元スレ萌郁「私は、岡部くん依存症だから」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★
252 = 207 :
岡部「……リサイクルショップには無かったな」
萌郁「ごめん……役に立てなくて」
岡部「いや、気にするな。秋葉原にならきっとある、すぐに見つかるはずだ」
萌郁「……うん」
岡部「そういえば、休日は何をしていたんだ? 俺と行動するというのはなんとなく分かるが」
萌郁「海に行ったり、お買い物したり、勉強とか、色々」
岡部「……ただのリア充では無いか。狂気のマッドサイエンティストが情けない……」
萌郁「今の岡部くんは、それをまだ言ってるの? あと、鳳凰院とか」
岡部「まだ……? 前の俺は鳳凰院凶真の名を捨てたと言うのか?」
萌郁「高校に入る位には……あまり言わなくなったと思う。だから、少し懐かしい」
岡部「な、懐かしいなどと言うな、鳳凰院凶真は死なん」
253 = 178 :
>>245
ルカ子とまゆしぃくらいしかまともなのがいないからな
254 = 207 :
秋葉原
岡部「電子レンジ、X68000(ペケロッパ)、ともかくこの二つを探さなければな……」
萌郁「どこを探すつもり?」
岡部「ペケロッパなら、古いパソコンを置いてあるところを巡れば見つかるだろう」
萌郁「新しいパソコンじゃ、ダメなの?」
岡部「限りなく近い状態を再現したい。偶然をもう一度起こすにはそれが一番望ましい」
萌郁「……何を作るつもり?」
岡部「それは……遠隔操作ができる電子レンジだ」
萌郁「遠隔操作?」
岡部「ああ、携帯電話でレンジが作動するという最高の発明品である!」
萌郁「温めるものは、どうすれば良いの?」
岡部「それは……自分で中に入れてもらう」
萌郁「……それ、あまり意味ないと思うよ」
岡部「なっ……う、うるさい! ……ともかく、行くぞ」
255 :
マ
260 = 235 :
ほ
263 = 207 :
数時間後
岡部「ふ、フゥーフフ……フゥーハハハ! これも運命石の扉の選択か! 俺はやはり……望まれた存在なのだ!」
萌郁「二つとも、すぐに見つかって良かった」
岡部「ああ、まさか全く同じ電子レンジが手に入るとは……これで希望が見えてきた!」
萌郁「でも、岡部くん」
岡部「うん? どうした?」
萌郁「電子レンジとパソコン、どっちもは運べないと思う」
岡部「あっ……。ま、まあいい。ペケロッパはまだ必要無いだろう……ともかく電子レンジを持って帰る」
萌郁「……レンジならもっと良いのがあるのに」
岡部「そういう問題では無いのだ。……さあ、ここからが俺の力を発揮するところだ!」
264 = 45 :
ふ
265 = 45 :
うーん
266 = 256 :
さい
267 = 207 :
萌郁のアパート
岡部「はぁ……はぁ……重かった」
萌郁「……手伝うって言ったのに」
岡部「お前に持たせる訳にもいかないだろうが……いや、休んでる場合では無い」
岡部(電話レンジをもう一度作り、ブラウン管工房の上で実験を行う。そうすれば、きっと……)
萌郁「岡部くん……?」
岡部「済まないが、今から作業に入る。あまり相手はできないが悪く思うなよ」
萌郁「分かった。ご飯は、食べる?」
岡部「ああ、用意してくれれば助かる。必要な物は秋葉原で揃えた……よし、始めるぞ」
268 :
ほっ
269 = 256 :
ぷ
270 :
オカリン一人で作れんの?
271 = 112 :
オカリンはあくまで企画職だからつくれませんよね
272 = 255 :
作った記憶あるしダルもいるし
そもそもレンジをパソコンに繋げただけの物だし
273 = 237 :
企画が岡部
理論が牧瀬
製作が橋田、牧瀬
274 :
マイフェイバリットライトアームを
早く呼ぶんだ!
275 = 41 :
>>273
お前は何を言っているんだ?
276 :
Dメールまでなら岡部とダルだけでおk
278 :
なにこれ
一番可愛い子がでてないじゃん
279 = 41 :
>>278
栗“悟飯“だ、二度と間違えるな
280 :
な?末尾Pだろ?
281 = 207 :
岡部(確かここが……いや、こうか? 違う……くっ、ダルのありがたみが今になって分かる……)
萌郁「ご飯、食べる?」
岡部「もうできたのか? いや、それだけ時間が経ったということか……」
萌郁「帰ってからずっとそうしてる」
岡部「少し休むか……。今日の夕飯は何だ? この匂いだと……」
萌郁「カレー、たくさん作ったから」
岡部「よし……すぐに用意してくれ。腹が減って仕方が無い」
萌郁「分かった、少し待ってて」
岡部(萌郁の料理は今まで感じからいって期待はできる。あの二人の様なことには……)
岡部(……そういえば、もう三日も経っているのか。たった一通のメールが、こんなことになるとは)
岡部(俺は、あの世界線に戻らなければならない。……萌郁には悪いが、その時はきっと前の俺が)
岡部(萌郁に悪い? ……そんなこと、少し前の俺なら絶対に思わなかっただろうな)
284 = 270 :
世界線が変わったら変わる前のオカリンの精神ってどうなんの?
285 = 256 :
無かったことにされます
286 = 207 :
岡部「美味い……このカレーも絶品だ、やるな萌郁」
萌郁「五年間、岡部くんと一緒に居るから」
岡部「味覚も完全に把握している、ということか。まあ、前の俺とは少し違うだろうが」
萌郁「……そんなことは、無いと思う」
岡部「いや、流石に差異はあるはずだ。お前の料理が美味いというのに変わりは無いがな」
萌郁「ありがとう。岡部くん、……今日も水着、着た方が良い?」
岡部「そ、それは……なあ、もっと地味な水着は無いのか?」
萌郁「地味な水着……あるよ」
岡部「よ、よし、それにしろ。……もっとも、一緒に入らないのがベストなのだが」
萌郁「イヤ」
岡部「ぐっ……まあいい、食ったらさっさと風呂を済ませるぞ」
287 = 241 :
きたか…
289 = 207 :
浴室
岡部「……おい、萌郁」
萌郁「どうしたの?」
岡部「地味な水着、俺はそう言ったよな」
萌郁「だから、これにした」
岡部「……スクール水着は、避けてほしかった」
萌郁「こういうの、好き?」
岡部「嫌いでは……ってそういう問題では無い!」
291 = 41 :
名前は「きりう」か「もえか」で
292 = 256 :
胸元がそれはもう凄いことに
294 = 207 :
岡部(毎日が煩悩との戦いになっている気がする……)
萌郁「まだ作業、するの?」
岡部「いや、俺一人ではただ時間がかかるだけだと分かった。……そこで、切り札を呼ぶ」
萌郁「切り札?」
岡部「そう、我が右腕(マイフェイバリットライトアーム)にしてスーパーハカー、橋田至に参戦してもらうのだ!」
萌郁「橋田くんを、この部屋に呼ぶの?」
岡部「ああ、済まないが許してくれ」
萌郁「別に良いけど……色々、隠さないと」
岡部「色々?」
萌郁「……下着、とか」
岡部「そ、そうか……」
295 :
萌郁のDメール削除の時点でオカリンって助手のことどう思ってたんだろ
296 = 256 :
女性陣で一番スタイル良いのってもえいくさんだよね 本編中誰も指摘しないけど
297 = 255 :
>>295
削除した後ちょっとしたら告白ちゅっちゅしてたな
298 :
犯リンェ…
299 :
はーよはよはよ
300 = 207 :
萌郁「電気、消しても良い?」
岡部「ああ。しかし疲れた……今日は、ぐっすり眠れそうだ」
萌郁「今まで眠れてなかったの?」
岡部「……お前のせいでな。そんなに密着されては寝ることもできん」
萌郁「……ごめんなさい」
岡部「どうせ言っても変わらないのは分かっている。それに……少しは慣れた」
萌郁「それなら、向き合って寝ても良い?」
岡部「そ、それは流石に無理だ……ともかく、もう寝るぞ」
萌郁「……うん」
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