元スレ岡部「961プロ…?」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
251 = 1 :
-数日後、オーディション会場-
岡部(あれから数日、ジュピターの3人は以前よりも精力的に取り組んでいるようだった)
岡部(なにより、互いが互いを教え合う姿勢が見られるようになった)
岡部(ボーカルは冬馬、ダンスは翔太、ビジュアルは北斗、といったように…)
岡部(ある意味ではスキの無いユニットだと言えるだろう)
岡部(……だが、今度のオーディションではそうも言ってられない)
岡部(結局、北斗は補助有りでしかバク転を決めることが出来なかった)
岡部(…このオーディション、波乱が起こるかもしれ
ダル「オカリンオカリン、早くしないとオーディション始まっちゃうのぜ」
岡部「ええい!人が真面目に決めているときに!」
252 = 171 :
961社長が空気すぎるウィ
253 = 1 :
紅莉栖「それにしても、本番と同じ会場でオーディションを行うなんて…豪勢ね」
ダル「このオーディション自体を、短い番組として編集するらしいお」
岡部「まあ俺たちも会場に入れるからラッキーなのだがな」
ダル「他のアイドルも見れるとか…役得にもほどがあるだろ常考」
岡部「プロデューサー特権、というやつだな」
紅莉栖「ほら、そろそろ始まるわよ」
岡部「よし…行くぞ、貴様らッ!!!」ブワサァッ!!
ダル「オカリン、テレビ局でさすがにそれはないわ」
岡部(……ジュピターよ)
岡部(頑張れ…!!)
254 = 44 :
岡部「よし…行くぞ、貴様らッ!!!」(恋を始めるポーズ)
255 = 171 :
しえん(恋を始めるポーズ)
256 = 1 :
冬馬「え、エントリーナンバー4番!ジュピター!961プロ所属です!」
北斗「曲は『恋をはじめよう』」
翔太「一生懸命頑張ります!よろしくお願いします!」
~♪
客A「…ねえねえ、今歌ってる子たちカッコよくない?」
客B「確かに…みんなレベル高いよね」
岡部(つかみは上々…緊張しているようだが、逆に初々しさが出ていて好印象だ)
岡部(…歌も問題無い、今のところダンスも目立ったミスは無い)
岡部(……問題はここからだ)
アーイーシータイ アイシタイ イツモミライデー
岡部(…後半に入った!!)
257 = 159 :
http://www.youtube.com/watch?v=cC6ky9Z-D7Y&feature=youtube_gdata_player
貼れと言われた気がした
258 = 1 :
フタリーナラーバ コーイヲハジーメヨウヨー
翔太「やっ!」バッ
岡部(翔太は問題無い!)
冬馬「はっ!」ババッ
岡部(冬馬も今では完璧にできるようになった!!)
北斗「……!」グッ
岡部(…北斗……!!)
岡部(……頼むっ!跳べっ!!)
岡部(……っ!!)
岡部「跳べよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!」
北斗「…たぁっ!」バッ!
259 = 159 :
h抜き忘れた…
しえん
260 = 141 :
跳べよぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!
261 = 108 :
765プロと対決するのかな?
262 = 171 :
>岡部「跳べよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!」
クソワロタ
ここで持ってくるか
263 = 47 :
失敗した失敗した俺は失敗した
264 = 1 :
岡部「……いや、あの、ホントすんませんっした」
ダル「謝って済むなら警察はいらないわけだが」
紅莉栖「…そのツッコミを生で聞くとは思わなかったわ」
ダル「……牧瀬氏、『生で突っ込む』ってもう一回…」
紅莉栖「ぶっとばすぞHENTAI」
岡部「…しかし、まさか叫んだだけで会場から締め出されるとはな」
紅莉栖「当然でしょうが…はぁ、結果もどうなったか分からないし…」
岡部「まあ、結果については心配することもあるまい」
ダル「僕もそう思うお」
紅莉栖「…ま、そこは私も同感だけど」
岡部「それでは先にラボに戻るとしよう、祝勝会の準備だ」
ダル「オーキードーキー」
265 = 34 :
本当に叫んだのかよ…
266 = 149 :
あかんでえ
267 = 1 :
-未来ガジェット研究所-
ガチャ バタン!!
冬馬「凶真!!やったぜ凶真!!」
翔太「合格したよオカリン!」
岡部「知っている、見ろこのドクペの量を!!」
北斗「あはは、祝勝会ってやつかい?」
紅莉栖「帰り際に買ってきたんだからな、感謝しろよな!」
ダル「荷物ジャンケンに負けた牧瀬氏マジ涙目!!」
冬馬「じょ、助手さんにこの量を持って来させたのか!?おい凶真!」
岡部「うるさい!ジャンケンは何者にも等しく平等なのだ!」
冬馬「指の形が悪くなるから女に重いものを持たせるなって俺のばあちゃんが言ってたんだよ!!」
ダル「古風すぎワロス」
269 = 1 :
アッハハハ ホクトクンナイスバクテーン! チャオ☆
岡部「今日はご苦労だった、冬馬よ」
冬馬「北斗もバク転決めたしな…次はいよいよ本番、生放送収録だぜ!」
岡部「ああ、その意気だ」
紅莉栖「ふふ、もう岡部は必要無いんじゃないの?」
岡部「む、お前はいつもそういうことを…」
冬馬「……」
冬馬「…あ、あのよ、ちょっと話したいことが…」
ガチャ
まゆり「トゥットゥルー♪まゆしぃです!」
ダル「お!まゆ氏キタコレ!」
冬馬「……ちっ」
270 = 141 :
冬馬「俺な…hip-hopで食っていこうと思ってるんだ…」
271 = 171 :
しえん
272 = 1 :
まゆり「ごめんね~、友達の家でコスの打ち合わせしてたら遅くなったのです」
北斗「来てくれるだけでうれしいよ、まゆりちゃん」
まゆり「あ、ほっくん!トゥットゥルー♪」
北斗「トゥットゥルー☆」
岡部「大丈夫なのか?イベントは明日なのだろう?」
まゆり「うん、そのことなんだけど…」
まゆり「明日のイベントはお休みすることにしたのです!」
紅莉栖「…え?なんで?友達が来られなくなったとか?」
まゆり「ううん、そうじゃなくてね…」ガサゴソ
まゆり「じゃーん!ジュピターくん達の新しい衣装でーす!」
冬馬「は?」
273 = 1 :
まゆり「ホントはるかくんに着てもらうつもりだったんだけど…はい、翔太くんの分!」
翔太「あ、ありがと…?」
まゆり「これはダルくん用のをちょっと改造しました!ほっくんの分!」
北斗「ど、どうも」
まゆり「そして最後はオカリン用のつもりだった…」
まゆり「はい!冬馬くんの分だよー!」
冬馬「お、おう」
岡部「ちょっと待て!イベントはどうした!それに俺用のコスとはどういう意味だまゆりぃ!!」ユサユサ
まゆり「オ~カ~リ~ン~、そ~れ~は~ね~」ガクガク
紅莉栖「まずはその揺するのをやめなさい!」
275 = 230 :
>まゆり「これはダルくん用のをちょっと改造しました!ほっくんの分!」
ほくほく・・・
276 = 1 :
岡部「…なるほど、元々は俺、ダル、ルカ子に揃いのコスプレをしてもらおうと思っていたが」
ダル「予定変更してジュピターのみんなにプレゼントしたってわけかお…」
岡部「俺たちにはギリギリになって頼みこむつもりだったとは…ズル賢い手段を考えおって!」
まゆり「うん、ごめんね…」
紅莉栖「謝ることは無いわ、まゆり…それよりイベントは大丈夫なの?急に欠席したりして」
まゆり「うん!もともとフリーダムな感じのイベントだったから、飛び込み出席も欠席も問題無いのです!」
紅莉栖「そう、それなら良かったわ」ナデナデ
まゆり「えへへぇ」
岡部「しかし急にこんなコスを渡されてもジュピターの3人も困るであろ…」
岡部「……冬馬?」
冬馬「………俺が、俺たちがイベントに出てやるよ」
全員「!?」
278 = 108 :
???「俺が、俺たちが!!」
279 = 1 :
岡部「と、冬馬!?お前何を言って…」
冬馬「だってそうだろ!?まゆしぃちゃんが俺たちのために大事な衣装をプレゼントしてくれたんだ!」
冬馬「だったらその恩義に報いるのがスジってもんだろうが!違うか!?」
ダル「その発想はなかった」
北斗「……やれやれ、お前がそう言うんじゃ仕方ないな」
翔太「トップアイドルになったらこんな楽しそうなこと、出来そうにないしね!」
まゆり「み、みんな…」
岡部「……ええい!ならば次のミッションを伝える!」
岡部「明日のコスプレイベント!ジュピターの3人で大盛況に終わらせろ!」
冬馬「ああ!楽勝、だぜ!」
岡部「作戦名は…【完全なる擬態】作戦(オペレーション・メタモルフォーゼ)だぁっ!!」
紅莉栖「……どうしてこうなった」
282 = 1 :
-翌日、コスプレイベント会場-
「キャー!カッコイイー!」
「こっち向いてー!」
「チャオー!ちゃちゃちゃ、チャオー!!」
岡部(イベントは大盛況で幕を閉じることとなった)
岡部(それもそのはず、トップアイドルを目指すようなイケメン3人が精巧なコスを着ているのだ)
岡部(世の婦女子の皆さんがこれに盛り上がらないわけがない)
岡部(…しかし、俺の中ではまだ全てが解決したわけではない)
岡部(イベントが終わったあと、冬馬から呼び出されたのだ)
岡部(……果たして、何を言ってくるつもりなのだろうか)
岡部(エル・プサイ・コングルゥ…)
chapter 5 『常勝無敗のジュピター』 END
283 = 44 :
婦女子の字が……合ってる、のか?
284 = 1 :
-夜、ブラウン管工房前-
冬馬「……」
岡部「今日はご苦労だったな、冬馬よ」
冬馬「…凶真」
岡部「どうしたのだ?急に呼び出して」
岡部「もしやこの狂気のマッドプロデューサーに謀反か!?んん!?」
冬馬「……」
岡部「…どうやらふざけている場合ではないようだな」
岡部「……隣、いいか?」
冬馬「…おう」
岡部「……」
285 = 1 :
冬馬「……」
岡部「……」
冬馬「…プロデューサー、辞めるんだろ?」
岡部「……なんだ、お見通しか」
冬馬「嫌でも分かるぜ…レッスンは俺たち任せ、オーディションすら俺たちに選ばせる」
冬馬「……俺たちだけでもやっていけるように、仕向けてくれたんだろ?」
岡部「…当然だ、俺は狂気のマッドサイエンティストだからな、それに…」
冬馬「それに……?」
岡部「……大学生だからな」
冬馬「…アンタ、大学生だったのかよ」
岡部「……大学の夏休みは長いのだ」
286 = 144 :
きっちり完走しろよ
287 = 171 :
しえん
288 = 230 :
大学引退しちゃいなYO
289 = 141 :
岡りん老けてるからな
290 = 230 :
引退じゃねぇ退学や
291 = 1 :
岡部「用件はそれだけか?」
冬馬「いや…アンタが決めたことなら俺たちは従うだけだよ、別に文句もねぇ」
岡部「ならば一体何を…」
冬馬「…助手さんのことだ」
岡部「!!」
冬馬「この前言ってた“天才”ってのは…助手さんのことなんだろ?」
岡部「…だからそれは前の世界線の話だと」
冬馬「その世界線ってのが何か、俺には分からねえ」
冬馬「…今日はアンタの気持ちを聞かせてもらうぜ、鳳凰院…いや」
冬馬「…岡部倫太郎」
岡部「……」
chapter 6 『偶像崇拝のアイドルマスター』
293 = 171 :
しえん
294 = 1 :
岡部「…お前は助手のことが好きなのか?」
冬馬「あれだけ良い女を放っておける方がおかしいぜ」
岡部「意外だな、てっきり女には興味が無いと思っていたのだが」
冬馬「所詮は俺も男だったってことだよ」
岡部「……俺の気持ち、か」
冬馬「ああ、鳳凰院凶真じゃねぇ…岡部倫太郎としての気持ちだ」
岡部「…ならばハッキリ言ってやろう」
岡部「俺は紅莉栖を愛している」
冬馬「!!」
岡部「そのために何度も苦難を乗り越え、この世界を手に入れた」
岡部「俺は紅莉栖のためなら、命を捨てる覚悟だってある」
295 = 149 :
同性だけど惚れる
296 = 89 :
オカリンかっけー!
297 = 1 :
冬馬「…俺が、助手さんを奪うって言ったら?」
岡部「やってみるがいい、だがやらせはせんぞ」
岡部「あいつは、俺のものだからな」
冬馬「……く、くくっ!あっはははは!!」
岡部「……どうした、何がおかしい」
冬馬「俺のもの、だってよ!助手さん!」
岡部「!?」バッ
ドサッ カラカラカラ…
紅莉栖「お、おかかかおかかべべべべべ/////////」
岡部「……なんで助手がここにいるのだぁっ!!!!!」
298 = 221 :
面白くなってきた
299 = 149 :
にやにやにや
300 = 171 :
シブいねェ、オタクまったく、シブいぜ……
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