元スレ恒一「今日からおうちの人がいない?」赤沢「うん…」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★
1 :
恒一を家に連れ込んで既成事実作る感じでお願いします
2 :
恒一「そうなんだ。じゃあ多々良さんも誘って遊びに行くね」
オナシャス
3 :
アカザーさんは食傷気味
5 :
恒一「家事はどうするの?」
赤沢「……恒一くんに頼みたいなって」
恒一「ちょっと待ってよ!事情ってものが…」
赤沢「女の子を独りにする気?」
恒一「子どもじゃないから平気でしょ?」
赤沢「料理できないんだけどなぁ~」ボソッ
恒一「分かりました...行けばいいんでしょ......」
赤沢「よろしい」
続きを誰か頼んだ
6 :
恒一「はあ、仕方ないなあ」ピッピッ
恒一「……あ、もしもし、おばあちゃん?」
7 = 6 :
恒一「いいって」ピッ
赤沢「ほっ」
恒一「それで、赤沢さんの家族はどのくらいで帰ってくるの?」
赤沢「5日よ」
恒一「えっ、そんなに?」
赤沢「せっかくだから観光してくるらしいわ。有休とったみたいなの」
恒一「それで5日も……」
赤沢「そういうわけだから、よろしくね、恒一くん」
恒一「……はい」
8 :
待ち望んだアカザースレ
9 :
尾行中の鳴ちゃんはまだですか?
10 = 5 :
いいですねぇ~
11 = 6 :
放課後・赤沢宅
ガチャ
赤沢「ここが客室ってことになってるわ。入ってちょうだい」
恒一「うん……」
赤沢「恒一くんにはこの部屋を使ってもらうから。とりあえず、ここに荷物置いちゃって」
恒一「うん……」
赤沢「クーラーも付いてるから、好きに使ってね」
恒一「うん……」
恒一(どうしてこうなった……)
12 :
俺「こうなってうれしい」
13 :
素晴らしいスレですね
14 = 6 :
数時間前
赤沢「それじゃ、着替え持って私の家に来てくれる?」
恒一「……え」
赤沢「え――って、ご飯作ってくれるのよね?」
恒一「うん、そうだけど……どうして着替え?」
赤沢「どうしてって、泊まるんでしょ」
恒一「泊まり!?」
赤沢「だって、朝食作りに、わざわざ朝早く私の家まで来るって辛くない?」
恒一「あっ、そうだね……って朝食?」
赤沢「私はそのつもりでお願いしたんだけど……。その様子だと、そこまで考えてなかったのね」
恒一「それはそうだよ……」
赤沢「じゃあどうする? やっぱり、やめとく? 女の子を独りにする?」
恒一「う゛っ……ううん、大丈夫だよ。――いったん家に戻って荷物とってくるよ」
赤沢「ふふ、じゃあ待ってるから」
15 = 9 :
>赤沢「じゃあどうする? やっぱり、やめとく? 女の子を独りにする?」
アカザーさんえげつない
16 = 4 :
ほう
17 = 6 :
――――――
――――
――
恒一(やっぱり、この状況は色々とマズイんじゃないかな)
赤沢「布団はここにしまってあるから……」
恒一(今からでも赤沢さんに、朝食は自分で何とかしてもらうように言おう。いざとなれば作り置きって手もある)
赤沢「――恒一くん?」
恒一「あ、あの、赤沢さん」
赤沢「うん?」
恒一「ああ……あの……」
赤沢「うん?」
恒一「…………窓、開けてみてもいいかな?」
赤沢「どうぞ」ニコッ
18 = 6 :
恒一(言えなかった……)ガラッ
赤沢「ふうん。この部屋、こんなに風通しがよかったのね」
恒一(まあ、うん。ぼくが変な気を起こさなければいいだけだ)
赤沢「そうそう、冷蔵庫の中確認したんだけど、ほとんど空だったわ。後で買い物に行きましょう」
恒一「あ、うん」
恒一(大丈夫、何も問題はない……はず)
赤沢「うふふっ」ウキウキ
19 :
杉浦さん呼べよ!
20 = 6 :
キッチン
赤沢「どう?」
恒一「うん、調理器具も調味料も一通り揃ってるみたいだし、こっちは大丈夫だよ」
赤沢「そう、よかった。私、料理なんてしないから全然分からなくて」
恒一「そっか、赤沢さんもなんだ……」
赤沢「? なにが私もなの?」
恒一「うん、見崎も料理は全然しないんだって。レトルトを温めるくらいって、言ってたっけ」
赤沢「……ふーん」
22 :
避妊具は?
23 :
恒一「実際にやってみると楽しいと思うんだけど……。今度、教えてみようかなあ」
赤沢「っ……」
恒一「う~ん、でも、そういうのってやっぱり迷惑かな、赤沢さん」
赤沢「……」
恒一「赤沢さん?」
赤沢「……なに?」イラッ
恒一「えっ、ああ、いや……」
恒一(あ、あれ? 何か……)
24 = 23 :
赤沢「なに?」
恒一「えっと……赤沢さん、なんか怒ってない?」
赤沢「別に。そんなことないけど」
恒一「でも…」
赤沢「……」ツーン
恒一(怒ってるよ……)
恒一「赤沢さん、ぼく、なにか気に障ることしたかな?」
赤沢「だから、怒ってないって言ってるでしょ」
恒一「でも……」
赤沢「……」プイッ
25 = 23 :
恒一「うぅ……。あっ、そ、そうだ、赤沢さん、夕飯は何がいいかな?」
赤沢「……」
恒一「なんでも作るよ? ぼくのできる範囲で、だけど」
赤沢「……」
恒一「ほ、ほら、遠慮しないでいいから、ね?」
赤沢「…………ハンバーグ」ボソッ
恒一「え?」
赤沢「ハンバーグ作って」
恒一「……ぷっ」
26 :
赤沢さんかわいい
27 :
>>3,8
人間が居たぞ!やっちまえ!
やあ、ぼくスクリプト。
ぼく!アンパンマン!
>>12,16
ちょ、削除は勘弁して
貴方が好きです、でもゾウさんの方がもっと好きです。
29 = 23 :
赤沢「?」
恒一「くっ……あはははっ!」
赤沢「ちょ、ちょっと、なに笑ってるの」
恒一「ご、ごめん。ちょっと……意外なものだったからさ、ハンバーグ……ね」
赤沢「……どうせ子供っぽいとか思ったんでしょ」
恒一「思ってないよ」
赤沢「本当かしら」
恒一「オモッテナイヨ」
赤沢「っ……むかつく」
恒一「ハンバーグだよね? いいよ」クスッ
赤沢「むっ……」
恒一「ごめんね、笑っちゃって。でも、ちゃんと作るから機嫌なおしてよ。ね?」
赤沢「…………うん」
30 = 23 :
スーパー
恒一「朝食はどうしようか?」
赤沢「私は軽いものでいいわ。そんなに食欲無いだろうし」
恒一「そう? パンでもいいかな」
赤沢「――ええ」
恒一「じゃあ……」
望月「あ」
恒一&赤沢「あ」
望月「榊原くん……と、赤沢さん?」
恒一「望月」
赤沢「も、望月くん……」
望月「え、2人で買い物?」
33 = 23 :
恒一「ああ、実は――」
赤沢「さっきそこで会ったの」
恒一「えっ」
望月「そうだったんだぁ。榊原くんもこのお店使ってたんだね」
恒一「う、うん。まあ……」
望月「でも、買い物カゴがひとつしかないけど」
赤沢「そ、それは――」
Pipipipi
望月「あっ、電話だ。ちょっとごめんね」ピッ
望月「もしもし?」
34 :
しえん
35 = 23 :
恒一「赤沢さん、どうしてあんなウソ言ったの?」ヒソヒソ
赤沢「あまり他の人には知られたくないのよ」ヒソヒソ
恒一「でも、事情を話したら、望月も何か手伝ってくれるかもしれないよ」
赤沢「それは……その、これ以上だれかに邪魔……こほんっ、迷惑かけたくないし……」
恒一「そっか、わかったよ。じゃあ、ぼくからは何も言わない」
赤沢「ええ、そうしてもらえる?」
恒一「りょうかい」
36 = 23 :
望月「……うん、じゃあすぐに帰るから」ピッ
望月「ごめんね2人とも、ぼく早く買い物済ませて帰らなきゃ」
恒一「そうなんだ、じゃあまた」
赤沢「また学校で」
望月「うん、またね」
トコトコ…
赤沢「……ふぅ」
38 = 23 :
再びキッチン
恒一「よっと…」ゴトッ
赤沢「恒一くん、私も手伝うわ」
恒一「え? ああ、うん。それはそれで助かるんだけど……赤沢さん、洗濯物とかいいの?」
赤沢「……あ」
恒一「はは、料理は全部ぼくに任せちゃって、赤沢さんは他のことやってていいよ」
赤沢「……そうね、お風呂掃除もまだだったし」
赤沢「じゃあ悪いんだけど、任せちゃっていい?」
恒一「うん、任せちゃってよ」
赤沢「――お願いね」
スタスタ…
恒一「さて、赤沢さんのために、ちょっと気合入れて作ろうかな」
39 = 23 :
――――――
――――
――
赤沢「美味しい……」
恒一(ホッ、よかった)
赤沢「本当に料理が得意だったのね」
恒一「えぇ、疑ってたの?」
赤沢「そういう訳じゃないけど、ここまでとは思わなかったのよ」
恒一「あはは、そっか。気に入ってもらえたみたいだね」
赤沢「ええ、とても。毎日お願いしたいくらいよ」
恒一「毎日ハンバーグはどうかと思うけど…」
41 = 23 :
赤沢「じゃあ他の料理も期待していいのかしら」
恒一「あまりハードル上げないでほしいなあ」
赤沢「期待しているわ」
恒一「……頑張ります」
赤沢「くすっ。…………やっぱり、楽しいわね」
恒一「?」
…………。
42 :
新婚か!
43 = 23 :
赤沢「~~♪」キュッ
ジャー…
恒一「あ、食器洗いくらいぼくがやるよ」
赤沢「いいわよ、私が頼んだのは料理のことだけなんだから」
赤沢「それに、こういうこと、ちゃんとできるようにしておきたいの」
恒一「う~ん……そういうことなら……」
赤沢「ああ、それと、お風呂の準備できてるから先に入っちゃって」
赤沢「タオルとか必要なものは用意してあるから」
恒一「え、ぼくが先でいいの?」
赤沢「ええ」
恒一「……じゃあ、悪いけど先に入るね」
赤沢「ごゆっくり」ニコッ
スタスタ…
赤沢「…………よし」
44 = 23 :
浴室
恒一「はあぁ~」ザブン
恒一(ふぅ、最初はどうなることかと思ったけど、大丈夫そうかな)
恒一「はは、そりゃあそうだよ」
恒一(ぼくは赤沢さんに食事を作りにきてるだけなんだから)
恒一「うん、この調子で5日間乗り切ろ――」
赤沢「恒一くーん」
恒一「っ!」ドキッ
恒一(赤沢さん?)
48 = 23 :
赤沢「お湯加減はどうかしら?」
恒一「う、うん、ちょうどいいよ」
赤沢「そう…」ゴソゴソ
恒一「?」
シュルッ、パサッ
恒一(何か…嫌な予感が……)
恒一「あ、赤沢さん、ぼくもう上が――」
ガチャッ
赤沢「……」
恒一「……」
50 :
コンドームはつけろよ、いいな
みんなの評価 : ★★★
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