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    元スレえる「今日のお昼ご飯はそうめんですよ」 奉太郎「またか」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★
    タグ : - なんでこんな荒れてんの? + - 氷菓 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :

    代行

    4 :

    長くなりましたがこのSSはこれで終わりです。
    ここまで支援、保守をしてくれた方々本当にありがとうごさいました!
    パート化に至らずこのスレで完結できたのは皆さんのおかげです(正直ぎりぎりでした(汗)
    今読み返すと、中盤での伏線引きやエロシーンにおける表現等、これまでの自分の作品の中では一番の出来だったと感じています。
    皆さんがこのSSを読み何を思い、何を考え、どのような感情に浸れたのか、それは人それぞれだと思います。
    少しでもこのSSを読んで「自分もがんばろう!」という気持ちになってくれた方がいれば嬉しいです。
    長編となりましたが、ここまでお付き合い頂き本当に本当にありがとうございました。
    またいつかスレを立てることがあれば、その時はまたよろしくお願いします!ではこれにて。
    皆さんお疲れ様でした!

    5 = 2 :

    季節は夏真っ盛り。気温はゆうに三十度を超える猛暑だ。

    そんな暑さの中でわざわざ熱々のものを食べたいと言うつもりはない。

    暑い夏の昼に冷たいそうめん。実に理に適っている。

    しかし、だ。

    奉太郎「これでもう三日連続じゃないか。他に食材がないわけじゃないだろう」

    える「だめですよ折木さん。できるだけそうめんを消費するように、と供恵さんから言われたじゃないですか」

    奉太郎「でもなあ、さすがにこの三日の昼飯と晩飯が全部そうめんってのはいくらなんでも……」

    える「世の中には食べたくても食べられないで苦しんでいる方がたくさんいるんですよ。

       私たちは恵まれていることに感謝しないといけません」

    7 :

    ありがとうございました!このSSはこれで終了です!!
    保守&レス本当にありがとう^^
    おまえらがいなけらば俺もつづけられなかったよw
    あー次はもう少しエロイ展開でも目指すかw
    じゃあまた会おうぜ!

    8 :

    終わったーーーーーーーーーーーーーー!!
    自分史上最長スレになってしまった。
    以下反省。
    ・謎解き(?)パートの部分は、ア ド リ ブ です。
    バクマンでやってた過去の描写をむりやり伏線にするって奴をやってみました。
    面白かった?
    ・決まっていたのは、えるたその結婚と夢オチだけでした。
    ・夢パートが書いてて胃がいたくなるくらい救いがなさすぎたので
     現実ではゲロ甘にしました。砂吐いた人がいたら>>1の勝ちっ!
    長々と語ってしまいました。
    保守、支援、本当にありがとうございました!!

    9 :

    ちょっとメモに使わせてくれ


    じゃがいも にんじん 牛肉

    10 = 2 :

    千反田が説教モードに入ってしまった。これはまずい。

    農家の娘である千反田は料理のこと、食のことに関しては非常に厳しい。

    いつものごとく少し近すぎるのではないかという距離まで顔を寄せてきて食の大切さを説いてくださる。

    ここで口答えなどしようものなら昼飯は抜き、下手をしたら晩飯も作ってくれなくなるかもしれん。

    それは省エネとは呼べない。ここはおとなしく引き下がるとしよう。

    奉太郎「わ、わかったわかった。悪かったよ。文句を言わずに食わせてもらうよ」

    える「はい」

    と千反田は満足げにうなずく。助かった。

    える「今日は油淋鶏風に仕上げてみました」

    奉太郎「おお……うん……うまそうだな……」

    12 :

    >>8
    これを見にきた

    13 = 2 :

    実際、千反田の料理はうまいのだ。

    今日は油淋鶏が茹でられたそうめんの上に置かれ、その上からたっぷりと中華風のタレをかけた一品となっている。

    昨日の夜はそうめんを揚げて、熱いあんかけをかけた一品に下鼓を打った。

    なるべく飽きがこないよう、さまざまな工夫が凝らされたそうめん料理の数々。

    正直なところ、そうめんにはこんなにもたくさんの調理法があるのかと毎日千反田の料理を見て驚いていた。

    しかし、しかし、どんなに工夫を凝らしてみたところでそうめんはそうめんなのだ。

    あのつるんと落ちていくような上品なのど越しも、今はただただ恨めしい。

    奉太郎「ああ、米が食いたい」

    いそいそと食卓に料理を並べる千反田を手伝いながら、俺は誰にも聞こえないように呟いた。

    14 :

    同棲してんのかよ

    15 = 2 :

    ことの発端は一週間ほど前にさかのぼる。

    商店街で買い物をした帰り道、福引きの引換券をもらったのでやってみたら、当たってしまった。

    三等のそうめん一カ月分が。

    それだけならまだよかった。どうせそうめんは毎年夏に大量に食べるものだ。

    もしもこれが例年なら、今年の夏のそうめん代が浮いたと姉貴からたいそうほめられたことだろう。

    ただ、その日だけは別だった。この幸運は、今年の夏食べる分のそうめんをちょうど買い込んだ帰り道での出来事だったのだ。

    姉貴はこの幸運をおおいに笑ってくれたが同情はしてくれなかった。

    このそうめんを全部自分の責任でもって片付ける。この夏もっとも過酷な義務が俺に課せられた瞬間だった。

    夏休みが始まる三日前のことである。

    16 = 9 :

    >>1(最初は荒れるけど黙って投下してけばそのうち評価されるから落ち着け俺)

    17 :

    明日テストだわー

    18 = 2 :

    奉太郎「というわけなんだ。だからもしよかったら少しそうめんをもらってくれないか」

    里志「ははは。まったくついてないねホータローは。

       残念だけど我が家もそうめんは十分確保してるんだ。悪いね」

    摩耶花「ウチもそうね。悪いけど」

    える「わたしの家も毎年お中元などでたくさん頂いて余るくらいなので、これ以上はちょっと……」

    奉太郎「だよな。これで俺の夏休みはそうめん地獄決定か。

        帰りにめんつゆでも買って帰るかな」

    里志「でもホータロー、そうめんって言ってもただ茹でて食べるだけがそうめんじゃないだろ?

       いろいろ料理法をアレンジしてみればそれほど飽きずに食べられるんじゃないかな」

    20 = 9 :

    >>1 オラなんとか言ってみろコミュ障

    21 = 2 :

    える「そうですね。いろいろおいしい方法がありますよ。

       あ、もしよろしければいくつかレシピを教えましょうか」

    奉太郎「いや、遠慮しておく。今年の夏休みは家に俺しかいないんだ。

        だからレシピを聞いたところでどうせ面倒くさがって作らん。

        むしろ茹でるだけで済むそうめんがたくさんあって助かったかもしれん」

    里志「ホータローしかいないってどういうことだい?」

    奉太郎「親は仕事。姉貴は旅行だ。どっちも帰ってくるのは俺の夏休みが終わる頃だそうだ。

        まあ一ヶ月くらいそうめんだけでも死ぬことはないだろう」

    える「だめですよ折木さん!そんな食生活だと栄養が偏って体を壊してしまいます!」

    奉太郎「おいおいそんな大げさな……」

    23 = 9 :

    >>1 このスレ潰していい?今のうちに謝ったら許してやるぞ

    25 = 2 :

    摩耶花「そーよちーちゃん。どーせこいつはたいしたエネルギー消費もないんだから、そうめんがあれば十分よ」

    える「だめです!折木さんは今年も『氷菓』で書く担当がたくさんあるんですから、そうめんだけではエネルギーが保ちません!」

    奉太郎「じゃあどうしろって言うんだ。野菜ジュースでも買って飲んでればいいってのか?」

    える「~~~~~!わたしが!折木さんの家にご飯を作りに行きます!!」

    奉太郎「」

    摩耶花「」

    里志「」

    奉太郎「い、いや、さすがにそれは……」

    摩耶花「そうよちーちゃん!こんな奴なんかのためにそこまでしてあげる義理はないわ!」

    26 = 9 :

    >>1 褒められたいのか?

    27 = 2 :

    える「いえ!もう決めました!『氷菓』の編集作業は午後からですよね?

       でしたら昼前に折木さんの家に行ってお昼を作って、作業が終わったらまた折木さんの家に行って晩御飯を作ります!

       これなら問題ないですよね?」

    摩耶花「それを、毎日……?」

    える「もちろんです!安心してください、折木さんの夏休み中の食生活はわたしが責任を持って管理させて頂きます!」

    奉太郎「おい、勝手に話を進めるんじゃない。誰が、いつ、お前に飯を作ってくれと頼んだ?」

    える「わたしが!今!決めました!」

    奉太郎「いや、だからな……」

    29 = 28 :

    お前つまんねえよ

    30 = 2 :

    里志「いいじゃないかホータロー。千反田さんがやるって言ってくれているんだ。

       千反田さんの料理の腕は知っているだろう?自分で味気ないそうめんを毎日すするよりはずっといいと思うけど。

       それとも何だい?ホータローの家には千反田さんに見られると困るようなものでもあるのかい?」

    奉太郎「なっ……!」

    える「困るもの?わたしに見られると困るものが折木さんの家にあるんですか?わたし、気になります!」

    奉太郎「…………はあ」

    かくして気になりますモードに入ってしまった千反田を俺に止めることができるはずもなく、

    してやったり顔の里志と蔑むような顔の伊原の立会いの下、折木家における夏休み中の食事係に千反田えるが就任する運びとなってしまった。

    31 = 28 :

    もういいから
    失せろ

    32 :

    黙って見てろ

    33 = 9 :

    >>1 ここで止めとけばまとめサイトにまで醜態晒されることもないよ

    35 = 2 :

    える「どうですか、折木さん?実は今回のは初めて作ってみたものなんです。

       味見はしましたので変な味ではないと思いますが」

    奉太郎「うん、今日のもうまいぞ。香ばしい鶏肉にタレがよく合っていると思う」

    これをおかずにして米が食えたら、という本音は黙っておく。

    える「そうですか。お口に合ってよかったです」

    奉太郎「ん。毎日悪いな」

    える「わたしのわがままでやっていることですから」

    さすがお嬢様といったところか、千反田は食事中あまり喋らない。

    ときおり二言、三言他愛のない会話が挟まる以外は実に静かに食事が進む。

    37 = 9 :

    >>1 頑張って書いたssを叩かれながら投下する気分はどうだ?

    38 = 2 :

    姉貴と一緒に食うよりは気が楽だ、と思った。なにしろあのお方は話題が豊富で尽きることがない。

    食いながら話すなど俺の主義にまったく反している。

    口は一つしかないのだ。一度に二つのことをするには向いていない。

    姉貴や里志にもこの俺たちの姿勢を見習ってほしいものだ。

    奉太郎「ふう、食った食った。ごちそうさん」

    える「はい。お粗末さまでした」

    食べ終えた食器を下げ、俺が入れたまずいお茶で一服し終える頃にはちょうど出発する時間になる。

    奉太郎「さて、そろそろ行くか」

    える「はい」

    今日も昨日と同じように仕事をして、同じように家に帰って、同じように千反田の飯を食い、

    そして同じように寝ることになるのだろうと思っていた。

    里志の奴が部室でまたおかしなことを言い出すまでは。

    41 :

    あーつまんね原作と一緒でつまんね
    ネットでオナニー披露する奴って最高に気持ち悪いわー

    42 = 28 :

    何が面白いの?

    43 :

    ほうたるが饒舌すぎるだろ

    44 = 2 :

    里志「そういえば千反田さん」

    える「はい、何でしょう福部さん」

    里志「明日から週末で『氷菓』の編集もお休みになるわけだけどさ、週末もホータローの家までご飯を作りに行くのかい?」

    奉太郎「そういえばそうだな。学校に来ないのにわざわざ来てもらうのも悪いな」

    摩耶花「ほんとよ。週末くらいは自分でなんとかしなさい」

    える「いえ、自分でやると決めたことですので、明日も変わらずお邪魔しようかと思っているのですが」

    摩耶花「こんな奴のためにそこまですることないってちーちゃん!

        週末くらいゆっくりしなきゃ!」

    伊原の言うことは少々癪に障るが、その通りだ。飯を作るためだけに家まで来させるなどさすがの俺も良心が痛む。

    それにそろそろレトルトでもいいから牛丼なりカレーなりご飯ものを食いたい。

    45 = 9 :

    >>1 ここまで内容褒めたやつゼロ

    46 :

    さるよけがいっぱいあってうらやましいなぁ……

    47 = 12 :

    >>43
    実際口に出して喋ってるわけではないたろう

    48 :

    まやほーまやほー

    49 = 2 :

    える「折木さんの食生活はわたしが責任を持って管理しますと言ったからには、週末だろうと休めません!

       それに、『氷菓』の編集以外に特にしなければいけないこともなくてずっと暇ですし」

    奉太郎「いや、そこまではさせられん。週末は自分の家でゆっくり過ごしてくれ」

    える「いえ、行きます!」

    奉太郎「いらん!」

    里志「押し問答をしたって何にもならないよ。つまりこういうことだろ?

       ホータローはわざわざご飯を作らせるためだけに千反田さんを家まで呼びつけるのは悪いと思ってる。

       千反田さんは言いだしたからには責任を持って続けたい。

       ならいい方法があるよ」

    50 = 9 :

    >>1 自分がダメだから叩かれてるって気づこうな


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