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    元スレP「お前らには萌え要素が足りない!」

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    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★
    タグ : - Pの演技力すげぇ + - このPが俳優なるべき + - ゆきまこ不幸伝説 + - アイドルマスター + - 伝説の始まり + - 反転 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :

    ~会議室~

    千早「なんですか唐突に」

    伊織「私たち暇じゃないんだけど」

    「だからぁ!お前らには萌え要素が足りないって言ってんだよ!どいつもこいつも!!」

    律子「…まぁ、季節の変わり目だからね」

    「失礼な!俺は惚けてなどいないぞ!」

    「じゃあ、事情を説明して貰えたら助かるんですけど」

    2 :

    やよい「・・・・・・・・・」


    やよいは息を引き取った・・・・・・・・・・

    3 :

    なんだ俺たちか

    4 = 1 :

    小鳥「みんなそれぞれ個性的で可愛いと思いますよ?」

    「それは分かってます。でもまだ不十分です。全員で一つのグループとして売り出すならともかく、1人1人だと弱いです」

    律子「…あながち間違いでは無いわね」

    春香「り、律子さんまで」

    「そこでだ!この箱の中に様々な萌要素を記したクジを入れてある」ドンッ

    やよい「クジ、ですかぁ?」

    5 = 1 :

    「これから1人ずつクジを引いてもらい、そこに書かれている要素を"演じて"もらう」

    「なるほど」

    「これには3つの意味がある。1つ、それぞれの新しいキャラクターを見いだすこと。2つ、臨機応変なトークスキルを磨くこと。3つ、同じく臨機応変な演技力を養うことだ」

    春香「なんだかマトモなことを言われてるように思えてきちゃった…」

    6 :

    今日はアイマスSS多いなぁ……

    7 = 1 :

    亜美「なんかゲ→ムみたいで面白そう!」

    真美「真美、やってみたい!」

    「さすが亜美と真美は好奇心旺盛だな。伸びていくためには必要な要素だ」

    美希「ミキもやりたいの!」

    「まぁ慌てるな。1人ずつ順番にな」

    あずさ「順番はどうやって決めるんでしょう?」

    「名字の五十音順でいきましょうかね、手っ取り早く」

    律子「じゃあ、春香からですね?」

    「へ?いや、律子からだろ」

    8 = 1 :

    律子「な、なんで私まで!?」

    「お前だけじゃないぞ。小鳥さんにもやって貰うから」

    小鳥「わ、私もですか!?」

    「サンプルは多いほど良いですからね。それとも律子、アイドルの目の前でプロデューサーが逃げるのか?ん?」

    律子「ぐぬぬ…こんなときだけ正論を…」
    「ほら、早くクジ引け」

    律子「わ、分かりましたよ!」ガサガサ

    「何て書いてある?」

    律子「…ぶりっ子」

    9 = 1 :

    伊織「うわぁ…」

    「いきなりキツいのが…」

    律子「私、営業に行ってきます」

    「待て待て待て!」

    律子「できませんよそんなの!」

    「女は度胸、何でもやってみるもんさ!」

    律子「よりによってぶりっ子…」

    「これがこのレッスンの面白いところだ。普段とは違う一面を見ることができるからな。シチュエーションはお前に任せるから。よし、やってみろ!」

    律子「なんでプロデューサーが横に座るんですか!」

    「だって、相手役は俺だもん」

    10 = 1 :

    貴音「め、面妖な」

    雪歩「プロデューサーの趣味でやってるような気がしますぅ…」

    「相手役がいた方がやりやすいだろ?それに俺だって恥ずかしいんだ!」

    伊織「ものすっごい楽しそうな顔してるんだけど」

    美希「ちょっと憎たらしいの」

    「はいはい、ゴチャゴチャ言わずに始め!」

    11 :

    いいじゃん

    12 = 1 :

    律子「じゃ、じゃあ…えっと…始めまして」

    「ダメ。ぶりぶりしてない」

    律子「なっ…は、始めましてぇ!秋月律子でぇっすぅ!」クネクネ

    「舐めてんのか!」

    律子「知りませんよそんなの!」

    13 :

    ぶりっちゃん

    14 = 1 :

    「まぁいい。続けて」

    律子「私」

    「ストップ」

    律子「止めるの早くないですか?」

    「やっぱりだなぁ、ぶりっ子は自分のことを下の名前で呼ぶものだと思うんだ」

    亜美「亜美たちぶりっ子なの?」

    真美「ミキミキも?」

    「いや、名前で呼んでるからぶりっ子ってわけじゃない。だが、ぶりっ子の多くは自分を名前で呼ぶものだ」

    「そういうもんなのかぁ」

    15 :

    いいよいいよ

    16 = 1 :

    「では続きをどうぞ」

    律子「り、律子、喉乾いちゃったかなぁ?」

    「何か飲むか?」

    律子「あ、でしたらコーヒーを頂け」

    「ちゃんとキャラ作れよぅ!!」

    「なんかスゴい理不尽な怒られ方してるような…」

    律子「はいはーい!コーヒーが飲みたいでーすっ!」キャピッ

    春香「…半分ヤケになってる」

    17 :

    やよい「春香さんのマネすればいいんじゃないかなーって」

    18 = 1 :

    「砂糖はいくつ?」

    律子「1つ」

    「…」

    律子「い、5つ入れて下さいなっ!律子、苦いのキラーイ!」クネクネ

    小鳥「律子さん…」

    千早「何て恐ろしいレッスンなの…」

    19 = 1 :

    「ははは、5つも入れるのか。律子は甘党だなぁ」

    律子「う、うん…」

    やよい「わぁ…ホントにお砂糖5つ入れてますぅ」

    「ほら、お飲み」

    律子「…」ズズッ

    「…」

    律子「…甘っ」

    20 = 15 :

    私怨

    21 :

    かわいいよりっちゃん

    23 = 1 :

    「甘くないでしょおお!!!そういうんじゃないでしょおおお!!!!」

    律子「み、味覚まで変えられるワケないでしょうが!!!」

    あずさ「ぷ、プロデューサーさん落ち着いて下さい。律子さんも。ね?」

    「フゥーフゥー…」

    律子「ゼェゼェ…」

    春香「こんな緊迫したレッスンだったなんて…」

    24 = 1 :

    「まぁいい。後続への見本にはなっただろう」

    律子「全く嬉しくないんですが」

    雪歩「五十音順だと次は…」

    春香「あ、私だ」

    伊織「春香の現在の萌え要素は…ドジっ娘」

    千早「確かに、少し弱いかもしれないわね」

    春香「一応正統派ってことになってるんだけど…」

    美希「萌え要素なのかなぁ、それ?」

    25 :

    律子さんかわいそう…いいぞ、もっとやれ

    26 = 13 :

    ツンデレ春香さんはよ

    27 = 25 :

    クーデレ春香さん

    28 :

    ヤンデレ春香さん

    29 = 1 :

    「いや、正統派というのは一つの武器になり得る。だか"正統派"と呼ばれるアイドルは大勢いるわけで、言うなれば激戦区だ」

    律子「それだけに埋もれてしまいやすい、ってことなんだねっ!…なんですね?」

    亜美「りっちゃん、けっこう気に入ってたんじゃないのかなぁ?」ヒソヒソ

    真美「あれで意外と乙女チックなとこあるからねぇ」ヒソヒソ

    律子「ん?何か言った?」

    亜美真美「いえ、何も」

    30 = 1 :

    春香「なるほど。だから違う武器が必要なんですね?」

    「そういうこと」

    春香「私、頑張ります!」

    「よし、その意気だ。じゃあクジを引いてくれ」

    春香「はい!」ガサガサ

    「何て書いてある?」

    春香「お姉さん、です」

    31 :

    はい俺死んだ

    32 = 17 :

    あまみけ

    33 = 13 :

    春香姉さま来たああああああああああ

    34 = 25 :

    勝ったな…

    35 = 1 :

    伊織「ちょっと無理があるんじゃない?」

    律子「私のときにも言ってほしかったわ、それ」

    「最初に言っただろ?臨機応変なトークスキルと演技力を身に付ける狙いもある、って」

    春香「お姉さん、ですか…私、1人っ子だから…」

    「春香の中の"理想のお姉さん"を演じてみたらどうだ?」

    春香「理想のお姉さん…ですか」

    36 = 1 :

    「よし、やってみようか」

    春香「は、はい!よろしくお願いします!」

    「姉ちゃーん、宿題手伝ってよー」

    「うわぁ…」

    伊織「どうしようもないわね、アイツ」

    春香「い、いいです…じゃなかった。仕方ないなぁ!でも、次からは自分でやらなきゃダメだよ?…うふふ」

    雪歩「なんだか乗り気みたいだね、春香ちゃん」

    37 :

    うっひょぉ

    38 :

    春香姉ちゃんにはやよいもうとが合うんじゃないかな

    39 :

    これはアリ

    40 = 1 :

    「姉ちゃん、彼氏できた?」

    春香「内緒よ、内緒。まったく、すっかりマセちゃって」

    「姉ちゃんはどんな男が好きなの?」

    春香「…え?」

    「ねぇねぇ、どんな男ー?」

    春香「そ、それは…あの…」

    律子「…空気読めないって恐ろしいわね」

    41 = 1 :

    春香「ア、アンタにはまだ早いの!ほら、さっさと宿題片付けちゃうわよ!」

    「チェッ、つまんねーの」

    「プロデューサーの演技力が無駄に高い気がするんだけど」

    亜美「気にしたら負けだよ、まこちん」

    春香「終わったら部屋の掃除しなさいよ?アンタ、昨日もお母さんに怒られてたでしょ?」

    「はいはい、わかりましたよ」

    42 :

    Pの演技力がすげぇ

    43 :

    Pがもともとこういう属性なんじゃないのか

    44 :

    P主人公に名作無し

    45 = 1 :

    春香「…ねぇ」

    「なに、姉ちゃん?」

    春香「お、お姉ちゃんのこと、好き?」

    「うーん…」

    春香「あ、あはは。やっぱりいい。何でもない」

    「けっこう好きだよ?」

    春香「…ほんとに?」

    「おう!」

    「なんか恥ずかしい展開になってきたぞ」

    46 = 13 :

    まさかの反撃

    47 = 1 :

    春香「は、ハッキリ言ってくれたら次も宿題手伝ってあげる!」

    「マジで?」

    春香「うん!」

    「じゃあ…俺、春香姉ちゃんのこと好きだよ!」

    春香「…あ、あはは。あははは」

    やよい「春香さん、顔真っ赤にしながら壊れちゃいましたぁ」

    貴音「幸せそうで何よりです」

    48 :

    なんか姉弟モノのAVの弟役みたいだな

    49 = 1 :

    春香「す、好きだよ…うふふ…」

    「おーい、春香!どしたんだ、いきなり?」

    律子「いろいろあるお年頃なんですよ、きっと」

    「ふむ、なるほどな。しかしこの状態じゃこれ以上は続けられないな」

    律子「次のアイドルにいきますか?」

    「そうだな。次は…」

    小鳥「…」

    律子「…次の女性にいきますか?」

    「言い直した」

    伊織「気苦労が絶えないわね、律子も」


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