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    元スレ橘「よし!女の子たちに決闘を申し込もう!」

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    101 :

    お猿さんか

    103 = 1 :

    梅原「!?お、おい!やったぞ!大将!」

    「あ、ああ!」

    中多「ど、どうしてですか!?な、納得できません!!」

    伊藤「…中多さんの漫画はさっきも言った通り、絵もうまく性描写もすばらしい。ほんとにすごいわ」

    伊藤「…それに比べ、橘くんの漫画は絵はうまいものの、正直言って素人に毛が生えた程度…性描写もうまく描ききれていない」

    中多「え……なら、どうして………」

    伊藤「………これがただ単に『漫画対決』だったら間違いなくあなたの勝ちよ……でもこの勝負は『想いの対決』…」

    中多「………あ」

    伊藤「…中多さん…あなたはこのジュンイチとマサヨシの性描写ばかりに力を入れすぎた…肝心のストーリーがペラペラよ?……変態紳士と寿司屋の息子って設定が生かせていない」

    伊藤「…この二人を別の誰かに代えても…成り立つんじゃないか?」

    伊藤「…そう考えたら…あなたのBLに対する想い、まったく伝わって来なかったわ」

    中多「!!」

    104 = 1 :

    やっと…猿め…

    106 = 1 :

    伊藤「それに対し、橘くんの漫画はカオルとツカサの心情表現がよくできている。いつまでも仲が良くならないことに憤りを感じるツカサの表情。それに気づいていき、成長していくカオルの姿」

    伊藤「本当にそこで起きているような表現。…女の子の気持ちを知らなければ、こんな表現はできない!……5ページでこのボリューム…橘くんの妄想力、表現力には脱帽したわ!」

    伊藤「…百聞は一見にしかず、ね。中多さん、読んでみなさい?」

    中多「…は、はい……」ペラッ

    中多「!………!!………!!!」ペラッ!……

    中多「…しゅ、しゅごい!………漫画の世界に引き込まれていく…」

    伊藤「…私も中多さんの漫画の性描写には…その、お世話になってるわ……だからこそ言わせてもらう。もっと男の子の気持ちを知りなさい!」

    中多「…はい…」

    「な、中多さん」

    中多「橘先輩………私の負けです…」

    107 = 66 :

    サル設定厳しすぎんだよな

    108 = 101 :

    たまに別スレでレスしろ

    109 = 4 :

    ミルクフォーチュン先生が負けるなんて

    110 = 66 :

    しかし仕事だというのに眠れん

    111 = 1 :

    次さるったらもう寝ます…
    それまでゆっくりいきます
    いつもアマガミスレにいますんで

    絢辻すわん癒しておくれ

    112 :

    香苗ちゃん好きだったのに…

    113 = 1 :

    中多「…私、勘違いしてました。リアルな性描写こそ私のBLに対する想いだって……」

    中多「…でも橘先輩の漫画を読むと…その女の子たちの気持ちが流れ込んできて…ああ、先輩は女の子が大好きなんだなっていうのが伝わってきました」

    「中多さん……それじゃ」

    中多「…はい、先輩方はホモではないことを認めます!」

    梅原「やったぜ大将!」

    「ありがとう、中多さん!」

    中多「あ…じゃあ私諦めなくてもいいんだ…」ボソッ

    「ん?」

    中多「なんでもないでふゅっ!///」

    中多「た、橘先輩……あ、あの私!男の子のこと……もっと知りたいです!」

    「えっ」

    114 = 1 :

    中多「…伊藤先輩に言われた通り、私は男の子の気持ちをよく知りませんでした…」

    中多「だから……その、参考としてですね……橘先輩のことがもっと知りたいです!///」

    「…え、いやそんな参考になるかどうか…」

    中多「いえ!あれだけ女の子の気持ちを理解している橘先輩ならきっと大丈夫です!」

    「…あ、ああ…まぁ、いいよ…」

    中多「!!ありがとうございます橘しぇんぱ………いえ、教官!!」

    「そ、そんな教官だなんて……(…いや…中多さんに教官って呼ばれるのはまんざらでもない…かな?)」

    「よ、よし中多さん!今日はもう遅いから明日から特訓だ!帰ってよく寝ておくこと!」

    中多「はい!教官!明日からよろしくお願いします!では失礼します」タタッ

    ガラッピシャッ

    「(ふう~……すごく疲れたよ…でもまぁシャレにならない誤解は解けてよかった!中多さんも元に戻った…というか違うベクトルで仲良くなったというか……まぁ良しとしよう!)」

    115 :

    しかし失禁七咲もプジョ辻も懐かしいな…

    116 = 66 :

    そういえば失禁七咲って元はどのSSなんだ?
    失禁ネタ流行りすぎたせいか原点がわからん

    117 = 1 :

    伊藤「…ホモのくだりはよくわからなかったけど…よかったわね、橘くん!」

    「香苗さん!ありがとう、香苗さんのおかげだよ!」

    伊藤「あはは!いいっての!桜井を元気にしたのも橘くんなんでしょ?お互いさまよ!」

    「あと…2時間も引き留めちゃってごめんね」

    伊藤「あ…私部活に行く途中だったんだ…ま、いっか!そゆわけで橘くん、私はパソコン部に寄ってから帰るね」

    「うん、じゃあね!」

    伊藤「…梅原くんも…バイバイ///」タタッ

    梅原「お、おう!///」

    ガラッピシャッ

    「爆発しろ!」ボソ

    梅原「?」

    梅原「…それはそうと大将、今日はもう日が暮れちまったが……次はどうするんだ?」

    「…絢辻さん……とりあえずは明日は様子を見るよ」

    梅原「…そうか…それじゃ俺たちも帰ろうぜ?」

    「ああ…」

    118 = 1 :

    夜、橘家

    ガラッピシャッ

    「ただいま~……っと美也は帰っているな」

    「(そういえば、美也の誤解も解かなきゃだった……)」

    ガラッ

    「た、ただいま…」

    美也「あ、にぃに、おかえり~!」

    「あ、あれ?(ふ、普通だぞ?…なんで?口もききたくないって言われたはずなのに…)」

    美也「?どうしたの?にぃに?」

    「あ、いや今日、美也に口もききたくないって言われたのに、普通に話してるな~って…」

    美也「ああ!そのことね!すっかり忘れてた」

    「(僕の今後に重大なことを忘れるなよ……)」

    美也「…今日のお昼休みが終わったあと、逢ちゃんに言われたの。『先輩は変態だけど、いっしょにいると楽しいよね』って」

    美也「あとさっき紗江ちゃんから電話がかかってきて『先輩は変態だけど、頼りになるんだよ?』ってさ」

    美也「二人とも機嫌がよくなってたし、にぃにが謝ったならもう許してあげようと思ったの」

    119 = 1 :

    「(………二人ともひどくないか?……)」

    美也「それに考えてみたら、にぃにの奇行なんてめずらしいことじゃないって気がついたしね!にしし!」

    「…ううっ…」

    美也「そんなことより、早くお風呂入ってよ?」

    「あ、ああ…」


    自室


    「ふぅ………とりあえず一年生の誤解はすべて解けた…半裸腕立て男の噂もそのうち消えるだろう……」

    「…それより誤解の原因…調べるためにみんなからもらもらってきたけど…」パサパサッ

    「しかし…良くできているよなぁ、手紙も写真も」

    120 = 1 :

    「…僕のこと調べまくったんだろうなぁ…そのリサーチ能力…計り知れないよ…お宝本のセンスまでいっしょだし…」

    「………わかったことを整理すると…僕の今後の学校生活に気を使いつつ、女の子と僕を離そうとしている…」

    「…恨みなんてものじゃないことは確かだ……僕のことが好きな女の子の嫉妬とか?」

    「はははっ!そんなことはあり得ないな!」

    「………もう寝よう……明日は絢辻さん……僕の命日になるかもな……」

    「………あれ?」

    「………」

    「なんだよ…これ……ベッドにブライダル雑誌が敷き詰められている……」

    「…は、ははは!か、母さんか美也だなっ!ま、まったくもう心配性なんだからっ!」

    「…よ、よーし今日はすごく疲れたからなぁ!すぐ寝よう!」バサバサバサッ

    121 = 115 :

    >>116
    VIPで初出は
    「美也を相手に告白の練習でもするか」
    だろ

    この作者が自作のSSで尽く七咲に失禁させまくったのが定着したんだと思う

    122 = 101 :

    少しペース落とせ

    123 = 1 :

    >>122
    すまん、今日は猿かかるまでバーっと投下していいか?
    さすがに眠たい…
    スレ残ってたら明日続き投下するけど

    124 = 66 :

    >>121
    あれがそうなんか、有難う
    わりとどのSSでも変態で失禁な七咲にワロタ

    125 = 1 :

    ーーーー
    ーーー
    ーー


    ピー…ガッガッ……リサ………ハカ…………マデイッショダ………ポ……ガッ

    「…橘くん…『裡沙…墓までいっしょだ』……うんうん!私も…同じ気持ちだよ?///」


    ーー
    ーーー
    ーーーー

    126 = 101 :

    保守しといてやるからさっさと投下して寝ろ

    127 = 1 :

    翌日、昼休み、教室

    「(…今日半日、ずっと絢辻さんを見てきたけど…相変わらず白い…)」

    「(このままでもいいのかな……いや、そんなのダメだ!)」

    「(せっかく絢辻さんと本心で話せるようになったのに…白いままだとなんだか嘘つきながら話されているようで…寂しいよ…)」

    「(…しかしどうやって元に戻すか…)」

    「(…よし…二人きりの状況を作って、絢辻さんの裏側が出るまで話し込もう!)」

    「あ、絢辻さん!!」

    絢辻「あら、橘くん、大声でどうしたの?」シロッ

    「…ちょっと相談があって…屋上まで来てもらえないかな?」

    絢辻「…うーん…今はちょっと…」

    「(やばい…ここは強気で…)そ、そこをなんとか!クラスの人が悩んでたら、聞いてあげるのも委員長の仕事じゃないかな~…なんて……」

    絢辻「あ?「わかったわ。いいわよ」ニコッ

    「あ、ありがとう…(い、今心の声が聞こえたよ!はっきり聞こえたよ!!)」ブルブル

    128 = 1 :

    屋上


    絢辻「…それで、どんな悩みなの?」

    「(うぅ…そんな帰りたそうな顔しないでよ…)」

    「ごめん…絢辻さん……悩み相談ってのは嘘だ」

    絢辻「…まぁ、そんなことだとは思ったけどね」イラッ

    絢辻「じゃあもう教室に戻るわね?」シロッ

    「ま、待って絢辻さん!…なんでずっと猫被ってるの!?その理由を聞くまで帰さない!」バッ

    絢辻「…まだそんなこと言ってるの?…そこをどいて」

    「…いやだ」

    絢辻「………」

    129 = 1 :

    「………」

    絢辻「………」ゴスッ!

    「うっ!」

    「っ………」バッ

    絢辻「………」ゴスッバコッ!!

    「ぐはっ!!」

    「くっ………」バッ

    絢辻「………」

    絢辻「はぁ………しつこい男ね…わかったわ…話してあげる」クロッ

    「…あ、ありがとう(よし、黒辻さんを引き出せたぞ!)」ヒリヒリ

    絢辻「…一昨日かしら…下駄箱に手紙と写真が入ってたの」

    「なっ!?(手紙と写真両方だと!?)」

    130 = 1 :

    絢辻「…手紙が二通と写真が二枚、それとその時から委員の間で橘くんの噂が流れ始めたの…」

    「!!?(フ、フルコースじゃないか!!犯人ビビり過ぎだろ!!……いや、まぁ仕方ないか…)」

    絢辻「はぁ……消しゴムまで盗まれるし…」

    「(消しゴムかよ!!やっぱり犯人ビビり過ぎだよ!!)」

    絢辻「…こんなバカなこと…ほんと、迷惑だわ」

    「………あれ?」

    「ちょっと待って…もしかして絢辻さんは、それが僕のやったことじゃないって…気付いて…る?」

    絢辻「当たり前じゃない。あなたがあたしに対してこんなことする度胸なんてないでしょ?…それにこんな子供騙しの手紙や写真…すぐに偽物だってわかるわ」

    「!!そ、それならなんで!?」

    絢辻「………その手紙と写真を破り捨てたあと、今度は机に写真が一枚入ってたの………これよ」ピラッ

    「ど、どんなっ!!?」

    「あっ!!!……」

    「………」ダラダラ

    132 = 66 :

    そういや黒辻さん最初から気付いてたよな

    133 :

    寝たか

    ほす

    136 :

    わお!

    138 = 101 :

    ほす

    140 = 66 :

    仕事前の保守

    142 :

    わお!

    143 = 1 :

    絢辻「…やっぱり本物の写真か…身に覚えがあるみたいね?」

    「………」アセアセダラダラ

    絢辻「…はぁ………あなたやっぱり正真正銘のどうしようもない変態ね…」

    絢辻「『妹さんの制服を着てエッチな本を恍惚な表情で眺めている』なんて…」ジトッ

    「う、うわあああああぁぁぁぁぁ!!!そ、そんな目で僕を見ないでぇぇぇぇぇ!!!」

    「(うわあぁぁぁぁ!!!ま、まさか、こんな姿写真に撮られていたなんて!!!くそっ!!誰だよ!?出てこい!!)」

    絢辻「…いったいナニをしていたのかな?」ニコニコ

    「な、なにもしてないよ!ほ、ほら!男がお宝本見てニヤけるのは、普通じゃないか!」

    絢辻「それじゃどうして妹さんの制服を着ていたの?橘くん、女の子になりたいの?」

    「………」

    「…そこに、妹の制服があったから……」

    絢辻「はぁ!?」

    「性的意味なんてない!!ただ純粋に!そこに制服があったから着た!!それだけだ!!」

    144 = 1 :

    まさかまだ残ってるとは…
    保守感謝です!
    今から出ないといけないので絢辻編まで投下します
    残りは昼か夕方以降で

    146 = 1 :

    絢辻「………変態ね」

    「…くっ……」

    絢辻「はぁ…本当はすぐにこの写真を学校中にばらまいて、あなたを学校から消すつもりだったけど、そんなことで騒ぎが起きたら学校のイメージが悪くなるじゃない?」

    絢辻「それに、あなたはあたしの裏側をバラすことはないから、まぁこのままでもいいかなって」

    絢辻「…正直あなたと二度と関わりたくないと思ったわよ…でも、クラスの雰囲気が悪くなるのも嫌だし、しょうがなく普通に接するようにしてたの……そう、表のままでね」

    「………」

    絢辻「…だけど、もうおしまいね……その行為を異常行為だとわかっていない……そんな危険人物をこの学校に置いておけないわ…」

    絢辻「覚悟しなさい!この性的欲望の塊!!異常性癖のド変態!!」

    「っ……!!」

    147 = 1 :

    「………」

    「………訂正しろ」

    絢辻「は?」

    「訂正しろ、と言ったんだ!!…僕は性的欲望の塊でも異常性癖のド変態でもない!!『変態紳士』だ!」

    絢辻「…どう違うのよ……」

    「まったく違う!!僕は本能に従って紳士的変態行為を行う!しかし、そこに性的欲求は無い!!」

    絢辻「…………」

    「はあっ…はあっ…(もう………どうにでもなれ!!!)」

    「絢辻…詞………僕と…」

    「決闘しろぉおおおお!!!」

    絢辻「………」

    絢辻「………ふっ」

    「………!?」

    絢辻「ふふふっ!あははははは!!」

    148 = 1 :

    絢辻「何!?その勝負に勝ったら見逃しくれ、とでも言う気!!?ふざけるんじゃないわよ!!」

    絢辻「そ・れ・に!誰に口を聞いているの?あたしに命令なんて10年早いわ!!」

    「う…ち、違う!!僕の紳士的変態行為が性的欲望だけで動いていると思われるのが嫌なだけだ!!」

    絢辻「………」

    「………」

    絢辻「ふんっ……いいわ…勝負してあげる」

    絢辻「あなたが勝ったら、あなたの言葉、信じてあげる。それと、その写真についても見逃してあげてもいいわ…」

    絢辻「ただし…あたしが勝ったら…」

    絢辻「去勢しなさい」

    「え」

    149 = 1 :

    絢辻「聞こえなかった?…あなたのその粗末なものを取り除いてあげるって言ってるの」

    「絢…辻…さん?」

    絢辻「そうすれば、性的変態行為は出来なくなるでしょ?あなたも女の子になりたいみたいだし?…ふふっ、まぁ学校にはいられなくなるでしょうね」

    「………」

    「(………やばい……絢辻さん…目が本気だ……負けたら…タマを取られる…いろんな意味で……)」

    絢辻「どうなの?勝負、するの?」

    「…はい(あ、返事しちゃった……)します…(僕、終わったかな?…)」

    絢辻「…それで、何の勝負にしましょうか?あたしは別に殴りあいでも構わないわよ?」

    「………昼休み明けの授業…歴史だったよね?……確か小テストがあったはず…そのテストの点数で勝負だ…」

    絢辻「………あなた、何言ってるのかわかってる?勉強であたしに勝てるわけないでしょ!?それとも何?諦めて女の子になる決心がついた?」

    「………僕は、本気だよ」

    絢辻「………」

    絢辻「本気……みたいね。わかったわ、その勝負受けて立とうじゃないの」

    150 = 1 :

    橘vs絢辻、開始!


    教室

    「………」カリカリカリ

    棚町「……純一のやつ、昼休みずっとああして勉強してるけど……何かあったの?」

    田中「えぇ?う~ん、頭でも打ったんじゃないのかな?」

    棚町「!!…昨日あたしが殴ったから?…」

    棚町「…ごめん……純一…」

    梅原「お、おいおい……二人とも……ひどくないか?…」

    田中「梅原くん」

    棚町「…何か知ってそうね…?」

    梅原「…知ってるもなにも……『決闘』だよ。…棚町ならこの意味、わかるよな?」

    棚町「!!」

    棚町「……そゆことか…」

    田中「え?え?私わからないよ~」


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