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    元スレえる「いつもご苦労様です、折木さん」 折木「毎度どうも」

    SS覧 / PC版 /
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    みんなの評価 : ★★★×5
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    201 = 184 :

    さっさと書け

    202 = 145 :

    おかえるたそ

    203 = 126 :

    >>185
    あれ、俺もうレスしたっけ

    204 = 15 :

    買ってきたった

    205 :

    >>204
    ほんとに買ってやがる

    206 = 86 :

    >>204
    取り敢えず髪切ろうぜ

    207 = 1 :

    折木「しかし、あの二人が結婚とは……」

    える「早いような、遅いようなといった感じでしょうか」

    折木「そうですね……」

    える「…………」

    折木「どうかしましたか?」

    える「いえ………」

    少しの間口ごもっていた千反田は、
    呼吸を整えるように間を取った後、

    える「どうして、人は変わってしまうんでしょう」

    そんなことを言った。

    208 :

    書き溜めてないのか

    209 :

    >>204
    アニメ否定するわけじゃないけどこの表紙はマジでない
    図書館戦争とかもそうだしひくわ

    210 = 184 :

    >>204
    しね

    211 = 127 :

    >>204が2,358円のお会計に対して2千いくらを払いお釣りがいくらだったのか
    私、気になります

    212 = 1 :

    折木「どういう意味ですか?」

    える「いえ、大したことじゃないんです。
       たとえば、福部さんと摩耶花さんは、高校の時からお付き合いをしていらして」

    折木「ええ」

    える「その……恋人同士だったわけじゃないですか」

    折木「それが……?」

    える「どうして、恋人のままではいられなかったのでしょう?」

    ああなるほど。

    213 :

    え?これなんのSSなの?

    214 :

    >>209
    氷菓は表紙じゃなくて帯だが

    215 = 205 :

    捕手

    216 = 16 :

    ホッ

    217 = 1 :

    える「お互いをいつくしみ、愛し合っているならば、必ずしも結婚という形を取る必要はないのではないでしょうか?」

    まぁ、恋人から夫婦に変わることを変化と呼ぶならそうだろうが。
    理屈は分からなくもないが……

    折木「結婚というのは一つの社会システムですから。
       税金も安くなったりしますし」

    える「それが、結婚する理由……ですか?」

    そういう場合もある、というだけの話だ。

    折木「あるいは、一つのケジメ、のようなものでもあるでしょうね」

    える「けじめ…………」

    そこまで言うと千反田はまた俯いてしまった。

    『変化』そして『ケジメ』。
    それが、千反田の頭に引っかかっているキーワードのようだ。

    218 = 1 :







    『ホータローはさ、変化を受け入れるべきなんじゃないかな』

    ………………!!!!



    220 = 1 :





    『えっ?またまたぁ。本当は気付いているんだろう?』

    やめろ。

    『ひょっとしてわざとやってるのかい?それはあまりにも残酷ってもんじゃないかなぁ』

    ……やめろ。

    『…………それとも、本当に気づいていないなら………』

    やめてくれ!




    『やっぱりキミは、どうしようもなく残酷だ』

    やめろ!!!




    221 = 1 :

    える「………さん。
       …………きさん。
       ………………折れ木さん!」

    折木「!」ハッ

    える「急に喋らなくなったのでびっくりしてしまいました。大丈夫ですか?」

    折木「あっ……はい、大丈夫です」

    える「でもすごい汗ですよ?」

    折木「ああ……実は、少し暑さで頭がボーッと」

    える「まぁ大変!すぐに冷たい御飲み物をお持ちしますね!」

    折木「いえ!そんな……」

    222 = 102 :

    紫煙

    223 :

    いいね

    224 = 1 :

    える「だめです!午後からもがんばってもらわないといけませんので。
       今日中に終わらないかもしれませんよ?」

    折木「それは、その……」

    える「少しだけ待っていてください!」

    トットットット

    そう言い残して千反田は軽い足取りで階下へ降りていった。

    それにしてもさっきのは一体何だったのだろう。
    白昼夢?それとも本当に暑さで頭がやられたのか?

    とりあえず里志よ。
    ………肝心な連絡はよこさんくせに、要らん時ばかり人の頭に入ってくるんじゃない



    ………
    ……………
    …………………


    225 :

    速さが足りない

    226 = 15 :

    ほす

    227 = 1 :



    折木「これで最後…………っと」ドサッ

    ようやく最後の一箱を積み込んだ。
    これで本当に、あのバカでかい書庫もカラッポだ。

    える「折木さん。お疲れ様でした」

    折木「いえ……では、この伝票にサインを」

    える「はい」

    サラサラッ

    える「どうぞ」

    折木「……確かに受け取りました」

    これで、この長かった仕事も終わりだ。

    える「これで、本当におしまいなんですね」

    228 = 223 :

    足掛け八時間の超大作

    229 = 123 :

    しえん

    230 = 1 :

    そうだ。

    折木「そうですね……………








       さて、ここからは俺の番だぞ、千反田」

    える「!!」

    そして、俺の悪あがきの始まりだ。

    231 = 86 :

    !?

    232 = 126 :

    奉太郎が攻に転じる!

    237 = 223 :

    私怨

    238 = 1 :

    える「折木……さん…?」

    折木「最初からおかしいとは思っていたんだ。蔵書の引き取りを俺に一任すると聞いた時からな」

    える「えっと……」

    折木「うん?ああ口調か。さっきお前がサインをした時点で契約は満了したからな。
       もう顧客と企業の関係じゃない」

    える「」

    折木「さて何から訊いたものか………」

    240 = 62 :

    ゆっくりでも気にせん
    頑張れ

    242 = 15 :

    これは大期待

    244 = 214 :

    どーするどーなる折木奉太郎!

    245 :

    半年間我慢してたのかwww

    247 :

    いけ!奉太郎!!!!

    248 = 247 :

    ほす

    250 = 1 :

    折木「そうだな、まずは5ヶ月間俺を書庫の二階に近づけさせなかった理由から訊こうか?」

    える「!!」

    第一に、万端すぎる準備。
    100冊以下ならともかく、
    毎月500冊の叢書を自分で箱に詰めるという作業はどう考えても余計だ。
    引き取る側としてはありがたいことこの上ないが、
    3000冊の蔵書を処分しようとする人間のすることではない。

    折木「それなのにもかかわらず、先月までは俺が行った時にはすでに箱に詰められて
       入口の前に積まれていた。
       これは明らかに、相手を奥へ入れたくないという意思表示だ」

    える「……………」

    折木「書庫の構造上入った時点で一階の様子は丸見えだ。
       必然的に、お前が俺に隠したかったものは二階にある、ということだ」


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