元スレ勇者「俺、バカだけど魔王倒してくるっす!!」王「お、おう」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★
251 = 163 :
バカなんだよな
252 = 63 :
バカが棍棒でやってくる
253 = 1 :
―――モニタールーム
側近「来たか……よし。2Fにこい。そこはトラップ地獄だ……」
側近「私が絶妙なタイミングでトラップを発動させてやる……」
「あの」
側近「なんだ?」
「実は再編した部隊の連中なのですが……」
側近「なんだ……?」
「その……進軍の途中で逃げ出してしまったようで」
側近「なんだと?!」
「それで、なんとか説得を……」
側近「しかし……私は……」
「もう貴方でなければまとめられません」
側近(ええい……人間4人ぐらい魔王様一人でなんとかなるだろう……)
側近「わかった。私も出る!!」
「おねがいします!!」
254 = 188 :
全員馬鹿だった
255 :
トラップ手動かよ
256 = 1 :
―――2F
魔法使い「ここはトラップフロアだ。気をつけて進んだほうがいい」
勇者「まじっすか?こえー」
僧侶「そういわれると、進めませんね……」モジモジ
側近『―――おい』
魔法使い「ん?」
側近『内部崩壊は進んでいるのか?』
魔法使い「……」
側近『聞こえているのか?』
魔法使い「……」グシャ
勇者「ん?どうしたっすか?」
魔法使い「なんでも」
僧侶「うぅ……こわい……こわい……」
戦士「こうやって四つんばいでいけば……」ジリジリ
勇者「えーい!!トラップが発動するまえに走りぬけるっすよー!!!!」ダダダダッ
257 = 1 :
>>253
側近(ええい……人間4人ぐらい魔王様一人でなんとかなるだろう……)
3人に訂正
258 = 1 :
側近「あ……」
側近「くそ!!どいつもこいつも!!」
「早くいきましょう」
側近「分かっている」
側近(やつめ……裏切ったのか……?)
側近(だとしたら……)
側近「……」
「どうしたのですか?」
側近「やめだ」
「え?」
側近「逃げたものは追わなくて良い。これは負け戦だ」
「そ、そんな?!」
側近「城を捨てるぞ」
「わ、わかりました……」
側近(魔王様……さようなら……)
259 :
今さらだけど 王「お、おう」ってまさか・・・・・・
260 = 222 :
魔王タンかわいそす
261 = 173 :
>>255
刻名館的なトラップ想像した
262 = 1 :
勇者「―――結局、敵も罠もなかったすね」
魔法使い「戦争に借り出されたと見るべきか。なんにせよ、これはチャンスだ」
僧侶「はい。万全の状態で戦えます」
戦士「ふー……まさかここまで無傷でこれるなんて……」
勇者「よし、あけるっすよ」
僧侶「はい」
戦士「最後の戦い……」
魔法使い「……」
ギィィィィ……
魔王「―――よくきた―――」
勇者「棍棒あたーっく!!!!」ブゥン!!
魔王「ふん!!!」バキィィ
勇者「砕けた……!?最強の棍棒が……!?」
魔王「貴様……かなり無礼なやつだな」
勇者「よくいわれるっす」
263 = 234 :
魔王も多分キックで倒すんだろうな…
264 = 1 :
僧侶「あれが……魔王……?」
戦士「こわすぎ……」
魔法使い「……魔王様」
魔王「ん?お前は……密偵はどうした?」
魔法使い「疲弊した軍を無理やり動かしたのですか?」
魔王「ああ、絶好のチャンスだったからなぁ」
勇者「なんて卑怯な……!!」
魔王「ふははは!!卑怯?最高の褒め言葉だぁ!!」
勇者「手におえないっすね」
僧侶「しかし、すごく威圧感です」
戦士「おしっこ、いっとけばよかった……」
魔王「ここまできたことは褒めてやろう。だが、ここで命ちらせぇ!!!」
勇者「キック!!!!」ドゴォ
魔王「むだぁだ!!!」パキーン
勇者「なんだ……?!見えない壁が……?!」
265 :
無駄かwww
叫び声かと思ったわ
266 :
俺はまだ勇者が俺っ娘の可能性を捨ててないからな
267 = 1 :
魔王「人間の攻撃など我に届くかぁ!!!わっはっはっはっは!!!」
魔法使い「おい」
戦士「あ、はい?」
僧侶「よーし……」ブンブン
勇者「お、でた。モーニングスター」
僧侶「くらえー!!」トテトテ
魔王「ほーれ、あんよが上手」
僧侶「ばかにして―――ぁ」スポーン
ゴン!!
勇者「……」
僧侶「勇者様!!ごめんなさい!!」
勇者「きにしてないっす」
僧侶「勇者様……素敵です」
魔王「……」
魔王(なんだこいつら……我に恐怖してないのか……?)
268 = 249 :
魔王のCVがギムギンガナムの人なんだが
269 = 1 :
魔法使い「あー!!!」
勇者「どうしたっすか?!」
魔法使い「このままじゃ勝てない」
僧侶「え?!」
勇者「そんなことないっす!!!気合パーンチ!!!」
パキーン
魔王「ふははは。無駄だ」
勇者「気合キック!!!」
魔法使い「逃げるぞ!!」
僧侶「勇者様!!」
勇者「でも……ここまできて……!!」
魔法使い「態勢を立て直すしかない」
勇者「……くそ!!」
魔王「ふはははは!!!逃がすかぁ!!!!」
魔法使い「ふん。側近がいなければなにもできないバカに捕まるか」タタタタッ
270 = 1 :
魔王「なんだとぉ……!!!」ピキィ
魔法使い「悔しかったら捕まえてみろ」
魔王「おのれー!!!!」ズンズン
僧侶「きゃー!!!ど迫力!!!」
勇者「マジこえー!!!」
魔王「にがさんぞー!!!」ズンズン
魔法使い「はぁ……はぁ……」
勇者「で、これどこまで逃げればいいっすか!?」
魔法使い「2Fだ」
僧侶「え?」
魔法使い「そこまで誘い込む」
勇者「わかったっす!!!」
僧侶「あれ……そういえば……一人いない」
魔王「まてー!!」ズンズン
271 :
このスレをクリムゾンとみさくらなんこつに通報した
272 = 210 :
魔王がかわいくなった
273 :
>>264
これを思い出した
274 = 1 :
―――モニタールーム
戦士「あ、きたきた」
―――2F
魔法使い「はぁ……はぁ……」
勇者「で……どうするっすか……?」
魔法使い「魔王がバカなのを祈る」
僧侶「魔王がバカでありますように……魔王がバカでありますように……!!」
魔王「お前、だいぶ失敬だなぁ!!」
勇者「ばーか!ばーか!!」
魔王「ころすっ!!」ズンズン
ヒュー
魔王「ん?」
ゴーン!!!!
魔王「きゃぴ?!」
僧侶「天井から天球が?!」
276 = 1 :
魔王「な、なんだ……いたいなぁ……!!」
魔法使い「よし……効いたか?」
魔王「ふん。小ざかしい小細工をしよって……!!ゆるさんっ!!!」
勇者「きたっす!!」
魔法使い「動くな」
僧侶「でも……」
魔法使い「いいから、このままだ」
魔王「観念したかー」ズンズン
―――モニタールーム
戦士「えっと……ここで……」
戦士「もうすこし……もうすこし……今です!!」
戦士「落とし穴!!」
パチッ
277 :
勇者はウイルスか何かだなきっと
278 = 1 :
パカッ
魔王「おおっと!!!」ガシッ
魔王「ふぅー。落ちるところだったわ」
勇者「お前、縁を掴むとか卑怯っすよ!!!」
魔王「さい、こうの……ほ、ほめことばだなぁ……」プルプル
僧侶「……まずは小指から離していきますか?」ググッ
魔王「おまえ!!鬼か!!」
魔法使い「どうする?」
魔王「な、なにがだ……?」プルプル
魔法使い「もう魔界に帰りましょう。魔王様」
魔王「い、いやだね……」プルプル
僧侶「くすりゆびー」グググッ
魔王「やめろ!!下には剣山があるのだぞ!!」
勇者「負けをみとめろっす!!」
魔王「や、やなこった……」プルプル
279 = 173 :
それしてもこの僧侶さんノリノリである
280 :
僧侶がはじめて活躍した
281 :
僧侶黒いわあ
282 = 1 :
勇者「強情っすね」
魔王「人間などに負ける我では―――」
僧侶「なかゆびー」ググッ
魔王「おぉう!?」
魔法使い「魔王様」
勇者「魔王」
魔王「……」プルプル
僧侶「ひとさしゆ―――」
魔王「かえる!!!人間界はあきたわ!!!」
勇者「よっと」ガシッ
魔法使い「よかった」ガシッ
魔王「くそぉ……」
勇者「いま、ひきあげるっすよ……」ググッ
魔王「人間に負けるとは……おのれぇ……おのれぇ……」
魔法使い「魔王様……」ググッ
283 = 48 :
魔王マジギレしてんじゃんやめてやれよ
284 = 281 :
やめろよ魔王泣いちゃうだろ
285 = 266 :
結論 全員かわいい
286 :
優しすぎわろたwww
287 :
なんという頭脳プレイ…これが天才か…
288 :
この後大泣きして真の姿、泣き虫幼女魔王様になるのか
289 = 1 :
魔王「―――これでよし。荷造りはすんだ」
魔法使い「それでは勇者よ。短い間だったけど、楽しかった」
勇者「こっちもっす」
僧侶「もう会えないんですか?」
魔法使い「会わないほうがいい」
戦士「寂しくなりますね」
魔法使い「ああ、そうだ。これを」スッ
戦士「これ……」
魔法使い「大事な剣だったのだろう?」
戦士「あの時、折れたのに……」
魔法使い「僕の薬は文字通り、なんでも治すんだよ」
勇者「すっげー!!道具もいけるんすかぁ?!棍棒にも使ってくれればよかったのにぃ!!!」
魔法使い「これは貴重な薬なんだ。粗悪品を蘇生させるためには使えない」
僧侶「やっぱり天才だったんですね」
魔法使い「ありがとう。そういってくれたのは君たちが初めてだったよ。―――さよなら」
290 = 286 :
粗悪品wwww
291 = 1 :
魔王「よいかぁ!!我は人間にまけたのではない!!脅しに屈しただけだぁ!!!」
魔王「それを忘れるなぁ!!!ふはははははは!!!!」
魔法使い「よしよし」ナデナデ
魔王「うぅ……」ウルウル
ゴォォォ……
勇者「いっちまったすね」
戦士「ええ」
僧侶「これで平和になるんですか?」
勇者「なるっすよ。間違いなく」
戦士「……」ギュッ
僧侶「どうしたのですか?」
戦士「この剣、もっと大事に使おうと思います」
勇者「そうしたほうがいいっすよ。絶対」
戦士「はいっ」
勇者「よーし!!凱旋するっすよー!!!」
292 :
魔王帰還編で続けてくださいお願いします
293 = 63 :
脅しに屈した方が 恥なんじゃないっすか
294 = 266 :
おいまさか終わらす気じゃないだろうな
295 = 1 :
―――城
王「よく戻ったな!!」
勇者「魔王は倒したというより、帰ってもらったっす!!」
王「いやぁ。実に見事だ!!褒美を取らせよう。なにがいい?」
勇者「そうっすねえ……馬と馬車をくださいっす」
王「え?なにに使うんだ?」
勇者「この世界が本当に平和になったかどうか確かめたいんすよ」
王「お前……」
勇者「仲間もいるんで、馬と馬車をもらえたらうれしなーって」
王「わかった。おい!!」
兵士「はい」
王「馬と馬車だ!!早急に用意しろ!!」
兵士「はい!!」
勇者「あざっす!!王様さん!!!」
王「お前は本当に欲がなくて困るなぁ。あっはっはっはっは」
296 = 101 :
しえん
297 = 1 :
―――中庭
兵士「どうぞ。ご用意できました」
勇者「すっげー!!!かっけー!!!」
僧侶「すてきっ!」
馬「ヒヒーン!!」
戦士「よしよし」
馬「……」ベロン
戦士「ひゃぁ!?なめられたぁ!!」
勇者「名前も決めないといけないっすね」
僧侶「うーん……白いから……ウサギってどうです?」
馬「!?」
勇者「それかわいいっすね。よろしくウサギ」
戦士「ウサギさん、よろしくおねがいします」
馬「ヒヒーン……」
僧侶「あれ?なんか元気なくなっちゃいましたね?」
298 = 1 :
―――街道
勇者「ゆっくりでいいっすよ、ウサギ?」
馬「バヒン」
僧侶「今日もいい天気ですねー」
戦士「ですね」
勇者「とりあえず、これからどこいくっすか?」
僧侶「どこでもいいんじゃないですか?」
戦士「そうですね。目的地なんて考えるだけ無駄です」
勇者「それもそっすね!俺、バカっすからね!!」
僧侶「はい」
戦士「その通りです」
勇者「よっしゃー!!ウサギ!!このままバカみたいに真っ直ぐいくっすよー!!!」
僧侶「ゴーゴー♪」
戦士「ふふ……がんばってください、ウサギさん」
馬「ヒヒーン!!!!」
おしまい。
299 :
別の生き物の名前つけんなwww
300 = 173 :
ウwwwサwwwギwwwww
実は女勇者説あるな
みんなの評価 : ★★★
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