネクロマンサー…?」
勇者「く、来るな!!ちょっ待っ……あぇ!?な、なんです!?」
女僧侶「そうか…!だからあんなに簡単……!?」
スケルトン「………」
カシャン…
勇者「か、囲まれちゃってますよ?」
女僧侶「…くそったれ!なんでこの場所、このタイミングで沸いてくんだよ!?こんなもんまるで罠……罠!?」
カシャン…カシャン…
勇者「な、なんか思い当たったんですかぁ…女僧侶ささん?」
…カシャン…カシャン…カシャン…
女僧侶「…ネクロマンサー…?」
勇者「く、来るな!!ちょっ待っ……あぇ!?な、なんです!?」
女僧侶「そうか…!だからあんなに簡単……!?」
スケルトン「………」
カシャン…
支援
途中で文句とか書かれると読んでる自分としては気が散るし書き手にとってはモチベ下がるかもしれないからそういうのは終わってからでもいいんじゃないかなって思う
途中で文句とか書かれると読んでる自分としては気が散るし書き手にとってはモチベ下がるかもしれないからそういうのは終わってからでもいいんじゃないかなって思う
>>165みたいなレスがいちばん気が散るな
勇者「…あれ?」
女僧侶「………」
勇者「こ、これはどういうこと…なんでしょうか?」
スケルトン「………」
女僧侶「教会まで来いとさ…ご丁寧にガイコツどもで道まで作ってくれやがって!悪趣味な野郎だな…!」
勇者「このスケルトン群れの真ん中突っ切れと…?冗談じゃないよ!?襲われたら…」
女僧侶「…後ろも塞がれてる。行くしかないよ」
勇者「………」チラッ…
スケルトン「………」
勇者「はぁ……ん?」
赤いスケルトン「………」カシャン…
女僧侶「道案内させるってか?…ほんっとに趣味の悪りぃ…!」
女僧侶「………」
勇者「こ、これはどういうこと…なんでしょうか?」
スケルトン「………」
女僧侶「教会まで来いとさ…ご丁寧にガイコツどもで道まで作ってくれやがって!悪趣味な野郎だな…!」
勇者「このスケルトン群れの真ん中突っ切れと…?冗談じゃないよ!?襲われたら…」
女僧侶「…後ろも塞がれてる。行くしかないよ」
勇者「………」チラッ…
スケルトン「………」
勇者「はぁ……ん?」
赤いスケルトン「………」カシャン…
女僧侶「道案内させるってか?…ほんっとに趣味の悪りぃ…!」
赤いスケルトン「………」カシャン…カシャン…
勇者「女僧侶さん…」
女僧侶「………」
勇者「…なんで山頂目指そうなんておもっちゃったんですか…」
女僧侶「そう言わないでくださいまし…昨日のわたくしに会えるならばぶん殴ってでも止める所だっつーの…ですわ…!」
勇者「…落ち着いてますね。流石です…」
女僧侶「…どこがだ…ですか!?」
勇者「…口調を整える余裕があるじゃないですか」
女僧侶「……て…撃」
勇者「……?」
女僧侶「…せめて一撃ぶち込んでやらねぇと死んでも死に切れねぇだろうが…!だからなんとか自分を抑えて機会を…!」
勇者「…そ、そうですか…」
勇者「女僧侶さん…」
女僧侶「………」
勇者「…なんで山頂目指そうなんておもっちゃったんですか…」
女僧侶「そう言わないでくださいまし…昨日のわたくしに会えるならばぶん殴ってでも止める所だっつーの…ですわ…!」
勇者「…落ち着いてますね。流石です…」
女僧侶「…どこがだ…ですか!?」
勇者「…口調を整える余裕があるじゃないですか」
女僧侶「……て…撃」
勇者「……?」
女僧侶「…せめて一撃ぶち込んでやらねぇと死んでも死に切れねぇだろうが…!だからなんとか自分を抑えて機会を…!」
勇者「…そ、そうですか…」
―山頂の教会―
ギィイ…
勇者「………」
女僧侶「………」
赤いスケルトン「………」
勇者「動かなくなっちゃいましたけど…」
女僧侶「後はわたくし達で探せということでしょう」
勇者「…今のうちに逃げるってのは…無理、か…」
スケルトン「………」
スケルトン「………」
女僧侶「どうあっても逃がさないというわけですね…」
ギィイ…
勇者「………」
女僧侶「………」
赤いスケルトン「………」
勇者「動かなくなっちゃいましたけど…」
女僧侶「後はわたくし達で探せということでしょう」
勇者「…今のうちに逃げるってのは…無理、か…」
スケルトン「………」
スケルトン「………」
女僧侶「どうあっても逃がさないというわけですね…」
コツコツ…
勇者「…一体何の用があるんですかね…」
女僧侶「中腹あたりで散々ディスペルしましたからね。その報復では?」
勇者「………」
女僧侶「もしくは…新鮮な死肉が必要だとか。山頂まで埋葬にくるなど今はもうありえませんし…」
勇者「…全部女僧侶さんのせいじゃあ…」
女僧侶「…危ないと思っていたのなら、止めて下さればよかったではないですか」
勇者「…止めようとすると睨むじゃないですか」
女僧侶「そ、それは…」
勇者「………」
勇者「…一体何の用があるんですかね…」
女僧侶「中腹あたりで散々ディスペルしましたからね。その報復では?」
勇者「………」
女僧侶「もしくは…新鮮な死肉が必要だとか。山頂まで埋葬にくるなど今はもうありえませんし…」
勇者「…全部女僧侶さんのせいじゃあ…」
女僧侶「…危ないと思っていたのなら、止めて下さればよかったではないですか」
勇者「…止めようとすると睨むじゃないですか」
女僧侶「そ、それは…」
勇者「………」
ギィイ…
勇者「はい、外れ…にしてもほんとにここに人が住んでるんですか?どこもかしこも埃まみれですけど…」
女僧侶「………」
勇者「…女僧侶さん?」
女僧侶「…悪かったよ…あたしが調子に乗ってた」
勇者「…え?」
女僧侶「だから!…悪かったって…」
勇者「………」
女僧侶「…人が謝ってんだ。…なんか言えよ?」
勇者「お、女僧侶さんが諦めちゃってたらお、俺、どうすれば良いんですか!?」
女僧侶「…あのなぁ」
勇者「はい、外れ…にしてもほんとにここに人が住んでるんですか?どこもかしこも埃まみれですけど…」
女僧侶「………」
勇者「…女僧侶さん?」
女僧侶「…悪かったよ…あたしが調子に乗ってた」
勇者「…え?」
女僧侶「だから!…悪かったって…」
勇者「………」
女僧侶「…人が謝ってんだ。…なんか言えよ?」
勇者「お、女僧侶さんが諦めちゃってたらお、俺、どうすれば良いんですか!?」
女僧侶「…あのなぁ」
女僧侶「いつまでもあたしを頼ってんじゃないよ。剣の腕は多少マシになったけど…その辺は全然成長してないね…」
勇者「は、はい…」
女僧侶「はいじゃないんだよ」
ギィイ…
女僧侶「このボケナ……?」
勇者「……?」
『ああ…やっと来たか…』
女僧侶「へぇ…図書室が当たりってわけだ…行くよ!?」
勇者「は、はい!」
勇者「は、はい…」
女僧侶「はいじゃないんだよ」
ギィイ…
女僧侶「このボケナ……?」
勇者「……?」
『ああ…やっと来たか…』
女僧侶「へぇ…図書室が当たりってわけだ…行くよ!?」
勇者「は、はい!」
女僧侶「何を考えてあたしらを招き入れたんだか知らないけどね!頼みの綱のスケルトンは教会の外だよ!」
勇者「…そ、そうだぞ!こ、コノヤロー!」
『………』
女僧侶「だんまりかい…勇者、左だ。あたしは右から…」
『…そういきり立つことも…あるまい…?』
勇者「…なにを…?」
キュラキュラ…
『わしはおぬしらを…どうこうする…つもりはない…』
女僧侶「…どうだか。そうやって油断した所を後ろからザックリ…なんて奴らをあたしは何人も見てきてるんだけどね…」
老人『…これを見ても…そう思えるかな…?』
キュラ…
勇者「…そ、そうだぞ!こ、コノヤロー!」
『………』
女僧侶「だんまりかい…勇者、左だ。あたしは右から…」
『…そういきり立つことも…あるまい…?』
勇者「…なにを…?」
キュラキュラ…
『わしはおぬしらを…どうこうする…つもりはない…』
女僧侶「…どうだか。そうやって油断した所を後ろからザックリ…なんて奴らをあたしは何人も見てきてるんだけどね…」
老人『…これを見ても…そう思えるかな…?』
キュラ…
老人『ご苦労…腐乱人形…』
少女「………」
勇者「なん…だ…あれ…?」
女僧侶「………」
老人『この通り…わしにはもう四肢が…ない…すべて腐れ落ちて…しまった』
女僧侶「…醜悪そのものだね…手足どころか身体も腐ってんじゃないのさ」
勇者「ううぇえ…!」
老人『…ああ…生きた人間と…会話をするのは…いつ以来か…よもやこのような…躯となって…』
女僧侶「感傷に浸ってるとこ悪いんだけどさ。いつまでもこの腐敗臭の中にいたくないんだよ。…要件だけ話してとっととくたばりな」
勇者「お、女僧侶さ…うぇ…そんなストレー…おぇえ…!」
少女「………」
勇者「なん…だ…あれ…?」
女僧侶「………」
老人『この通り…わしにはもう四肢が…ない…すべて腐れ落ちて…しまった』
女僧侶「…醜悪そのものだね…手足どころか身体も腐ってんじゃないのさ」
勇者「ううぇえ…!」
老人『…ああ…生きた人間と…会話をするのは…いつ以来か…よもやこのような…躯となって…』
女僧侶「感傷に浸ってるとこ悪いんだけどさ。いつまでもこの腐敗臭の中にいたくないんだよ。…要件だけ話してとっととくたばりな」
勇者「お、女僧侶さ…うぇ…そんなストレー…おぇえ…!」
老人『用件か…そんなものは…ない』
女僧侶「なんだって?用もないのにあたしらを呼んだってのか?ああ?」
老人『女…そのような…態度で自身を…奮い立てることは…できぬ…恐怖は拭えぬ…』
女僧侶「……!」ギリッ…
老人『わしは…ただ話がしたい…この躯が崩れ落ちる…前に…今一度…同胞と』
勇者「…うっ…ど、同胞…?」
女僧侶「…お前、生きたまま…自分に死霊術をかけたのか…?」
老人『いかにも…結果は…この通りだが…』
勇者「…あ、あれを自分でやったっていうのかよ…」
女僧侶「なんだって?用もないのにあたしらを呼んだってのか?ああ?」
老人『女…そのような…態度で自身を…奮い立てることは…できぬ…恐怖は拭えぬ…』
女僧侶「……!」ギリッ…
老人『わしは…ただ話がしたい…この躯が崩れ落ちる…前に…今一度…同胞と』
勇者「…うっ…ど、同胞…?」
女僧侶「…お前、生きたまま…自分に死霊術をかけたのか…?」
老人『いかにも…結果は…この通りだが…』
勇者「…あ、あれを自分でやったっていうのかよ…」
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