元スレ勇者「俺、バカだけど魔王倒してくるっす!!」王「お、おう」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★
151 :
>>130
あー、何で再生されてるかと思ったら、俺もそうだわwww
152 = 1 :
魔法使い(結局、攻め落とすことは敵わず、魔王軍も甚大な傷を負ったか)
側近『おい。話が違うぞ』
魔法使い「申し訳ありません。勇者が現れました」
側近『勇者だと?』
魔法使い「はい。それもかなりのキレ者です」
側近『なるほど……』
魔法使い「ありえないと思いますが今後、魔王様にとって障害になる存在かもしれません」
側近『うぅむ……』
魔法使い「あの、私に考えがあるのですが」
側近『なんだ?』
魔法使い「今度は勇者一行に入り込み、内部崩壊を狙ってみます」
側近『くれぐれも注意しろ。暗殺など通じる相手ではなさそうだ』
魔法使い「はい、慎重に事を進めるつもりです」
側近『いい報告を待っている』
魔法使い「はっ」
153 = 1 :
―――夜
僧侶「ふぅ……」
戦士「痛くないですか?」
兵士「ええ、包帯の巻き方うまいですね」
戦士「自分で巻く機会が多かったので」
勇者「ほら、薬草っす!!いっぱい食べて早くよくなるっすよ!!」グググッ
兵士「おごごご……?!!??」
僧侶「勇者様!!それは煎じて飲ませるのです!!」
勇者「まじっす?!すいませんっす!!!」
兵士「いやいや。勇者殿の気遣いだけで元気がでてきましたよ」
勇者「すぐに用意するっすね!!」
魔法使い「勇者、少しいいかな?」
勇者「あ、昼の」
魔法使い「こっちへ」
勇者「すんません。怪我人の治療に時間がかかるんで、あと5時間ほど待ってくださいっす」
154 :
ままれ?
155 :
おもしろいじゃないか
しえん
157 = 52 :
兵士の治療に5時間かける勇者のいい人ぶりがパねぇッス
158 = 1 :
魔法使い(僕の正体まで見破っているとは思えないが……)
魔法使い(まさかな……)
魔法使い「わかった」スタスタ
勇者「なんすか?」
魔法使い「この薬を怪我人に飲ませろ」
勇者「わかったっす!!」
勇者「さ、飲んでくださいっす!!」
兵士「ごくごく……おぉぉ!?!?なんだ?!元気になってきたぁ!!!」
僧侶「それは……?!」
魔法使い「魔法薬だ。普通の怪我なら一瞬で治る」
勇者「すっげー!!すっげ!!」
戦士「高名な魔術師とお見受けします」
魔法使い「ふっ、しがない魔法使いだよ」
魔法使い(魔王様直属の部下でもあるけどね……)
160 :
これでまともな人間は神父だけになったな
161 :
もしや…僕っ娘?
162 = 1 :
勇者「それ、いくつあるっすか?!」
魔法使い「簡単に作れる。僕ならな」
勇者「天才じゃないっすかぁ!!!」
魔法使い「え?」
僧侶「天才の魔法使いです!」
戦士「ええ。このような薬はそう簡単に作れません」
魔法使い「いや。これぐらいなんでもない」
勇者「謙遜っすか?益々、人間ができてるって感じっすねー!かっけー!!!」
僧侶「憧れますね」
戦士「貴方のような魔術師は稀少ですよ。本当に」
魔法使い「そ、そうかな?」
勇者「天才さん!!怪我人があと200人はいるんすよ!!魔法の薬、用意できるだけしてほしいっす!!」
魔法使い「しかし、僕は……」
僧侶「天才さん!お願いします!!天才さん!!」
魔法使い「―――仕方ない。天才の僕が魔法薬を300ほど、瞬時に精製してみせよう」キリッ
163 :
ちょろい!
164 = 8 :
やっぱこいつもバカだったか…
165 :
か、感染してる
166 = 114 :
ああまた残念な子が
167 = 8 :
いかんこの魔法使い、cv神谷浩史で再生される
168 = 1 :
勇者「みなさーん、ならんでくださいっす!!」
戦士「稀代の天才魔術師様が作ってくれた特効薬をお配りします!!」
僧侶「滋養強壮にもってこいでーす」
兵士「お前、天才だったのかよ」
魔法使い「そうでもない」
兵士「勇者様が天才っていってるし、本当に天才なんだな」
兵士「脳ある鷹は爪を隠すってマジだったんだなぁ」
兵士「てーんさい!てーんさい!!」
魔法使い「ふっ。君たちがようやく僕に追いついただけだよ」
兵士「きゃー!!」
兵士「かっけー!!!」
勇者「天才さん!!!あと50ほどお願いするっす!!!」
僧侶「てんさいさーん!こっちもおねがいしますー」
戦士「天才様、こちらも」
魔法使い「待て待て、天才は僕一人だ。そう急かさなくても天才は逃げないさ」キリッ
169 :
なんだこの感染力
170 :
VIPssスレじゃなかったら普通に商業化狙えただろうなこのネタ
171 :
勇者様抱いてくれ
172 :
これで魔王軍だけダメージ受けたことになるのか
173 :
面白い
一気に読んだっす
支援
174 = 1 :
―――宿屋
勇者「え?俺たちと一緒に旅がしたいんすか?」
魔法使い「ああ」
戦士「どうして、また」
魔法使い「君たちの慧眼ぶりに惚れたんだ」
勇者「またまたー。冗談ばっかりじゃないっすか。アンタのほうが何十倍も賢いっすよ」
魔法使い「ふっ。まあ、確かに僕のほうが数百倍は賢いが、それでも一目置いているのは本当だ」
勇者「まじっすか?いやぁ、天才にそういわれるとなんか照れるっすね」
僧侶「つまり勇者様も天才ということですか?」
戦士「確かにそうなるか……?」
勇者「まじっすかぁ?いやぁー。俺、天才なんすかぁ?」
魔法使い「いや、君の場合は知性ではなく本能で物事を取捨選択しているように思う」
勇者「野生のカンってやつっすか?!ワイルドじゃないっすかー」
魔法使い「天才の僕にはない才能だ。誇っていいと思う」キリッ
勇者「あざっす!!なんかやる気がでてきたっす!!」
175 = 52 :
勇者もちょろい
176 :
この魔法使い駄目だ
177 :
>>46
こういうのマジ勘弁
178 = 8 :
ダメだこの魔法使い…
アキバの駅前でエウリアンにローンで
複製ポンチ絵買わされるタイプだ
179 = 165 :
魔法使い、褒めてくれる人(?)が居なかったんだな
180 = 4 :
>>170
ガンガンで衛藤が描きそう
181 :
>>180
ただし魔法は尻から出る
182 = 1 :
魔法使い「それで、僕も旅に同行してもいいのかい?」
勇者「天才の魔法使いが一緒なら鬼に金棒っすよ!!」
僧侶「よろしくお願いしますね」
戦士「あの魔法薬の力、期待してもいいのでしょうか?」
魔法使い「あれは……秘伝のものだからな。そう簡単に人前では使えない」
勇者「秘伝っすかぁ。かっけー!もういちいち天才オーラがでてるっすね!!」
魔法使い「天才だからね。嫌味ではないんだが、不快にさせたらもうしわけない」
僧侶「もちろんです。天才さんは天才でいいんです」
戦士「ええ。でも、その神をも越える頭脳は、人のために役立てるべきでは?」
魔法使い「しかし……なぁ……」
勇者「なんかほかにわけでもあるんすか?」
魔法使い「……」
魔法使い(ここで変に疑われても厄介だな。後々動きにくくなる……。恩を売っておくか)
魔法使い「分かった。魔法薬の精製方を伝授しよう。是非とも旅に役立ててくれ」キリッ
勇者「さっすが天才っす!!やることがちげー!!」
183 = 147 :
人間側がすごい強化されたぞ!
184 = 53 :
これなし崩し二裏切り者パターンだな
185 = 1 :
―――翌日
兵士長「これは……?」
勇者「昨日、夜なべして俺たちが作った魔法薬っす!!」
僧侶「これからの戦いに役立ててくださいね?」
戦士「数は1万個ほどあります。長期戦になっても大丈夫でしょう」
兵士長「ありがとうございます……なんといっていいやら……」
勇者「お礼ならこの天才にいってくださいっす」
魔法使い「どうも、天才です」
兵士「天才さまー!!!」
兵士「かっこいいー!!」
兵士「だいてー!!!」
魔法使い「戦闘の天才である勇者と頭脳明晰な僕が手を組んだ!!魔王も必ず倒してみせよう!!」
兵士「「てーんさい!!てーんさい!!!てーんさい!!!」」
魔法使い「では、行ってくる!!」キリッ
兵士長「ご武運を!!!」
186 :
面白い
187 = 181 :
だめだ
もう僧侶がミルキィのシャロにしかみえない
188 :
見てるぞ!
189 = 1 :
―――魔王の城
魔王「失敗だとぉ?!」
側近「はい。なんでも勇者によって邪魔をされたと」
魔王「勇者……?」
側近「予期せぬ障害が現れましたが、すぐに排除してみせましょう」
魔王「よい」
側近「は?」
魔王「下らぬ。矮小な人間が犠牲者を一人、こちらによこしただけの話であろう?」
側近「しかし……」
魔王「我は魔王。人間に遅れをとることなどありえん」
側近「……」
魔王「さあ、もう一度兵を再編成してあの街を攻め落とせ!!」
側近「無茶です。こちらもかなりの損害が……」
魔王「口ごたえか?」
側近「……わかりました。すぐに手配をいたします」
190 = 53 :
戦士が1番役立たずだな
191 = 4 :
知り合いのリア充で口調もキャラもまんまなヤツいる。
展開も人気も似てるし。
192 = 163 :
魔王もバカじゃん
193 = 1 :
―――廊下
側近「はぁ……だが、確かに人間側も相当疲弊している今が好機か……」
側近「最小限の兵力でも十分に攻め落とすことはできるかもしれない」
側近「おい」
「ははー」
側近「兵を整える」
「わかりました」
側近「最小限の兵力で構わん」
「はっ」
側近「ふぅ……」
側近「なんだこの胸騒ぎは……」
側近「何か重大なミスを犯しているような……」
側近「ええい。気にしてもはじまらない」
側近「勇者一行には密偵も潜り込んでいるし……なんとなるはずだ」
側近「うん」
194 = 4 :
>>193
側近が読者に気を遣ってるwww
195 = 8 :
魔王軍が崩壊するか、側近の胃に大穴が空くか
どっちが早いか…
196 :
この魔王、人の上に立って権力を持った馬鹿を自覚しない馬鹿ってのが一番腹立つな
でも美少女だと思えば許せる!
197 = 1 :
―――フィールド
勇者「あの山の向こうに魔王の城があるんすか?」
魔法使い「ああ」
僧侶「なるほど、もう少しですね」
戦士「魔王の城の所在をしっているなんて……貴方……」
魔法使い「な、なんだ?」
戦士「天才の上に博識なのですね」
魔法使い「ふっ。まぁね」キリッ
勇者「俺ももっと勉強してればよかったっす!くそー!!」
魔法使い「安心するといい。僕より賢くなれるやつはいないからね」
勇者「まじっすか」
魔法使い「まじっす」
僧侶「天才はいうことが違いますねー」
戦士「本当に」
魔法使い「ま、頼りにしてくれ」キリッ
198 = 8 :
>>196
やめろよ!!魔王のイメージが
魔王バーンからデビロット姫に変わっちゃったじゃねぇか!!
199 = 1 :
―――廃村
勇者「ここは……?」
戦士「人の気配がありませんね」
魔法使い「ここは魔王によって滅ぼされた村だ」
僧侶「……安らかにお眠りください……」
戦士「しかし、どうしてこのようなことを?」
魔法使い「魔王さ……魔王は常に戦のことを考えている。ここを滅ぼしたのは攻略する際に邪魔になると判断しからだ」
僧侶「賢王と呼ばれているのは、戦術的な面だけなのですね」
魔法使い「まぁ、実際は右腕の頭脳が素晴らしいから、だけどな」
勇者「なんでそんなことまで知ってるッすか?」
魔法使い「勿論―――僕が天才だからさっ」キリッ
勇者「うはっ!!やられたっす!!」
僧侶「生まれたときから勝ち組なのですね」
戦士「全く。悔しさよりも憧れが強くなる一方です」
魔法使い「ふっ。まぁ、気にすることはないよ。僕だけが特別なんだから」キリッ
200 = 161 :
>>193
相手方が弱っていると見越して少数精鋭で攻めたら、全力で万全状態で逆に全滅させられるパターンかww
みんなの評価 : ★★★
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