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    元スレハルヒ「黒の騎士団に入るわよ!」

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    タグ : - クロスオーバー + - コードギアス + - 涼宮ハルヒの憂鬱 + - 長門 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    203 = 1 :

    キョン「なるほど、それなら簡単に確かめられるな!」

    古泉「今彼女は何処にいるのでしょう?」

    キョン「ゼロの部屋にいるはずだ!」

    古泉「ゼロはまだ会議室の中・・・ギアスをかけるなら今がチャンスですね」

    キョン「あぁ、急ごうぜ!」

    -------
    ---
    -


    ゼロの部屋

    ウィーーン

    C.C「ん?どうしたキョン?もう帰ったんじゃなかったのか?」

    キョン「いや、それがちょっと忘れ物をしましてね」

    古泉「僕は付き添いです。中に入ってもよろしいでしょうか?」

    C.C「構わんぞ、だがゼロの机には触るなよ。あいつは神経質だから
    ちょっとでも私物が動くとすぐに分かるからな」

    古泉「分かりました。それにしても、あなたは随分とゼロに関して御詳しいですね」

    204 = 1 :

    C.C「側近だからな」

    古泉「なるほど、ではゼロの仮面の中も見たことがあるのでしょうか?」

    C.C「あぁ、あるぞ」

    古泉「そうですか・・・ちなみにゼロは男性ですか?それとも女性ですか?」

    C.C「・・・・何を言ってるんだお前は?」

    古泉「そのリアクションですとやはり男性なのですね。いや、念のために一応と思いまして」

    C.C「面白い事を知りたがる奴だな。女だったら口説き落とすつもりだったのか?」

    古泉「恐れ多くてそのような事はできませんよ」

    C.C「おいキョン、忘れ物とやらは回収したのか?」

    キョン「えぇ・・・・・あの、C.Cさん」

    C.C「何だ?」

    キョン「・・・・」チラッ

    キョンが古泉に視線を送る

    古泉「・・・・・」コクッ

    古泉はうなずく

    205 = 1 :

    C.C「男同士で何をやってるんだお前等は・・・」

    キョン「C.Cさん、俺の質問に答えてくれ!
    アンタはギアスという能力を知っているのか!」キュイーーン

    キョンの眼に赤い鳥のような紋章が浮かび上がった

    C.C「・・・・・・」

    キョン「さあ、答えてくれ」

    C.C「・・・・・フフフ、断る!!」

    キョン&古泉「!!!?」

    C.C「相手が悪かったな、今お前達は最もギアスを使用してはいけない人間に
    ギアスを使用してしまったんだぞ?これで二回目だ、もう少し慎重になるべきだったな」

    キョン「どういう事だ・・・ギアスが効かない」

    古泉「その物言いですと、やはり知っているのですね?ギアスという力の存在を?」

    C.C「知っているもなにも、私はその能力を与える側の人間だ」

    キョン「なに!!?」

    古泉「与える側・・・なるほど、だからあなたにはギアスが通じないというわけですか」

    C.C「そういう事だ」

    206 = 1 :

    古泉「何故そのような事ができるのですか?あなたは何者なんです?」

    C.C「答える義務はない、自分で考えることだな」

    古泉「ギアスを他人に与える事が出来るあなたがゼロの側近としてここにいるという事は
    もしかしてゼロも彼同様ギアス能力者なのでしょうか?」

    C.C「さて、どうだろうな。もういいだろう、私は忙しいんだ」

    古泉「では最後に一つだけ!あなた自身もギアスを使用する事はできるのでしょうか?」

    C.C「いい質問だな坊や。答えはNoだ」

    古泉「そうですか、ありがとうございます。あと、できればここでの事はゼロに内密に
    してもらいたいのですがよろしいでしょうか?」

    C.C「あぁ、別に構わんぞ」

    古泉「ありがとうございます。では、我々はこれで。行きましょう」

    キョン「ん?あ、あぁ・・・」

    キョンと古泉は部屋を出た

    C.C「フフ、なかなか鋭い坊やじゃないか」

    ルルーシュ「だから言っただろ。全く余計な事をペラペラと・・・・」

    奥の部屋からルルーシュが姿を現す

    207 = 1 :

    C.C「ん?余計な事など言ったつもりはないが?」

    ルルーシュ「古泉に放った言葉全てが余計だ。あれだけヒントを与えれば
    あいつの事だ、遅かれ早かれゼロの正体の真相に近づくだろう」

    C.C「正体がバレるのが怖いのか?」

    ルルーシュ「怖い?違うな、俺は優秀な駒を失いたくないだけだ
    あいつがゼロの正体を知ったら、俺はあいつを消さなければならない
    そんな事をしたくないだけだ、一応生徒会の仲間でもあるしな」

    C.C「そうか、それはすまなかったな。以後気をつけるよルルーシュ」

    ルルーシュ「お前、さてはわざとあいつにヒントを与えるような事を言ったな・・・」


    --------アッシュフォード学園学生寮

    キョン「まさかC.Cさんにあんな秘密があったとは・・・」

    古泉「十中八九ゼロはギアス能力者でしょうね。彼女が傍にいる以上
    既に能力を与えてると考えるのが自然です」

    キョン「だが本人は否定も肯定もしなかったぞ?」

    古泉「否定も肯定もしなかった事がこの場合肯定したと言えるでしょう
    それに、ゼロがこれまで起こしてきた奇跡の数々
    これらの事もギアスという能力を前提に考えると納得できるんですよ」

    208 = 91 :

    面白い

    209 = 76 :


    >>193
    ルルーシュ SOS団でググれば出る

    210 = 1 :

    古泉「例えば枢木スザク救出の件、あの時ゼロがジェレミア卿に直接ギアスを
    かけていたと考えると、その後のジェレミア卿の理解し難い行動も納得できます」

    キョン「つまりオレンジなんて言葉には何の意味も無かったって事か?」

    古泉「えぇ、ブリタニア政府は勿論マスコミも意味の無いオレンジ発言ばかりに気をとられ
    その後コーネリア総督が着任するまでエリア11は大混乱でした。あれもゼロの狙いでしょう」

    キョン「ゼロの知能に何でもありのギアスか、最強だな」

    古泉「そして最も気になるのは先程C.Cさんが言った『これで二回目だ』という発言です」

    キョン「二回目?何が二回目なんだ?」

    古泉「『今お前達は最もギアスを使用してはいけない人間に
    ギアスを使用してしまった。これで二回目だ、もう少し慎重になるべきだったな』
    覚えてらっしゃいますか?」

    キョン「あぁ、確かにそんな事言ってたな。ん?まてよ、二回目?」

    古泉「そう、そこです!我々がこんなミスを犯したのはあれが初めてのはず
    しかし彼女はそれを二回目と表現しました。これはつまり、我々が自覚していないだけで
    過去に同様のミスを犯し、ミスをおかした際にギアスを使用した相手が
    C.Cさんにその旨を報告したという事です」

    キョン「C.Cさんに報告?でもあの人はゼロの側近で基本他の人とはあまり
    絡まないはずだが・・・・という事は」

    古泉「そうです!過去に間違ってギアスをかけた相手
    それは素顔を晒した状態のゼロです!」

    211 = 1 :

    キョン「なっ・・・・・じゃあ俺は知らず知らずの内に仮面を外した状態のゼロに
    ギアスを使用していたって事なのか?」

    古泉「そうとしか考えられません。あなたがギアスを使用した者の中に必ずゼロがいます!
    思い出してみてください、怪しい反応を見せた人物はいませんでしたか?」

    キョン「いや、でもギアスが効かなかったのは間違いなくC.Cさんだけだ!
    他にかけた連中はみんなちゃんと言われた通りの行動をとってたはずだ」

    古泉「かかったフリをしていたのでしょう。あなたが能力者であるという事実だけを得て
    ギアスにかかったフリをしてその場を離れ、C.Cさんに相談した。
    これまでにギアスをかけた相手はどれくらいいるのですか?」

    キョン「特区参加反対派の団員と、学園ではリヴァルにルルーシュ・・・・・
    あと教師にも何人かかけたな」

    古泉「教師?」

    キョン「はは、来週のテストの問題用紙くれってさ」

    古泉「あなたという人は・・・こちらの世界のペーパーテストなどどうでもいいでしょうに・・・」

    キョン「仕方ないだろ、進級が危ないんだ!」

    古泉「・・・まだ5月ですが、あなたはあと何ヶ月この世界と現実を行ったり来たりするおつもりですか?」

    キョン「・・・・と、とにかく!俺がこれまでにギアスをかけたのは
    さっき挙げた人達だけだ!この中にゼロがいるんだろ?いったい誰なんだ?」

    212 = 1 :

    古泉「アッシュフォードの教員は論外として、リヴァルさんやルルーシュさんも恐らくないでしょう
    彼らには行動を起こす理由がないですからね。となると、特区反対派の中・・・・」

    キョン「組織のトップでありながら、たまに仮面を外して一般団員と化してるって事か?」

    古泉「その可能性が高いですね、末端の声を聞くには自らがそこに入るのが一番でしょうし
    意外と部下思いの上司という事でしょうか。少々印象が変わりましたね」

    キョン「あの中にゼロが・・・・一応聞いとくが、玉城さんは」

    古泉「絶対にありえません」

    キョン「はは、だよな」

    古泉「しかしよくよく考えてみると、我々がゼロの正体を追求する必要はもう無いんですよね」

    キョン「あぁ、ハルヒの目的が別のものにシフトしたからな
    でもまぁ出来る事なら暴いてみたいぜ、ゼロの正体」

    古泉「同感です。同時進行でやりませんか?勿論涼宮さんの件に
    支障が出ない範囲でですが。ここまで来たら僕も彼の正体を知りたい」

    キョン「おう、まぁ疲れない程度にな」

    古泉「我々の推理が正しければゼロは特区参加反対派という事になる
    となると、特区参加賛成派が多数となった現状を好ましく思っていないかもしれない・・・
    式典当日、何かをする可能性がありますね」

    キョン「何かって何だ?」

    213 = 1 :

    古泉「特区そのものをぶち壊すような事ですよ。ギアスを使えば可能ですからね」

    キョン「まさか・・・」

    古泉「あくまで可能性です。しかし、我々の目的は特区日本の成功です
    万が一ゼロが特区を壊すような真似をした時は、あなたが何とかしてください」

    キョン「ちょっと待て、何で俺だけなんだ?」

    古泉「式典に参列するのはゼロと側近の御二人のみと決まったんです
    つまりあなたとC.Cさんです。現場で彼を静止できるのはあなただけしかいません
    C.Cさんはどちらかと言えばやはりゼロ寄りのようですしね」

    キョン「はぁ・・・・ゼロを止めれる自信なんて俺には微塵もねーぞ・・・・」

    古泉「大丈夫です、あなたにも彼同様ギアスがある」

    キョン「仮面被った相手にギアスはかけれないし、仮面を被って無くても
    ゼロにはギアスが効かないんだろ?無意味じゃねーか・・・」

    古泉「そこはゼロのように頭を使ってください!あなたならできるはずです」

    キョン「お前は俺の偏差値を知らんのか・・・はぁ、気が重いぜ」

    214 = 1 :

    ------記念式典前日

    キョン「はぁ、いよいよ明日か・・・」

    古泉「おや?何か不安な点でもあるのですか?」

    キョン「お前はいいよなぁ、アジトで待機なんだからよ」

    古泉「現場でのことは全てあなたに任せます。頑張ってくださいよ」

    キョン「はぁ・・・」

    古泉「そういえばゼロの正体の件ですけど」

    キョン「何か進展があったのか?」

    古泉「あなたがギアスをかけた特区参加反対派の方々、計213人の中には
    どうやらゼロはいないようです」

    キョン「何でそんなことが言い切れるんだ?どうやって調べた?」

    古泉「昨日全団員を集めた集会がありましたよね?実はあれは僕が提案した事なんですが
    ゼロが演説してる間も全員いたんですよ、あなたがギアスをかけた反対派の人達全員がね
    一人でもいない者がいればその者がゼロだと確信できたのですが」

    キョン「よく200以上の人間の存在の有無をあの短い集会の中で確認できたな・・・
    でもそれだけじゃまだあの中にゼロはいないとは言い切れないんじゃないか?
    ゼロが影武者を使ってる可能性だってある」

    215 = 1 :

    古泉「我々がゼロの正体を突き止めようとしている事と、特区反対派の中の人間を
    疑っているという事をゼロが認識している場合、確かにそれもありえますね
    別の人物にギアスをかけ壇上で喋らせ、自分は聴衆側に回る」

    キョン「あぁ、まぁその場合俺達はいろいろとヤバイ状況かもしれんが・・・」

    古泉「えぇ、ですのでその可能性は考え無い事にしましょう」

    キョン「おい!」

    古泉「ここ数日反対派の方々を観察していましたが、正直あの中にゼロがいる
    とは思えないんですよ。勿論一般団員に見せかける為、凡人のフリをしている
    のかもしれませんが、それにしてもちょっとゼロの印象とは程遠い方ばかりで・・・」

    キョン「最初に反対派の中にゼロがいるって言い出したのはお前だろうが・・・
    じゃあ何だ、ゼロは学園の教師かリヴァルかルルーシュだってのか?
    こっちの方がお前の言うゼロの印象とかなり遠いと思うぜ」

    古泉「そうでしょうか?雰囲気的に実に良く似ている人物が一人いるではありませんか」

    キョン「・・・まさかルルーシュとか言い出すつもりじゃないだろうな?」

    古泉「残った選択肢の中で一番可能性があるのは彼です
    いや、よくよく考えれば反対派を合わせた中でも彼が一番そのイメージに近い」

    キョン「でもあいつには理由がないだろ?ブリタニアと戦う理由も、日本を解放させる理由も!」

    古泉「そこなんですよね、その辺りは検討もつきません。しかし、彼がゼロであるのであれば
    必ず理由があるはずなんです。意味も無いのに行動を起こすような人ではないですし」

    217 = 1 :

    キョン「ルルーシュがゼロ・・・・・・・その推理今回はどの程度自信があるんだ?」

    古泉「9割方あっていると思います、他に思い当たる人物がいませんし」

    キョン「で、どうする?確かめてみるか?」

    古泉「どうやって確かめるのです?」

    キョン「ここまで来たら本人に直接聞いてみるしかないだろ!」

    古泉「止めた方がいいと思いますよ、こちらはもう既に彼に対しギアスを使用していますが
    あちらは恐らくまだ我々にギアスは使っていないでしょう。下手に追い込んだりしたら
    何をされるか分かりません。彼は自分がゼロだという事実は絶対に守ろうとするはずです
    その為なら我々を消す事だっていとわないでしょう」

    キョン「・・・・それもそうだな」

    古泉「これまで全く分からなかったゼロの正体に関して、9割方この人物であろうという人間を
    見つけることができたんです。それだけで十分ですよ。本人にその事を確認する必要は
    ありません、先程も言った通り危険ですからね」

    キョン「まぁお前がそれでいいなら俺からは何も言う事はないさ
    じゃあ後は明日の式典と、特区日本を成功させるだけだな!」

    古泉「えぇ、明日は頼みましたよ」

    キョン「ま、やるだけやってみるさ」

    218 = 1 :

    --------黒の騎士団アジト

    ハルヒ「ふふ~ん♪」

    カレン「ご機嫌ねハルヒ、何か良い事でもあったの?」

    ハルヒ「別にないわよ!ただ明日の式典が楽しみなだけ!」

    カレン「行政特区日本か・・・もし成功したら、ハルヒは特区に住むの?」

    ハルヒ「勿論そうするわ!名誉ブリタニア人なんて胸糞悪い名前から
    日本人に戻れるんですもの!カレンだってそうするんでしょ?」

    カレン「え?うん、まぁね。でもゼロはどうするのかしら・・・」

    ハルヒ「そういえばゼロって日本人じゃないんだっけ?」

    カレン「えぇ、前に本人がそう言ってたわ」

    ハルヒ「別に元々日本人だった人だけしか住んじゃいけないってわけじゃないんだし
    ゼロだって特区の住人になる事は可能なんじゃない?ていうかゼロの場合は
    特区成立後はそこの代表になるだろうし」

    カレン「そ、そうよね!うん、きっとそうよ!あぁ良かった」

    ハルヒ「・・・ねぇ、前から思ってたんだけど、もしかしてカレンってゼロの事好きなの?」

    カレン「は、はぁ!!?な、何言ってんのよアンタ!?///」

    ハルヒ「顔真っ赤よ・・・・分かりやすいわね」

    219 = 1 :

    ハルヒ「あんな変な仮面に全身タイツみたいなの着てる奴の何処がいいのよ!
    頭良いし凄い人だってのは分かるけど、顔も見たことないんでしょ?
    よくそれで惚れられたわね!」

    カレン「うるさいわね、余計なお世話よ!アンタだってキョンが好きなんでしょ?
    知ってんのよ私!あんなリヴァルに毛が生えたような男の何処がいいのよ!」

    ハルヒ「な、何であたしがキョンなんかを好きにならないといけないのよ!!」

    カレン「赤くなってきたわよ、顔」

    ハルヒ「だ、だいたいアンタはルルーシュが好きだったんじゃないの!?
    それをいきなりゼロに乗り換えるだなんて気が多いにも程があるわ!」

    カレン「な、何でそこでルルーシュが出てくるのよ!?」

    ハルヒ「シャーリーが言ってたわよ、最近ルルとカレンが怪しい仲だって」

    カレン「うぅぅ・・・・シャーリー・・・・あれほど違うと言ったのに・・・・」

    ハルヒ「二兎を追うものは一頭も得ず!どちらかにしなさいカレン!!」

    カレン「だから違うって言ってんでしょ馬鹿ハルヒ!!」バコッ

    ハルヒ「イタッ・・・・やったわねー!!!」

    ワーキャー   ワーキャー   ワーキャー


    「全く騒がしい連中だな・・・明日は大事な日だって言うのに・・・」

    220 = 1 :

    -------ルルーシュの部屋

    C.C「いよいよ明日だな」

    ルルーシュ「あぁ」

    C.C「本当にやるのか?この間言っていた策を?」

    ルルーシュ「そうしなければ黒の騎士団は終わるからな、俺をここまで追い込んだのは
    他の誰でもないユフィ自身だ・・・・だから彼女には責任をとってもらう
    ユフィにギアスをかけ、俺を撃たせる!」

    C.C「黒の騎士団とゼロに対し参加を呼びかけた特区日本の提唱者が
    式典に参加したゼロに対して引き金を引く、確かに一気に反ブリタニア感情が爆発するな
    おまけに特区構想は頓挫し、民衆の黒の騎士団に対する支持は強まる」

    ルルーシュ「あぁ、そしてその勢いのまま東京租界へ進軍する!」

    C.C「東京租界へ?本気か?」

    ルルーシュ「勿論、既に策は打ってある。東京租界へ進軍し、今度こそコーネリアを潰す!
    そして政庁陥落の映像と共に独立宣言をすれば、嫌でもあの男が出てくる・・・ブリタニア皇帝が!
    直に会うことさえできれば、後は奴にギアスをかけるだけだ」

    C.C「・・・・」

    ルルーシュ「特区日本を提唱したユフィに悪気など無い事は分かっている
    悪気どころかむしろ俺とナナリーの事を考えての結論だろう
    しかし、俺達兄妹にとってその優しさは最早罪でしかない・・・・
    だから俺は修羅になってでも特区日本を阻止する!!ナナリーの為にも・・・」

    221 :

    さるよけ

    222 = 71 :

    朝まで保守まかせた
    もしくはあふぃ任せ

    224 = 162 :

    227 = 223 :

    231 = 1 :

    -----式典当日

    アナウンサー「こちら行政特区日本開設記念式典会場です!
    会場内は大勢のイレヴ・・・・失礼しました、大勢の日本人で埋め尽くされています
    会場の外にも入場できなかった日本人が沢山式典が始まるのを待っています!」

    アナウンサー「しかし、特区日本への参加を表明した黒の騎士団のトップであるゼロは
    依然姿を見せておらず、式典が始まるまでに姿を現すのかどうか
    その動向が注目されています」


      ガヤ   ガヤ   ガヤ   ガヤ

    スザク「このまま来ないつもりなのでしょうか?」

    ダールトン「かも知れんな。しかしそれでも構わん、奴等が特区に参加するしないに関わらず
    こうなった以上どちらを選んでも黒の騎士団は終わりなのだからな」

    ユーフェミア「(ルルーシュ・・・私は信じてます)」

    ダールトン「ユーフェミア様、そろそろ御時間です」

    ユーフェミア「・・・・はい」

    「ゼロだ!!!」

    ユーフェミア「え?」

    視線の先にはガウェインの肩に乗ったゼロがおり
    こちらに向かってきていた

    232 = 1 :

    スザク「ゼロ・・・・」

    ダールトン「負けを認めたか!」


    指令部「相手はゼロだ、不審な動きを見せたら即座に射殺しろ!」

    狙撃犯「イエス・マイ・ロード」


    ゼロの乗ったガウェインが式典の壇上へと着陸する

    ユーフェミア「ようこそゼロ!行政特区日本へ!」

    ゼロ「ユーフェミア・リ・ブリタニア、折り入ってあなたとお話したいことがあります」

    ユーフェミア「私と?」

    ゼロ「はい、あなたと二人っきりで」

    ゼロがナイトメアから降り、操縦席からキョンとC.Cも出てきた

    スザク「キョン、何で君がここに?・・・・そうか、君もカレンと一緒に」

    キョン「そういう事だ、黙ってて悪かったな」

    スザク「いや、僕だって最初は技術部だと嘘をついていた。これで御相子だ」

    キョン「そう言ってくれると助かるぜ、正直なところここでお前に正体を晒す事が
    一番億劫だったからな」

    234 = 1 :

    すいません、お風呂入ってきます。
    猿避けありがとうございます!

    235 :

    キョンは騎士団のグラサン付けてないのか

    236 = 91 :

    イエスマイロード

    238 :

    ドラえもんもそうだがクオリティ高いよな

    239 :

    おいまだか

    240 = 76 :


    ギアス大好きなんだろな
    流行ってる作品だから書いてるヤツらとは気合いが全然違う

    241 = 238 :

    朝まで頼みます

    242 = 76 :


    247 :

    248 :

    風呂長いな

    249 :

    スザク「あれ?君は新宿とナリタにいた・・・」

    C.C「久しぶりだな」

    スザク「やっぱり君は黒の騎士団の関係者だったのか」

    キョン「俺とこの人はゼロの側近なんだ。あとついでに言っておくが
    ハルヒと古泉も黒の騎士団の団員なんだ」

    スザク「会長と古泉も・・・・」

    キョン「あぁ、だからこれまで戦場でお前とも何度か戦ってる」

    スザク「そうか・・・でも、特区日本が上手く行けば、僕等はもう争わなくても済む!
    君や会長達と争うのなんて僕は嫌だ」

    キョン「俺だって嫌さ・・・・・上手く行くといいな、特区日本。いや、俺達で上手く行かそう!」

    スザク「キョン・・・」


    ダールトン「話し合いならこの場でしてもらおう、二人だけの状況は悪いが作れん」

    ゼロ「こちらは特区に参加すると表明し、武器も持たずこちらに出向いたのだ
    平和的解決の為に必要な事なのだが、それでも申し出は許可されないのかな?」

    ダールトン「何が武器も持たずにだ!ガウェインに乗って来たではないか!」

    ゼロ「あくまで移動の手段として使用したまでだ、武装は全て外してある
    調べてもらっても構わんぞ」

    250 = 249 :

    ユーフェミア「ダールトン、大丈夫です!私ゼロのお話を聞いてきます
    だから二人っきりにさせてください」

    ダールトン「しかしユーフェミア様!!」

    スザク「この男と二人になるのは危険です、せめて自分だけでも!」

    ユーフェミア「大丈夫ですスザク!私を信じてください!」

    スザク「(ユフィ・・・)」

    ユーフェミア「ダールトン」

    ダールトン「・・・・分かりました、では下のG1ベースでよろしいでしょうか?」

    ユーフェミア「はい」

    ダールトン「お前もいいな?」

    ゼロ「あぁ」

    ダールトン「悪いが案内する前に検知器を通ってもらう
    凶器を持っていられては敵わんからな」

    ゼロ「構わん、それで君達が安心するのならいくらでも協力しよう」

    ダールトン「G1の入り口付近にこちらの兵を一人置かせてもらう
    枢木、お前が行け」

    スザク「え?自分でよろしいのですか?」


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