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元スレマミ「鹿目さん、私に援助交際しろって言うの!?」
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まどか「マミさん、友達料が払えないなら仕方ないですよね?」
マミ「でも、その……。やっぱりよくないわよそういうの」
まどか「ふーん、あっそう。分かったよ」
マミ「え?」
まどか「さやかちゃん、行こう」クルッ
さやか「あ、えっ……と」チラッチラッ
まどか「何? さやかちゃんはマミさんの味方なの?」イラッ
マミ「でも、その……。やっぱりよくないわよそういうの」
まどか「ふーん、あっそう。分かったよ」
マミ「え?」
まどか「さやかちゃん、行こう」クルッ
さやか「あ、えっ……と」チラッチラッ
まどか「何? さやかちゃんはマミさんの味方なの?」イラッ
さやか「いや、だって、さすがに援交ってのはね……」アセアセ
まどか「ふぅん、さやかちゃんがそういう態度なら考えがあるよ」
まどか「仁美ちゃんにおとなしくしてろって言ったの、取り下げようかな」コソコソ
さやか「!」
まどか「まあ、恭仁なんて誰得だけどね」マジョカシチャウカモ
さやか「ねえまどか、そ、それだけは……」ガクガク
まどか「で、さやかちゃんはマミさんの味方なんだっけ?」ニコ
まどか「ふぅん、さやかちゃんがそういう態度なら考えがあるよ」
まどか「仁美ちゃんにおとなしくしてろって言ったの、取り下げようかな」コソコソ
さやか「!」
まどか「まあ、恭仁なんて誰得だけどね」マジョカシチャウカモ
さやか「ねえまどか、そ、それだけは……」ガクガク
まどか「で、さやかちゃんはマミさんの味方なんだっけ?」ニコ
さやか「……あたしはまどかの言うとおりだと思う、よ」
マミ「み、美樹さん!?」
まどか「じゃあそういうわけだから。じゃあねマミさん」
マミ「待って、待ってよ!!」
まどか「たった三万の友達料も払えないマミさんと、誰が友達するんだろうね?」
まどか「じゃあ、いこっか」
さやか「……う、うん」
マミ「み、美樹さん!?」
まどか「じゃあそういうわけだから。じゃあねマミさん」
マミ「待って、待ってよ!!」
まどか「たった三万の友達料も払えないマミさんと、誰が友達するんだろうね?」
まどか「じゃあ、いこっか」
さやか「……う、うん」
――――マミ宅
マミ「……ねぇ、キュゥべえ?」
QB「ん? なんだい?」
マミ「私ね、鹿目さんとの契約切れちゃったの……」
QB「契約!? ……って、なんだ、友達契約の話かい?」
マミ「私にとっては切実な問題なのよ!?」ダン!!
QB「ごめんよ、マミ。僕からもまどかに聞いてみるよ……」
マミ「……ねぇ、キュゥべえ?」
QB「ん? なんだい?」
マミ「私ね、鹿目さんとの契約切れちゃったの……」
QB「契約!? ……って、なんだ、友達契約の話かい?」
マミ「私にとっては切実な問題なのよ!?」ダン!!
QB「ごめんよ、マミ。僕からもまどかに聞いてみるよ……」
たしかにまどかす
でも金払う以外の友達の作り方考えられないマミはもっとカス
でも金払う以外の友達の作り方考えられないマミはもっとカス
――――翌日・昼休み
まどか「……でさぁ、中沢くんの上履き隠したときの話だけど――」モグモグ
仁美「ああ、あれは愉快でしたわね……」
さやか「あははは……はは」
まどか「ん? さやかちゃん、私の話つまんなかった?」ギロ
さやか「!」ドキ
まどか「ふーん、そうだったんだ。気づかなくてごめんね……」
まどか「……でさぁ、中沢くんの上履き隠したときの話だけど――」モグモグ
仁美「ああ、あれは愉快でしたわね……」
さやか「あははは……はは」
まどか「ん? さやかちゃん、私の話つまんなかった?」ギロ
さやか「!」ドキ
まどか「ふーん、そうだったんだ。気づかなくてごめんね……」
さやか「違うの、これは、その、そう、寝不足で……!」
まどか「さやかちゃん、-1だからね」
さやか「!」
まどか「昨日の-1も合わせれば、合計-8だね!」
さやか「……」
まどか「反逆ポイントが-10に達したらお仕置きだよ」
さやか「まどか、ごめん……」
まどか「さやかちゃん、-1だからね」
さやか「!」
まどか「昨日の-1も合わせれば、合計-8だね!」
さやか「……」
まどか「反逆ポイントが-10に達したらお仕置きだよ」
さやか「まどか、ごめん……」
まどか「なんで謝るの? 変なさやかちゃん」
QB(……まどか、まどか!)
まどか(あれ? おかしいなぁ? よく聞こえないなぁ?)
QB(……まどか、一万円持ってきたんだけど)
まどか(どうしたの? キュゥべえ?)ニッコリ
QB(わけがわからないよ)
QB(……まどか、まどか!)
まどか(あれ? おかしいなぁ? よく聞こえないなぁ?)
QB(……まどか、一万円持ってきたんだけど)
まどか(どうしたの? キュゥべえ?)ニッコリ
QB(わけがわからないよ)
まどか「さやかちゃん、仁美ちゃん。ちょっと教室帰ってくれる?」
さやか「え、あたしまだ食べてるんだけど…」
まどか「-1……」ボソ
さやか「ああ、分かったわあたしら行くね!!」ダッシュ
仁美「今日もお昼をご一緒していただき、ありがとうございました!!」ダッシュ
QB(わけがわからないよ)
さやか「え、あたしまだ食べてるんだけど…」
まどか「-1……」ボソ
さやか「ああ、分かったわあたしら行くね!!」ダッシュ
仁美「今日もお昼をご一緒していただき、ありがとうございました!!」ダッシュ
QB(わけがわからないよ)
まどか「で、何の用?」
QB「いや、どうして君はマミに友達料を要求するのかな、と思ってね……」
QB(マミにこんなに早く絶望されたら困るんだよね)
まどか「え? だってマミさんお金持ちだよね?」
QB「え?」
まどか「富める者は貧しい者に与えないとダメなんだよ?」
QB「」
QB「いや、どうして君はマミに友達料を要求するのかな、と思ってね……」
QB(マミにこんなに早く絶望されたら困るんだよね)
まどか「え? だってマミさんお金持ちだよね?」
QB「え?」
まどか「富める者は貧しい者に与えないとダメなんだよ?」
QB「」
まどか「それに、マミさんがお金払ってでも友達になりたいって言ったんだよ?」
まどか「何か間違ってるかなぁ……?」
QB「ちょっと待って、まどか」
まどか「何?」
QB「君は、マミを本当の友達だって思っていないのかい?」
まどか「思ってるわけないよぉ!! ただの金ヅルだって!!」
QB「」
まどか「何か間違ってるかなぁ……?」
QB「ちょっと待って、まどか」
まどか「何?」
QB「君は、マミを本当の友達だって思っていないのかい?」
まどか「思ってるわけないよぉ!! ただの金ヅルだって!!」
QB「」
――――夕方・マミ宅
QB「――と、いう訳なんだ。僕には説得は無理だったよ」
マミ「……」ボロボロ
QB(ちょっとマミには刺激の強い話だったかなぁ……)
マミ「嘘よ……嘘に決まってるわっ!!」ボロボロ
QB「事実だよ、マミ」
マミ「うっ……ひっく、ぐすっ……」マジナキ
QB「――と、いう訳なんだ。僕には説得は無理だったよ」
マミ「……」ボロボロ
QB(ちょっとマミには刺激の強い話だったかなぁ……)
マミ「嘘よ……嘘に決まってるわっ!!」ボロボロ
QB「事実だよ、マミ」
マミ「うっ……ひっく、ぐすっ……」マジナキ
マミ「なんでよぉ……。私、今月も厳しいのにぃ……」
QB「そうなのかい?」
マミ「今月の生活費も、気づいたら減ってたのよぉ……」
QB(あ、それ僕が今朝抜いた奴だ。まどかとの会話料として)
QB「……マミ、君の管理が悪いんじゃないかな」
マミ「こんなのってないわ、あんまりよ……」
QB「そうなのかい?」
マミ「今月の生活費も、気づいたら減ってたのよぉ……」
QB(あ、それ僕が今朝抜いた奴だ。まどかとの会話料として)
QB「……マミ、君の管理が悪いんじゃないかな」
マミ「こんなのってないわ、あんまりよ……」
――――翌日
マミ「か、鹿目さん!」
まどか「なんですか巴先輩」
マミ「あ、あのね、これからは友達料なしでお付き合いして欲しいんだけど……」
まどか「無理ですね」
マミ「」
まどか「あ、条件付きならいいですよ――」
マミ「か、鹿目さん!」
まどか「なんですか巴先輩」
マミ「あ、あのね、これからは友達料なしでお付き合いして欲しいんだけど……」
まどか「無理ですね」
マミ「」
まどか「あ、条件付きならいいですよ――」
――――昼休み
和子「……と、いうわけで中沢くんの制服がなくなりました」
和子「心当たりのある人はいませんか?」
モブ男「えー誰が中沢のなんて盗むんだよ」
タシカニー ダレモトンネーダロ ハヤクヒルメシニシロヨー
モブ子「大体、前の体育の時間はクラス全員いたじゃんねー」
ダヨネー コノクラスジャネーッテ ヒルメシマダー
和子「……と、いうわけで中沢くんの制服がなくなりました」
和子「心当たりのある人はいませんか?」
モブ男「えー誰が中沢のなんて盗むんだよ」
タシカニー ダレモトンネーダロ ハヤクヒルメシニシロヨー
モブ子「大体、前の体育の時間はクラス全員いたじゃんねー」
ダヨネー コノクラスジャネーッテ ヒルメシマダー
和子「困ったわねぇ……」
中沢「……」
まどか「……先生! 私犯人知ってます!!」
さやか「!」ビクッ
仁美「!」ビクッ
和子「鹿目さん、本当!?」
まどか「はい! 三年の巴先輩です!」
中沢「……」
まどか「……先生! 私犯人知ってます!!」
さやか「!」ビクッ
仁美「!」ビクッ
和子「鹿目さん、本当!?」
まどか「はい! 三年の巴先輩です!」
さやか(ああ、よかった……)ホッ
仁美(また濡れ衣かと思いましたわ……)ホッ
和子「……それは本当?」
まどか「はい! 私見ましたもん! 忘れ物取りに教室にきたら先輩が!」
和子「分かったわ。聞いてきてみる。みんな、お昼にしててね」タタッ
サスガカナメサンー メイタンテイカナメダナ ジケンカイケツダネ
仁美(また濡れ衣かと思いましたわ……)ホッ
和子「……それは本当?」
まどか「はい! 私見ましたもん! 忘れ物取りに教室にきたら先輩が!」
和子「分かったわ。聞いてきてみる。みんな、お昼にしててね」タタッ
サスガカナメサンー メイタンテイカナメダナ ジケンカイケツダネ
――――昼休み・職員室
和子「なんで、なんでこんなことしたの?」
マミ「うっ……ぐすっ……」
和子「泣いてたって分からないわ。説明してくれる?」
マミ「ひっく……ひっく……」
和子「……あなた、鹿目さんに脅されてるんじゃない?」
マミ「!?」
和子「なんで、なんでこんなことしたの?」
マミ「うっ……ぐすっ……」
和子「泣いてたって分からないわ。説明してくれる?」
マミ「ひっく……ひっく……」
和子「……あなた、鹿目さんに脅されてるんじゃない?」
マミ「!?」
和子「やっぱりね。あなたが二年生の制服を盗る道理がないもの」
和子「前もね、中沢くんの上履きがなくなったことがあったの」
和子「そのときも、鹿目さんが犯人を見つけてね……」
和子「実は、最近の校内現金窃盗事件にも関わってるんじゃないかと思ってる」
マミ「……違います」
和子「!?」
マミ「脅されてなんかないです……」
和子「前もね、中沢くんの上履きがなくなったことがあったの」
和子「そのときも、鹿目さんが犯人を見つけてね……」
和子「実は、最近の校内現金窃盗事件にも関わってるんじゃないかと思ってる」
マミ「……違います」
和子「!?」
マミ「脅されてなんかないです……」
和子「巴さん? 少しは大人を信じてくれてもいいんじゃない?」
和子「思春期はね、人と付き合っていく方法を模索していく大切な時期なのよ」
和子「嫌な事は嫌だ、と言えるようになるのも大事だと思うわよ?」
マミ「」ブチッ
和子「巴さん?」
マミ「だから、違うって、言ってる、じゃない、ですかっ!!!」バキッゴリッ
オイナンダ? ナニシテルンダヤメロ! ウワッアバレンナ!!
和子「思春期はね、人と付き合っていく方法を模索していく大切な時期なのよ」
和子「嫌な事は嫌だ、と言えるようになるのも大事だと思うわよ?」
マミ「」ブチッ
和子「巴さん?」
マミ「だから、違うって、言ってる、じゃない、ですかっ!!!」バキッゴリッ
オイナンダ? ナニシテルンダヤメロ! ウワッアバレンナ!!
――――
「ねぇ、知ってる? 巴さんが、早乙女先生に暴力振るったんだってよ」
「ああ、聞いたよ。早乙女先生、腕折って入院だって?」
「マジありえないよねー。早乙女先生の授業分かりやすいのにさー」
「今年は受験もあるのにな」
「ちょっと可愛いからって、調子乗ってるよねー」
「いつも一人でいるもんな。気取ってんのかね」
「ねぇ、知ってる? 巴さんが、早乙女先生に暴力振るったんだってよ」
「ああ、聞いたよ。早乙女先生、腕折って入院だって?」
「マジありえないよねー。早乙女先生の授業分かりやすいのにさー」
「今年は受験もあるのにな」
「ちょっと可愛いからって、調子乗ってるよねー」
「いつも一人でいるもんな。気取ってんのかね」
――――
マミ「……鹿目さん、これでよかったかしら?」
まどか「うん、まあまあだね。私をかばったのも良かったし、和子先生を殴ったのも面白かったよ」
まどか「犯人を演じて私を楽しませる、という条件には合格かなー」
マミ「それじゃあ、これからはお友達として……!」
まどか「え? 何言ってるのマミさん?」
まどか「あれ? 友達料の支払い延期って約束じゃなかったっけ?」ニヤニヤ
マミ「……鹿目さん、これでよかったかしら?」
まどか「うん、まあまあだね。私をかばったのも良かったし、和子先生を殴ったのも面白かったよ」
まどか「犯人を演じて私を楽しませる、という条件には合格かなー」
マミ「それじゃあ、これからはお友達として……!」
まどか「え? 何言ってるのマミさん?」
まどか「あれ? 友達料の支払い延期って約束じゃなかったっけ?」ニヤニヤ
マミ「そ、そんな……」
まどか「……嫌ならいいですよ。さようなら巴先輩」スタスタ
マミ「……分かったわ、私、援助交際でもなんでもする!!」
マミ「だからお願い、行かないでよ鹿目さん!!」
まどか「……じゃあ明日の夕方、待ち合わせしましょう」
まどか「援交してくれそうな人、探しておきますから」ニッコリ
まどか「……嫌ならいいですよ。さようなら巴先輩」スタスタ
マミ「……分かったわ、私、援助交際でもなんでもする!!」
マミ「だからお願い、行かないでよ鹿目さん!!」
まどか「……じゃあ明日の夕方、待ち合わせしましょう」
まどか「援交してくれそうな人、探しておきますから」ニッコリ
――――夜・マミ宅
マミ「どうしよう、キュゥべえ……」
QB「どう考えたって、君が従う必要性はないだろう?」
QB「美樹さやかや志筑仁美を味方につけて、まどかに対抗しなよ」
QB「あの二人もまどかに怯えてるんだし、きっと仲間になってくれるよ」
マミ「でも……」
QB「なんだい?」
マミ「どうしよう、キュゥべえ……」
QB「どう考えたって、君が従う必要性はないだろう?」
QB「美樹さやかや志筑仁美を味方につけて、まどかに対抗しなよ」
QB「あの二人もまどかに怯えてるんだし、きっと仲間になってくれるよ」
マミ「でも……」
QB「なんだい?」
QB「君は人に流されすぎなんだよ」
QB「もっと、自分を強く持たないとね」
マミ「でも、鹿目さんは私をお友達だって言ってくれたの」
マミ「裏切れないわよ、鹿目さんを……」
QB「……マミ、君は」
マミ「馬鹿なのは分かってる。でも、私分かっちゃうのよ」
マミ「私達が離れたら鹿目さんがひとりぼっちになっちゃう、って……」
QB「もっと、自分を強く持たないとね」
マミ「でも、鹿目さんは私をお友達だって言ってくれたの」
マミ「裏切れないわよ、鹿目さんを……」
QB「……マミ、君は」
マミ「馬鹿なのは分かってる。でも、私分かっちゃうのよ」
マミ「私達が離れたら鹿目さんがひとりぼっちになっちゃう、って……」
――――同時刻・ほむらの部屋
「ああっ、いいよ!もっと突いてぇ……」
「……」パンッパンッ
「てぃひぃぃ……イっちゃうよぉ……」
「……まどかは、ここが好きなのよね」クイックイッ
「んんっ……! そこいいよ、ほむらちゃん……」
「じゃあ、フィニッシュといこうかしら。ほむ汁注いであげるわっ」パンパンパンパン
「ああっ、いいよ!もっと突いてぇ……」
「……」パンッパンッ
「てぃひぃぃ……イっちゃうよぉ……」
「……まどかは、ここが好きなのよね」クイックイッ
「んんっ……! そこいいよ、ほむらちゃん……」
「じゃあ、フィニッシュといこうかしら。ほむ汁注いであげるわっ」パンパンパンパン
「……ふぅ。気持ちよかったわ、まどか」
「そう、よかったねー。で、お金は……」
「ちょっと待ってね……はい三万円」
「てぃひひ! ほむらちゃんはお金持ちだね!」
「ま、まあね……(校内のあらゆる財布から抜いてるとは言えないわね)」
「そうだ、ほむらちゃん。相談があるんだけど、いいかな?」
「もちろんよ、まどか――」
「そう、よかったねー。で、お金は……」
「ちょっと待ってね……はい三万円」
「てぃひひ! ほむらちゃんはお金持ちだね!」
「ま、まあね……(校内のあらゆる財布から抜いてるとは言えないわね)」
「そうだ、ほむらちゃん。相談があるんだけど、いいかな?」
「もちろんよ、まどか――」
――――翌日
「――じゃあマミさん、ここで待っててね。援交相手がそのうち来るから」
「わ、分かったわ……」
「報酬は三万だって! 頑張ってね!!」
もう日が傾きかけた街中は、家路を急ぐ人々で溢れている。
この人ごみの中で、相手は自分を見つけてくれるのか、とマミは不安を感じた。
(ああ、これから私、援助交際するのね……)
考えれば考えるほど、気持ちが重くなっていく。
立ち尽くす巴マミの影が、喧騒の中に伸びていた。
「――じゃあマミさん、ここで待っててね。援交相手がそのうち来るから」
「わ、分かったわ……」
「報酬は三万だって! 頑張ってね!!」
もう日が傾きかけた街中は、家路を急ぐ人々で溢れている。
この人ごみの中で、相手は自分を見つけてくれるのか、とマミは不安を感じた。
(ああ、これから私、援助交際するのね……)
考えれば考えるほど、気持ちが重くなっていく。
立ち尽くす巴マミの影が、喧騒の中に伸びていた。
「巴マミ」
不意にかけられた声に、心臓が跳ねた。
慌てて振り返ると、そこには見たことのある顔があった。
「! え? あ、暁美さん!?」
「……ええ」
巴マミは正直困った、と思った。
援助交際の相手を待っているこの姿を、知り合いに見せるわけにはいかない。
何とかして帰ってもらわなければならないからである。
「あ、暁美さん? 今日は何の用事?」
不意にかけられた声に、心臓が跳ねた。
慌てて振り返ると、そこには見たことのある顔があった。
「! え? あ、暁美さん!?」
「……ええ」
巴マミは正直困った、と思った。
援助交際の相手を待っているこの姿を、知り合いに見せるわけにはいかない。
何とかして帰ってもらわなければならないからである。
「あ、暁美さん? 今日は何の用事?」
「実は、待ち合わせをしているのよ」
相変わらず、ほむらは淡々と応える。
しかし、全く巴マミの方を見ようとしない。
「そ、そうだったのね暁美さん。それで、その相手って――」
焦りのせいか、言葉が早口になる。
不自然に聞こえないように、精一杯の振る舞いを見せるマミ。
が、次にほむらが発した言葉に耳を疑った。
「貴女よ、巴マミ」
相変わらず、ほむらは淡々と応える。
しかし、全く巴マミの方を見ようとしない。
「そ、そうだったのね暁美さん。それで、その相手って――」
焦りのせいか、言葉が早口になる。
不自然に聞こえないように、精一杯の振る舞いを見せるマミ。
が、次にほむらが発した言葉に耳を疑った。
「貴女よ、巴マミ」
「え?」
突然の言葉に、混乱する巴マミ。
援助交際の相手と聞いて、勝手に中年男性を想像していた彼女には無理もない。
「私が貴女を買ったのよ」
黒猫のマスコットが付いた財布を取り出し、中身を見せ付けるほむら。
そこでは、福沢諭吉がEXILEを結成していた。
「! 暁美さん、お金持ちなのね……」
「そうかもね、否定はしない」
突然の言葉に、混乱する巴マミ。
援助交際の相手と聞いて、勝手に中年男性を想像していた彼女には無理もない。
「私が貴女を買ったのよ」
黒猫のマスコットが付いた財布を取り出し、中身を見せ付けるほむら。
そこでは、福沢諭吉がEXILEを結成していた。
「! 暁美さん、お金持ちなのね……」
「そうかもね、否定はしない」
「じゃあ、行きましょうか」
「ま、待ってよ暁美さん!」
財布を仕舞い、暗くなった町並みへと歩き始める暁美ほむら。
未だ状況が飲み込めず、それを追いかける巴マミ。
「貴女、援助交際してお金を稼ぐんでしょう?」
ほむらの言葉が、マミの胸をえぐった。
実際その通りで、援助交際で金を作ろうとしているのだが、
言葉にされるのは辛かった。
「ま、待ってよ暁美さん!」
財布を仕舞い、暗くなった町並みへと歩き始める暁美ほむら。
未だ状況が飲み込めず、それを追いかける巴マミ。
「貴女、援助交際してお金を稼ぐんでしょう?」
ほむらの言葉が、マミの胸をえぐった。
実際その通りで、援助交際で金を作ろうとしているのだが、
言葉にされるのは辛かった。
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