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元スレ勇者「俺、バカだけど魔王倒してくるっす!!」王「お、おう」
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―――モニタールーム
側近「来たか……よし。2Fにこい。そこはトラップ地獄だ……」
側近「私が絶妙なタイミングでトラップを発動させてやる……」
「あの」
側近「なんだ?」
「実は再編した部隊の連中なのですが……」
側近「なんだ……?」
「その……進軍の途中で逃げ出してしまったようで」
側近「なんだと?!」
「それで、なんとか説得を……」
側近「しかし……私は……」
「もう貴方でなければまとめられません」
側近(ええい……人間4人ぐらい魔王様一人でなんとかなるだろう……)
側近「わかった。私も出る!!」
「おねがいします!!」
側近「来たか……よし。2Fにこい。そこはトラップ地獄だ……」
側近「私が絶妙なタイミングでトラップを発動させてやる……」
「あの」
側近「なんだ?」
「実は再編した部隊の連中なのですが……」
側近「なんだ……?」
「その……進軍の途中で逃げ出してしまったようで」
側近「なんだと?!」
「それで、なんとか説得を……」
側近「しかし……私は……」
「もう貴方でなければまとめられません」
側近(ええい……人間4人ぐらい魔王様一人でなんとかなるだろう……)
側近「わかった。私も出る!!」
「おねがいします!!」
―――2F
魔法使い「ここはトラップフロアだ。気をつけて進んだほうがいい」
勇者「まじっすか?こえー」
僧侶「そういわれると、進めませんね……」モジモジ
側近『―――おい』
魔法使い「ん?」
側近『内部崩壊は進んでいるのか?』
魔法使い「……」
側近『聞こえているのか?』
魔法使い「……」グシャ
勇者「ん?どうしたっすか?」
魔法使い「なんでも」
僧侶「うぅ……こわい……こわい……」
戦士「こうやって四つんばいでいけば……」ジリジリ
勇者「えーい!!トラップが発動するまえに走りぬけるっすよー!!!!」ダダダダッ
魔法使い「ここはトラップフロアだ。気をつけて進んだほうがいい」
勇者「まじっすか?こえー」
僧侶「そういわれると、進めませんね……」モジモジ
側近『―――おい』
魔法使い「ん?」
側近『内部崩壊は進んでいるのか?』
魔法使い「……」
側近『聞こえているのか?』
魔法使い「……」グシャ
勇者「ん?どうしたっすか?」
魔法使い「なんでも」
僧侶「うぅ……こわい……こわい……」
戦士「こうやって四つんばいでいけば……」ジリジリ
勇者「えーい!!トラップが発動するまえに走りぬけるっすよー!!!!」ダダダダッ
側近「あ……」
側近「くそ!!どいつもこいつも!!」
「早くいきましょう」
側近「分かっている」
側近(やつめ……裏切ったのか……?)
側近(だとしたら……)
側近「……」
「どうしたのですか?」
側近「やめだ」
「え?」
側近「逃げたものは追わなくて良い。これは負け戦だ」
「そ、そんな?!」
側近「城を捨てるぞ」
「わ、わかりました……」
側近(魔王様……さようなら……)
側近「くそ!!どいつもこいつも!!」
「早くいきましょう」
側近「分かっている」
側近(やつめ……裏切ったのか……?)
側近(だとしたら……)
側近「……」
「どうしたのですか?」
側近「やめだ」
「え?」
側近「逃げたものは追わなくて良い。これは負け戦だ」
「そ、そんな?!」
側近「城を捨てるぞ」
「わ、わかりました……」
側近(魔王様……さようなら……)
>>255
刻名館的なトラップ想像した
刻名館的なトラップ想像した
勇者「―――結局、敵も罠もなかったすね」
魔法使い「戦争に借り出されたと見るべきか。なんにせよ、これはチャンスだ」
僧侶「はい。万全の状態で戦えます」
戦士「ふー……まさかここまで無傷でこれるなんて……」
勇者「よし、あけるっすよ」
僧侶「はい」
戦士「最後の戦い……」
魔法使い「……」
ギィィィィ……
魔王「―――よくきた―――」
勇者「棍棒あたーっく!!!!」ブゥン!!
魔王「ふん!!!」バキィィ
勇者「砕けた……!?最強の棍棒が……!?」
魔王「貴様……かなり無礼なやつだな」
勇者「よくいわれるっす」
魔法使い「戦争に借り出されたと見るべきか。なんにせよ、これはチャンスだ」
僧侶「はい。万全の状態で戦えます」
戦士「ふー……まさかここまで無傷でこれるなんて……」
勇者「よし、あけるっすよ」
僧侶「はい」
戦士「最後の戦い……」
魔法使い「……」
ギィィィィ……
魔王「―――よくきた―――」
勇者「棍棒あたーっく!!!!」ブゥン!!
魔王「ふん!!!」バキィィ
勇者「砕けた……!?最強の棍棒が……!?」
魔王「貴様……かなり無礼なやつだな」
勇者「よくいわれるっす」
僧侶「あれが……魔王……?」
戦士「こわすぎ……」
魔法使い「……魔王様」
魔王「ん?お前は……密偵はどうした?」
魔法使い「疲弊した軍を無理やり動かしたのですか?」
魔王「ああ、絶好のチャンスだったからなぁ」
勇者「なんて卑怯な……!!」
魔王「ふははは!!卑怯?最高の褒め言葉だぁ!!」
勇者「手におえないっすね」
僧侶「しかし、すごく威圧感です」
戦士「おしっこ、いっとけばよかった……」
魔王「ここまできたことは褒めてやろう。だが、ここで命ちらせぇ!!!」
勇者「キック!!!!」ドゴォ
魔王「むだぁだ!!!」パキーン
勇者「なんだ……?!見えない壁が……?!」
戦士「こわすぎ……」
魔法使い「……魔王様」
魔王「ん?お前は……密偵はどうした?」
魔法使い「疲弊した軍を無理やり動かしたのですか?」
魔王「ああ、絶好のチャンスだったからなぁ」
勇者「なんて卑怯な……!!」
魔王「ふははは!!卑怯?最高の褒め言葉だぁ!!」
勇者「手におえないっすね」
僧侶「しかし、すごく威圧感です」
戦士「おしっこ、いっとけばよかった……」
魔王「ここまできたことは褒めてやろう。だが、ここで命ちらせぇ!!!」
勇者「キック!!!!」ドゴォ
魔王「むだぁだ!!!」パキーン
勇者「なんだ……?!見えない壁が……?!」
魔王「人間の攻撃など我に届くかぁ!!!わっはっはっはっは!!!」
魔法使い「おい」
戦士「あ、はい?」
僧侶「よーし……」ブンブン
勇者「お、でた。モーニングスター」
僧侶「くらえー!!」トテトテ
魔王「ほーれ、あんよが上手」
僧侶「ばかにして―――ぁ」スポーン
ゴン!!
勇者「……」
僧侶「勇者様!!ごめんなさい!!」
勇者「きにしてないっす」
僧侶「勇者様……素敵です」
魔王「……」
魔王(なんだこいつら……我に恐怖してないのか……?)
魔法使い「おい」
戦士「あ、はい?」
僧侶「よーし……」ブンブン
勇者「お、でた。モーニングスター」
僧侶「くらえー!!」トテトテ
魔王「ほーれ、あんよが上手」
僧侶「ばかにして―――ぁ」スポーン
ゴン!!
勇者「……」
僧侶「勇者様!!ごめんなさい!!」
勇者「きにしてないっす」
僧侶「勇者様……素敵です」
魔王「……」
魔王(なんだこいつら……我に恐怖してないのか……?)
魔法使い「あー!!!」
勇者「どうしたっすか?!」
魔法使い「このままじゃ勝てない」
僧侶「え?!」
勇者「そんなことないっす!!!気合パーンチ!!!」
パキーン
魔王「ふははは。無駄だ」
勇者「気合キック!!!」
魔法使い「逃げるぞ!!」
僧侶「勇者様!!」
勇者「でも……ここまできて……!!」
魔法使い「態勢を立て直すしかない」
勇者「……くそ!!」
魔王「ふはははは!!!逃がすかぁ!!!!」
魔法使い「ふん。側近がいなければなにもできないバカに捕まるか」タタタタッ
勇者「どうしたっすか?!」
魔法使い「このままじゃ勝てない」
僧侶「え?!」
勇者「そんなことないっす!!!気合パーンチ!!!」
パキーン
魔王「ふははは。無駄だ」
勇者「気合キック!!!」
魔法使い「逃げるぞ!!」
僧侶「勇者様!!」
勇者「でも……ここまできて……!!」
魔法使い「態勢を立て直すしかない」
勇者「……くそ!!」
魔王「ふはははは!!!逃がすかぁ!!!!」
魔法使い「ふん。側近がいなければなにもできないバカに捕まるか」タタタタッ
魔王「なんだとぉ……!!!」ピキィ
魔法使い「悔しかったら捕まえてみろ」
魔王「おのれー!!!!」ズンズン
僧侶「きゃー!!!ど迫力!!!」
勇者「マジこえー!!!」
魔王「にがさんぞー!!!」ズンズン
魔法使い「はぁ……はぁ……」
勇者「で、これどこまで逃げればいいっすか!?」
魔法使い「2Fだ」
僧侶「え?」
魔法使い「そこまで誘い込む」
勇者「わかったっす!!!」
僧侶「あれ……そういえば……一人いない」
魔王「まてー!!」ズンズン
魔法使い「悔しかったら捕まえてみろ」
魔王「おのれー!!!!」ズンズン
僧侶「きゃー!!!ど迫力!!!」
勇者「マジこえー!!!」
魔王「にがさんぞー!!!」ズンズン
魔法使い「はぁ……はぁ……」
勇者「で、これどこまで逃げればいいっすか!?」
魔法使い「2Fだ」
僧侶「え?」
魔法使い「そこまで誘い込む」
勇者「わかったっす!!!」
僧侶「あれ……そういえば……一人いない」
魔王「まてー!!」ズンズン
―――モニタールーム
戦士「あ、きたきた」
―――2F
魔法使い「はぁ……はぁ……」
勇者「で……どうするっすか……?」
魔法使い「魔王がバカなのを祈る」
僧侶「魔王がバカでありますように……魔王がバカでありますように……!!」
魔王「お前、だいぶ失敬だなぁ!!」
勇者「ばーか!ばーか!!」
魔王「ころすっ!!」ズンズン
ヒュー
魔王「ん?」
ゴーン!!!!
魔王「きゃぴ?!」
僧侶「天井から天球が?!」
戦士「あ、きたきた」
―――2F
魔法使い「はぁ……はぁ……」
勇者「で……どうするっすか……?」
魔法使い「魔王がバカなのを祈る」
僧侶「魔王がバカでありますように……魔王がバカでありますように……!!」
魔王「お前、だいぶ失敬だなぁ!!」
勇者「ばーか!ばーか!!」
魔王「ころすっ!!」ズンズン
ヒュー
魔王「ん?」
ゴーン!!!!
魔王「きゃぴ?!」
僧侶「天井から天球が?!」
魔王「な、なんだ……いたいなぁ……!!」
魔法使い「よし……効いたか?」
魔王「ふん。小ざかしい小細工をしよって……!!ゆるさんっ!!!」
勇者「きたっす!!」
魔法使い「動くな」
僧侶「でも……」
魔法使い「いいから、このままだ」
魔王「観念したかー」ズンズン
―――モニタールーム
戦士「えっと……ここで……」
戦士「もうすこし……もうすこし……今です!!」
戦士「落とし穴!!」
パチッ
魔法使い「よし……効いたか?」
魔王「ふん。小ざかしい小細工をしよって……!!ゆるさんっ!!!」
勇者「きたっす!!」
魔法使い「動くな」
僧侶「でも……」
魔法使い「いいから、このままだ」
魔王「観念したかー」ズンズン
―――モニタールーム
戦士「えっと……ここで……」
戦士「もうすこし……もうすこし……今です!!」
戦士「落とし穴!!」
パチッ
パカッ
魔王「おおっと!!!」ガシッ
魔王「ふぅー。落ちるところだったわ」
勇者「お前、縁を掴むとか卑怯っすよ!!!」
魔王「さい、こうの……ほ、ほめことばだなぁ……」プルプル
僧侶「……まずは小指から離していきますか?」ググッ
魔王「おまえ!!鬼か!!」
魔法使い「どうする?」
魔王「な、なにがだ……?」プルプル
魔法使い「もう魔界に帰りましょう。魔王様」
魔王「い、いやだね……」プルプル
僧侶「くすりゆびー」グググッ
魔王「やめろ!!下には剣山があるのだぞ!!」
勇者「負けをみとめろっす!!」
魔王「や、やなこった……」プルプル
魔王「おおっと!!!」ガシッ
魔王「ふぅー。落ちるところだったわ」
勇者「お前、縁を掴むとか卑怯っすよ!!!」
魔王「さい、こうの……ほ、ほめことばだなぁ……」プルプル
僧侶「……まずは小指から離していきますか?」ググッ
魔王「おまえ!!鬼か!!」
魔法使い「どうする?」
魔王「な、なにがだ……?」プルプル
魔法使い「もう魔界に帰りましょう。魔王様」
魔王「い、いやだね……」プルプル
僧侶「くすりゆびー」グググッ
魔王「やめろ!!下には剣山があるのだぞ!!」
勇者「負けをみとめろっす!!」
魔王「や、やなこった……」プルプル
勇者「強情っすね」
魔王「人間などに負ける我では―――」
僧侶「なかゆびー」ググッ
魔王「おぉう!?」
魔法使い「魔王様」
勇者「魔王」
魔王「……」プルプル
僧侶「ひとさしゆ―――」
魔王「かえる!!!人間界はあきたわ!!!」
勇者「よっと」ガシッ
魔法使い「よかった」ガシッ
魔王「くそぉ……」
勇者「いま、ひきあげるっすよ……」ググッ
魔王「人間に負けるとは……おのれぇ……おのれぇ……」
魔法使い「魔王様……」ググッ
魔王「人間などに負ける我では―――」
僧侶「なかゆびー」ググッ
魔王「おぉう!?」
魔法使い「魔王様」
勇者「魔王」
魔王「……」プルプル
僧侶「ひとさしゆ―――」
魔王「かえる!!!人間界はあきたわ!!!」
勇者「よっと」ガシッ
魔法使い「よかった」ガシッ
魔王「くそぉ……」
勇者「いま、ひきあげるっすよ……」ググッ
魔王「人間に負けるとは……おのれぇ……おのれぇ……」
魔法使い「魔王様……」ググッ
魔王「―――これでよし。荷造りはすんだ」
魔法使い「それでは勇者よ。短い間だったけど、楽しかった」
勇者「こっちもっす」
僧侶「もう会えないんですか?」
魔法使い「会わないほうがいい」
戦士「寂しくなりますね」
魔法使い「ああ、そうだ。これを」スッ
戦士「これ……」
魔法使い「大事な剣だったのだろう?」
戦士「あの時、折れたのに……」
魔法使い「僕の薬は文字通り、なんでも治すんだよ」
勇者「すっげー!!道具もいけるんすかぁ?!棍棒にも使ってくれればよかったのにぃ!!!」
魔法使い「これは貴重な薬なんだ。粗悪品を蘇生させるためには使えない」
僧侶「やっぱり天才だったんですね」
魔法使い「ありがとう。そういってくれたのは君たちが初めてだったよ。―――さよなら」
魔法使い「それでは勇者よ。短い間だったけど、楽しかった」
勇者「こっちもっす」
僧侶「もう会えないんですか?」
魔法使い「会わないほうがいい」
戦士「寂しくなりますね」
魔法使い「ああ、そうだ。これを」スッ
戦士「これ……」
魔法使い「大事な剣だったのだろう?」
戦士「あの時、折れたのに……」
魔法使い「僕の薬は文字通り、なんでも治すんだよ」
勇者「すっげー!!道具もいけるんすかぁ?!棍棒にも使ってくれればよかったのにぃ!!!」
魔法使い「これは貴重な薬なんだ。粗悪品を蘇生させるためには使えない」
僧侶「やっぱり天才だったんですね」
魔法使い「ありがとう。そういってくれたのは君たちが初めてだったよ。―――さよなら」
魔王「よいかぁ!!我は人間にまけたのではない!!脅しに屈しただけだぁ!!!」
魔王「それを忘れるなぁ!!!ふはははははは!!!!」
魔法使い「よしよし」ナデナデ
魔王「うぅ……」ウルウル
ゴォォォ……
勇者「いっちまったすね」
戦士「ええ」
僧侶「これで平和になるんですか?」
勇者「なるっすよ。間違いなく」
戦士「……」ギュッ
僧侶「どうしたのですか?」
戦士「この剣、もっと大事に使おうと思います」
勇者「そうしたほうがいいっすよ。絶対」
戦士「はいっ」
勇者「よーし!!凱旋するっすよー!!!」
魔王「それを忘れるなぁ!!!ふはははははは!!!!」
魔法使い「よしよし」ナデナデ
魔王「うぅ……」ウルウル
ゴォォォ……
勇者「いっちまったすね」
戦士「ええ」
僧侶「これで平和になるんですか?」
勇者「なるっすよ。間違いなく」
戦士「……」ギュッ
僧侶「どうしたのですか?」
戦士「この剣、もっと大事に使おうと思います」
勇者「そうしたほうがいいっすよ。絶対」
戦士「はいっ」
勇者「よーし!!凱旋するっすよー!!!」
―――城
王「よく戻ったな!!」
勇者「魔王は倒したというより、帰ってもらったっす!!」
王「いやぁ。実に見事だ!!褒美を取らせよう。なにがいい?」
勇者「そうっすねえ……馬と馬車をくださいっす」
王「え?なにに使うんだ?」
勇者「この世界が本当に平和になったかどうか確かめたいんすよ」
王「お前……」
勇者「仲間もいるんで、馬と馬車をもらえたらうれしなーって」
王「わかった。おい!!」
兵士「はい」
王「馬と馬車だ!!早急に用意しろ!!」
兵士「はい!!」
勇者「あざっす!!王様さん!!!」
王「お前は本当に欲がなくて困るなぁ。あっはっはっはっは」
王「よく戻ったな!!」
勇者「魔王は倒したというより、帰ってもらったっす!!」
王「いやぁ。実に見事だ!!褒美を取らせよう。なにがいい?」
勇者「そうっすねえ……馬と馬車をくださいっす」
王「え?なにに使うんだ?」
勇者「この世界が本当に平和になったかどうか確かめたいんすよ」
王「お前……」
勇者「仲間もいるんで、馬と馬車をもらえたらうれしなーって」
王「わかった。おい!!」
兵士「はい」
王「馬と馬車だ!!早急に用意しろ!!」
兵士「はい!!」
勇者「あざっす!!王様さん!!!」
王「お前は本当に欲がなくて困るなぁ。あっはっはっはっは」
―――中庭
兵士「どうぞ。ご用意できました」
勇者「すっげー!!!かっけー!!!」
僧侶「すてきっ!」
馬「ヒヒーン!!」
戦士「よしよし」
馬「……」ベロン
戦士「ひゃぁ!?なめられたぁ!!」
勇者「名前も決めないといけないっすね」
僧侶「うーん……白いから……ウサギってどうです?」
馬「!?」
勇者「それかわいいっすね。よろしくウサギ」
戦士「ウサギさん、よろしくおねがいします」
馬「ヒヒーン……」
僧侶「あれ?なんか元気なくなっちゃいましたね?」
兵士「どうぞ。ご用意できました」
勇者「すっげー!!!かっけー!!!」
僧侶「すてきっ!」
馬「ヒヒーン!!」
戦士「よしよし」
馬「……」ベロン
戦士「ひゃぁ!?なめられたぁ!!」
勇者「名前も決めないといけないっすね」
僧侶「うーん……白いから……ウサギってどうです?」
馬「!?」
勇者「それかわいいっすね。よろしくウサギ」
戦士「ウサギさん、よろしくおねがいします」
馬「ヒヒーン……」
僧侶「あれ?なんか元気なくなっちゃいましたね?」
―――街道
勇者「ゆっくりでいいっすよ、ウサギ?」
馬「バヒン」
僧侶「今日もいい天気ですねー」
戦士「ですね」
勇者「とりあえず、これからどこいくっすか?」
僧侶「どこでもいいんじゃないですか?」
戦士「そうですね。目的地なんて考えるだけ無駄です」
勇者「それもそっすね!俺、バカっすからね!!」
僧侶「はい」
戦士「その通りです」
勇者「よっしゃー!!ウサギ!!このままバカみたいに真っ直ぐいくっすよー!!!」
僧侶「ゴーゴー♪」
戦士「ふふ……がんばってください、ウサギさん」
馬「ヒヒーン!!!!」
おしまい。
勇者「ゆっくりでいいっすよ、ウサギ?」
馬「バヒン」
僧侶「今日もいい天気ですねー」
戦士「ですね」
勇者「とりあえず、これからどこいくっすか?」
僧侶「どこでもいいんじゃないですか?」
戦士「そうですね。目的地なんて考えるだけ無駄です」
勇者「それもそっすね!俺、バカっすからね!!」
僧侶「はい」
戦士「その通りです」
勇者「よっしゃー!!ウサギ!!このままバカみたいに真っ直ぐいくっすよー!!!」
僧侶「ゴーゴー♪」
戦士「ふふ……がんばってください、ウサギさん」
馬「ヒヒーン!!!!」
おしまい。
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