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元スレ姉「……駄目よ、まだイっちゃ駄目」

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901 :

誰か次スレ立てたほうがいいんじゃないか

902 = 806 :

弟「……マジ？？」

姉「えぇ、マジよ」

弟「ちゃんとあらかじめ考えて言ったんだって思ってた」

姉「あの時、本当に離れ離れになってしまうってどうしても想像できなくてね、そんなの考える余裕なんて無かったわ。ただ必死に、現実から逃げて、考えないようにしてたもの」

弟「弱虫」

姉「……私はあなたみたいに別れ際に泣いたりしなかったわ」

弟「でも、後で部屋で泣いただろ」

姉「……ふんっ、朝ご飯作ってあげるわ、着替えてきなさい」

弟「うん……あのさ」

姉「……何？？」

弟「６年前の別れ際、言いそびれた事があるんだ」

弟「僕も、愛してる」

姉「っ！！……馬鹿っ」

弟「着替えてくるよ」

姉「えぇ、待ってるわ」

903 :

じゃあうめ

905 = 806 :

～居間～

弟「ふぁ～、あてて」

姉「どうしたの？？」

弟「いや、寝不足だし、あんなところで寝たから体が痛い」

姉「……一日くらい休んでもいいんじゃない？？」

弟「いや、行く。なんだかんだで楽しくなってきたし」

弟「姉さんも行くだろ？？」

姉「そうね」

弟「ならいいけど」

姉「……昔の自分の説教聞かされて出てくるのも滑稽よね」

弟「しかも即興で言った説教だもんね」

姉「うるさいわね」

弟「……なんか最近皆理不尽な気がする」

姉「ふん、まぁいいわ。いってきます」

弟「うん。いってらっしゃい。あ、綺麗に晴れてる」

906 = 875 :

次スレ()

立てるならSS速報だろ

910 = 806 :

～教室～

弟「おはよ」

男>４「よう、昨日は逃げるように帰ったな」

男>３「気が付いたらいなかったからな」

女>１「あ、おはよう～、ぎりぎりだね」

女>２「おはよ」

男>３「よぉ」

女教師「はい、皆おはよう。出欠取るわよ」

男>４「わざとぎりぎりに来ただろ？？」

弟「半分はね」

913 = 844 :

無駄に埋めんな

914 = 806 :

～昼　教室～

弟「ふぁ……昼だ」

男>３「また眠そうだな」

弟「あー、うん。昨日の夜ちょっとね」

男>４「何かあったのか？？例の人か？？」

女>１「お、何々？？例の人とは？？」

女>２「さぁ、話すがよい」

弟「あー……」

男>４「……スマン」

弟「うん……とりあえず、購買行こう」

男>３「よし来た」

女>１「ぶ～～」

女>２「あ、その顔ちょっとかわいい。だけど若干うざい」

917 = 869 :

この期に及んでまだ日常か

918 = 806 :

～購買～

男>３「あ……」

男>４「……いるな」

弟「どうするの？？待つ？？」

男>３「……いや、行く」

弟「おぉ～、いつもは見てるだけらしいのに」

男>４「凄い成長だ……なんで感動してるんだろ……俺……涙出てきた……」

男>３「すぅ～はぁ～」

弟「あ、緊張はしてるんだ」

男>３「よし……行くぞ……」

男>４「あぁ……行くか……」

919 :

常に日常じゃねーか

920 = 806 :

弟「え？？昼ご飯買いに行くだけなのに、なんか重くない？？」

男>３「……空気読めよ」

男>４「こいつは今から勝ち目のない戦争に行くんだからな……見届けてきた人間としては結構込み上げるものがあるんだ」

男>３「まだだ！！まだ俺は戦える！！」

男>４「あぁ！！そうさ！！行って来い！！」

男>３「戦で散るのが漢の花よ！！」

弟「う、うん……頑張って……」

男>３「行くぞ！！相棒！！」

男>４「あ、相棒は絶対嫌だ」

男>３「えっ」男４「えっ」弟「えっ」

922 = 806 :

姉「あら」

男>３「どうも」

男>４「こんにちは」

姉「久しぶりね」

男>３「はい、えっと……ここしばらくは見てなかったですね」

姉「そうね……２日くらい学校来てなかったからね」

男>４「『見てなかった』っておかしいだろ……」

弟「え？？遠くから見てるだけだから合ってるんじゃない？？」

男>３「体調でも崩されてたんですか？？」

姉「まぁね……ちょっと色々失敗しちゃってね……落ち込んでたのよ。要するにサボリなんだけどね」

男>３「何かあったんですか？？」

姉「残念ながら内緒よ？？」

男>３「あはは……すいません聞いちゃって」

923 = 806 :

男>４「あははって、そんなしおらしい奴じゃないだろ」

男>３「うっさいぞ、ちょっと黙ってろ」

弟「肩肘張ってもいいことないよ？？」

姉「あら？？とってもシャイな子なんじゃないの？？」

男>４「あ、それは違います。先輩の前だけシャイなんです」

男>３「お、おい」

弟「子供の時からガキ大将って感じだもんね」

姉「あらそうなの？？」

男>４「はい、顔とデカイ図体の通りです」

弟「あ、やっぱりそうなんだ」

男>３「や、やめろ！！お前ら！！」

姉「ふふっ、どんな人達かと思ったけど、案外面白い人達ね」

男>４「えぇ、退屈はしませんよ、こいつ見てると」

925 = 806 :

男>３「うぅ……」

弟「ほらほら、会話が広がってるんだから頑張んなよ」

男>３「そ、そうだな」

男>４「ほれほれ、お前も頑張れ、折角援護射撃をしてやってるんだから」

男>３「なぁ？？でも先輩の聞いてる前でそういうこと言う必要は無いよな？？」

姉「何を今更言ってるのよ？？ずっと見てたんでしょ？？」

男>３「えっ、いやっ、そのっ！！」

男>４「ダイレクトアタック来た！！」

弟「今僕の中でライフポイントが減ってる音がしている」

姉「ライフポイント？？」

男>４「僕らの世代の男の子の共通言語のひとつです」

弟「あれは流行ったなぁ……」

男>３「いや、その話もういいから」

姉「そう？？ならいいけど」

927 = 869 :

>>919
学校パートのこと

930 = 806 :

弟「で、買わなくていいのかい？？」

男>３「何を？？」

弟「昼飯」

男>３「あっあぁ……そうだった、それが目的だった」

男>４「あとお前だけな」

姉「本当に可愛いわね、あなた」

男>３「あはは……」

姉「そうね……ねぇ、あなた達？？」

男>３「はい、何でしょう」

姉「お昼、一緒に食べない？？」

男>３「……」

男>４「……」

弟「……」

932 = 806 :

男>４「な、なにぃぃぃぃぃ！！あ、いやスイマセン、ちょっと驚いちゃって」

男>３「…………」

弟「あれ？？大丈夫？？口あいてるよ？？」

男>３「あっ、はっ、はいっ！！それはもう！！喜んで！！もうじゃんじゃんと！！」

姉「そう、良かったわ、ならあなた達の教室でいいかしら」

男>４「……なにこの展開」

男>３「はいっ、大丈夫です。あの女子二人友達いますけど大丈夫ですか？？」

姉「えぇ、問題ないわ」

弟「……（僕だけ凄い面倒臭そうなポジションだな）」

934 = 874 :

姉さん生きてたぁぁぁぁ

937 = 809 :

間隔考えろ

938 = 806 :

～教室～

女>１「あ、おかえ……り……？？」

女>２「あぁやっと帰って……来た……と……思っ……」

男>３「あぁ、ただいま」

男>４「まぁ、普通の反応はそうだろうな」

弟「面白い顔だ」

姉「失礼します、しばらくお邪魔するわね」

女>１「……」

女>２「……」

男>４「おい、大丈夫か？？」

女>１「えっ、え～～～～～～～～っ！！」

女>２「ちょっ、嘘っ、えちょっ？？マジ？？嘘でしょ？？」

男>４「うん、落ち着けお前ら」

939 :

NTRしね

941 = 806 :

女>１「いや、だって……そりゃ……」

女>２「そりゃ、驚くわよ！！学校一の美人連れて帰ってこれば！！」

姉「それはいいすぎよ」

女>１「あ、どうも、初めまして」

女>２「ども～、初めまして」

姉「えぇ、初めまして、お昼お邪魔していいかしら」

女>１「あっ、はい。構いませんが」

女>２「全く問題ないです」

姉「そう、良かったわ」

弟「……（この場をどう切り抜けよう、ってか姉さん完全に遊んでるし）」

945 = 806 :

姉「……椅子が一つ足りないわね」

女>１「周りの人のは？？」

女>２「皆使ってるみたい」

男>３「あ、じゃあ俺の……」

姉「いえ、いいわ」

女>１「あ、えっとすいません」

姉「謝らなくていいわよ……そうね……」

姉「あなたの椅子、貸してくれない？？」

弟「……えっと、僕ですよね？？」

姉「えぇ、そう。あなたの椅子」

弟「構いませんけど」

男>３「えっどうして？？」

男>４「さぁな……」

弟「……（完全に僕で遊ぶつもりだな）」

姉「ふふっ、ありがとう」