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    元スレハルヒ「黒の騎士団に入るわよ!」

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    タグ : - クロスオーバー + - コードギアス + - 涼宮ハルヒの憂鬱 + - 長門 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :

    ----文芸部室

    ハルヒ「あぁ~暇だわ!キョン、何か面白い話して!!」

    キョン「急にどうした?無茶ぶりにも程があるぞ」

    ハルヒ「だって最近本当退屈なんだもん!はぁ、何か面白い事ないかしらねぇ」

    古泉「待ってるだけでは何も起こりません、今週末辺りにまた不思議探しをする
    というのはいかがでしょう?」

    キョン「(余計な事を言うな古泉!)」

    ハルヒ「不思議探しねぇ・・・何かもう飽きちゃったわ」

    古泉「・・・!」

    キョン「意外な反応だな、いつもならすぐに乗り気になるだろうに
    まぁ、ああも毎回徒労の連続じゃ飽きて当然だが」

    みくる「え?じゃあもう不思議探しはやらないんですか?」

    ハルヒ「飽きたけど完全に終わりにするつもりじゃないわ!
    今はそういう気分じゃないからやりたくなってだけよ」

    キョン「そりゃ残念だ」

    ハルヒ「あー退屈退屈!!何で世の中ってこんなにつまらないのかしら!
    漫画やアニメみたいな非現実的な出来事が何で起きないの!?」

    2 = 1 :

    キョン「そりゃ文字通り非現実的な事だから起こらないんだろうよ
    その辺の欲求は今お前が言った漫画やアニメで補完すればいい」

    ハルヒ「そんなのつまらないわ!!私は現実の世界で不思議な事件を見たり
    聞いたりしたいの!」

    キョン「あぁそうかい」

    ハルヒ「本っっ当退屈!退屈すぎて頭おかしくなりそうだわ!
    はぁ・・・現実世界が駄目なら、せめて夢の中だけでも面白い事に巻き込まれてみたいわ・・・」

    キョン「夢?そういえば昔ドラえもんの映画でのび太が似たような事言ってたな」

    ハルヒ「何それ?」

    古泉「ありましたね、確か夢幻三剣士という映画です。
    辛い現実に嫌気がさしたのび太が、夢の中だけでも格好良くなりたいと言って
    ドラえもんがその望みを叶える、いや~懐かしいですね」

    ハルヒ「へー、私ドラえもんとかってあんまり見なかったんだけど
    のび太って意外と話せる奴かもしれないわね。
    で、ドラえもんはその望みをどうやって叶えたの?」

    古泉「確か好きな夢を自由に見る事のできる道具を使ったと記憶しています」

    ハルヒ「好きな夢を自由に見れる道具!?羨ましいわ・・・そんな道具があったら
    この退っっ屈な日常も耐えられるんだけどなぁ」

    キョン「諦めろ、その道具だってドラえもんというアニメの中の話で
    一般的に見たら非現実的なんだからな」

    3 = 1 :

    ハルヒ「分かってるわよ、うるっさいわね!!今日はもう帰る!!
    最後の人、ちゃんと鍵閉めてってね!!」

    バタンッ

    みくる「は、はぁ~い・・・」

    キョン「・・・ったく、今日はいつにもましてご機嫌斜めだったな
    特にやる事もないし、俺達も帰るか」

    古泉「ちょっと待ってください、お話が」

    キョン「ん?何だ?」

    古泉「ここ最近の涼宮さんをどう思いますか?」

    キョン「どうと言われてもな・・・取り敢えず不機嫌なのは確かだが
    あいつの情緒は常に不安定だからよく分からん」

    古泉「えぇ、確かに不安定なのは間違いないのですが、ここ最近は特に顕著でして・・・
    閉鎖空間の発生頻度も日に日に高まっていってます」

    キョン「またあの気味の悪い空間を作っちまってるのかあいつは・・・」

    古泉「いつもなら現実世界で不思議探しなどをして気を紛らわす事で
    涼宮さんの中にある様々な鬱憤を少しずつ解消する事が出来るのですが
    どうやら今回はそれすらもさせてはもらえないようで・・・正直お手上げです」

    キョン「あー、あれはビックリしたな。まさかあいつが恒例の不思議探しを断るとは」

    4 = 1 :

    古泉「一年以上も続けていた、いわばSOS団の活動の根幹とも言える不思議探しを
    飽きたと一蹴した・・・これは正直かなり危険なサインです」

    キョン「なにがどー危険なんだ?」

    古泉「また以前のように、閉鎖空間と現実世界を入れ替えようとする恐れもあります」

    キョン「・・・そうなったらまた俺だけあいつと残る事になるのか?」

    古泉「恐らく。まぁそうなったらあなたが以前涼宮さんにした事を
    もう一度していただければ解決するかもしれませんが」

    キョン「断る!」

    古泉「そう言うと思いました。では何か対策を立てなければいけませんね
    そうならない為にも」

    キョン「なぁ長門、お前の目から見ても今のハルヒはヤバイ状態なのか?」

    長門「・・・そう」

    キョン「はぁ~」

    古泉「あまり深刻になっても仕方ありません、取り敢えず今日はここまでにして
    明日また話し合いをしましょう。何か良い手立てがないか、みなさん各自
    家で考えてきてください、よろしくお願いします。」

    キョン「分かったよ」

    みくる「分かりましたぁ」

    5 :

    コードギアスかと

    6 = 1 :

    ------その日の夜(キョンの部屋)

    キョン「はぁ~、ハルヒの不平不満を少しでも晴らす為の手立てねぇ・・・
    まずい、なにも浮かばん・・・」

    キョン「まぁ、俺の頭に浮かびそうな考えなんざ古泉の奴ならとっとと思いつくだろうし
    考えるだけ無意味だな。よし、もう遅いし寝よう!」



    キョンは布団に入り眠りについた


    「キョン・・・・キョン」

    キョン「Zzz」

    「キョン、いつまで寝てる気だい?早く起きてくれないかな?」

    キョン「んん?まだ朝じゃ・・・・・・・って何だこれは!!」

    目を覚ましたキョンは自分が今いる場所に驚いた
    四方八方見渡す限り星空。そこはまるで宇宙空間のようだった
    そして目の前にいたのは

    キョン「さ、佐々木?何でお前が・・・・ていうかここは何処だ!?」

    佐々木「やれやれ、やっと起きてくれたか」

    8 :

    みくるちゃんのデカパイ揉みたい

    9 = 1 :

    キョン「質問に答えてくれ、ここは何処で、どうしてお前が俺の目の前にいるんだ!?
    俺は自分の家の自分のベッドで寝ていたはずだぞ!」

    佐々木「まぁ当然の疑問だね。でも残念、僕はそれらの答えを持ち合わせていないんだ
    僕に与えられた仕事は、ここで君に別の世界へ行くにあたっての簡単な説明を
    するという事であって、それ以外の事は何も分からないんだ」

    キョン「別の世界?説明?お前は何を言っているんだ佐々木?」

    佐々木「ククク、そりゃいきなりこんな事を言われたんじゃそんな顔にもなるよね
    改めて言うけど、君にはこれから別の世界へ行ってもらう!
    そしてそこで待ち受けてる様々な問題を解決してきてくれ」

    キョン「・・・あぁ、なるほどな。俺って奴は頭がどうかしてたぜ
    こりゃいつも見てるアホな夢じゃないか。目を覚ましたらそこはわけの分からん場所で
    目の前には佐々木がいて意味不明な事を言ってる、完全に夢だ」

    佐々木「ククク、まぁ解釈は自由だよ」

    キョン「えーっと、何だっけ?あぁ、別の世界に行かなきゃならないんだったな?
    じゃあさっさと連れてってくれ、睡眠の時間は限られてるんだ
    別の世界とやらへ行く前に目が覚めちまったんじゃつまらんからな」

    佐々木「随分と乗り気だねキョン」

    キョン「アホな夢とは言え俺の夢だからな、出来るだけ楽しむさ
    さぁ、早く連れてってくれ」

    10 = 1 :

    佐々木「ちょっと待って、その前に簡単に説明をさせてくれ」

    キョン「あぁ、そういえばそれがお前の仕事だったな」

    佐々木「さっきも言った通り君はこれから別の世界へと行くわけだけど
    急に何も知らない世界へと放り込まれても困るだろ?
    だからその世界に関する一般的な知識や周りの人間に関する情報を
    これから脳に記憶させる」

    キョン「おう、何でもやってくれ」

    佐々木「じゃあおでこ出して」

    キョン「こうか?」

    キョンは手で前髪を上げ佐々木にでこを出した
    すると佐々木は右手人差し指をキョンのでこに当て
    なにやらブツブツと呪文のような言葉を呟いた

    佐々木「終わったよ」

    キョン「は?もう終わりなのか?いくら夢とは言え適当すぎるだろ・・・」

    佐々木「でもどうだい、これから行く世界の情報、関わる人間の事など
    頭の中に入ってるだろ?軽い問題でも出してみるか
    君がこれから行く世界の3分の1を支配している国の名前は?」

    キョン「神聖ブリタニア帝国」

    12 = 1 :

    佐々木「君がその世界で通っている学校の名前は?」

    キョン「アッシュフォード学園」

    佐々木「君はその学校でどんな立場だい?」

    キョン「生徒会役員」

    佐々木「生徒会に所属している人の名前は?」

    キョン「俺に生徒会長のハルヒ、古泉に長門、朝比奈さんにリヴァル、シャーリーにルルーシュ
    カレン、スザク」

    佐々木「完璧だね!でも今入れた情報はあくまで基礎的な知識だけなんだ。
    いざ向こうの世界へ行ったら知らない事も多いから油断は禁物だよ」

    キョン「あぁ、それにしても凄いなこれ・・・当たり前の事のように自然と答えが出てくる!
    流石は俺の夢、都合が良いいな・・・ん?ちょっと待てこの夢にはハルヒ達まで出てくるのか!?」

    佐々木「勿論」

    キョン「orz・・・夢の中くらい解放されたいもんだ」

    佐々木「それと、これが一番重要な事なんだけど」

    キョン「何だ?」

    佐々木「君は向こうの世界で特殊な力を使う事ができる」

    13 :

    まわりくどいな
    これは未完で終わる

    14 = 1 :

    キョン「特殊な力?その情報は頭に入ってないぞ?」

    佐々木「面倒だろうけどこれに関しては口頭で説明させてもらうよ」

    キョン「あぁ、構わん」

    佐々木「能力の名前はギアス、絶対遵守の力だ」

    キョン「ぜったいじゅんしゅ?」

    佐々木「簡単に言うと、君の命令した事に誰も逆らう事ができない能力って事だよ」

    キョン「おお!そんな能力が使えるのか俺は!最強じゃないか!」

    佐々木「ただこの能力にはいくつか制約があってね、まず相手の目を見ないと使えない
    そして同じ相手に二度は使えない」

    キョン「能力の内容の割りに楽な制約だな、流石は俺の夢だ
    俺が困らないようにできてる」

    佐々木「ククク、そうだね。以上で説明は終わりだ。じゃ、頑張って」

    キョン「おう、いろいろとありがとな!」

    佐々木「じゃ、飛ばすね」


    佐々木がそう言った瞬間、キョンは激しい目まいに襲われた
    いつぞやに朝比奈みくるとタイムリープした時のようなあの感覚
    そんな中、かすかに佐々木の声が聞こえてくる・・・

    15 = 1 :

    佐々木「あっ!言い忘れたけど、君以外にもギアス能力者は何人かいるからね!
    それと、君のギアスは他の能力者にだけは効かないからねぇぇ」

    キョン「ん?何言ってるんだ佐々木の奴は?」


    ------
    ---
    --
    -


    「キョン、起きなさい!何寝てんのよアンタわ!!」

    キョン「へ?」

    「へ?じゃないわよこの馬鹿!状況を考えなさい、寝てる場合じゃないでしょ!」

    キョン「ハルヒか・・・?」

    ハルヒ「・・・・あんた寝ぼけてんの?私以外に誰だってのよ!」

    キョン「あ、いや何でもない!いやーすまんすまんつい寝ちまった」

    古泉「この状況下で睡眠がとれるなんて羨ましいかぎりです
    大物感に溢れてますね」

    ハルヒ「ただ馬鹿なだけよ!全く信じられないわ!」

    キョン「この状況この状況って、今どんな状況な」

    16 = 1 :

    キョン「(いや、分かるぞ・・・そうだ、ハルヒの奴が黒の騎士団とゼロの謎を暴くとか言いだして
    みんなで放課後に新宿ゲットーを探索してたらブリアニア軍が来て・・・)」

    古泉「急に日本人を襲い始めた為、我々は廃ビルの陰に隠れているというわけです」

    キョン「連中がゲットーでやってるのは軍事演習だけじゃなかったのか?」

    古泉「表向きはそう言ってますが、どうやら実情は違ったようですね
    そういえば聞いた事があります、軍の中には演習と銘打ってゲットーに住んでいる
    日本人を狩りと称し虐殺してる野蛮人がいると」

    キョン「何だそれ・・・いくらなんでも酷すぎるじゃねーか!」

    ハルヒ「クズもいいところだわ、許せない!」

    みくる「あのぅ・・・それじゃ私達も殺されちゃうんですかぁ?」シクシク

    ハルヒ「安心しなさいみくるちゃん!この私がいる限りは何の心配もないわ!
    ブリタニア軍なんてコテンパンにやっつけてやるわ!」

    キョン「やっつけるったってな、向こうはナイトメアを使ってるんだ
    生身の俺達が勝てるわけがないだろう」

    ハルヒ「そんなのやってみないと分からないじゃないの」

    キョン「いいや、分かる!」

    古泉「彼の言う通りです、残念ですが我々に勝ち目はありません
    かと言って下手に逃げ回るのも危険です、背を向けて逃げる日本人など
    狩人にとっては格好の獲物ですからね」

    17 = 1 :

    キョン「逃げるのも駄目、戦うのも駄目って、じゃあどうすりゃいいんだ?」

    ハルヒ「有希、何か良い考えない?」

    長門「・・・・・・・・」シーン

    古泉「両手を挙げて保護を求めるしかありませんね。不本意ではありますが
    我々は名誉ブリタニア人として国民IDも持っています、これを見せて
    きちんと保護を求めれば、流石に殺される事はないかと」

    キョン「なるほど・・・逃げたり戦ったりよりは確かに助かる可能性は高い」

    ハルヒ「冗談じゃないわ!私は嫌よ!あんな連中に保護を求めるなんて!
    あいつらは罪のない日本人を虐殺してるのよ!?」

    キョン「気持ちは分かるが、ここで全員が助かるにはそれしかない
    逃げるにしても戦うにしても、お前は何とかなるかもしれんが運動能力の低い
    俺や朝比奈さんはどうなる?」

    みくる「キョンくん・・・」シクシク

    ハルヒ「・・・・・」

    キョン「会長なら自分の事だけじゃなく、生徒会全員の事を考えた上で判断を下すべきだ」

    ハルヒ「うるさいわね!そんな事アンタに言われなくても分かってるわよ!
    ・・・・いいわ、保護を求めましょう」

    キョン「ありがとよ」

    18 :

    是非最後まで走り抜けておくれ

    19 = 1 :

    ハルヒ「フン、アンタに礼を言われる筋合いはないわ!」

    古泉「では次にそこの道をナイトメアが通ったら
    全員で両手を挙げて保護を求めましょう」

    キョン「分かった!」

    古泉「出来ればライフルを装備していないナイトメアがいいですね
    見られた瞬間発砲されたんじゃ保護を求めようもないですから」

    ウィーーーン

    キョン「来たぞ!ブリタニア軍のナイトメアだ!!」

    古泉「ライフルは装備していないようですね、しかもサザーランドと比べ旧型のグラスゴー
    武器はスタントンファーとハーケンのみ・・・・・行きましょう!」

    キョン「よし!」

    キョン達は隠れていた場所から飛び出し
    走行するグラスゴーの前に姿を見せた

    グラスゴーパイロット「ん?何だあいつらは?イレヴンか?」

    パイロットはグラスゴーをキョン達の前で停止させ
    音声を外に流し話し始めた

    Gパイロット「貴様等、こんな所で何をしている!?見たところ学生のようだが・・・」

    20 = 1 :

    古泉「それが、学校帰りに興味本位でここに来てしまいまして・・・」

    キョン「そうなんだ、そしたらあんたらが演習を始めてそれで・・・」

    Gパイロット「帰るに帰れなくなったというわけか?」

    古泉「えぇ、僕達は名誉ブリタニア人です、IDカードも所持しています
    ご確認の後保護をお願いしたいのですが」

    みくる「お、お願いしますぅ~」シクシク

    Gパイロット「ふっ、ふははははwww何が名誉ブリタニア人だ、笑わせるな!!
    そんな者ブリタニアには必要ない!!つまり、俺がお前等を保護する必要もない!」

    キョン「な、何だと!?」

    古泉「・・・・外れでしたね、まさか純潔派の方だったとは」

    キョン「純潔派?」

    古泉「ブリタニアはブリタニア人だけで構成すべきだという考えを主張している方々の事です
    彼らはナンバーズだけでなく名誉ブリタニア人も毛嫌いしていますからね
    IDを持っていようがいまいが関係ないのでしょう」

    キョン「なっ・・・」

    ハルヒ「ちょ、ちょっと何よそれ!?私達は名誉ブリタニア人なのよ!!
    ちゃんと保護しなさいよ!」

    21 = 1 :

    Gパイロット「黙れ糞餓鬼!!お前等はイレヴンだ!俺達ブリタニア人に狩られる
    弱い弱いイレヴンだろうが!!立場をわきまえろ糞が!!」

    ハルヒ「な、なんですってー!!」

    キョン「お、おい止めろハルヒ!敵う相手じゃない!」

    古泉「相手が純潔派ではもうどうしようもありませんね、作戦を考えたのも
    保護を求める相手を選んだのも僕です、責任はとります
    囮になりますので、みなさんはその隙に逃げてください」

    キョン「おい、何言ってんだお前!?」

    ハルヒ「そうよ、団員を見捨てるなんて事できないわ!みんなで逃げるの!
    いいわね古泉くん!!」

    古泉「しかし全員で一緒に逃げてもすぐに攻撃されて全滅です!」

    キョン「(そうだ!!そういえば俺はギアスとかいう能力が使えるんだった!!
    あれを使えばこの状況も簡単に打破できる!!)」

    Gパイロット「何をごちゃごちゃ言ってやがんでイレヴン共!!
    皆殺しにしてやる、覚悟しやがれ!!」

    キョン「あ・・・・・駄目だ、直に相手の目を見ないといけないんだった・・・こりゃイカン」

    ハルヒ「考えてる暇はないわ、みんな逃げましょう!」

    キョン「お、おう!!いくぞ古泉!!」

    22 = 1 :

    Gパイロット「逃がすかよ!!ひき殺してやる!」

    グラスゴーが逃げるハルヒ達に迫る

    キョン「くそ、もう駄目だ!」

    みくる「ふぇぇぇぇ」

    Gパイロット「死ね!!」

    万事休すかと思ったその時、どこからかスラッシュハーケンが飛んできて
    キョン達を襲っていたグラスゴーの右足を弾き飛ばし
    バランスを崩した機体はその場に横転した

    ドスンッ!!

    Gパイロット「ぐわっ!!!」

    キョン「ハァ、ハァ・・・た、助かった・・・朝比奈さん、大丈夫ですか?」

    みくる「ふぇぇぇぇんキョンくぅぅぅん!!怖かったですー」シクシク

    古泉「どうやら我々を助けてくれたのは、あのナイトメアのようですね」

    ハルヒ「あの赤いのって、黒の騎士団のエース機じゃないの!?」

    キョン「本当だ、黒の騎士団が来てくれたんだ!朝比奈さん、もう大丈夫ですよ!」

    みくる「ふぇぇぇぇ・・・」

    23 :

    トレーズとシュナイゼルが出て来るのは終盤か

    24 :

    黒の騎士団だと!?
    イナズマイレブンGOとのコラボか

    25 = 1 :

    赤い機体のパイロット「そこの学生、今の内に逃げなさい!」

    赤い機体から外部音声で声が響き渡る

    キョン「そ、そうだな!朝比奈さん、もう少し走れますか?」

    みくる「ふぇぇ・・・なんとか」

    古泉「急ぎましょう!」

    ハルヒ「全速力で行くわよ!!みんなちゃんとついて来なさいよね!」

    ハルヒを先頭に全員その場から走り出した

    赤い機体のパイロット「(ふぅ、良かった・・・それにしても、何でみんなが
    こんな所にいるのかしら?)」

    Gパイロット「糞がっ!逃がさねーぞイレヴン共!!」

    赤い機体のパイロットが油断した瞬間、グラスゴーのパイロットは横転したまま
    スラッシュハーケンを逃げるハルヒ達のすぐ横にある廃ビルへと打ち込んだ

    バシュッ!!

    赤い機体のパイロット「はっ!しまった!!」

    ズガーン!!

    ハーケンは見事ビルに命中し
    大量の瓦礫がハルヒ達目掛けて降り注ぐ

    27 = 1 :

    キョン「なっ・・・・に、逃げろ!!!」

    古泉「しかしこうも広範囲では・・・」

    みくる「ふぇぇぇぇ!!」

    ハルヒ「嘘でしょ・・・きゃああああああ」

    長門「・・・・・」

    キョン「うわあああああああああ」

    ガラガラガラドカーン!!


    -------------
    -------
    ----
    --
    -


    キョン「うわああああああああああ!!!」ガバッ

    チュン  チュン  チュン

    キョン「ハァ、ハァ、ハァ、ハァ・・・・・・・・・・・・へ??ここは??」

    28 = 1 :

    ガチャッ

    キョン「キョンくーん、朝だよー!!あれ?キョン君珍しく起きてる?」

    キョン「・・・・・・へ?朝?」

    キョン「そうだよー、キョン君どうしたのぉ?汗ビッショリだよぉ?」

    キョン「い・・・いや、何でもない。分かったから先に下降りてなさい」

    キョン「はーい」

    ガチャッ

    キョン「・・・・・・・・・・・ゆ、夢か・・・・・・」

    キョン「・・・・・・・・・」

    キョン「ぬおおおおおおおおお!!なんちゅー夢を見てたんだ俺は!!
    最初の方は夢だって自覚してたのに後半は完全に忘れちまってた!!
    かぁーっ、フロイト先生も爆笑だっぜ!!」

    29 = 1 :

    --------教室

    国木田「あっ、おはようキョン」

    キョン「あぁ・・・・」

    国木田「どうしたんだい?朝だっていうのに疲れきった顔して?」

    キョン「いや、ちょっとな」

    国木田「もしかして夜遅くまで勉強してたのかい?」

    谷口「国木田、キョンがそんな事するわけないだろ
    精々深夜のエロイ番組でも見てたって所だな」

    キョン「お前と一緒にするな」

    谷口「残念だったな、俺は録画してるから起きてる必要はないんだ(キリッ」

    キョン「あぁそうかい」

    キーンコーンカーンコーン

    国木田「そろそろ先生が来ちゃうね、じゃあキョンまた後でね」

    キョン「あぁ」

    国木田、谷口と別れたキョンは自分の席に着席した

    30 :

    紫煙

    31 :

    >>24
    コードギアス見てこいよ

    32 = 1 :

    キョン「(雰囲気からして今日も変わらず不機嫌モードっぽいな
    取り敢えず話しかけてみるか)」

    キョン「ようハルヒ、今日もイライラが顔に出てるぞ」

    ハルヒ「はぁ!?何よ朝っぱらからうるさいわね!余計なお世話よ!!」

    キョン「(どうやら当りのようだ)」

    ハルヒ「別にイライラなんてしてないわよ!昨日変な夢見たから
    それでちょっと変な気分なの!」

    キョン「変な夢?奇遇だな、俺も昨日飛びっきり変な夢を見たばっかりだぞ」

    ハルヒ「だから何?私とアンタの夢を同列にしないでちょうだい!」

    キョン「へいへい」

    ハルヒ「最初の方は凄くドキドキして、面白い夢だったのに
    最後の最後で最低な終わり方したのよ!あー思い出すだけで気分が悪いわ!!」

    キョン「ったく、前日の夜に見た夢の内容によっていちいち機嫌を変えられたんじゃ
    周りの人間はいい迷惑だぜ・・・」

    ハルヒ「何か言った!?あ、そうだ!今日ちょっと用事があるから私部活いけないの
    みんなに伝えといてね」

    キョン「へいへい(朝から放課後の話かい!)」

    33 = 1 :

    -------文芸部室(放課後)

    ガチャッ

    キョン「うーっす」

    古泉「おや?今日は涼宮さんは御一緒ではないのですか?」

    キョン「今日は用事があるとかで欠席するとさ」

    古泉「そうでしたか、それは都合が良いですね」

    キョン「都合?何の都合だ?・・・・・ん?あ、朝比奈さん!?」

    みくる「キョンくーん・・・・」シクシク

    キョン「な、何で泣いてるんですか朝比奈さん!?おい古泉、まさかお前!」

    古泉「か、勘弁してください。都合が良いと言ったのは、朝比奈さんが泣いている
    理由を説明するのに都合が良いと言う意味です」

    キョン「(何だか激しく嫌な予感がする、朝比奈さんが泣く時というのは
    決まってハルヒ絡みだと相場が決まっているからだ・・・)」

    古泉「流石ですね、正解です」

    キョン「はぁ・・・で、今度は何をやらかしたんだあいつは?」

    34 = 1 :

    古泉「その質問に答えるには、まずこちらの質問に答えていただけなければなりません」

    キョン「何だ?」

    古泉「昨日、どんな夢を見ましたか?」

    キョン「昨日?・・・・・・人に話すにはかなり勇気のいるアホな夢だったから
    あまり言いたくないのだが」

    古泉「では僕が当ててみせましょう」

    キョン「なに?んな事できるわけないだろ」

    古泉「お忘れですか、僕は超能力者ですよ?」

    キョン「現実では力が使えないエセ超能力者だろ」

    古泉「ふむふむ・・・・見えます」

    キョン「付き合ってられん」

    古泉「あなたが昨日見た夢、それは新宿ゲットーという場所で
    我々SOS団がブリタニアという国の軍隊から逃げ回るという内容ですね?」

    キョン「!!?」

    古泉「途中黒の騎士団が助けに入るも、最後は瓦礫の下敷きになり全滅・・・違いますか?」

    キョン「な、何で分かるんだ!?」

    35 :

    ハルヒ「ふふふぅ、黒の騎士団か、なかなか楽しめそうじゃない!!」

    キョン「おい、ハルヒ辞めておけよ、あそこはゲリラだぜ」

    ハルヒ「エリア11の開放には興味ないわ!!、私が知りたいのはゼロの正体よ!!」

    36 = 1 :

    キョン「遂にこっちの世界でも超能力が使えるようになったのか?」

    古泉「いいえ、先程のは冗談です」

    キョン「じゃあ何で分かった!?」

    古泉「簡単ですよ、僕も全く同じ夢を見ていたんです」

    キョン「・・・・言っている意味が分からんのだが」

    古泉「僕だけじゃありません、そこにいる朝比奈さんと長門さん
    そして涼宮さんも、昨日あなたが見たモノと全く同じ夢を見ていたんです」

    キョン「何でそんな事が言える?」

    古泉「僕も今日ここに来るまでは何も気がつきませんでした
    これらの事実を教えてくれたのは長門さんです」

    キョン「長門が?」

    古泉「えぇ、勿論僕がそれらの事を信じたのはきちんと裏付けをとってからですが」

    キョン「おい長門、昨日俺達全員が同じ夢を見てたって言うのはマジなのか?」

    長門「厳密に言うと夢ではない、昨日の夜私達は全員別次元の地球に飛ばされていた」

    キョン「夢じゃない?別次元の地球?」

    37 = 1 :

    長門「そう」

    キョン「・・・すまんが、もう少し分かりやすく説明してくれ」

    長門「私達が今生活しているこの世界とは別の歴史を辿っている並行世界
    私達は昨日そこに飛ばされていた」

    古泉「つまり、パラレルワールドですよ!」

    キョン「飛ばされてたってのはどういう意味だ?」

    長門「そのままの意味、昨日の出来事は寝ていた時に見た夢ではなく
    実際に起きていた事」

    キョン「するとなんだ、瓦礫の下敷きになったあれは実は夢じゃなく
    本当に下敷きになってたって事か?」

    長門「そう」

    キョン「でも俺もお前も、ハルヒだって何ともないじゃないか?
    あれが夢じゃなかったなら俺達は無事でいられるはずがない」

    長門「それは涼宮ハルヒがあっちの世界を夢だと認識しているから」

    キョン「ハルヒが夢だと思い込んでるから、その並行世界とやらで瓦礫の下敷きになっても
    こっちの世界で目が覚めて身体には何の影響もなかったって事か?」

    長門「そう」

    38 = 1 :

    古泉「涼宮さんがあれを夢だと思っていてくれてて助かりましたね
    夜な夜な我々を別の世界へと飛ばしている原因は勿論彼女の力によるものです
    現状明確な対処法はありません、恐らく今日の夜も飛ばされるでしょう」

    キョン「あいつは何が悲しくてそんな事をしてるんだ?」

    古泉「昨日のここでの会話をお忘れですか?」

    キョン「ん?」

    古泉「『せめて夢の中だけでも』という話をしていたではありませんか」

    キョン「ドラえもんの映画のくだりか・・・」

    古泉「えぇ。涼宮さんは無意識の内に、夢の中だけでも面白い体験をしたいという
    願望を具現化してしまったようです」

    キョン「今日も飛ばされるって言ったな?いったいいつまで続くんだ?」

    古泉「涼宮さんの気が晴れるまでは永遠と続くと思いますよ」

    キョン「orz・・・・・朝比奈さんが泣くのも無理ないな」

    古泉「飛ばされた先の世界で涼宮さんが満足するくらい面白い体験が出来れば
    恐らく解放されるでしょう、我々がやるべき事はそれです」

    キョン「ハルヒを満足させりゃいいわけか・・・簡単なようで難しそうだな」

    古泉「飛ばされる世界自体、一筋縄ではいかないような場所ですしね」

    39 = 1 :

    キョン「また昨日と同じ世界に飛ばされるとは限らないんじゃないか?」

    古泉「いいえ、同じ場所だそうです」

    キョン「何で分かるんだ?」

    長門「こっちの世界と向こう世界を繋ぐ超空間がまだ存在してる
    普通では絶対にあってはいけないもの、それがあるという事は
    今夜もそこを通って同じ場所に行く可能性が高い」

    キョン「なるほど・・・ん?でも待てよ、俺たちは向こうの世界では
    確かに瓦礫の下敷きになったんだぞ?まさか向こうの世界に行った瞬間
    瓦礫の下で瀕死の状態からスタートするのか?」

    長門「それはない、涼宮ハルヒが事実を改竄した」

    キョン「改竄した?」

    古泉「あの時、夢の中であるという認識があったにしろ涼宮さんは
    『死にたくない!』と強く願ったんですよ、だから向こうの世界でも
    我々は瓦礫の下敷きにならず、あのまま軍から逃げ切ったという風に
    歴史を書き換えたんです」

    キョン「ハルヒパワーは別の世界でも健在なのか・・・
    ていうか、何でそんな事まで分かるんだ?」

    長門「情報統合思念体が調べた」

    キョン「こういう不足の事態の時は本当に役に立つな、お前の親玉は」

    40 = 1 :

    みくる「うぅぅ・・・キョン君、私怖いですぅぅ」シクシク

    キョン「大丈夫ですよ朝比奈さん、俺達みんな一緒なんですから!
    それにほら、向こうの世界でどんな怪我をしようが、ハルヒが夢だと認識している以上
    こっちの世界では身体に傷一つつかないんですから」

    古泉「夢だと認識している内は確かにそうですが、あまり時間がかかると
    涼宮さんが夢である事を忘れ、それを現実だと認識してしまうかもしれません
    そうなったらあちらの世界とこちらの世界が入れ替わってしまうでしょう」

    キョン「そうなったらどうなる?」

    古泉「夢ではなく現実なのですから、向こうで受けた傷はそのまま残りますね
    死ねば本当に死にますし、それ以前にこちらの世界へ戻る手立ても失われます」

    みくる「ふぇぇぇん、キョンくーん」

    キョン「だ、大丈夫ですよ・・・・こっちにはギアスもあるんですし!」

    みくる「ふぇ・・・ギアス?」

    古泉「何です、そのギアスというのは?」

    キョン「ん?お前昨日の夢見る前に佐々木に説明受けなかったのか?
    同じ夢を見ていたんだろ?」

    古泉「ほぅ、あなたの方には佐々木さんが出てきたのですか」

    キョン「お前は違うのか?」

    41 = 1 :

    古泉「えぇ、どうやら最初に説明した人物に関しては、その人個人の中で
    思い入れの深い人物が出てきていたようですね」

    キョン「(特に思い入れが強いとも思わんが・・・付き合い自体もそんなに長くないし)」

    古泉「ところで、そのギアスというのが何なのか説明していただけますか?」

    キョン「あぁ、えーっと確か・・・」


    キョンは古泉達にギアスの説明をした


    古泉「絶対遵守の力・・・なるほど、確かにこれは我々にとって大きな武器に
    なるかもしれませんね」

    キョン「本当にお前には何の説明もなかったのか?」

    古泉「えぇ、僕だけじゃなく朝比奈さんと長門さんもそういった能力の存在については
    何も聞いていません。恐らくこの力はあなたにだけ与えられた特権なのでしょう」

    キョン「何で俺だけなんだ?」

    古泉「涼宮さんがそう願ったからです」

    キョン「・・・・・」

    古泉「やはり今回もあなたがキーマンになりそうです。頼りにしてますよ」

    キョン「はぁ・・・・」

    42 = 1 :

    古泉「最終目標は涼宮さんを満足させる事で間違いはありませんが
    まずは涼宮さんがあちらの世界で何をしたいのかを知る事から始めましょう」

    キョン「やりたい事が分からないんじゃ満足させようがないしな」

    古泉「かなり骨の折れる作業になると思いますが、みなさん頑張りましょう」

    みくる「・・・はい」

    キョン「あぁ」




    ------その日の夜

    キョン「・・・・・・・・・・・・よし、寝るか。はぁ、寝るのがこんなに憂鬱なのは初めてだぜ全く」


    ----------
    ------
    ----
    --
    -

    ---アッシュフォード学園生徒会室

    ハルヒ「起きなさい馬鹿キョン!!!」パコンッ

    キョン「イテッ!!」

    43 = 1 :

    キョン「何しやがる!」

    ハルヒ「これから会議が始まるってのに居眠りしてるアンタが悪いのよ!」

    キョン「たく、どうして俺だけいつも叩き起こされる所から始まるんだ」

    ハルヒ「ん?何か言った?」

    キョン「いいや(よし、古泉達もいるな)」

    ルルーシュ「何を決める会議なのか知らんが、早くやって早く終わらせよう
    俺は他にやる事があるんだ」

    キョン「(こいつはルルーシュ・ランペルージ、妹ナナリーと一緒に
    学園内のクラブハウスに住んでる生徒会の副会長・・・分かる、分かるぞ
    まるでずっと前から知り合いだったかのように分かる)」

    シャーリー「やる事って、どうせまた賭け事でしょ?」

    キョン「(シャーリー・フェネット・・・ルルーシュに思いをはせる同級生)」

    ルルーシュ「いや、もう賭け事は止めたんだ。他に面白いものを見つけたからね」

    シャーリー「面白いもの?」

    リヴァル「おいルルーシュ何だよその面白い事って?俺も混ぜてくれよ!」

    スザク「ルルーシュ、まさか法に触れるような事をやってるんじゃないだろうね?」

    44 = 1 :

    キョン「(リヴァル・カルデモンドに枢木スザク。前者は人畜無害の一般人
    後者は名誉ブリタニア人でありながらユーフェミア皇女殿下の騎士にまで登りつめたイレヴンの英雄)」

    ハルヒ「ありえるわね!詐欺だわ、詐欺でしょ!?アンタいったい誰を騙してるの?」

    シャーリー「えぇ!?ルルそんな事してるの!?」

    ルルーシュ「勝手に話を進めるな!法に触れるような事俺がするわけないだろ!」

    カレン「どうかしら・・・じゃあ何で最近生徒会に顔を出さないの?
    それどころか授業に出る回数も減ってるじゃない」

    キョン「(カレン・シュタットフェルト、親父さんはブリタニアの一流貴族
    学園一の超御嬢様だが、身体が弱くて学校は欠席する事が多い)」

    ルルーシュ「少なくとも君よりは出席日数も、生徒会に顔を出す機会も多いと思うが」

    カレン「・・・むっ」イラッ

    ハルヒ「いいや、駄目よ!ルルーシュ、アンタ最近怠けすぎよ!!
    授業はともかく生徒会の活動には必ず顔を出しなさい!!」

    ルルーシュ「会議の時はいつも顔を出してるだろ、それに俺よりもカレンやスザクの方が
    生徒会に来る回数は少ない」

    ハルヒ「カレンは身体が弱いんだから仕方ないじゃない!スザクは軍の仕事があるし
    アンタは何もないじゃない!それに副会長という役職に就いているんだから
    毎日来て会長である私のサポートをしなさい!」

    リヴァル「そうだそうだ、毎日来い!」

    45 = 1 :

    ルルーシュ「嫌だと言っていたのに強引に人を副会長にしておいてその言い草か・・・」

    ハルヒ「しょーがないじゃない、他に出来そうな人がいなかったんだから」

    ルルーシュ「古泉がいるだろ!!」

    古泉「まぁまぁ、その辺にしてそろそろ会議を始めませんか?」

    ハルヒ「そうね!じゃあ始めましょう」

    リヴァル「いや、始めましょうって言われても・・・」

    シャーリー「今日は何の会議なの?」

    ハルヒ「会議って言うか、実はアッシュフォード学園生徒会の名を世界中に轟かせる為の
    活動目標が決まったからそれを発表しようと思っただけなの!」

    ルルーシュ「世界中に轟かせる・・・お前はまだそんな事を言ってるのか・・・」

    キョン「(活動目標・・・・これだ!これがハルヒがこっちの世界でやりたい事!
    それを達成できればこの夢から解放される!)」

    ハルヒ「何をするか聞きたいでしょルルーシュ?きっとビックリするわよ!」

    ルルーシュ「どうせくだらん事だろうが、言ってみろ」

    ハルヒ「フフーン♪我がアッシュフォード学園生徒会は、ゼロの正体を暴きます!!」

    ルルーシュ「!!?」

    46 :

    通常パートと異世界パート+世界観のスケールが壮大すぎるから、完結できるか心配だな

    47 = 1 :

    カレン「!?」

    シャーリー「ゼロの?」

    リヴァル「ゼロって、あのゼロだろ?」

    ハルヒ「そうよ!ゼロの正体なんて今世界中の人が関心をもってる事だし
    暴いたらこの生徒会の名が一気に知れ渡るわ!」

    キョン「(これがハルヒのやりたい事か・・・やっぱり一筋縄じゃいきそうもないな)」

    ルルーシュ「単純に暴くと言っても何か具体的な方法がなければ絵に描いた餅だ
    何か作戦はあるのか?」

    ハルヒ「勿論あるわよ!」

    ルルーシュ「ほう、言ってみろ」

    ハルヒ「まずはゼロに近づく事が第一ね!相手の懐に入って油断したところを襲うの!
    公に募集なんてしてないけど、黒の騎士団は常に団員を求めてるって言うし
    中に入り込む事自体はそんなに難しくないと思うわ!」

    キョン「相手は仮にもテロリストだぞ?お前はゼロの正体を暴く為ならテロリストにも
    なるっていうのか?」

    ハルヒ「別にいいわよ」

    スザク「いや、危険だから止めた方がいい!」

    シャーリー「そうだよ、テロリストなんかになってもし捕まっちゃったら・・・」

    48 = 1 :

    スザク「君達はこの間新宿ゲットーに行って大変な目に合ったばかりじゃないか!
    それにゼロは・・・・黒の騎士団は普通じゃない!絶対に関わっちゃ駄目だ!」

    カレン「むっ・・・」イラッ

    リヴァル「スザクの言うとおりだと思うぜ、流石にテロリストに関わるのはまずいって」

    ルルーシュ「そうだな、ただの学生が手を出していいような相手じゃない」

    ハルヒ「・・・・・ったく、何真に受けてんのよ!冗談に決まってるじゃない!
    ブリタニアンジョークよブリタニアンジョーク!」

    キョン「お前はブリタニア人じゃないだろ!ていうか、ジョークだと?」

    ハルヒ「いくら何でもテロリストに近づこうとなんてするはずないじゃない!冗談よ」

    シャーリー「はぁ、良かったぁ」

    ルルーシュ「くだらん冗談に付き合ってる暇はないんだが?さっさと本題に入ってくれ」

    ハルヒ「本題?うーん、今日はもういいわ!解散!」

    キョン「なに?解散?」

    ハルヒ「そ、もうみんな帰っていいわよ!あっ、キョンと古泉くんと
    みくるちゃんと有希は残ってね!」

    ルルーシュ「・・・・何の為にここに来たんだ俺は・・・」

    スザク「はは、会長らしいね」

    49 = 1 :

    ---------数分後

    ハルヒ「よし、みんな帰ったわね!」

    キョン「何だってんだ、俺達だけ残して?」

    ハルヒ「さっきは誤魔化したけど、私は大マジなの!
    ここにいるメンバーでゼロの正体を暴く為、本日から動き出すわよ!」

    キョン「はぁ、やっぱりそういう事だったのか・・・」

    みくる「で、でも相手はテロリストなんですよぉ・・・大丈夫なんでしょうか」

    ハルヒ「心配ないわ!私がいるから!」

    キョン「(お前がいるから心配なんだ!)」

    古泉「しかし、何故我々だけなのですか?他の方々は?」

    ハルヒ「スザクは軍人だから黒の騎士団に潜入なんてできないだろうし
    カレンは病弱だし、リヴァルは・・・・・地味だし」

    キョン「おい、最後おかしいぞ」

    みくる「あの、シャーリーさんは?」

    ハルヒ「シャーリーみたいな天真爛漫な良い子をこんな危険な事に巻き込めないわ!」

    キョン「じゃあ朝比奈さんもはぶくべきだ」

    50 = 46 :

    リヴァルはネタで入れといた方が面白そうな気がするけど


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