元スレまどか「あなたと私が夢みた世界」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★
101 = 1 :
さやか『そりゃさ?偽者とかだったら話は違ってくるよ?』
さやか『でも、本物のまどかなんでしょ?なら嬉しいに決まってるじゃん!』
まどか「そっ…か…うん、そうなんだね」
さやか『まぁ、そんなの有り得ない話だけどさ』
さやか『実際にそんなのあったら、すっごくワクワクしちゃいますねー、あたし!』
まどか「…うぇひひ。うん、ありがと、さやかちゃん!」
102 = 64 :
さやさや
103 = 1 :
さやか『えっ?うん』
まどか「あっ、でも…100人はちょっと…」
さやか『わからんぞぉ?まどか100人に囲まれて暮らしたいとか思ってる人もいるかもしれんぞー?』
まどか「うぇひひ!いないよぉー」
さやか『あははっ!ま、100人は言い過ぎかぁ』
まどか「うん、言い過ぎ…えへへ」
さやか『でも、2人ならドンとこーい!って感じ?』
104 = 1 :
まどか「……うん、ありがとう。わたし、決めることがてきたよ」
さやか『へっ?何を?』
まどか「ううん、こっちの話…かな?とにかく、さやかちゃん…ありがと!」
さやか『んー?よくわかんないけど…まっ、お大事にね?』
さやか『変なこと考えてないで寝なさいよー?』
さやか『さやか隊長の命令であーる』
まどか「えへへ。はい、りょうかいです。さやか隊長」
105 = 13 :
マミさん可愛い!
106 = 1 :
さやか『うむ!よろしー!』
まどか「うぇひひ、じゃあそろそろ切るね?」
さやか『うん、明日はまた3人で行こうね』
まどか「うん!またね、さやかちゃん」
さやか『またねー、ばいばーい』
まどか「ばいばい」
ピッ
107 = 1 :
まどか「…そっか、そうだよね」
まどか「あの人も、わたし…わたしと同じなんだよね」
ガチャッ
まどか(2)「?」
まどか(1)「てぃひひ…えっと、お話…いいかな?」
まどか(2)「………」
まどか(1)「あっ、その…無理にとは言わないんだけどね?」
まどか(2)「……ううん、いいよ」
108 = 1 :
まどか(2)「わたしも、あなたとお話したいなって…そう思ってたから」
まどか(1)「そっか、よかったぁ。ありがと」
まどか(2)「ううん、いいの。…あなたは、その…」
まどか(2)「わ、わたし…だし」
まどか(1)「…うん、そうだね。あなたは私で、私はあなた」
まどか(1)「私もあなたも、鹿目まどかだもんね」
109 = 1 :
まどか(2)「…えへへ、なんだか不思議な気持ちだなぁ」
まどか(2)「今でも、まだわたしは夢を見てるんじゃないかなって思うんだ」
まどか(2)「でも…いたた!」ムニッ
まどか(2)「うん、やっぱり痛いもん」
まどか(1)「あっ、じゃあ私も…いたた!」ムニッ
まどか(1)「えへへ。うん、やっぱり痛いもん」
110 = 1 :
まどか(2)「もー!真似しないでよ?」
まどか(1)「えー?真似してないよ?」
まどか(1)「私はただ…」
まどか(2)「うぇひひ!」
まどか(1)「えっ?な、何かおかしかったかな?」
まどか(2)「あっ、ごめんね?ただ…やっぱり、あなたはわたしなんだなぁーって」
まどか(2)「そう思えたから」
まどか(1)「…そっか、てぃひひ」
112 = 1 :
まどか(2)「でも、最初はすっごく怖かったんだよ?」
まどか(1)「う、うん…だよね…驚かせちゃってごめんね?」
まどか(2)「わたしが2人だなんて、今でも信じられないもん」
まどか(1)「あはは…そ、そう思うよね?」
まどか(2)「でも、さやかちゃんとお話して、少しは落ち着けたかな」
まどか(2)「あなたはわたし…まどかはまどか、なんだよね」
まどか(2)「…夢でも偽者さんでもないんだよね?」
113 = 1 :
まどか(1)「…うん、そうだよ…!」
まどか(2)「……ねぇ、あなたは何処か別のところから来たの?」
まどか(1)「……うん。えっと、今からお話してもいいかな?」
まどか(2)「お願いするね?あっ…でも、難しい話はちょっと…」
まどか(1)「大丈夫、私も難しい話は苦手だし」
まどか(2)「そっか、だってわたしだもんね」
114 = 1 :
まどか(1)「うん、だから心配しなくても大丈夫だよ?」
まどか(2)「うぇひひ!」
まどか(1)「てぃひひ!」
まどか(2)「じゃあ、お話して?」
まどか(1)「うん!えーと…何処から話せばいいのかな?」
まどか(2)「どこから来たの?」
まどか(1)「んっとね?こことは違う、別の世界から来た…のかな」
115 = 13 :
マミマミまじ天使
116 = 1 :
まどか(2)「別の世界から…ど、どうやって?」
まどか(1)「えーと…祈り?魔法…かなぁ」
まどか(2)「えっ?魔法が使えるの?」
まどか(1)「うん、その…私、魔法少女だし」
まどか(2)「ま、まほうしょうじょ…?」
まどか(1)「あはは…うん、魔法少女だよ」
まどか(2)「え?えーっ?魔法少女って…そんなの有り得るのかなぁ?」
117 = 1 :
まどか(1)「や、やっぱり最初はそう思うよね…」
まどか(2)「あっ、でも…わたしが2人いるんだから、魔法少女がいても不思議じゃないのかな?」
まどか(2)「うーん…どうなんだろう?」
まどか(1)「うーん…どう説明すればいいのかな?」
まどか(2)「そうだ、変身だよ!変身してくれれば分かるかも!」
まどか(1)「そうだ、変身だよ!変身すれば分かってくれるかも!」
118 = 1 :
まどか(2)「あっ」
まどか(1)「あっ」
まどか(2)「えへへ、やっぱりわたしなんだね」
まどか(1)「えへへ、うん!」
まどか(2)「じゃあ変身してくれるの?」
まどか(1)「うん、見ててね?」
まどか(1)「……!」カッ
まどか(2)「わわわっ?」
119 = 1 :
まどか(1)「えーと、これが私の魔法少女姿だよ?」
まどか(2)「わぁ…!ほ、ほんとに変身したよ!」
まどか(2)「す、すごいなぁー…!」
まどか(1)「えへへ、何だか照れるかも」
まどか(2)「じゃあ、魔法を使ってこの世界に来たの?」
まどか(1)「うん、自分でもほんとにできるかは分からなかったんだけどね?」
まどか(1)「でも、こうして無事…?に、この世界に来られたのかな」
120 = 96 :
ほむらに会う前か
121 = 1 :
まどか(2)「そうなんだぁ…あっ、他にも魔法少女はいるの?」
まどか(1)「……うん、魔法少女はたくさんいるよ」
まどか(2)「えっ?ほんとう?」
まどか(1)「うん……」
まどか(2)「ねぇ、わたしの他に誰か知ってる魔法少女っているのかな?」
まどか(1)「……いるよ、大切な友だち…」
まどか(2)「え…大切な友だち……?」
122 = 1 :
まどか(1)「………」
まどか(2)「…も、もしかして…さやか…ちゃん…?」
まどか(1)「……うん」
まどか(2)「そうだったんだ…あ、それってこの世界のさやかちゃんじゃない…よね?」
まどか(1)「…うん、こっちの世界は大丈夫」
まどか(2)「へぇー、でも何だか凄いね!」
まどか(2)「わたしもさやかちゃんも、魔法少女になれる世界があるんだ」
123 = 1 :
まどか(1)「……うん」
まどか(2)「ねっ!魔法少女になったら、何でもできるの?」
まどか(2)「例えば…その、誰かの役にたくさん立てるとか!」
まどか(1)「…うん、そうだね。できるよ……」
まどか(2)「じゃあ…!」
まどか(1)「………」
まどか(2)「あっ…ご、ごめんね?言いたくなかった…かな?」
まどか(1)「…ううん、大丈夫だよ」
124 = 1 :
まどか(2)「えと、その…あなたは魔法少女で、魔法を使ってこの世界に来た」
まどか(2)「これが分かれば、わたしが2人いるのも納得できるかな…?」
まどか(2)「…うん、そうだね。わかったよ、お話してくれてありがと」
まどか(1)「…えへへ、ごめんね?分かりにくかったよね?」
まどか(2)「ううん、大丈夫だよ」
まどか(2)「でも、最後にいいかな?」
125 = 1 :
まどか(1)「うん、いいよ」
まどか(2)「あなたは、何のためにこの世界に来たの?」
まどか(1)「…大切な友だちも助けるため、かな」
まどか(2)「さやかちゃんを?」
まどか(1)「うん、そうだね。さやかちゃんも助けたいよ」
まどか(1)「さやかちゃんは…まだ…早すぎたんだもん」
まどか(1)「できるなら、もっと別な形の…」
126 = 1 :
まどか(2)「えっ…と…?」
まどか(1)「それに、他にも大切な友だちがいるの」
まどか(1)「だから私は、さやかちゃんを、ほむらちゃんを…」
まどか(2)「ほむらちゃん?」
まどか(1)「みんなを守りたい!みんなを助けたいの!」
まどか(1)「だから私はここに来たんだ…!」
127 = 1 :
まどか(2)「……そうなんだ、魔法少女って…大変なんだね」
まどか(1)「仕方ないよ…こればっかりは、魔法少女にならないと分からないから」
まどか(1)「でも、私は後悔なんてしてないよ…!」
まどか(1)「だって、みんなを助けることができるかもしれないんだもん」
まどか(1)「だから…頑張らなきゃ」
まどか(2)「その…他人事見たいに聞こえるかも知れないけど」
まどか(2)「頑張って…!」
128 = 1 :
まどか(1)「…えへへ、ありがとう」
まどか(2)「うん…ごめんなさい、調子に乗っちゃって」
まどか(1)「ううん、いいの。私は大丈夫だから」
まどか(2)「…ねぇ、魔法少女はみんな、あなたみたいにこの世界に来られるの?」
まどか(1)「…ううん、違う…かな?」
まどか(1)「私も違う世界に来たのは初めてなんだ」
まどか(2)「じゃあ、普通ならできないの?」
まどか(1)「うん、魔法少女にもよるけど普通ならできない…かな」
まどか(1)「でも中には…何度も何度も繰り返して…」
129 = 6 :
ほむ
130 :
ほむ?
132 = 64 :
アンタたちだけにいい格好はさせませんよ
133 :
猿くらったんじゃね
134 = 64 :
よかろうならば保守だ
135 = 6 :
さる会費
136 = 1 :
まどか(1)「ほむらちゃんっ……」
まどか(2)「………」
まどか(1)「あ…ご、ごめんね?何でもないよ」
まどか(2)「その、ほむらちゃんって子を助けに来たんだね」
まどか(1)「えっ?わかるの…?」
まどか(2)「うん、なんとなく…なんだけどね?」
まどか(2)「あなたと話を聞いて…わたし、わかったんだ」
まどか(2)「ほむらちゃんって子が、さやかちゃんと同じくらい」
まどか(2)「あなたにとって、すごく大切な友だちなんだなって」
137 :
長いも何も解除は毎時0分
138 = 1 :
まどか(2)「んと、よくんないけど…一週間したら助けに?」
まどか(1)「うん、そのつもりだよ」
まどか(2)「そっかぁ…頑張ってね!」
まどか(2)「…わたしなのに、他人事みたいでごめんなさい」
まどか(1)「大丈夫だよ、あなたは有りの侭の鹿目まどかでいればいいの」
まどか(1)「あなたは、家族を友だちを大切にしてくれれば、それだけでいいの」
まどか(1)「それが一番だから」
まどか(2)「うん…!」
まどか(1)「ふふっ」
139 = 64 :
ほ
140 = 1 :
まどか(2)「…ね、あなたの世界のパパやママ、タツヤはどうしたの?」
まどか(2)「あなたがこっちの世界に来てて心配じゃないのかな?」
まどか(1)「………大丈夫」
まどか(2)「でもっ…」
まどか(1)「……パパもママも…私のことは忘れちゃったから」
まどか(2)「えっ?」
まどか(1)「仕方…ないよ…私はもう、人間じゃないから」
まどか(2)「えっ?えっ?どういうこと?あなたは人間じゃないの?」
まどか(2)「魔法少女は人間じゃないの?」
まどか(1)「っ…」
141 = 6 :
ほむ
142 = 1 :
まどか(2)「えっと…」
まどか(1)「…ううん、魔法少女は人間だよ…!」
まどか(2)「あっ、そうなんだ!良かった…」
まどか(2)「あれ?でもそれじゃあ何であなたは…?」
まどか(1)「私…概念、なんだ」
まどか(2)「え?が、概念…?」
まどか(1)「…うん」
まどか(2)「概念って、えっと…んっと…その…えぇっと」
まどか(2)「と、とにかく!概念には見えないよ?」
まどか(2)「体もあるし、こうしてお話できてるもん!」
まどか(1)「…うん、私も驚いてるんだ」
143 = 1 :
まどか(1)「こうして誰かとお話したのも久しぶりだし」
まどか(1)「パパのごはんを食べたのもすっごく久しぶりだったんだ」
まどか(1)「えへへ、パパの料理ってとっても美味しいよね!
まどか(2)「………」
まどか(1)「あれっ?どうしたの?」
まどか(2)「ぐすっ…うっ…うぅっ…」
まどか(1)「わわっ?えっ?あの…えぇっと…ご、ごめんね?」
まどか(1)「わ、私…何か嫌なこと言っちゃったかな?」
まどか(2)「…ううん、違うの……」
まどか(1)「でもっ…」
まどか(2)「あなたがいなくなった事…」
まどか(2)「あなたが存在した事…誰も覚えてないの?」
144 = 1 :
まどか(1)「………」
まどか(2)「…酷すぎるよ」
まどか(2)「あなたは、みんなの為にずっと独りぼっちで頑張ってるのに」
まどか(2)「誰にも気づいて貰えないなんて…寂しすぎるよ…」
まどか(1)「……ううん、違うよ」
まどか(2)「なんでっ?」
まどか(1)「これは、私が望んだことだから…!」
まどか(1)「それに私のこと、覚えていてくれる人もいるから」
まどか(1)「だから、私は頑張れるの」
まどか(2)「……なら、さ」
まどか(2)「この世界のパパ、ママ、タツヤ…それにさやかちゃんや仁美ちゃん」
まどか(2)「みんなと…この世界では仲良くしようよ!」
145 = 1 :
まどか(1)「…!」
まどか(2)「あなたは概念かもしれない…この世界の人間じゃないかもしれない…」
まどか(2)「けどっ…あなたは、わたしなの!」
まどか(2)「鹿目まどかなのっ!だから…だからっ、あなたはみんなと一緒に…ね?」
まどか(1)「……えへへ、ありがとう…!」
まどか(1)「うん…恥ずかしいけど、またパパやママに甘えたい」
まどか(1)「さやかちゃんや仁美ちゃんと遊びたいっ」
まどか(1)「ほむらちゃんと会いたい…!マミさんや杏子ちゃんとも会いたい…!」
まどか(1)「またみんなと会いたいよっ!」
まどか(2)「うん、そして…」
146 = 1 :
まどか(2)「わたし、あなたの力になりたい…あなたを助けたいの!」
まどか(2)「だから…わたしとも仲良くしてくれたら、それはとっても嬉しいなって」
まどか(2)「そう想うから…」スッ
まどか(1)「…うんっ!」ギュッ
まどか(2)「えへへ、わたし鹿目まどか」
まどか(2)「よろしくね、鹿目まどかさん!」
まどか(1)「うん!私も鹿目まどか」
まどか(1)「よろしくね、鹿目まどかさん!」
まどか(1)「てぃひひ!」
まどか(2)「うぇひひ!」
147 = 1 :
夜
詢子「なるほどねぇ…」
知久「別の世界から来た魔法少女で、しかも概念…か」
まどか(1)「信じてくれるの…?」
詢子「まぁ、話だけだったら信じるのは難しいかもしれないよなぁ」
知久「うん、あまりにも現実味がないから…でも」
詢子「うん、実際に魔法少女に変身した上にさ、まどかは嘘をつく子じゃないからね」
詢子「それに、まどかが2人いた時点でいろいろ覚悟はしてたしさ」
知久「ははっ、そうだね。まどかが2人の時点で現実味なんてなかったんだ」
知久「もちろん、まどかが嘘なんてつくわけないのも分かってるよ」
まどか(1)「なら…」
詢子「うん、私もパパもまどかのこと信じるに決まってるだろ?」
知久「まどか、本当のことを話してくれてありがとう」
148 = 1 :
まどか(1)「ママ…!パパ…!」
まどか(2)「ね?絶対に信じてくれるって言ったでしょ?」
まどか(1)「うんっ…!」
タツヤ「うー、ねーちゃは、ねーちゃ!」
知久「うん、タツヤの言う通りだね」
知久「例え、別の世界から来たとしても、人間じゃなくて概念だったとしても」
知久「まどかはまどかだよ。僕たちの大切な娘、宝物なんだ」
まどか(1)「パパぁ…!」
詢子「まどか…」ギュッ
まどか(1)「あっ、ママ…」
詢子「…まどか、頑張ったな…たった一人で…」
詢子「でも、どんな姿になっても、何処に行っても…まどかは私達の娘だ」
詢子「まどか…私はまどかのママだ、好きなだけ甘えていいんだぞ…?」
まどか(1)「ママ…」
まどか(2)「うん、いいんだよ」
149 = 6 :
まどぉ…
150 = 6 :
ほ
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