元スレまどか「あなたと私が夢みた世界」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★
1 :
ほむら「…暁美ほむらです…よろしくお願いします…」
さやか「うわー!あの転校生って美人だね、まどか」
まどか「うん…!」
和子「そして、もう1人転校生がいます」
まどか「…」クスッ
ほむら「……えっ?」
和子「いらっしゃい」
ガラッ
ザワザワ
ほむら「!?」
「みんな…はじめまして!」
「私は―」
ほむら「まど…か…?」
「てぃひひ!」ニコッ
2 :
俺の脳裏に咲き誇るハテナの数々
4 = 1 :
円環の理
まどか「みんな、魔獣退治頑張ってるなぁ」
まどか「…本当は私…ちょっと寂しいけど…」
まどか「でも、みんな頑張ってるんだもん」
まどか「私も頑張らなきゃ!」
まどか「…あれ?この感じは……」
まどか「ほむら…ちゃん?」
6 :
意味がわかりませんなぁ
7 = 1 :
まどか「ほむらちゃんのソウルジェムが凄く穢れていくような…?」
まどか「た、助けないと…!」
まどか「ほむらちゃんっ!」
まどか「えと…ほむらちゃんは今…マミさんと杏子ちゃんと一緒にいるよね?」
まどか「どうしたんだろう…?」
まどか「とにかく、急がなきゃ!」
9 = 1 :
マミ「2人とも、今日もお疲れさま」
杏子「帰って飯にしようぜー?あたし腹減っちまってさぁ」
ほむら「ええ、そうするわ」
マミ「今日の料理当番は…」
ほむら「私よ」ファサッ
杏子「うわっ…今日はほむらかよ」ボソッ
ほむら「杏子、私の料理に文句でもあるのかしら?」
ほむら「何なら、あなたの分は抜きにしてもいいのよ?」
杏子「わーっ!何でもねえって!」
10 = 1 :
ほむら「そうかしら?」
杏子「うん!あ、あたしは好きだぜ!ほ…ほむらのり、料理…?」
ほむら「そう、なら良いわ」
杏子「あはは…」
マミ「うふふっ」
ほむら「マミ、何かおかしい?」
マミ「ううん、何でもないわよ?」
ほむら「そう」
杏子「あー…ほ、ほむら!その、今日はミスんなよな!」
ほむら「だからあれはミスじゃないわ!ただ…」
11 = 1 :
ほむら「ただ強く焼きすぎただけよ…」ボソッ
杏子「いや…焼きすぎただけで玉子がダークマターになるわけないじゃんかよ…」
ほむら「だ、ダークマターじゃないわ!玉子焼きよ!」
杏子「いや!だって…なぁ?マミ、あんたもそう思うだろ?」
ほむら「マミ、あれは玉子焼きよね?」
マミ「うーん……た、玉子焼き?…ね、一応…うん、たぶん…おそらくは、きっと…」
ほむら「な、何よそれ…」
杏子「認めた方が楽になるぜ?」
12 = 1 :
マミ「ふふっ。今日は私も手伝うから、頑張って作りましょう?」
マミ「前回があれでも、今回成功すればいいと思うわ。頑張るわよ!」
ほむら「マミ…ええ、そうね。ありがとう、助かるわ」
マミ「うふふっ」
杏子「まぁ、マミがついてるなら粗末にしなくてすむか」
杏子「ほむら、マミにしっかり教えてもらいなよ」
マミ「佐倉さん、あなたもよ?」
杏子「へっ?」
13 :
マミは天使
14 :
状況が把握できないんだが
15 = 1 :
マミ「ふふっ、佐倉さんの作る玉子焼きは、スクランブルエッグだもの」
ほむら「そうよ、杏子も人のこと言える立場ではないわ」ファサッ
杏子「うっ…でも、ほむらと比べりゃあたしはまだマシだろ?」
ほむら「ダークマターもスクランブルエッグも同じよ」
杏子「いや、全然違うじゃん…」
マミ「ダークマターなのは認めるのね」クスッ
ほむら「あっ…」
杏子「あははっ!」
マミ「うふふっ」
16 = 6 :
まど神?
17 = 1 :
ほむら「も…もう…!」
マミ「さて、じゃあ帰ってお料理の特訓よ」
マミ「玉子焼きも作れない女子は嫌われちゃうぞ?」
杏子「むっ!マミー!自分が料理できるからってー!」
ほむら「そうよ!」
マミ「悔しかったら美味しい料理を作ってみることね」
杏子「ああ、負けてられるか!なぁ、ほむら?」
ほむら「ええ!」
18 = 13 :
マミさんは2人に料理教えちゃう
つまり天使
19 = 1 :
杏子「よーし!へへっ、先にどっちが上達するか勝負しようぜ?」
ほむら「望むところよ」ファサッ
マミ「ふふっ。ほら、帰りましょう?」
杏子「ああ!」
ほむら「ええ!」
まどか「………」
まどか「あはは…相変わらずだなぁ」
まどか「うん、大丈夫…そうだよね?」
まどか「だって、マミさんと杏子ちゃんと仲良くしてるもん」
20 = 1 :
まどか「ほむらちゃん…良かった」
まどか「…あれ?でも、やっぱりこの感じはほむらちゃんのソウルジェムだよ…?」
まどか「何でだろう?目の前にいる、ほむらちゃんは元気そうなのに…」
まどか「あっ…まさか、これって……」
まどか「うん…そうだよ、絶対そうだよ…!」
まどか「このほむらちゃんじゃなくて、別の…」
まどか「別の世界で、ほむらちゃんはまだ…」
21 :
22 = 1 :
まどか「……私にできるか分からないけど、やってみなきゃ」
まどか「ほむらちゃんは私の為に何度も何度も頑張ってくれたんだもん」
まどか「今度は私の番だよ…待っててね」
まどか「だからお願い…届いて!」
まどか「ほむらちゃん!」
カッ
23 = 5 :
ナチュラルに並行世界説採用されると俺が濁る
…うん でも ま その あれだ ささいだ
24 = 1 :
病院
ほむら「………」パチッ
ほむら「また…まどかを救えなかった…」
ほむら「もうこれで…何度目なのかしら?」
ほむら「私は本当にまどかを救えるの…?」
ほむら「まどかぁ…うっ…うぅぅ…」
ほむら「っ…」ゴシゴシ
ほむら「まだ…諦める訳にはいかないわ」
25 = 1 :
ほむら「……でも…私は…まどかを…?」
ほむら「本当は…不可能なの…?私はまどかを救うことなんて…」
ほむら「そうよ…もう無理なのよ……」
ほむら「できない…できないよ…もう無理だよ…」
ほむら「まどかぁ…」
ほむら「まどか…まどかぁ…ポロポロ
ほむら「うぅっ…うぅぅぅっ……」ジワジワ
ほむら「まどかぁぁぁっ」
パリン
26 = 6 :
うそだろ
27 = 21 :
諦めてもうた
28 = 1 :
まどホーム
まどか「ほむらちゃんっ!?」
まどか「ほむらちゃ…?」ハッ
まどか「…えっ?夢落ち…?」
まどか「はぁ…夢かぁ、良かった」
まどか「…夢?」
まどか「あれ?でも今の私って夢なんて見られるわけないよ…?」
まどか「ここは…私の部屋だよね?なんでここに…?それに体も…?」
まどか「……も、もしかして、今までのことが全部夢だったの?」
まどか「そんなはず…!?」
まどか「むにゃむにゃ…」
29 = 21 :
んん?
30 = 6 :
わけがわからないよ
32 :
33 :
あっなったーとわたっしのっ ゆっめのくにー
34 = 1 :
まどか(1)「…え?」
まどか(2)「ん…」ゴロン
まどか(1)「えっ?えっ?……えぇっ?」
まどか(1)「あわわっ!えっ?な…な、なんで?」
まどか(1)「わ、私…!?私が2人いる…の?」
まどか(2)「んっ…」パチッ
まどか(1)「あっ…起きちゃった…」
35 = 14 :
抽象画をみているかのようなモヤッとした感覚
36 = 13 :
何がなんだか分からんがマミさんは天使
37 = 1 :
まどか(2)「ふにゃ……?」ポケー
まどか(1)「あ、あの!えっと……」
まどか(2)「………」ジィー
まどか(1)「て、てぃひひ…」
まどか(2)「えっ?えっ?……えぇっ?」
まどか(2)「あわわっ!えっ?な…な、なんで?」
まどか(2)「わ、わたし…!?わたしが2人いる…の?」
まどか(1)「んっとね?これは…えっと…」
39 = 21 :
わけがわからないがまどっちは天使
40 = 6 :
つまり天使が二人いるここが天国だったのか
41 = 1 :
まどか(2)「うーん…」パタッ
まどか(1)「あっ…気を失っちゃった…」
まどか(1)「だ、大丈夫?」ユサユサ
まどか(2)「んん……」
まどか(1)「えっと…えぇっと…ど、どうしよう…」
まどか(1)「どうしてこんなことになっちゃったの?」
まどか(1)「どうして私がここに…」
まどか(1)「…もしかして、あのほむらちゃんの…?」
まどか(1)「私…違う世界に…?」
42 = 1 :
コンコン
知久「まどか、起きてる?」
まどか(パパ?)
まどか(パパだよっ!懐かしいなぁ)
まどか(パパ…!)
知久「まだ眠ってるのかな?そろそろ起きないと遅刻するよ?」
知久「入るね」
まどか「わわっ?待って!お、起きてる!起きてるよ!」
知久「…?そうかい。おはよう、まどか」
まどか「お、おはよう」
43 = 1 :
知久「それじゃあママを頼むね」
まどか「う、うん…!」
まどか「ふぅ…んと…これで良かったのかな?」
まどか「今、部屋を見られるのは、ち…ちょっと危ないもん」
まどか「んと…大丈夫…だよね?嘘はついてないし…」
まどか(2)「ん…」
まどか(1)「えっと、ごめんね?今はまだ眠っててよ」
まどか(1)「も、もう1人の私…さん?」
まどか(1)「…よーし!とりあえず、ママを起こしに行かなきゃ」
まどか(1)「なるべく普段通りにしないと、かえっておかしいかも知れないもんね」
44 = 1 :
タツヤ「マーマーおきてー」
詢子「うーん…」
まどか「ママ…!タツヤ…!」
タツヤ「あっ、ねーちゃ…?」
まどか「…タツヤ、おはよう!」ニコッ
タツヤ「ねーちゃ?」
まどか「ママを起こさなきゃ」
まどか「ママ、起きてー?朝だよ?」
まどか(えへへ、懐かしいな)
まどか「おっきろー!」
45 = 1 :
詢子「うわぁー!」
まどか「おはよう、ママ!」
詢子「んー…もう朝かぁ」
詢子「おはよう、まど…ん?」
まどか「えへへ」
詢子「………」ジィー
まどか「?…どうしたの?」
詢子「あんた…本当にまどか…か?」
まどか「…え?」
46 = 1 :
詢子「………」
まどか「な、何言ってるの?私だよ?まどかだよっ!」
詢子「…だよなぁ、あはは!寝ぼけてたわ」
詢子「可愛い娘を間違えるわけないもんな」
まどか「ママ…」
詢子「でも雰囲気が違う気がするんだよねぇ…イメチェンしたから?」
まどか「イメチェン…?」
詢子「うん、それだ!」
47 = 1 :
詢子「まどか、急にイメチェンなんてして、どうしたのさ?」
まどか「えっ?イメチェンなんて…?」
詢子「さてはイメチェンして驚かせようって魂胆だなぁ?」
詢子「どこで買ったかは知らないけど、そのウィッグとカラーコンタクト」
詢子「結構似合ってるじゃん」
まどか「え…?」
詢子「ま、家の中なら好きにしてもいいけどさ。学校には持っていくなよな」
詢子「和子に没収されるぞ?それに…」
48 = 1 :
詢子「イメチェンなんてしなくても、普段のまどかだって十分可愛いんだからな」
まどか「え…あ、うん…」
タツヤ「ママ、ねーちゃ…へん」
詢子「おはよう、タツヤ。ま…お姉ちゃんもそう言う年頃なのさ」
タツヤ「んー…」
詢子「じゃ、先に行ってくる。まどかはそのウィッグとカラコン外しときなよ」
49 :
誰かが能力くれるから研究所で戦え
50 :
長くなりましたがこのSSはこれで終わりです。
ここまで支援、保守をしてくれた方々本当にありがとうごさいました!
パート化に至らずこのスレで完結できたのは皆さんのおかげです(正直ぎりぎりでした(汗)
今読み返すと、中盤での伏線引きやエロシーンにおける表現等、これまでの自分の作品の中では一番の出来だったと感じています。
皆さんがこのSSを読み何を思い、何を考え、どのような感情に浸れたのか、それは人それぞれだと思います。
少しでもこのSSを読んで「自分もがんばろう!」という気持ちになってくれた方がいれば嬉しいです。
長編となりましたが、ここまでお付き合い頂き本当に本当にありがとうございました。
またいつかスレを立てることがあれば、その時はまたよろしくお願いします!ではこれにて。
皆さんお疲れ様でした!
みんなの評価 : ★★★
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