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    元スレ橘「よし!女の子達に決闘を申し込もう!」

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    タグ : - 152は自己愛性人格障害 + - アマガミ + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :

    夜、橘家、自室

    「拳で語り合う愛!すごく魅力的じゃないか!」

    「って何言ってるんだ僕は、ははっ。今やいろんな女の子と仲がいいってのに、それをぶち壊すことなんてできないよ」

    「この前読んだ『ビーバー三國志~女戦士との死闘~』の影響かな。主人公が女戦士と死闘を繰り広げるたびに互いに惹かれ合って最後には結ばれるって内容だったけど、現実では無理な話だね」

    「それに…もしも薫や絢辻さんと闘うことになったら、命が無さそうだしね…」

    「森島先輩は…楽しそうに闘いに参加してきそうだ。ははっ、目にうかぶよ!」

    「七咲も『はい!?』とか言いつつ、ノリノリで『七咲ック!!』とかしてきそうだ」

    「梨穂子や紗江ちゃんとは闘いたくないな。なんだか泣き出しそうだよ。いやでも、闘ってるとき胸が当たって……けしからんな!」

    「ふわぁ~…妄想はこれくらいにしてそろそろ寝ようかなぁ」

    2 = 1 :

    ーーーー
    ーーー
    ーー


    ?家

    ピピ……ザザー…ヨシ…オンナノコ…ニケッ……ヲモウシコモウ…ピピ……ザザザー……

    「……よく聞こえなかったけど橘くん、『女の子に結婚を申し込もう』って…」

    「そんなのダメっ!!絶対ダメだよ!! 」

    「悪い子と結婚だなんて!きっと橘くんを幸せになんてできないよ!妨害しなきゃ!」

    「誰に結婚を申し込むんだろう…。よく聞こえなかったよ…。もう!肝心なことが聞こえないなんて!もっと感度のいい盗聴機を仕掛けなきゃ…」

    「って今はそんなのどうでもいいよ!とりあえず今橘くんと仲がいい女の子たち全員に…」

    「あ…いつ実行するのかもわからなかった……うんっ、早いほうがいいよね。さっそく今から準備しないと!橘くんの幸せのためなら…仕方ないよね?」


    ーー
    ーーー
    ーーーー

    3 = 1 :

    翌日、朝、教室

    「…だからさ、そこで敢えてレンコンを持たせるんだ」

    ケン「なにっ!?きゅうりや茄子じゃなくてか!?」

    マサ「キノコもあるぞ?」

    「そんな露骨じゃダメなんだよ!」

    梅原「いやでも大将、スイカやメロン、他にも色々あるってのにどうしてレンコンなんだ?」

    「…カラシ」

    梅原「…え?」

    「レンコンといっしょにカラシも持たせてみてよ」

    梅原、ケン、マサ「!!!」

    ケン「なるほど…」

    マサ「橘…お前って奴は!」グッ

    梅原「さすがだぜ、大将…。まさか『八百屋の美人妻に何を持たせるか』でその発想ができるとは…」

    5 = 1 :

    ガラッ

    棚町「ぐっもーに~ん!」

    田中「おはよ~」

    梅原「おう、棚町、田中さん。棚町、今日も朝から元気だな」

    棚町「あははっ。あたしから元気を取ったら美貌しか残らないわよ?」

    梅原「ははっ、そりゃ言えてるぜ」

    「薫、今日はいつもより遅いん

    棚町「じゃ、もう席につくね。恵子行こっ」タタッ

    田中「えっあっうん。それじゃね橘くんたち」

    6 = 1 :

    梅原「…田中さん…」

    ケン「俺たちひとくくりかよ…」

    マサ「地味にひどいぜ…」

    田中「あはは。あっ待ってよ薫~」タンポッ

    「…なんだよ、薫のやつ。いつもチャイムぎりぎりまで僕の席に張りつくのに…しかも僕のこと無視してないか?」

    梅原「…大将、棚町とケンカでもしたのか?」

    「うーん…してないと思うけど…」

    「(本当に見に覚えがないよ…まぁいつもの思いつきの遊びだろうな。気にしないでおこう)」

    8 = 1 :

    休1、教室

    「(あれっ!?次の授業の教科書がない!しまった、忘れてきちゃったよ…)」

    梅原「どうした大将、深刻な顔して」

    「…次の授業の教科書、家に忘れてきた…」

    梅原「あちゃー…あの先生は忘れ物にはうるさいぞ?他のクラスから借りてきたらどうだ?」

    「…うん、そうするよ」

    9 = 1 :

    廊下

    「(…真壁も持ってきてなかったか。パッションがどうとかワケわからないことほざいてたし)」

    「(ユウジは…なんかマサと特訓がどう
    とかで教室にいなかったもんな…)」

    「(おっ、あそこにいるのは梨穂子と香苗さんじゃないか!ちょうどいい、教科書借りれるか頼んでみるか)」

    「おーい、梨穂子ー、香苗さーん!」

    梨穂子「」ビクッ

    伊藤「ありゃ橘くん、美少女二人に何か用かな?」

    「ははは、その美少女たちに頼み事があるん

    梨穂子「あっごめん香苗ちゃん。次の授業の予習しなきゃだった。先に教室に戻るね~」タタッ

    伊藤「あれ?あんた今日当たる日だっけ?って行っちゃった…」

    「(あれ?目が合ったのに顔をそらされたぞ?)」

    10 = 1 :

    伊藤「桜井、今日はなんだかおかしいわね…いつもなら『自分で美少女とか言わない~』って返すのに…あ、それで橘くん、頼み事って?」

    「え?ああ、そうだった。そのー教科書忘れてきちゃってさ…借りれるか聞きに来たんだけど」

    伊藤「そういうことね。…桜井はあんな状態だから私が貸してあげるよ」

    「ありがとう!すごく助かるよ!」

    伊藤「…ただし、条件がある」

    「えっ」

    伊藤「私の教科書は梅原くんに貸して、橘くんは梅原くんの教科書を借りること」

    「なんでそんな面倒なことを?」

    11 :

    いやそれはおかしい

    12 = 1 :

    伊藤「…橘くん、前に教科書貸してあげた時、落書きしたでしょ…。しかも…その、ちょっとエッチな///」

    「あっ!(…そうだった!あのとき寝ぼけて落書きしちゃったんだった!)」

    伊藤「もう!すごく恥ずかしかったんだからねっ!隠しながら消すの!」

    「あはは…ごめん…」

    伊藤「まぁ今回は梅原くんに貸すってことで許してあげる」

    「ありがとう、香苗さん!」

    伊藤「いいってこと!それじゃ教科書取ってくるね!」

    「うん、よろしく!」

    「(なんてことだ…他人の教科書に落書きするなんて。紳士としての自覚が足りないな…。っとそれより梨穂子、どうしちゃったんだろう。なんだか悲しげな顔してたような…)」

    「(きっとお菓子を落っことした、とかだろうな。気にしないでおこう)」

    13 :

    オンドゥルルラギッタンディスカー!

    14 = 1 :

    休2、教室

    「(うぅ…教科書のことは怒られなかったからよかったけど、あの先生板書早すぎだろ!全部写せなかったよ…)」

    「(仕方ない、誰かに写させてもらおう。…こんなときは絢辻さんだ!)」

    「絢辻さーん、今いいかな?」

    絢辻「ん?なにかな、橘くん」シロッ

    「あのー、さっきの授業のことなん

    黒沢「あ、あのっ!女王さ…いえ、絢辻さん!創設祭のことで聞きたいことがあるんですが…あるんだけど、いい?」

    絢辻「ああ、黒沢さん。…ごめんね、橘くん。急用が入っちゃったからあとでいいかな?」

    「あ、うん、急ぐ用事じゃないし、僕のことは気にしないで創設祭を優先してよ」

    絢辻「ありがとう。それじゃね」ニコッ

    「(絢辻さん忙しそうだな。最近やたら黒沢さんといっしょにいるけど、休憩時間にも創設祭の準備してるのかな?…女王様って聞こえたような気がするけど、気にしないでおこう!)」

    15 :

    あまがみっ!

    16 = 4 :

    香苗さんはわかりやすいなあ!!!

    17 = 1 :

    昼休み、廊下

    「んーっ、やっと昼休みだ。今日は食堂で食べようかな」

    「あっ、あれは森島先輩だ!声をかけてみよう!」

    「森島先輩ー!」

    森島「…」チラッ

    「(お、気づいたかな?)」

    森島「…」スタスタ

    「(あれ?…聞こえなかったのかな?も、もう一度呼んでみよう)

    「森島せんぱぁーい!!」

    森島「…」タタタッ

    「(…走って行っちゃった…)」

    18 = 1 :

    「どうしたの?橘くん。そんなところに突っ立って。」

    「え、あ、塚原先輩!いえ、森島先輩を見かけたものですから声をかけようと思って…」

    塚原「…それで、無視されちゃったって訳ね。はぁ…あの子、今日は少しおかしいのよ。いつもならワンちゃんの話ばかりするのに今日はゼロよ?」

    「わ、ワンちゃんですか…」

    塚原「(ワンちゃんてのはあなたのことなんだけど…)それでね、どうしたの?って聞いても『な、なんでもないでさ~』だって。おかしいの見え見えなのにね。」

    「はぁ…」

    塚原「私はあの子追いかけるわ。それじゃね橘くん」

    「あっはい。失礼します」

    「(森島先輩…いつもなら振り向いて『わお!橘くん、偶然ね!』って言ってくるのに…僕のこと、見えてなかったのかな?)」

    19 = 1 :

    食堂

    「(こ、これは…『スペシャルランチ、アワビのソテー~キノコのホワイトソースがけ~』だって!?なんてことだ…これは男として注文するしかないよ!)」

    「(値段は…ゲェ~ッ!!1500円!?高い!高すぎるよ!…しかし、ここは紳士として…いやでも…)」

    「(う~ん………おや?あそこで一人でAランチを食べてるのは中多さんかな?」

    「(…!そうだ!スペシャルランチを目の前で食べて中多さんの反応を楽しもう!うん、僕はスペシャルランチをネットリ食べるだけだ。なんの問題もない!)」

    「すみません!スペシャルランチ一つ!」キリッ

    食おば「あいよ!………はいっ、スペシャルランチお待ち!」カタッ

    「(いざ、中多さんの席へ…)」

    20 = 1 :

    「(あれ?なんだか中多さん、元気がないな…それに、目の下にくまがあるように見えるぞ?)」

    「あ、あのー中多さん?隣の席いいかな?」

    中多「ひゃうっ!?あっ……しぇ…んぱい…」

    「今日は一人?僕もいっしょに

    中多「し!失礼します!!」ガタッ タタタッ

    「あっ、………行っちゃった」

    「(…?どうしたのかな?急に走っていくなんて…それにAランチ、まだほとんど手をつけてないぞ?もしかして…)」

    「(寝不足なのかな?食べてたら急に眠くなったとか?ははっ、なんだか中多さんらしくてかわいらしいじゃないか。しょうがない、それじゃあ僕一人でスペシャルランチを楽しむか!)」

    21 = 1 :

    放課後、教室

    「(やっと一日終わった…今日はえらく長い気がしたぞ……なんだか疲れたから無事に帰れるか不安だ。しょうがないからプールを覗こう!)」


    プール裏

    「(プール裏に来たものの、どうやって覗くか考えてなかったぞ。…そうだ!七咲の応援って体で特別に入れてもらえるかも!七咲とは最近仲いいし)」

    「(そうと決まれば、七咲はっと……いた!ちょうどプールに向かうみたいだ。)

    「おーい、七咲~!」

    七咲「!!」

    22 = 1 :

    「あ、あの…七咲の練習の応援に来たんだけど、プ

    七咲「はぁ……あの、話しかけないでくれますか?変態さん」

    「えっ」

    七咲「私は忙しいので。それでは」タタッ

    「(…プールを覗こうとしたのがバレたのか!?なんてこった…顔に出ていたのか…それにしても七咲、今日は一段と厳しい表情だったな…まさか)」

    「(水泳の大会が近いのかな?忙しいって言ってたし…それじゃ仕方ないな、今日はあきらめて帰ろう。教室に戻ってカバンを取ってくるか)」

    23 = 1 :

    教室

    「(今日は女の子とまともに話せてないな…薫とでさえ一言も話さなかったし…みんなどうしちゃったんだろう…)」


    ガラッ

    絢辻「あら橘くん、こんな遅くまでどうしたの?」

    「あ、絢辻さん。あはは…ちょっと考え事してたらこんな時間に。絢辻さんは創設祭の仕事?」

    絢辻「ええ、今から書類の整理をね。橘くん、考え事もいいけど遅くならないようにね」ニコッ

    「うん(おっ、絢辻さんとは普通に話せてるぞ!…しかも、誰もいない教室で二人きり…なんだかドキドキしてきたよ!)」

    24 :

    おい、デュエルしろよ

    25 = 1 :

    「(……あ…れ?…誰もいない…二人きり…普通……?おかしい、普段なら黒い絢辻さんが出てくるはずなのに!)」チラッ

    絢辻「うん?」シロッ

    「…あ、あの絢辻さん?その、なんで誰もいないのに白…いや猫被ってるの?」

    絢辻「えっ?何言ってるのかしら橘くん。私はいつもこうでしょ?」

    「うん…いやそうだけど、僕といるときはその、なんていうか気の強い絢辻さんになるでしょ?」

    絢辻「ふふっ、面白い冗談ね。…そんな子、最初からいないわ…考え事のし過ぎよ?ほら、もう下校時間すぎてるわ。私もう行くから、橘くんも早く下校してね?」

    ガララッ…

    「あ、待ってよ絢辻さん!」

    26 :

    一体どんな根回しをしたんだwwww

    27 = 1 :

    絢辻「あ、一つ忠告しておくわ。…あなたの周りでネズミがうろついているみたいだから気をつけたほうがいいかもね。まぁもう手遅れでしょうけど」

    ガララピシャッ

    「あっ…(…ネズミ?なんのことだ?…それより絢辻さん、そんな子いないだなんて…黒い絢辻さんや黒い手帳を拾ったことも僕の妄想だっていうのか!?)」

    「(…いや、そんなはずはない。…帰って考えてみよう)」

    28 = 1 :

    夜、橘家、自室

    「(うぅ…考えてみたげとやっぱりわからないよ…絢辻さん…僕、絢辻さんを怒らせるようなことしたのかな?…)」

    美也「…にぃに~。ちょっといい?」

    「美也か。いいぞー。」

    ガチャ

    美也「…ちょっとにぃにに聞きたいことがあるんだけど…」

    「おう。恋愛相談なら大歓迎だぞ」

    美也「にぃにに恋愛相談しなきゃいけないくらいなら恋愛なんてしないよ!…ってそうじゃなくて。にぃにさ、逢ちゃんと紗江ちゃんになんか変なことした?…」

    「ひどい言われようだ……七咲と中多さんに?う~ん、特に見に覚えないけど何かあったのか?」

    美也「…そっか。今日ね、休み時間に逢ちゃんと話してたの…」

    29 = 1 :

    ~回想~

    美也「………それでね、普通はきゅうりか茄子だよね?でもみゃーはニンジンくらいがベストだと思うの!」

    七咲「ふふっ、美也ちゃんらしいね」

    美也「逢ちゃんは何がいいの?」

    七咲「そうだなー、私は大根が好きかな」

    美也「ほぇ~、すごいね逢ちゃん!あ、ちなみにお兄ちゃんは

    七咲「あっ、美也ちゃん…お兄さんの話より美也ちゃんの話の続きが聞きたいな」

    美也「えっ、あ、うん。それでね~………」

    ~~~

    30 = 26 :

    身に覚えが見に覚え・・・

    31 = 1 :

    美也「…ってことがあったの」

    「(なんだろう…会話の内容がものすごく気になるぞ!?)」

    美也「で、またにぃにが変なことして怒らせたのかなぁ~って思って」

    「う~ん、それはただ単に美也の話の続きが気になっただけじゃないのか?(…僕も気になる)特に七咲を怒らせることした覚えもないよ」

    美也「それだけじゃないの。紗江ちゃん、今日はなんだか落ち込んでたからとっておきのにぃにの面白話してあげようとしたら…」

    32 = 11 :

    >>25
    おっさんねろ
    スクリプトなんて効いてないからww
    だから違うって言ってるじゃん

    33 = 1 :

    >>30
    すまん!間違えた

    34 = 1 :

    ~回想~

    美也「ねぇねぇ紗江ちゃん!聞いてよ、この前お兄ちゃんがさ~」

    中多「…お兄さん…橘…しぇんぱい………」ウルッ

    中多「ふえええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇん!!!」ビャー

    美也「えっえっ!?紗江ちゃん!?ど、どうしたの!?」アセアセ

    ~~~

    35 = 1 :

    美也「…ってな感じでいきなり泣き出して…ほんとクラス中騒然となったんだから!」

    「(僕の面白話ってなんだよ…)それは美也が何かしたんじゃないのか?」

    美也「うん、みゃーもそう思っていっぱい謝ったよ?でも紗江ちゃん、『えぐっ…み、美也ちゃんは悪くないの…美也ちゃんは…』ってさ。なんだかにぃにのせいで泣いてるような言い方だったから気になって…」

    「…確かに、それは僕のせいで泣いてるみたいだ…」

    美也「そのあとも紗江ちゃん、ずーっと泣いてて目の下にくままでできちゃったんだから…」

    「(昼休みのあれはそういうことだったのか…)…わかったよ、美也。今日は理由を思い出して明日二人に謝っておくよ」

    美也「うん、そうして。…また泣かせないようにね?じゃ、おやすみ」

    「ああ、おやすみ」

    ガチャパタン

    36 = 4 :

    >>30
    こまけぇこたぁ(ry

    37 :

    さる

    39 = 1 :

    「(とは言ったものの、全然覚えがないよ!…七咲、中多さん…う~ん、わからない…)

    「(そうだ………七咲と中多さんだけじゃない……薫、梨穂子、森島先輩、それに絢辻さん…)」

    「(みんな今日はなんだか雰囲気がおかしかった…まるで、僕を避けてるような…敵意があるような…)」

    「(…女の子全員に僕の悪い噂が?いや、もしそうだとしたら、田中さんや香苗さん、塚原先輩も僕を避けるはずだ……でも彼女たちは普段どおりだった…)」

    40 = 1 :

    「(…最近、特に仲が良くなった女の子たちが僕を避けてる?…なんなんだ!わけがわからないよ!…)」ベッドドサッ

    バサッ

    「あっ、ビーバー三国志…」

    「!!!」

    『橘「よし、女の子たちに決闘を申し込もう!」』

    「……ま、まさか…僕が昨日あんなこと言ったから…?……いや、ありえない!ありえないよ!誰か聞いてたわけじゃあるまいし!」

    「………」

    「…神様が僕の妄想を実現させた?……ありえないけど、そういうことだったら辻褄があう…」

    「……神様は僕に女の子たちと決闘しろ、と?…ははは、笑えないよ…」

    「でも…目が覚めたらもとに戻ってたってこともなさそうだ…や、やるしかない…」

    「…やってやる…やってやるよ!!見てろよ神様!!必ず女の子たちを倒してみせる!…いや」

    「神様!!お前を倒してみせるぞ!!!うお~~~!!!」

    美也『ちょっとにぃに、うるさいよ!!』

    41 = 1 :

    ーーーー
    ーーー
    ーー


    ピー……ザザッ……カミサ……オマエヲ…タオシテミセルゾ………ガガッ…ピピ

    「キャ~~~!!た、橘くん、『上崎、お前を押し倒してみせる』って!!は、初めてだから優しくしてね?子供は三人くらいほしいな!」

    「…あっ昨日言ってた結婚を申し込む相手ってまさか…!やだなぁ橘くんったら!言ってくれればいつでも両親紹介できるのに!」

    「式は6月がいいな!明日さっそく式場見てまわらなきゃ♪」


    ーー
    ーーー
    ーーーー

    42 = 1 :

    翌日、朝、昇降口

    「(昨日はあんなこと言ったけど、さすがに気が引けるよ…でも、やるしかない!)」

    「(まずは…薫だ。クラスも同じだし話す回数も多い。早めに対処しなければ!)」

    「(この果たし状を薫の下駄箱にっと…よし、後は屋上で待つだけだ…)」

    44 = 15 :

    うまいwwwよくできてるwwwwww

    45 = 1 :

    屋上

    「(あんな果たし状で来てくれるのか?…少し不安になってきたぞ)」

    ガチャッ!

    「!!…来てくれたか。薫」

    棚町「……」

    「…来たということは…読んでくれたんだな?」

    棚町「…あんな」

    棚町「…あんな煽り文句ばかりの果たし状読んで、来ないほうがおかしいわよ…!」

    棚町「…あんた、いったいどういうつもり?」

    「…果たし状に書いてあった通りさ…薫と…決闘する!」

    46 = 1 :

    棚町「………」

    棚町「…いいわ。いいかげんあんたには愛想尽きてたところだし、ぶん殴ってやんないと気がすまないと思ってたところよ」

    「来い!薫!」

    橘vs棚町、開始!

    棚町「…言われなくても行くわよ!!」タタッ!

    「(!は、速いっ!!)」

    47 = 26 :

    意外ッ! それは髪の毛ッ!

    48 = 1 :

    棚町「おらっ!」ドゴッ!

    「うっ!…」

    棚町「せいっ!」バキッ!

    「うごっ!…」

    棚町「もいっちょ!!」ボコッ!!

    「おふっ!!…」

    棚町「まだまだ!!」メリッ!!

    「はぅう!!!」

    49 = 1 :

    棚町「………」

    「はあっ、はあっ……」

    棚町「…どうしたのよ…反撃してきなさい」

    棚町「よっ!!」ガッ!!

    「おぐぅっ?!!…」ドサッ

    棚町「………」

    「ハァハァ……っくっ」ムクッ

    棚町「…あんた、なんで反撃してこないのよ。なめてんの?…」

    「………らない」

    棚町「あん?」

    「僕は薫を殴らない」

    棚町「ッ!!ふざけんじゃないわよ!!」バゴッ!!

    「なぅふっ!!」

    50 = 4 :

    橘さんフルボッコじゃないですかー!


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