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    元スレ番長「クリムゾンの迷宮?」

    SS覧 / PC版 /
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    502 = 412 :

    ゲームブックのステマ

    503 = 389 :

    まさかステマが目的だったなんて…

    505 = 309 :

    陽介「ゲームをすることが目的?」

    千枝「どういうこと?」

    >ここの場所を考えてみてほしい。

    陽介「オーストラリアの、バングル・バングル国立公園だっけ?」

    >違う。この苛酷な状況に忘れがちだが。

    千枝「そっか! マヨナカテレビ!」

    陽介「あ、ああ。そうだけど……何か違いがあるのか?」

    >マヨナカテレビのことを思い出してほしい。この中に投げ込まれた人間がどうなるか。

    陽介「放っておいたら、自分のシャドウに取り殺されるんだろ?」

    千枝「それもそうだけど……現実世界のテレビに映る……!」

    >そう。きっと犯人はこの状況を現実世界に映して楽しんでいるんだと思う。
    >そして、それが目的……。

    陽介「じゃあ、犯人の目的はもう達成してるってことかよ!?」

    千枝「ううん……まだ、まだあると思う。だって殺し合いをさせようとしてるんだよ?」

    >だがそれ以上は今の段階では分からない……

    506 = 321 :

    >>504
    がめおべら

    507 = 170 :

    スレでゲームブック作ったら面白そう

    508 :

    くやしい・・・でも・・・(ビクンビクン

    510 = 309 :

    >今日はもう休むところを探そう。

    千枝「そうだね……」

    陽介「もうすぐ日が落ちるしな」

    ………
    ……


    ――翌日。

    千枝「今日はどうするの?」

    >第6CPまで向かおう。距離も5キロ程度で短い。

    陽介「また食糧集めていかないとな。昨日晩飯結構喰っちまったし」

    千枝「長い距離歩いたから……しょうがないよ」

    >じゃあ、出発しよう。方向は南東だ。

    千枝「南東って今まで来た道を引き返す感じになっちゃうね」

    陽介「出られんのかな……」

    >……急ごう。

    511 = 361 :

    陽介助かったっぽいね、良かった

    512 = 309 :

    ………
    ……

    >距離の半分といったところだろうか。

    千枝「ねえ、番長くん。どうしてこんなにコソコソ移動してるの? 岩陰に隠れたり草むらに隠れたり」

    >他のチームと合わないようにするためだ。

    千枝「みんなを信用しようっていうのは甘い話なのかな……?」

    陽介「空腹状態……俺たちの状況から考えても他のチームも極限状態を強いられているだろう。
       俺たちはまだ食、という部分に困っていないからいいものの……他のところは分からない」

    千枝「それは、そうだね」

    陽介「そこでもし、俺たちほどじゃないけど何か情報を得て、チーム員以外全員がシャドウだなんて吹き込まれてみろ。
        それで全員殺せば出してやるなんて聞かされたら――」

    千枝「花村、考え過ぎだよ…きっと」

    陽介「かもな。ただ俺が言いてーのは用心することに越したことはないってことだ」

    千枝「それは、そうだけど……」

    >とにかく慎重に行動しよう。対抗できる武器を俺たちはあまりにももっていない。

    千枝「うん……」

    513 = 309 :

    疲れた、ちょい飯食ってくる

    514 = 224 :

    長いことおつおつ

    515 = 394 :

    待ってる

    516 = 180 :

    おつおつ
    楽しみに待ってるぞー

    517 :

    >>468
    んなわけねーだろ

    518 :

    午前にスレ見て午後本屋で買ってきて今原作読み終わった
    とんでもないステマ、訴訟も辞さない

    519 = 170 :

    でも1日で読み終えるってことは面白かったんでしょう?

    520 :

    ふと思ったけどゲームブックと安価SSってなんか近しいものを感じるな

    523 = 398 :

    ほす

    525 = 168 :

    ほっしゃん

    526 = 365 :

    落ちそうな予感

    527 = 159 :

    529 = 309 :

    よし、戻った。
    紅茶入れる。そのあと書く

    531 = 168 :

    やっぱよくないからはよ

    533 = 309 :

    今から書く

    534 = 172 :

    優雅やな

    535 = 160 :

    >>1は紅茶派だな

    536 :

    紅茶うまうま

    537 = 168 :

    よし

    538 = 265 :

    ここからが本当のクリムゾンの迷宮だ

    539 = 517 :

    ダージリンが一番好きです!!

    540 = 309 :

    >この先の道は開けている。手前にある大き目の岩のところに行こう。

    陽介「ああ」

    千枝「うん」

    >岩の陰に移動した。

    千枝「次は結構開けてるね」

    >ああ。できれば一気に駆け抜けたい。

    陽介「そうだな……他のチームに見つかる可能性が一番高い」

    >岩の陰から道の方を覗いてみる。

    >……!!

    陽介「ど、どうした相棒?」

    >ジェスチャーで大きな声を立てないように指示をする。

    千枝「(だ、誰かいたの?)」

    >岩陰から道の中央あたりを指差した。

    千枝「ひっ(あ、あれって……!)」

    >千枝は声が出そうになったのか指を思い切りかんでいる。
    >あれは……生田目なんだろうか……

    541 = 224 :

    今夜も眠れない

    542 = 159 :

    543 :

    >しかし……何だあれは。

    陽介「なっ……!!」

    >陽介も声が出そうになるのを必死に堪えている。

    >2人の男、距離は50メートル前後。1人は横顔を確認できたが……あれは。

    千枝「(ど、どういうことなのあれ? 誰なの!?)」

    >あまりにも風貌が変容している……かなり痩せており頬がこけている。
    >微かに生田目の面影が残っていたものの、はっきり言って別人に近い。

    陽介「(あ、あれじゃ化物だぜ……?)」

    >その中でも特に目を引いたのが……異様に大きく突出している目だ。
    >目つきが険しいなどというレベルではない……もはや獣のそれを髣髴とさせる。

    千枝「(あ、ああ、あれ、生田目さんなの……?)」

    >千枝は恐怖で手指が震えている。

    陽介「(い、いくらあの豪雨で食糧が取れなかったとはいえあの痩せ方はおかしいぜ!?)」

    >確かに、自分たちも対して食べていなかったため気持ち痩せた気もするが……あれは明らかに異常だ。

    陽介「(そもそも、生田目って食糧チームだろ!? なんであんな風になってるんだよ!?)」

    >わからないことだらけだ……

    544 :

    支援
    明日本屋寄って買ってくるわ

    545 :

    堂島さん…

    547 :

    原作きになるな

    548 :

    遼太郎…

    549 :

    いやぁ

    550 = 543 :

    千枝「(ご、ごめん。あたしが間違ってた……彼らには絶対見つかっちゃいけない)」

    陽介「(あ、ああ……見つかるわけにはいかない……なにされるかわからないからな)」

    千枝「(クマくんの言ってた言葉……こういう意味だったんだね……)」

    >ああ、今になって痛感することになるとは。

    陽介「(……? どういう意味だ?)」

    >陽介に第2CPで受け取ったクマからの警告を教えた。

    陽介「(食糧って……俺らのチームのことか? 俺もあんな風になってたかもしれないってことかよ)」

    >かもしれないな

    陽介「(くそぉ……)」

    >陽介も震えだしている。

    千枝「(ま、待って! アレが生田目さんだとしたら……もう一人は堂島さんってこと?)」

    >まさか……おじさんが……? 相変わらず後ろを向いていて顔は確認できない。
    >しかし、風貌からはとてもおじさんとは思えない……。

    陽介「(後姿じゃわかんねーな……)」

    >もう一度確認しよう。
    >岩陰からまた少し顔を出して確認しようとしたとき、生田目がこちらを向いた。


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