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元スレ響「なんだこれ?」
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何やら身体をもじもじさせながら元気のない笑みを浮かべる響。
うーむ、やはり体調が悪かったのか?
顔を赤いし、うっすらと汗もかいているし。
P「本当に大丈夫か、響?もしかして熱でもあるんじゃ……」
響「はう……!」
おでこに手を当てて熱を測ろうとしたら、かちこちに固まってしまった。
うーむ、やはり体調が悪かったのか?
顔を赤いし、うっすらと汗もかいているし。
P「本当に大丈夫か、響?もしかして熱でもあるんじゃ……」
響「はう……!」
おでこに手を当てて熱を測ろうとしたら、かちこちに固まってしまった。
P「熱は……ないようだな」
響「あ、あのプロデューサー……」
P「そうだ。はい、これ。汗かいたんだし、ちゃんと水分摂っておけよ」
響「あ、ありがと」
持っていたスポーツドリンクを手渡すと、響はこくこくと咽喉を鳴らしながら飲み始めた。
余程咽喉が渇いていたのだろう、慌てて飲んだせいで口の端からスポーツドリンクが零れてしまっている。
響「あ、あのプロデューサー……」
P「そうだ。はい、これ。汗かいたんだし、ちゃんと水分摂っておけよ」
響「あ、ありがと」
持っていたスポーツドリンクを手渡すと、響はこくこくと咽喉を鳴らしながら飲み始めた。
余程咽喉が渇いていたのだろう、慌てて飲んだせいで口の端からスポーツドリンクが零れてしまっている。
P「む……」
零れた滴が咽喉を伝い、響の胸を濡らした。
健康的な小麦色の肌が水滴を弾き、照明を受けてきらきらと眩しく輝く。
しかし痩せたとはいえ充分に大きいな、響の胸。
確かにあのDVDに映っていた響はかなりスタイルが良かったけど、今の響だって充分に魅力的だ。
響「あの、プロデューサー? そんなにまじまじと見られる、恥ずかしいぞ……」
零れた滴が咽喉を伝い、響の胸を濡らした。
健康的な小麦色の肌が水滴を弾き、照明を受けてきらきらと眩しく輝く。
しかし痩せたとはいえ充分に大きいな、響の胸。
確かにあのDVDに映っていた響はかなりスタイルが良かったけど、今の響だって充分に魅力的だ。
響「あの、プロデューサー? そんなにまじまじと見られる、恥ずかしいぞ……」
P「あ、いや、すまない。綺麗だなぁと思って、つい」
響「き、綺麗!? いいいいきなり何を言い出すさ、プロデューサーのエッチ!」
P「エッチ!? そんなやましい意味で言ったつもりは……」
ない、とは言い切れない。見惚れていたのは事実なのだし。
響「……やっぱり男の人ってむ、胸が大きい方が好き、なのか?」
響「き、綺麗!? いいいいきなり何を言い出すさ、プロデューサーのエッチ!」
P「エッチ!? そんなやましい意味で言ったつもりは……」
ない、とは言い切れない。見惚れていたのは事実なのだし。
響「……やっぱり男の人ってむ、胸が大きい方が好き、なのか?」
P「どうだろう。一概にそうだとは言えないんじゃないか」
響「でもプロデューサーは大きい方が好きなんでしょ?」
P「はぁ? どうして?」
響「だってプロデューサーってば昨日、昔の自分の映像と見比べながら痩せたなーとか言ってたじゃないか」
P「あぁ、まあ言ったけど」
響「それって自分の胸がちっちゃくなっちゃってがっかりしたからなんだろ」
響「でもプロデューサーは大きい方が好きなんでしょ?」
P「はぁ? どうして?」
響「だってプロデューサーってば昨日、昔の自分の映像と見比べながら痩せたなーとか言ってたじゃないか」
P「あぁ、まあ言ったけど」
響「それって自分の胸がちっちゃくなっちゃってがっかりしたからなんだろ」
P「どうしてそうなるんだよ……。だいたい響の胸は今でも充分大きいじゃないか」
響「うえぇ!? 急になにを言い出すんだ、プロデューサーのエッチ!」
P「すまん、ついポロッと」
響「まったくプロデューサーは……」
P「……もしかして昨日からそれを気にしてたのか?」
響「…………うん」
響「うえぇ!? 急になにを言い出すんだ、プロデューサーのエッチ!」
P「すまん、ついポロッと」
響「まったくプロデューサーは……」
P「……もしかして昨日からそれを気にしてたのか?」
響「…………うん」
P「……ぷっ、あっははは」
響「な、なんで笑うんだよー! 自分、ショックだったんだぞ!?」
P「いや、ごめんごめん」
響「もー……」
P「響は充分に魅力的だよ。ずっとお前を見てきた俺が言うんだ。間違いない」
響「は!? あ、あの、その~……うぅ~、プロデューサー、卑怯だぞ、ここでそんなセリフ……」
響「な、なんで笑うんだよー! 自分、ショックだったんだぞ!?」
P「いや、ごめんごめん」
響「もー……」
P「響は充分に魅力的だよ。ずっとお前を見てきた俺が言うんだ。間違いない」
響「は!? あ、あの、その~……うぅ~、プロデューサー、卑怯だぞ、ここでそんなセリフ……」
P「とにかくよくやったな、響。えらいぞ」
響「ふあぁ……えへへ」
頭を撫でてやると響は嬉しそうに目を細めた。
色っぽい身体つきからかけ離れたそのあどけない笑みに思わず胸が高鳴ってしまう。
P「えーっと……」
響「あ……」
気恥ずかしくなって撫でる手を引っ込めると響は名残惜しそうにこちらを見つめてきた。
響「ふあぁ……えへへ」
頭を撫でてやると響は嬉しそうに目を細めた。
色っぽい身体つきからかけ離れたそのあどけない笑みに思わず胸が高鳴ってしまう。
P「えーっと……」
響「あ……」
気恥ずかしくなって撫でる手を引っ込めると響は名残惜しそうにこちらを見つめてきた。
>>215
俺の上で腰振ってるよ
俺の上で腰振ってるよ
>>217
それ社長だから
それ社長だから
>>218
おいおい、貴音は今俺と二郎食ってるぞ
おいおい、貴音は今俺と二郎食ってるぞ
貴音「貴方様」
P「うわぁ!?」
貴音「私はこの後、仕事がありますのでこのまま現場に向かいます」
P「あ、あぁ、付き合ってくれてありがとうな、貴音」
貴音「礼には及びません。それでは私はこれにて」
響「貴音ー、ありがとなー!」
P「じゃあ俺達も事務所に帰るか」
響「うん!」
P「うわぁ!?」
貴音「私はこの後、仕事がありますのでこのまま現場に向かいます」
P「あ、あぁ、付き合ってくれてありがとうな、貴音」
貴音「礼には及びません。それでは私はこれにて」
響「貴音ー、ありがとなー!」
P「じゃあ俺達も事務所に帰るか」
響「うん!」
────────────
──数日後──
律子「プロデューサー殿、当日のセットリストなんですけど」
P「あぁ、それなら──」
響「はいさーい、みんなー!」
──数日後──
律子「プロデューサー殿、当日のセットリストなんですけど」
P「あぁ、それなら──」
響「はいさーい、みんなー!」
>>215
俺とラーメン食べてる
俺とラーメン食べてる
春香「おはよー、響ちゃん」
やよい「うっうー! おはようございますー、響さん」
貴音「お早うございます、響」
小鳥「今日も元気ね、響ちゃん」
響「うん! 自分、今日もカンペキさー!」
律子「おはよう、響」
響「おはようだぞ、律子……と、プロデューサー……」
P「お、おう、お早う、響」
やよい「うっうー! おはようございますー、響さん」
貴音「お早うございます、響」
小鳥「今日も元気ね、響ちゃん」
響「うん! 自分、今日もカンペキさー!」
律子「おはよう、響」
響「おはようだぞ、律子……と、プロデューサー……」
P「お、おう、お早う、響」
響「………………」
P「………………」
律子「(……この二人、一応仲直りはしたみたいなんだけど)」
小鳥「(なーんかこの間から様子がおかしいんですよね)」
春香「(響ちゃんがぎこちないのは分かるんですけど、プロデューサーさんはどうしてなんですかねぇ)」
貴音「ふふ……」
P「………………」
律子「(……この二人、一応仲直りはしたみたいなんだけど)」
小鳥「(なーんかこの間から様子がおかしいんですよね)」
春香「(響ちゃんがぎこちないのは分かるんですけど、プロデューサーさんはどうしてなんですかねぇ)」
貴音「ふふ……」
やよい「……プロデューサーと響さん、まだ喧嘩してるんですかー……?」
響「え!?」
P「そ、そんなことないぞ、やよい! ほら、仲良し仲良し!」
響「あ……」
P「あ……す、すまん」
響「い、いや、大丈夫さー」
響「え!?」
P「そ、そんなことないぞ、やよい! ほら、仲良し仲良し!」
響「あ……」
P「あ……す、すまん」
響「い、いや、大丈夫さー」
春香「(二人とも顔が真っ赤ですね)」
律子「(手を握っただけであの反応……)」
小鳥「(もしかしてプロデューサーさんも?)」
貴音「ある日突然、恋の花咲くこともある……人の心というのは真、不思議なものですね」
P「こ、恋ぃ!?」
響「ちが……! そんなんじゃないぞ! 急になにを言い出すさー、貴音!」
律子「(手を握っただけであの反応……)」
小鳥「(もしかしてプロデューサーさんも?)」
貴音「ある日突然、恋の花咲くこともある……人の心というのは真、不思議なものですね」
P「こ、恋ぃ!?」
響「ちが……! そんなんじゃないぞ! 急になにを言い出すさー、貴音!」
貴音「おや、違うのですか?」
響「そうだぞ、違うぞ!」
貴音「プロデューサーの目を見ながらでも、そう言えますか?」
響「そんなの簡単……」
P「………………」
響「……こ、恋じゃな……その、ちが……う、うぅ~……」
P「ひ、響?」
響「うぅ……うわあぁ~~んっ!」
響「そうだぞ、違うぞ!」
貴音「プロデューサーの目を見ながらでも、そう言えますか?」
響「そんなの簡単……」
P「………………」
響「……こ、恋じゃな……その、ちが……う、うぅ~……」
P「ひ、響?」
響「うぅ……うわあぁ~~んっ!」
P「あぁ、響!?」
春香「あらら、逃げちゃいましたねぇ」
小鳥「ほら、プロデューサーさん、何してるんですか」
P「え?」
貴音「泣いている女の子を放っておくのですか?」
P「いや、泣かしたのは貴音じゃないか……」
春香「あらら、逃げちゃいましたねぇ」
小鳥「ほら、プロデューサーさん、何してるんですか」
P「え?」
貴音「泣いている女の子を放っておくのですか?」
P「いや、泣かしたのは貴音じゃないか……」
律子「あーもう、いいから早く追いかけてください! 残りの仕事は私の方でなんとかしておきますから」
P「……すまん、みんな!」
やよい「うっうー! がんばってください、プロデューサー!」
P「あぁ!」
P「……すまん、みんな!」
やよい「うっうー! がんばってください、プロデューサー!」
P「あぁ!」
───────────
うわあぁ~~ん! ばれたぁ! 絶対にばれちゃったぞーっ!
響「プロデューサーもなんかよそよそしかったし……」
きっと迷惑だったんだ。そうだよね、プロデューサーとアイドルだし……。
プロデューサーからしたら自分なんてまだ子供だし……。
うぎゃあぁ~~っ! 明日からどんな顔して会えばいいんだーっ!?
うわあぁ~~ん! ばれたぁ! 絶対にばれちゃったぞーっ!
響「プロデューサーもなんかよそよそしかったし……」
きっと迷惑だったんだ。そうだよね、プロデューサーとアイドルだし……。
プロデューサーからしたら自分なんてまだ子供だし……。
うぎゃあぁ~~っ! 明日からどんな顔して会えばいいんだーっ!?
P「響ーっ!」
響「え……プロデューサー!? な、なんで追っかけてくるさー!?」
に、逃げなくちゃ!
今、プロデューサーに何か言われたら泣いちゃうさー!
P「ちょっ、なんで逃げるんだよ、響!」
響「プロデューサーが追っかけてくるからだぞ!」
P「いいから止まれって! 取り敢えず落ち着け!」
響「いやさー!」
響「え……プロデューサー!? な、なんで追っかけてくるさー!?」
に、逃げなくちゃ!
今、プロデューサーに何か言われたら泣いちゃうさー!
P「ちょっ、なんで逃げるんだよ、響!」
響「プロデューサーが追っかけてくるからだぞ!」
P「いいから止まれって! 取り敢えず落ち着け!」
響「いやさー!」
走る。走る。走る。
坂を下り、人ごみをすり抜け、スクランブル交差点を渡り、高架下を潜り抜け、大通りをひた走る。
P「ま……はぁ、待て……はっ、ひ、響……はぁ」
響「はっ、はっ、しつこいぞ、はっ、はっ、プロデューサー」
坂を下り、人ごみをすり抜け、スクランブル交差点を渡り、高架下を潜り抜け、大通りをひた走る。
P「ま……はぁ、待て……はっ、ひ、響……はぁ」
響「はっ、はっ、しつこいぞ、はっ、はっ、プロデューサー」
十分、二十分、三十分。
ペースを崩さずにリズミカルに走る自分に、プロデューサーが食い下がるように追いかけてくる。
P「コヒュー……ひ……ゼヒュー……響……」
響「ふっ、ふっ、ふっ」
ペースを崩さずにリズミカルに走る自分に、プロデューサーが食い下がるように追いかけてくる。
P「コヒュー……ひ……ゼヒュー……響……」
響「ふっ、ふっ、ふっ」
四十分。五十分。六十分。
当てもなくまっしぐらに東を目掛けて走る。
P「………………」
響「ふっ、ふっ、ふっ」
当てもなくまっしぐらに東を目掛けて走る。
P「………………」
響「ふっ、ふっ、ふっ」
一時間以上は走っただろうか。
気付けば港まで来てしまっていた。
響「はぁ……はぁ……」
立ち止まり、大きく深呼吸をする。
潮の匂いがたちまち肺を満たす。
一息ついて振り返ってみると、遥か後方からプロデューサーがこちらを目掛けて走っていた。
気付けば港まで来てしまっていた。
響「はぁ……はぁ……」
立ち止まり、大きく深呼吸をする。
潮の匂いがたちまち肺を満たす。
一息ついて振り返ってみると、遥か後方からプロデューサーがこちらを目掛けて走っていた。
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