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    元スレ萌郁「私は、岡部くん依存症だから」

    SS覧 / PC版 /
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    みんなの評価 : ★★
    タグ : - steins;gate + - 完結 + - 岡部倫太郎 + - 萌郁 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    451 :

    >>450
    そう言われると、公式が入れるとしたらこんな感じだったかも、って気がしてきた

    452 :

    これはすばらしい・・・
    支援

    453 = 443 :

    フェイリス√と似通った感じっすな
    まゆりとダルと繋がってるし、萌郁さんかわいいし俺にとっては素晴らしい世界線

    454 :

    明日の昼まで保ってくれっ…
    後生だから…

    455 = 390 :

    全部諦めてその√のヒロインといちゃつくとこらへんが本編っぽいなーと思った

    456 = 451 :

    まぁ基本的に本編の個別は個別エンドという名のバッドエンドだしな

    457 :

    カオヘほどでバットではない

    458 :

    パンツレンジにかけたら無くなった

    459 = 451 :

    カオヘは常にバッド臭が

    460 = 375 :

    「……萌郁、お前は本当に幸せだったのか? 俺と一緒に居たことを、後悔していないのか?」

    「私は幸せだった……でも、岡部くんは違ったかもしれない……」

    「この世界線の俺はお前と居たことを後悔していた……そう言いたいのか?」

    「……五年間も依存し続けて、岡部くんの自由を奪ってしまったから」

    「萌郁、これだけは言える。……俺は、お前を幸せにしたいと本気で考えていたはずだ」

    「どうして……そんなことが分かるの?」

    「ダルが言っていたんだ。俺はお前のことばかりを考え、大切にしていたと」

    「……でも、本当は一人の方が」

    「ダルは……俺の右腕だ。あいつが言ったことは、間違いない……俺はダルの言葉を信じる」


    間違いなく、以前の俺は萌郁を幸せにしようと考えていた。そして今、俺自身も萌郁の幸せを考えていた。
    この世界線で数年間も側に居続け、そしてこの「俺」を迎え入れ、「俺」として扱ってくれた女性、桐生萌郁。

    桐生萌郁、その大切な時間を、犠牲にはできない。だから俺は――。


    「俺は――この世界線を、桐生萌郁との時間を選ぶ」

    「……岡部くん」

    461 = 379 :

    原作でこのルートに入ろうとすると萎えさんが出てきちゃうのか…

    462 = 452 :

    助手なんていなかったんや・・・

    463 = 375 :

    「萌郁、お前が居なければ……お前に依存していなければ、俺はこの世界線では自分を保てない」

    「私に、岡部くんが……依存」

    「ああ、お前はそれでも良いか? 俺が側に居ても良いのか?」

    「……お願い。ずっと、私の側から離れないで……どこにも、行かないで」

    「……分かった。どこへ行こうとも、お前からは離れない……何があっても」


    俺は萌郁に依存することで存在を保ち、萌郁は俺に依存することで世界と繋がりを持つ。
    互いに依存しあう関係、それがこの世界線での俺達の出した答えだった。

    萌郁が今までしてきたことは、確かに赦されるものではないかもしれない。
    だが、それ以上に俺がしたことは悪質で、誰にも赦されるものではない。

    萌郁に託されたからといって、自らの好奇心で誰かの幸せを生み出したのは事実だ。
    それをまた、自らの手でなかったことにしようとは思えなかった。

    赦されず、依存しあう二人、それが岡部倫太郎と桐生萌郁だった。

    466 = 375 :

    ――あれからどれだけの時間が過ぎただろうか。

    まゆりやダルとは定期的に連絡を取っている。
    また、ミスターブラウンとも縁が切れないように注意している。

    誰も死なず、鈴羽も現れない。この世界線の未来は、まだ分からないままだ。

    今も家にはこの世界線のダルが作った電話レンジが、改装されたブラウン管工房には42型ブラウン管がある。

    そして、ある学者とのメールアドレスも用意してある。
    全ては何かがあった時のための準備だ。

    それでも、何も無いことを祈っているのは間違いない。

    468 = 375 :

    そして、俺と萌郁は――何も変わらないまま、歳を重ねていた。
    互いが依存しあい、自分を保つという弱々しい人間のままだった。


    「萌郁。今、時間あるか?」

    「うん。どうしたの、岡部くん?」

    「……萌郁、その呼び方はいい加減に直せと言っただろうが」

    「でも……呼びやすいから」

    「自分も同じ苗字なのに、そんな呼び方をするヤツがどこに居るんだ……」

    「……ごめん。それで、用は何?」

    「俺は外に出るつもりだが、萌郁も出られるか?」

    「すぐに準備する、ちょっと待ってて」

    「ああ、早くしてくれよ」


    俺の選んだ世界線が正しかったのかは分からない。
    だが、目の前の女性を幸せにしたいという思いは、何があっても変わらない。
    それは、世界が変わっても「俺」がそうしたのと同じように。


    終わり

    470 :

    長々と乙マグマ

    471 :


    正直夢中で読んだわ

    472 = 379 :

    超絶乙

    原作っぽくまとまってて素晴らしかった
    俺ならまゆり紅莉栖生きてるの確認したら即ラブラブED入っちゃう

    473 :


    萌郁が好きになったわ

    474 = 465 :


    おやすみ

    475 :

    完走乙。
    後半はこのままでいてくれってのと助手来てくれってのが半々だったけど、これはこれで好きだ。

    476 :

    よかったです
    乙でした

    478 :

    あぁ…ようやく寝れるわ乙

    479 :


    太陽が眩しい

    480 :

    面白かったわ乙

    481 :

    おつおつ
    もえいくさん誕生日おめでとうございました!

    482 = 390 :

    助手なんていなかったんや……
    原作で不遇な分をここで補完できてよかった

    483 :

    とても良かったです
    ありがとう

    484 :

    なんでや!萌郁の誕生日はSSがあるのになんでダルの誕生日は誰も書かないんだ!


    とりあえず乙

    485 :

    もえいくさん誕生日だったのか乙

    488 :

    もえいくさん好きになった

    489 :

    乙乙

    490 :


    鈴羽が現れないということはきっと1%は越えたんだろう

    492 = 385 :

    静かなる乙

    493 = 408 :

    山場が一切なくて大体予想できる展開だったのに面白かったわ

    494 :




    なんかこのルートだと由季さんとダルがくっついてなさそうだな

    495 = 397 :

    これは乙
    また書いてくれ

    496 :

    きれいに完結したな

    497 :



    面白かったです

    500 = 490 :

    そういえば何でゲル化しなかったんだろ


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