私的良スレ書庫
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元スレ見崎「榊原くんが私以上にミステリアスだった」恒一「ククク……」
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見崎(やっぱりここは鉄板ネタの三組の呪いで興味をひいてみよう)
「私、怯えてる。 始まったんじゃないかと思って」
「こころの底では半信半疑だったんだと思う」
「クラスのみんなも榊原くんにはあんなこと言ってるけど、今も信じてないひとも多い」
「でもね……やっぱりあるみたい」
「百パーセント確実に。 それが始まってしまったから」
「……」
「榊原くんは今も知らないまま、か」
「だったらいっそこのまま知らないでいるべきなのかも」
「知ってしまったら――」チラッ
「あれ?」キョロキョロ
「榊原くん?」
「どこかに隠れてるの?」
「榊原くーん?」
「……またいない」グスン
「私、怯えてる。 始まったんじゃないかと思って」
「こころの底では半信半疑だったんだと思う」
「クラスのみんなも榊原くんにはあんなこと言ってるけど、今も信じてないひとも多い」
「でもね……やっぱりあるみたい」
「百パーセント確実に。 それが始まってしまったから」
「……」
「榊原くんは今も知らないまま、か」
「だったらいっそこのまま知らないでいるべきなのかも」
「知ってしまったら――」チラッ
「あれ?」キョロキョロ
「榊原くん?」
「どこかに隠れてるの?」
「榊原くーん?」
「……またいない」グスン
~教室、昼休み~
赤沢「綾、それほんとなの?」
綾野「うん、榊原さんは演劇の才能あると思うんだー」
赤沢「そこじゃなくって!」
「ガラスが倒れてきて危うく、って方よ」
綾野「ああ、それねー。確かにやばかったねありゃー」
「けどそれも榊原さんの演技力のおかげでするっと回避!」
赤沢「能天気なのは良いけど……綾、アンタ死にかけたのよ?」
「もしかしたら……始まってるのかもしれない」
「ちょうどさっき恒一くんは窓から勢いよく飛び出て行ったし、今から緊急会議を始めましょう」
「ゆかり、風見くん。みんなを会議室に集めてちょうだい」
「――見てなさい榊原恒一、私が一番うまく対策できるんだから!」
赤沢「綾、それほんとなの?」
綾野「うん、榊原さんは演劇の才能あると思うんだー」
赤沢「そこじゃなくって!」
「ガラスが倒れてきて危うく、って方よ」
綾野「ああ、それねー。確かにやばかったねありゃー」
「けどそれも榊原さんの演技力のおかげでするっと回避!」
赤沢「能天気なのは良いけど……綾、アンタ死にかけたのよ?」
「もしかしたら……始まってるのかもしれない」
「ちょうどさっき恒一くんは窓から勢いよく飛び出て行ったし、今から緊急会議を始めましょう」
「ゆかり、風見くん。みんなを会議室に集めてちょうだい」
「――見てなさい榊原恒一、私が一番うまく対策できるんだから!」
現象「まさか、コイツの左腕は、現象殺し<フェノメノン ブレイカー>!?」
~教室~
恒一「……帰ってきてみればもぬけの殻、か」
「残された鞄、机の中には教科書」
「椅子には……」サワサワ
「うむ、まだ温もりが残っている」
「つい先刻まで人がいた気配は確かにあれど、その持ち主は影も形もない」
「まるで現代のメアリーセレスト号事件だな」ククク
「そう、紛れも無くこれは神隠し――」
久保寺「違います、黒板に別室で会議中って書いてあるでしょう」
恒一「なんだいたのか貴様」
久保寺「あなたに伝えることがあって待っていたんです」
恒一「そうか。ところでもう帰ってもいいか?」
久保寺「あの、校則とかもう良いんで、せめてクラスの決め事だけは守ってくださいマジで」
恒一「善処しよう」
恒一「……帰ってきてみればもぬけの殻、か」
「残された鞄、机の中には教科書」
「椅子には……」サワサワ
「うむ、まだ温もりが残っている」
「つい先刻まで人がいた気配は確かにあれど、その持ち主は影も形もない」
「まるで現代のメアリーセレスト号事件だな」ククク
「そう、紛れも無くこれは神隠し――」
久保寺「違います、黒板に別室で会議中って書いてあるでしょう」
恒一「なんだいたのか貴様」
久保寺「あなたに伝えることがあって待っていたんです」
恒一「そうか。ところでもう帰ってもいいか?」
久保寺「あの、校則とかもう良いんで、せめてクラスの決め事だけは守ってくださいマジで」
恒一「善処しよう」
>>110
鳴「窓枠に包帯が結びつけてあるわ…」
鳴「窓枠に包帯が結びつけてあるわ…」
このこうっいっちゃんは久保寺センセーの問題すら解決しそうな勢いだな
~帰路~
恒一「禁じられた旧校舎を探検していたらすっかり日が傾いてしまった」ククク
「――む?」
ジュクジョノミリョク?
ヤッパリヒップカナ、アトガーターベルト
アレハフェアジャナイネ
恒一「ほう、あそこにいるのは確か望月といったか」
「そして隣にいるのは……よく俺の真似をして胸を抑えている不遜な輩だな」
「これは『挨拶』をしてやらねばなるまい」ククク
「――Commant allez vous? 望月とその下僕よ」
高林「フェアじゃないね……」
望月「あ、榊原さん! お疲れさまです!」
恒一「禁じられた旧校舎を探検していたらすっかり日が傾いてしまった」ククク
「――む?」
ジュクジョノミリョク?
ヤッパリヒップカナ、アトガーターベルト
アレハフェアジャナイネ
恒一「ほう、あそこにいるのは確か望月といったか」
「そして隣にいるのは……よく俺の真似をして胸を抑えている不遜な輩だな」
「これは『挨拶』をしてやらねばなるまい」ククク
「――Commant allez vous? 望月とその下僕よ」
高林「フェアじゃないね……」
望月「あ、榊原さん! お疲れさまです!」
望月「あの、榊原さん」
恒一「なんだ?」
望月「さっきの会議で、榊原さんのいないところで話さなきゃって、赤沢さんが」
「これからその赤沢さんの決定で嫌なことがあると思うけど、我慢してくれないかな」
「みんなのためなんだ」
「全部赤沢さんが決めたことなんだけど」
恒一「『対策係』め、ついに本格的に動き始めたということか」ククク
高林「望月くん、フェアって言葉知ってる?」
恒一「なんだ?」
望月「さっきの会議で、榊原さんのいないところで話さなきゃって、赤沢さんが」
「これからその赤沢さんの決定で嫌なことがあると思うけど、我慢してくれないかな」
「みんなのためなんだ」
「全部赤沢さんが決めたことなんだけど」
恒一「『対策係』め、ついに本格的に動き始めたということか」ククク
高林「望月くん、フェアって言葉知ってる?」
高林「僕は一方的に決め事を押し付ける赤沢さんのやり方に賛成できない」
恒一「ほう……貴様なかなか見所があるじゃないか」
高林「榊原くん、知りたいこといっぱいあるよね?」
恒一「そりゃあ、もう」ククク
高林「じゃあ一つずつ聞いてみて。 僕の知ってる範囲で答えてあげるよ」
望月「ちょ、高林くん本気!?」
恒一「ならば……お前は神の存在を感じるか?」
高林「うん、神は……え?」
恒一「神は人のようなものか、どのような形か……」
高林「え、あの……」
恒一「神は絶対の力を持つ存在、この世はそのような個が作り出したもの……」
高林「あの、できれば3組がらみの質問で……その……」
恒一「災害と同じと思っていい……あきらめるほかないのだ……」ククク
高林(災害と同じ!? もしや、現象について何か知っていて逆に遠まわしにアドバイスを……?)
高林「榊原くん……いや榊原さん、あなたはなんてフェアなひとなんだ……!」
恒一「ほう……貴様なかなか見所があるじゃないか」
高林「榊原くん、知りたいこといっぱいあるよね?」
恒一「そりゃあ、もう」ククク
高林「じゃあ一つずつ聞いてみて。 僕の知ってる範囲で答えてあげるよ」
望月「ちょ、高林くん本気!?」
恒一「ならば……お前は神の存在を感じるか?」
高林「うん、神は……え?」
恒一「神は人のようなものか、どのような形か……」
高林「え、あの……」
恒一「神は絶対の力を持つ存在、この世はそのような個が作り出したもの……」
高林「あの、できれば3組がらみの質問で……その……」
恒一「災害と同じと思っていい……あきらめるほかないのだ……」ククク
高林(災害と同じ!? もしや、現象について何か知っていて逆に遠まわしにアドバイスを……?)
高林「榊原くん……いや榊原さん、あなたはなんてフェアなひとなんだ……!」
わかんなくても適当に意味深なセリフはいて誤解されてるなーって感じれればいいんじゃね
~教室~
キーンコーンカーンコーン
風見「それじゃ、そういうことでなにか――」
ガララッ
恒一「……」ドッコイセ、ガシャン
「今日からお前もこのクラスの一員だ、我が闇の眷属レイ・チャンよ!」ククク
レイ「レーチャンドーシテ!ドーシテレーチャン!」
クラス(うるせぇ……)
久保寺(でもいないものだから注意もできない……)
風見「いや、もういいですねどうでも……」
久保寺「……さて、このままみんなで力を合わせて切り抜けましょう」
「みなさん、くれぐれもクラスの決め事は守るように……よろしいですか?」
レイ「ドーシテ!?ドーシテ!?」
恒一「この世は疑問符に満ちておる……」ククク
クラス(今まで通り関わらないようにするだけか)
レイ「ゲンキダシテ!」
キーンコーンカーンコーン
風見「それじゃ、そういうことでなにか――」
ガララッ
恒一「……」ドッコイセ、ガシャン
「今日からお前もこのクラスの一員だ、我が闇の眷属レイ・チャンよ!」ククク
レイ「レーチャンドーシテ!ドーシテレーチャン!」
クラス(うるせぇ……)
久保寺(でもいないものだから注意もできない……)
風見「いや、もういいですねどうでも……」
久保寺「……さて、このままみんなで力を合わせて切り抜けましょう」
「みなさん、くれぐれもクラスの決め事は守るように……よろしいですか?」
レイ「ドーシテ!?ドーシテ!?」
恒一「この世は疑問符に満ちておる……」ククク
クラス(今まで通り関わらないようにするだけか)
レイ「ゲンキダシテ!」
~放課後、教室~
恒一「ふむ、今日もいつも通り変化のない1日だったな」
「帰るとするか」
ガサゴソ…カサッ
恒一「む? 机の中に何か……」
<君の求める真実の在り処、それは
夜見のたそがれのうつろなる蒼い瞳の
――これでフェアだよ>
恒一「ほう、これは……噂に聞く果たし状というヤツだな」ククク
「良い度胸だと褒めてやりたい所だ、差出人が皆目検討も付かんが」
「この左腕にて、全力をもって相手してやろうじゃあないか……!」クハハハ
恒一「ふむ、今日もいつも通り変化のない1日だったな」
「帰るとするか」
ガサゴソ…カサッ
恒一「む? 机の中に何か……」
<君の求める真実の在り処、それは
夜見のたそがれのうつろなる蒼い瞳の
――これでフェアだよ>
恒一「ほう、これは……噂に聞く果たし状というヤツだな」ククク
「良い度胸だと褒めてやりたい所だ、差出人が皆目検討も付かんが」
「この左腕にて、全力をもって相手してやろうじゃあないか……!」クハハハ
~工房、地下~
恒一「……」コツ…コツ…
見崎(! ま、また榊原くんがきた!)
恒一「……」コツ…コツ…
見崎(ど、どうしよう……!)コソコソ
(こんどこそ榊原くん好みの登場をしなきゃ……)ドキドキ
(どんなのがいいんだろう)
(今まではちょっと凝りすぎてたのかも)
(しんぷるいずべすと、これ大事)
(あ、後ろから目隠しとか)
(ベタだけど、とってもミステリアス)
(これで今日はおともだち記念日……?)フフ
(よし――ミステリアス鳴ちゃん、いきます!)ソー…
恒一「……」コツ…コツ…
見崎(! ま、また榊原くんがきた!)
恒一「……」コツ…コツ…
見崎(ど、どうしよう……!)コソコソ
(こんどこそ榊原くん好みの登場をしなきゃ……)ドキドキ
(どんなのがいいんだろう)
(今まではちょっと凝りすぎてたのかも)
(しんぷるいずべすと、これ大事)
(あ、後ろから目隠しとか)
(ベタだけど、とってもミステリアス)
(これで今日はおともだち記念日……?)フフ
(よし――ミステリアス鳴ちゃん、いきます!)ソー…
これは可愛すぎるwww
鳴ちゃんに興味が無い恒一に必死にアタックする鳴ちゃんがこんなにも可愛いなんて
鳴ちゃんに興味が無い恒一に必死にアタックする鳴ちゃんがこんなにも可愛いなんて
恒一「む――」ピク
「この左腕の疼き――」
見崎「だぁーれd
恒一「後ろだ!!」ドコォッ!
見崎「ぎゃんっ!?」
恒一「フン、他愛もない」
見崎「きゅぅ……」ピクピク
「この左腕の疼き――」
見崎「だぁーれd
恒一「後ろだ!!」ドコォッ!
見崎「ぎゃんっ!?」
恒一「フン、他愛もない」
見崎「きゅぅ……」ピクピク
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