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    元スレ姉「クーラーぶっこわれたよおい」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★×7
    タグ : - ×2+ - 美少女 + - みなみけ + - やんでれ + - イケメン + - ヤンデレ + - レズ + - 上嬢 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :

    「マジか」

    「うん」

    「どんまい」

    「つーわけで暫くあんたの部屋で寝るわ」

    「あ、マジで?」

    「うんマジで」

    「いつ直るんだ?」

    「しらね」

    「電話したんだろ?」

    「あ、してない」

    「しろよ。そこは」

    「……2週間後に来るだと」

    「おっそ」

    「忙しいんじゃね?」

    2 :

    >>1「俺は?」

    3 :


    全裸待機

    5 = 1 :

    「ベットはひとつしかない」

    「よろしく」

    「お前床な」

    「あ、マジで?」

    「マジマジ」

    「えー、汚いだろそれは」

    「嫌なら自分の部屋で寝ろ」

    「しょうがないか」

    「当たり前だ、何様だ」

    「姉様」

    「きっも」

    「あんたが言わせたんだろうに」

    「あまりにも予想通りできもかった」

    「ま、いいや。とにかくそういう事で。ごはんだって」

    6 = 1 :

    「こいつの部屋のクーラー壊れたってよ」

    「あれま。連絡したか?」

    「したした。二週間後に来るとさ」

    「遅くない?すぐには来てくれないの?」

    「なんか忙しいんだって。クーラー色んな所で壊れてるんでしょ」

    「ふーん」

    「一部の定期整備してくれない住人に対してクーラーが暴動を起こしたんじゃね?」

    「なるほど、あり得る」

    「あんた達相変わらずアホねぇ」

    「生まれた時からアホなんでしょこいつら」

    「俺は定期的に掃除してるしな、それに比べてお前ときたら」

    「姉はそういうのサボりそうだよな」

    「母さん味噌汁まだ?」



    8 = 1 :

    「そうそう、聞け」

    弟・「「あ?」」

    「私たち、明日からグアム行くの」

    「行くんだ♪」

    「初耳なんだが」

    「私も」

    「今言った」

    「そうそう」

    「ふーん」

    「いつ帰って来るの?」

    「2週間後か3週間後」

    「ふーん」

    ・弟「「いってら」」

    父・母「「いってき」」

    9 = 1 :

    「まぁというわけで、仲よくお留守番よろしく」

    「あんたの部屋のAV見ていい?」

    「だめ」

    「じゃあネットで売るぞ?」

    「俺にバレない様に見ろ」

    「おう」

    「こいつら猿だな」

    「そりゃ猿の息子は猿だわよ」

    「その点私たちは人間だね」

    「猿に好かれちゃったけどね私は」

    「難儀だねぇ」

    「はやく食べなさいあんた達」

    「このから揚げうま」

    10 :

    「こんにちわ」

    「こんにちわ」

    「暑いですね」

    「そうですね」


    こういう淡々としたやり取りがなんたらかんたら

    って批判するコピペが去年の夏 確かしゅーくりーむとかじゃがいもとか騒いでた時ぐらいに頻発に貼られてたけど

    誰かあれ持ってない?

    11 = 1 :

    「いってきます」

    「一応言うけど戸締りだけはしっかりね」

    「いってら」

    「いってら」



    「さてと……夏休みの宿題すっか」

    「そういうのは8月31日にしよう」

    「去年もそれ言ってたぞ」

    「まじか」

    「おう、そして俺までずるずるお前に邪魔されて結局全部は提出できず」

    「みんなでやらなければこわくないの精神で」

    「二人じゃねぇか。こええよ、今年はちゃんとする」

    「んじゃ数学教えて」

    「お前英語担当な」

    12 = 1 :

    3時間後

    「全然すすまねぇじゃねぇか」

    「わたしのせいかよ」

    「お前バカすぎ」

    「英語に関してそのまま返そう」

    「今は数学してんだよ馬鹿」

    「テレビ見よう」

    「いいよ」

    「お、マナカナだ」

    「おお。久々に見た」

    「かわいいね」

    「異議なし」

    「あんたどっちが好き?」

    「一緒じゃねぇか顔」

    13 = 1 :

    「ばか、顔じゃなくてあれだよ?マナはおおざっぱでカナは引っ込み思案な所があるって聞いた」

    「え?逆じゃなかったっけそれ」

    「……いや知らないけどさ」

    「というか第一どっちがどっちだよこの二人」

    「分かんないよそんなの……あ、あれだ。ほくろかな」

    「は?」

    「ほくろがある方がカナだからほくろかな」

    「じゃあこっちか」

    「そうなるね、ほくろまなとは言わない気がする」

    「ふーん」

    「てかさ、この二人よくハモるな」

    「だな。普通の双子はこうならねぇだろ」

    「まったくだ」

    弟・「「……そろそろチャンネルかえね?」」

    14 = 1 :

    「甲子園見よ。夏の醍醐味」

    「甲子園見ながら夏のソーメンとしけこもうぜ」

    「採用。リビングへゴー」

    「その前にじゃんけん」

    「ぐー」 姉「ぱー」

    「ごー」

    「……ごー」

    「まだー?」

    「うっせぇ、もうすぐだよ馬鹿」

    「そんな馬鹿馬鹿言うと英語教えてやんないぞ?」

    「すいません失礼しました馬鹿さま」

    「……」

    「できたぞ」

    「待ってました!」

    15 = 1 :

    「腹減ったー」

    「いただきまーす……んー♪」

    「ネギ切るの忘れた」

    「別にいいよ」

    「ならいっか」

    「…」ズルズル

    「…」ズルズル

    「うまいね」

    「俺が作ったからな」

    「いいお嫁さんになれますね」

    「私は男ですが何か?」

    「あ、ホームラン打った!」

    「おお!」

    「……ピッチャー悔しそう…」

    「ん?」

    16 = 1 :

    「歯食いしばったじゃん一瞬」

    「そうか?」

    「そうそう……よし!私こっち応援する」

    「ふーん」

    「だからあんたもこっち応援する事」

    「俺は傍観するだけだ」

    「冷徹な奴はモテないぞ」

    「冷徹もクソもねぇだろ」

    「ご馳走様」

    「ああお粗末様」

    「……頑張れぇ」




    「……がんばれがんばれ」



    17 = 1 :

    「……」 パチッ

    「……」

    ウーーーーー

    「あ、終わった?どっち勝った?」

    「……」

    「……」

    「……はぁ」

    ポンポン

    「……」

    「風呂掃除してくらぁ」

    「……うん」


    18 = 1 :

    「ごっしごっしごっしっとぉ~」

    「あぢー……」

    「……」カチャカチャ

    「掃除完了~」

    「おつかれ、ほれアイス」

    「これはこれは」

    「ほうびじゃ。受け取るがよい」

    「調子のんな馬鹿」

    「あ、タッチだ」

    「南を甲子園に連れてって♪」

    「そっちじゃなくて芸人の」

    「ああ双子の」

    「私たちはさ、こうはならなくてよかったよね」

    「まぁ俺は親父似でお前は母さん似だからな」

    「双子なのにここまで違うのもどうよ」

    19 :

    >>10


    最近こういうネタっていうか、雰囲気のSSが多いな。
    A「貴方に危害を及ぼします」
    B「出来れば止めて欲しいのですが」
    A「それは出来ません」
    B「どうしてですか」
    A「どうしてでしょうね」
    こんな感じのユルイっていうか淡白っていうか。
    変にキャラがナヨナヨしてる感じ。
    お話として実りのないgdgdな展開が続いてさ、
    たまに新キャラが登場して

    C「こんな雰囲気でいいんですか」
    A「いいんです」
    B「いいんです」
    こんな感じになるんだ、『!』も『?』も使わない会話。
    抑揚のない感情と冷めた視点で物語は進んで、
    スレ住人1「この雰囲気すきだwww」
    スレ住人2「癒されるよなwww」
    スレ住人3「前も書いてたよな、気に入ったわ」
    みたいな流れになってスレ主も調子に乗るんだ。

    別に止めろとは言わないけどさ、もうだいぶ飽和してるジャンルだし、
    出来れば止めて欲しいのですが。

    20 = 19 :

    まあ俺はこういうの好きだけどね

    支援

    21 = 1 :

    「どうでもいいよ、まぁ少なくともタッチみたいなのは嫌だな」

    「どうして?」

    「なんか俺こいつら好かない。生理的な問題」

    「ふーん、可愛いじゃん」

    「え?」

    「え?」

    「……マジかよ」

    「ぬいぐるみみたいで」

    「ああそっちね」

    「何だと思ったのよ」

    「好みのタイプなのかよ」

    「まさか!勘弁してよ」

    「それタッチが聞いてたらドMじゃない限りキレるぞ」

    「聞いてたらね。聞いてないからOK」

    「汗かいたからこのまま風呂でシャワー浴びてくるわ」

    22 = 1 :

    >>20 スレ住民1乙

    ピンポーン

    「ん?」 ガチャッ

    「はぁい、元気?」

    「昨日会ったじゃん」

    「暇なので遊びに来ました、というか弟君に会いに来ました」

    「あいつなら今お風呂」

    「お邪魔します!」

    「おお?目の色が変わりましたよ奥さん」

    「ねぇお茶もらっていい?」

    「冷蔵庫開けて自分でとりな」

    「もうちょっと客人扱いしてよねったく……」

    「出たぞ。あ、女じゃん。俺にもお茶」

    「……はい」

    「顔がお赤いですわよ奥様」

    23 = 1 :

    「……あーえっと…」

    「ん?」

    「あんたに会いに来たんだって」

    「ちょ!」

    「それはそれは、ゲームでもする?テレビでも見る?」

    「い、いや……うん。テレビ」

    「うぃ」 ピッ

    「それじゃあ私は上に」

    「え?だって…」

    「ん?どうした?」

    「いや……なんでも」

    「俺この芸人嫌いなんだよな、何が面白いんだがさっぱりだ」

    「あー私も私も……ねぇそろそろパンツ以外はいたら?」

    「……本でも読むか」

    24 :

    べったりでも仲悪くも無いのは珍しい

    25 = 1 :

    「ねぇ……」

    「なに?」

    「この間さ」

    「うん」

    「告白されたって聞いたんだけどさ」

    「うん」

    「誰に?」

    「うちのクラスの佐々木」

    「美人だよね」

    「まぁ顔は整ってるよなかなり」

    「それで?」

    「は?」

    「OKしたの?」

    「いいや?」

    「なんで!?」

    26 = 1 :

    「なんでって言われても、好きじゃないから?」

    「えー!もったいない」

    「それはお前が決める事じゃねェだろ」

    「そうだけどさぁ……男子から何か言われなかった?」

    「お前と同じ事言われたかな確か」

    「ほらー」

    「だーかーらー」

    「なんで?」

    「んー、あいつ性格悪いし」

    「そんな事ないでしょ。友達いっぱいいるよ?あの子」

    「嫉妬心半端なさそう、自分のプライド傷つけられたら影でいろいろするぞあいつ」

    「酷い言いぐさだなぁ」

    「昔あいつに恥かかせやがったかんね。あの女」

    「あいつって姉?」

    「そ。だから嫌い」

    27 :

    どんどん続けて

    28 = 1 :

    「昔昔の話です」

    「聞く聞く」

    「姉が今そっちのクラスに居る斎藤にコクられました」

    「マジ!?全然知らなかった」

    「斎藤君はシャイで純情な青年なのでひっそりこっそり告白してひっそりこっそり振られたそうな」

    「へー……姉もあんなイケメンを振るとはいい度胸ね。今度これをネタにアイス奢らせるか」

    「お前が姉にアイス奢ってもらったらネタをバラしたのが俺だってバレてだな、今度は俺が姉にアイス奢る羽目になるからやめろ」

    「あはは、それでそれで?」

    「斎藤は良い奴なので俺も姉から話を聞いても口外しなかったわけだ。そしてその一ヶ月後にだな」

    「あ、分かった!佐々木さんが斎藤君に告ったんだ!」

    「あたり、んで斎藤は当然断る。

      理由を聞いた佐々木はメラメラと嫉妬の炎を姉に燃やして影ながら色々姉に嫌がらせをしましたとさ。ちゃんちゃん」

    「マジっすか」

    「そうそう。だから俺は佐々木が嫌い、姉が困ってたの見たから嫌い」

    「……ふーん」

    29 = 19 :

    面白い

    30 = 1 :

    「というわけで俺はあいつを振った」

    「弟って、これで何人振ったの?」

    「佐々木が初めてだよ」

    「うっそだー!絶対うっそだー!」

    「なんでそうなんだよ、お茶飲もう」

    「ホントに初めて?自分で気づいてないってわけじゃなくて?」

    「当たり前だろ。告白された事に気付かない程俺は鈍感な人間じゃねェよ」

    「いや、あんた鈍感だって」

    「マジか」

    「まじまじ……あーあ、その鈍感さに今まで何人の女の子が泣かされてる事やら」

    「そういうのはアイツの専売特許だろ、今まで何人の男振ってると思ってんだ」

    「姉?」






    31 = 24 :

    なんかいっぱいROMってそうだな

    32 = 1 :

    「そうそう。小学校の時からモテモテだったのよ彼女」

    「へー……まぁあんたの姉は可愛いからねぇ」

    「今まで50人は切ってるだろうな」

    「ごじゅ!?」

    「女友達にはそういう話しても色々言われたりするから言わないって言ってたなそういや……ホントに知らないのな」

    「……50て」

    「冷やかされたりお堅い女とか言うんだろ?お前ら女はそういう話聞かされると」

    「まぁそういう子もいるかな。でも冷やかし程度だよ?」

    「姉はそれがめんどいんだろ。そんな感じ」

    「ふーん……モテてるのは知ってるけどそんなにとは……」

    「ま、どうでもいいが。あいつが誰と付き合おうが」

    「え?弟ってシスコンでしょ?」

    「おいちょっと待て。どっからそんな話になった」



    33 :

    しえん(・∀・)ニヤニヤ

    34 = 1 :

    「そりゃ佐々木さんの件から」

    「お前は何言ってんだよ」

    「シスコンじゃないの?」

    「双子なのにシスコンもクソもねぇだろ」

    「そうかな?」

    「そうだよ。ウーロン茶飲むか?」

    「頂きましょう……あーあ」

    「なんだよ?」

    「弟と姉とが同じクラスなら楽しいだろうなってふと思って」

    「どゆこと?」

    「あんたたちって双子だから絶対同じクラスにはならないじゃない?それが残念な気がして」

    「家でいつも顔合わせるのに学校でもいつも顔合わせろってか。めんどくさいだろ」

    「でもきっと楽しいよ?」

    「まぁ別に楽しくないだろ、とは言わないけどさ……そろそろ晩飯作らなきゃな」


    35 :

    PCが規制されててな…

    支援

    36 = 1 :

    「……そういえば家の人は?」

    「なんか旅行行った」

    「へー、じゃあ最近は姉と二人?」

    「最近ってか今日からだけどな。今日から2週間」

    「ふーん」

    「女メシどうする?くってく?」

    「なんなの?」

    「ゴーヤチャンプルー」

    「夏っぽい料理だよねそれ、食べていいなら頂きます」

    「家の人に電話しろよ。というか姉呼んできて」

    「はいはい」

    「多分俺の部屋で寝てるか本読んでるかだから」

    「え?」

    「行きゃわかる」

    37 :

    いいね支援

    38 = 1 :

    「ここだっけ……おーい」

    「」スースー

    「マジで弟の部屋で寝てるしこの子、ほらっ、起きて」

    「ん?……あとちょっと」

    「お決まりの可愛い感じはいいから起きて。ごはんだってよ」

    「あれ?ああ、そうだ女が来てたんだった」

    「忘れてたの?」

    「忘れてたというかお昼にあんたと弟を二人にして私は自分の部屋で本を読んでたのよ」

    「それで?」

    「で、暑いじゃない?」

    「夏だからね」

    「それで、今私の部屋クーラー壊れてるのよ」

    「うわーそれはキツいね」

    「そ、だからクーラーが健在な弟の部屋に行って本を読んでたら、布団が気持ち良くてついぐうぐうと……忘れてもしょうがないでしょ?」

    39 = 27 :

    ほ、ほぁぅっーーーー!!!

    40 = 1 :

    「まぁいいけど……しかしあんたね、いくら弟の部屋だからってよく男の部屋のベッドでぐうぐうと」

    「男って言われても、何年一緒にいると思ってんの。あいつだって私の部屋で寝てる事あるよ?たまにだけど」

    「え…いいな」

    「は?」

    「あ、いや何でもない」

    「ところであいつと何話してたの?恋バナ?」

    「ま、そんな感じかな。性格いいよねぇ弟って」

    「そう?全然だと思うけど」

    「あんたは身内だからそう思うのよ。他の女の子からすればどんなにハイスペックか」

    「スペックて……あいつはパソコンですか」

    「顔だって少しジャニ系な感じで…てかかなりジャニ系だし」

    「あんた……眼科行ったほうがいいよ。付添おうか?」

    「あんたねぇ……」

    「お前ら早く降りて来いって!メシできたぞ!!あと女は家に電話しろ!家の人心配するだろうが!」

    「ほらっ、いいやつ」

    41 = 1 :

    「おっせぇよお前ら、冷めちゃうだろうが」

    「ごめんごめん」

    「うるさい奴、ちょっと位ゆっくりしてても冷めないって」

    「お前俺のベッドによだれ垂らしてないだろうな?」

    「あたしは子供か!」

    「あ、さっき拭いてたよこの子」

    「女!」

    「このやろう……」

    「嘘だって!女!」

    「あはは、ごめんごめん」

    「ったく……ほら、ごはんつげよ」

    「分かってるわよ……今日ゴーヤチャンプルーじゃん!」

    「見りゃ分かんだろ」

    「私これ大好き。ふふっ」


    42 = 27 :

    ほうっ!!ほぅ、ほっ!

    44 = 24 :

    >>42 もちつけよ

    45 :

    しぇーん

    46 = 27 :

    >>44
    これまでにないほどに落ち着いてるよ

    47 = 1 :

    「ご馳走様!おいしいねこれ!」

    「お粗末様」

    「というか、姉食いすぎ」

    「え?そうかな」

    「こいつゴーヤチャンプルーだけは馬鹿みたいに食うからな」

    「馬鹿ってひどくない?こいつ口悪いよねぇ女」

    「でもよく食べるね」

    「だ、だって……美味しいじゃん。ゴーヤ」

    「なんか、今のあんたをクラスの男達が見たら何て言うだろ……ふふっ」

    「見てないから問題なーし」

    「見ても只の馬鹿食い女としか思わないだろ」

    「こいつムカつくんですけど」

    「あははっ、まぁまぁ」

    「さてと、それじゃあ俺も食い終わったし。女、アイス食おうぜ」

    「お、いいですね♪」

    48 :

    この>>1まさか……いや、まさかな……

    49 :

    ほう。

    50 = 1 :

    「あー!私のも残しといてよ?」

    「それはどうかな」

    「残さなかったら〆る」

    「ほら女、お前はこんな暴力女にはなるなよ?」

    「バニラくれたら考えたげる」

    「げ、じゃあ俺抹茶にするか」

    「ありがと、ふふっ」

    「……」

    「ん?どうしたの?」

    「……べつに」

    「?」

    「お、ナイターやってる」

    「私野球分かんないのよね、あんまり興味ないというか」

    「俺もそうだけど何と言うか。夏の夜はこうやってビール片手に野球中継ってのが古き良き日本って感じしないか?」

    「出たよ親父発想」


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