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元スレ番長「クリムゾンの迷宮?」

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タグ : - ペルソナ4 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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1 :

>頭が痛い…意識が朦朧とする……。

>どうやら眠らされていたようだ。

>場所も不明だ。奇妙な横縞の丸い岩山……土も岩山も深紅色に染まった世界だ。

>起きた場所に荷物が置いてある。内容は……。

①ゲーム機(?)
②ゲームカセット
③カロリーメイトのようなブロックタイプの栄養食品(?)
④水筒

>ゲームカセットをゲーム機にセットして起動させてみよう。

チャララララ~♪

『火星の迷宮にようこそ』

>意味不明だ……。

2 = 1 :

『ゲームは開始された。無事に迷宮を抜け出てゴールを果たしたものは、
約束通りの額の賞金を勝ち取って、地球に帰還することができる』

『プレイヤーはチェックポイント(以下CP)において進路に関する選択を与えられる――』

>要約するとこういうことらしい。

①プレイヤーは自由に進路を選択できる
②CPでは生存に役立つアイテムが手に入る場合がある
③選択肢によって生死に関わる
④互いのプレイヤーは協力するも敵対するも任意である

>やはり意味不明だ…。

『ここからスタート地点である第一CPまでの道のりは以下のとおりである』

『北へ2500メートル。東北東へ1350メートル。東へ230メートル』

>相変わらず意味不明な文章が流れているが……この雰囲気には心当たりがあった。

>マヨナカテレビ……。

3 :

あの小説好きだわ

4 :

クリムゾンの迷宮面白かったから期待

5 :

うえからくるぞぉ、きをつけろぉ

6 = 1 :

>メガネもいつの間にか掛けられている。

>マヨナカテレビの中ならば……。

ペルソナッ!

>……でない。マヨナカテレビの中ではないのだろうか…。

>仕方ない。他に手がかりもない。ゲームの指示に従おう。

>眼の前にふたつの道が伸びている。

>さすがにゲームと称しているからにはどちらかが正解のルートだろう。

>右と左、どちらに進もう。

7 :

悔しいけど期待しちゃう

8 = 4 :

読んでない人には分かり辛いかもしれんが
チェックポイントってのはスタンプラリー的な一定距離にある目標地点みたいな場所ね

9 = 1 :

ガサッ

>右の道から物音がする。

>姿を確認できないが、佇んでこちらをみているようだが、人のようだ。

>声をかけてみよう。

千枝「あ、あっ! 番長くんっ!」

>千枝だ。

ダダダダッ

千枝「よ、よかったぁ……こ、怖かったよぉ……」

>思い切り抱きつかれた。

千枝「ここどこだかわかんないし、誰もいないし、意味わかんないし……」

>自分も同じような状況だと告げた。

千枝「そう、なんだ」

千枝「でも、あたしが来た方の道はここまでの一本道だったよ」

>正解は左の道らしい。

>行こう。

10 :

悔しい・・・でも支援しちゃう・・・ビクンビクン

11 = 5 :

>そのとき、背後に気配を感じた。

>千枝と顔を見合わせ、ふり向くと赤いベストを羽織った制服姿の雪子が立っていた。

>手には扇子が鋭く光っていた。

雪子「ふふっ…番長君…千枝…やっぱりふたりとも、そうだったんだね」

千枝「…あ、ちょっ、雪子、これはそのー…そういうことじゃ」

雪子「ふふっ…」

>雪子は笑顔を崩さずこちらへゆっくり向かってくる。

12 = 1 :

ザクッザクッザクッ

>足場が悪く歩きにくい。

>二人とも無言だ。空気が重い……。

>千枝には何か配給されなかったのか訊いた。

千枝「あ、あたし? ゲーム機と、カセットと――」

>どうやら同じものだ。

>違う情報があるかもしれない。千枝にゲーム機を見せてもらおう。

千枝「あ、あははは……ごめん。
   最初、誰かの悪戯だと思ってさ。怒って壊しちゃったんだよね」

千枝「で、誰かて来るかと思って待ってたんだけど誰も来なくってさ……
    どんどん心細くなっちゃって、仕方なく残りの荷物持って歩いてたら番長くんに会ったの」

>ゲーム機を壊してしまった……良くないことにならなければいいが。

13 :

くやしい・・・でも感じちゃうビクンビクン

14 = 1 :

千枝「ほら、これ」

>予想以上に大破している……。

>画面はひび割れ、カセットは砕けていた。電池カバーも吹き飛んで電池も入っていない。

千枝「一応、壊れたゲーム機も持ってきたけど邪魔なだけだし捨てちゃおっか?」

>どうしようか

①捨てる
②捨てない
>>15

16 = 1 :

>一応捨てないでもっておこう

千枝「え? いいけど……なんで?」

>なんとなく、としか今は言えない。

千枝「でも、番長くんがそういうならそうしておこうかな」

>千枝はバッグにゲーム機を戻した。

>進もう。

17 = 1 :

>ほとんど一本道だ。

千枝「ゲーム機の指示がなくても自動的に向かう方向決まってるみたいだね」

>きっと、そうしなければならない理由があるんだろう。

千枝「でも、この土とかさ人工物って感じじゃないよね」

>マヨナカテレビだと仮定すれば不思議ではないが……。

千枝「うーん、わかんないなぁ」

>今は進もう。

18 = 1 :

>急に視界が開けた。木々に囲まれた平野のような場所が200メートルほど先にある。

千枝「ここがチェックポイントってやつかな…」

>地面も細かい砂になっている。あからさまに雰囲気が変わった。

千枝「ね、ねぇ。あれ……」

>目を凝らすと人が車座に座っているようだ。

千枝「人、かな?」

>わからない……

千枝「! こっちに気付いたみたい」

>立ち上がってこちらを全員が見つめている。

19 = 1 :

千枝「気づかれちゃったし、一応手を振ってみるね」

>千枝は大きく手を振っている。

千枝「反応ないね…」

>とりあえず近づいていこう

ザッザッザ

>近づいていくと見慣れた姿が確認できた。

りせ「せんぱぁい!」

陽介「相棒! 里中!」

完二「先輩!」

雪子「千枝! 番長くん!」

直斗「先輩!」

堂島「おう、お前らか……」

生田目「……」

>知ってる人に会えるとは幸運だ。

千枝「みんなー!」

20 = 7 :

足立はいないのか

21 = 1 :

>ここに集まったのは全部で9人のようだ……

直斗「先輩たちだったんですね、最後の2人は」

千枝「最後って?」

直斗「ゲーム機に表示されたんですよ、第一CPのメッセージは9つに分割されてるって。
    だから後2人来るんじゃないかって予想してたんです」

>そんなこと書いてあったかな……

雪子「あ、それはね。あそこの岩でゲーム機に受信させればいんだ。赤外線が出てるみたい。
   そうすれば新しいメッセージを受け取れるから」

千枝「うえっ!?」

>近づいてみてみると可視できるように赤色の光が灯っていた。

>新たなメッセージを受け取る

22 = 1 :

>受信が完了したようだ。

『この第一CPでのみメッセージが9つに分割される』

>直斗の言った通りのメッセージが表示された。

千枝「あ、あのぉ……あたしゲーム機壊しちゃったんですけど……」

生田目「なっ……!!」

完二「え……? それって不味くないっスか?」

直斗「困りましたね……つまりここにいる全員が9番目のメッセージを受け取れないことになる」

りせ「どうしてそんなことしたんですか?」

千枝「つ、ついカッっとなっちゃって……」

雪子「ぷっ……あははははっ! ち、千枝らしいね!」

生田目「笑いごとじゃないっ!!」

23 :

懐かしい作品だな

24 = 1 :

あ、時系列は直人が仲間になってしばらくあと程度の人間関係を想定
それ以外のバックグラウンドは無視。

25 = 1 :

>生田目議員……。千枝を険のある目で千枝を睨みつけている。

生田目「本当に壊れているのか? 私にだけ見せないつもりで隠しているんじゃないか!?」

千枝「そ、そんなことするはずないじゃないですか」

生田目「さっきから見ていれば私以外全員知り合いのようだしな。
     お前たちがグルになって私をあざ笑っているんだろう!!」

>かなり興奮している。自分も壊れたゲーム機を確認したと告げた。

生田目「信じられるか!! だったらその壊れたゲームを見せてみろ!!」

>千枝。

千枝「う、うん! これです」

>生田目は奪い取るように千枝から壊れたゲーム機をとった。

>しげしげと眺めた後千枝にゲーム機を突き返した。

生田目「ふん……壊れたっていうのは本当のようだな」

>ゲーム機を捨てないでよかった。生田目の態度が少し軟化したようだ。

千枝「あ、ありがとね。番長くんがあそこでもってようって言ってくれたから……」

>千枝は照れながらお礼を述べている。

>千枝と少し仲良くなった

26 = 23 :

原作通りなら。。。

27 = 1 :

生田目「とりあえず、お前の分だけでも見せてもらおうか」

直斗「そうですね、見なければはじまりませんし」

>どうしよう

①素直に見せる
②見せない
③まず、みんなのものを見せてくれという
>>28

29 = 23 :

わざわざ安価出すってことは原作通りじゃない方がいいのだろうか

30 = 1 :

>まずみんなのものを見せてほしい。

生田目「私たちが見ている間に好きなだけ見ればいいだろう」

>条件を同じにしておきたい。それだけの理由だと告げた。

生田目「ふん……」

>生田目はそれ以上突っかかってこない。

千枝「(ちゃんとゲーム機が壊れてるってわかってるからかな?)」

>千枝が耳打ちしてきた。

生田目「見るなら早く見てくれ! 私は早く君のものが読みたいんだ!」

直斗「そうですね、早くしましょう。まず僕のものからどうぞ」

31 = 1 :

>>29
なんでもいい

32 = 1 :

>直斗のゲーム機にメッセージが表示される。

>要約するとこういうことらしい。

①ここではメッセージが分割されている。よって全員で確認することが望ましい。これはスタートにおける不公平をなくすためである。
②ゲーム機でメッセージを得る方法はここと同じ方法である。
③このゲーム機は単三アルカリ電池を2本使用している。動作時間は10時間程度。
④ゲーム機から電池を抜いた場合、過去のメッセージは初期化され消える。

直斗「こんなところです。このゲームの基本情報みたいですね」

千枝「あ、あたしどうしよう。壊しちゃった……これすっごく重要なものじゃん……」

>千枝は青ざめている。

直斗「それは……あとでちゃんと対策を練りましょう。まずは情報の整理からです」

りせ「はい! 次はあたしのね!」

33 = 23 :

途中でやめるなよww

34 = 1 :

>りせのゲーム機にメッセージが表示される。

>このゲームにおける禁止事項関することが書いてある。要約するとこういうことらしい。

①崖や岩山に上らないこと
②ルートを大きくはずれて脱走しないこと
②以上の事を犯したモノには重大なペナルティが科せられる。

>これだけなのか?

りせ「みたいですね……」

千枝「じゃ、じゃあみんなで助けを呼ぼうよ!」

直斗「それが禁止事項に書かれていないということは
   おそらく救難信号を出しても無駄だということでしょう」

千枝「そ、そんなぁ……」

35 = 1 :

生田目「ちょっとまて! なんでこいつが一緒に見てるんだよ! コイツは機械こわして迷惑かけてんだろ!」

千枝「う、うう……」

堂島「ちょっとお前黙っておけ」

>先ほどから沈黙していたおじさんが口を開いた。

生田目「な、なんなんだお前は!」

堂島「俺は警察だ」

生田目「うっ……ぐっ……」

生田目「ちっ……警察ならこの状況を早く何とかしてほしいもんだ」

>生田目は悪態をついてそっぽを向いてしまった。

千枝「重大なペナルティってなんだろう……」

直斗「最悪、死ぬこと、でしょうね」

千枝「死っ……!?」

36 = 1 :

直斗「あくまで最悪の場合を想定しただけですよ」

千枝「そ、それでも……」

完二「今はそんなこと考えてもしょうがねぇッスよ。次は俺の番ッスね
   って言ってももう用済みスけど」

①第一チェックポイントのアイテムはCPから南に35mの位置、草むらの中にある。

完二「で、そのアイテムがこれだったッス」

>かなり雑多なアイテムが並べられていた。

直斗「アイテムは後で公平に分配しましょう」

37 = 1 :

雪子「次は私ね。って言っても大した情報じゃないんだけど」

①北のルート:北へ5520メートル。西へ2660メートル。南南西へ520メートル

直斗「あとは似たような情報が続きます」

堂島「俺のものもそうだった」

②南のルート:南南東へ4500メートル。東へ3800メートル。東北東へ430メートル

陽介「俺もだ」

③東のルート:東へ2800メートル。北東へ2680メートル。南へ3200メートル

直斗「で、最後は生田目さんのものなんですが」

生田目「ふん」

>ゲーム機を突きつけるように渡された。

④西のルート:西北西へ4820メートル。西南へ3210メートル。南へ690メートル

39 = 1 :

原作開きながらやってるから遅くなるわすまん

40 :

こういう状況では食料が大事だよね、うん

41 = 1 :

>ずいぶん広い場所にいるようだ。

直斗「みたいですね」

陽介「さ、次こそ相棒の番だぜ! なんて書いてあったんだ?」

直斗「おそらくこの行った先の目的地かこのゲームの目的が書いてあると思うのですが――」

雪子「何をしていいかわからなくて困っていたところに番長くんたちが来たってわけ」

生田目「早く見せてくれっ。私は一刻も早くここから出たいんだ!」

>みんなに表示されたメッセージを見せた。

①サバイバルのためのアイテムを求める物は東へ
②護身用のアイテムを求める物は西へ
③食料を求める物は南へ
④情報を求める物は北へ

直斗「そういうことですか……」

陽介「これで全部で揃ったわけだな」

生田目「ふん……一つ欠けているがな」

堂島「(ギロッ)」

生田目「す、凄んだって無駄だぞ! 大切な情報が欠けてることには変わりないんだ!」

42 = 1 :

千枝「ご、ごめんなさい……」

>千枝が怯えきってしまっている。

直斗「今は責めても仕方ありません。一度情報を整理しましょう」

直斗「今、我々はどこか不明な場所にいる。
   地球上かもしれないし、ゲームの言うとおり火星に連れてこられたのかもしれないし、またはそのどちらでもないかもしれない」

生田目「はっ! 何言ってるんだ。地球上のどこかに拉致されたんだよ私たちは!」

>堂島と生田目以外、全員が肩を竦ませている。

直斗「あらゆる可能性を上げたまでです。とにかくどこか不明な場所にいる」

直斗「ゲームの主催者は不明。またゲームの開催される目的も不明」

生田目「はん! 不明不明で全く役に立たないな!」

堂島・完二「(ギロッ)」

直斗「続けますよ。また僕たちがここに集められた方法も不明
   気づいたらここにいた。先輩たちには確認をとっていませんが他のみんなはそう言っています」

>自分たちも同じだと告げた。

直斗「やはりそうですか」

43 = 1 :

直斗「先ほど生田目さんがおっしゃったように不明な点が多すぎます」

直斗「でも、ボクはある確信があるといってもいい」

直斗「みなさんならわかるはずです。この状況、似てると思いませんか?」

>生田目と堂島以外頷く。

堂島「どういうことだ?」

直斗「この状況、そっくりなんですよ。今回の連続誘拐事件に」

陽介「ようするにここはマヨナカテレビの中って訳か」

44 = 1 :

直斗「ええ。そう考えれば説明がつくんです」

直斗「ここは誰かの心象が具現化した場所」

雪子「だからこんなにも変な風景なのね……」

>だが、ペルソナが出ないことを告げた。

直斗「……! 本当ですか?」

ペルソナァ! ペルソナァ! ペルソナァ! ペルソナァ!

千枝「ホントだ……でない」

直斗「ふむ……」

完二「じゃあここはマヨナカテレビのなかじゃないってことッスか?」

直斗「……とりあえず保留にしておきましょう」

りせ「じゃあ、これからどうするの? ゲームの指示通りに動く?」

雪子「そうね……ここにいつまでいても事態は好転しないだろうし」

直斗「では、しばらくこの画面に従って動くということでいいですか?」

>どうしようか
①素直にゲーム機に従う
②そんなもの無視して脱出の手段を探すべきだと提案する

45 = 1 :

安価忘れた>>46

46 = 4 :

安価先指定した方がいいんじゃね

48 = 23 :

原作通りか。

原作だと基本的に誰も信用できなかったけど
これだと生田目以外は信頼があるから違うストーリーになるのだろうか

49 = 1 :

>ああゲーム機に従っておこう。

直斗「そうですか。みなさんもそれでいいですか」

>全員頷いた。

直斗「どちらにせよ、ゲームの目的はともかく、僕たちの目的は統一しておいた方がいいですね」

千枝「ゲームをクリアする以外に?」

直斗「それがすでに術中である気がします。僕たちの目的はあくまで生きてここから脱出することです」

直斗「その目的を忘れないでください」

生田目「ふん……」

50 :

このSS俺得すぎる


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