私的良スレ書庫
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元スレ男「一人で喫茶店ってのになんか憧れるんだよな……」
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男「ん?」
幼女「ん?」テツナギ
老人「なんじゃ?」テツナギ
男「二人は、いつも一緒にここに来てるんですか?」
老人「そりゃそうじゃよ。ここんとこの親御さんは忙しくてな。送り迎えはわしがしとる」
店主「そこの親と私が同級生でね。ま、ジジイは常連のよしみってやつさ。最初は私が送り迎えをしてたんだけど」
幼女「一人で来れるのに」
老人「いかん。子どもを一人で歩かせるのは危険じゃ」
幼女「もー。爺ちゃんずっと手離してくんないもん」
青年「なに、孫のようでかわいいのさ、君のことが」
老人「や、やめんか!!」
幼女「付き合うのは50年遅いよ」
老人「お前は早すぎじゃちびっ子!!」クワッ
男(ませてるなー……)
太郎「ママ~あれ何?」
ママ「ああ、あれは普通の精神状態の人が汗水流して働いているときに、マメを
いじくっている喫茶業者よ。」
太郎「でもふつうの人たちもよく休憩しているよ。」
ママ「いいの、いいの彼らはちゃんと社会のために働いてるんだから」
太郎「焙煎業者も社会のために働いてるよ」
ママ「とんでもない!社会のためどころか顧客すら満足させられないのよ。笑っちゃうでしょ。
でもねコーヒー道てゆう宗教あって、そこから話を持ち出して無理やり顧客を満足させた
気分にしているのよ。しかも道具まで売りつけるんだから!」
太郎「ママ~僕はずるしないで一生懸命勉強して国立大学を出てサラリーマンになるよ。」
ママ「ありがとね。優しいのね。」
ママ「ああ、あれは普通の精神状態の人が汗水流して働いているときに、マメを
いじくっている喫茶業者よ。」
太郎「でもふつうの人たちもよく休憩しているよ。」
ママ「いいの、いいの彼らはちゃんと社会のために働いてるんだから」
太郎「焙煎業者も社会のために働いてるよ」
ママ「とんでもない!社会のためどころか顧客すら満足させられないのよ。笑っちゃうでしょ。
でもねコーヒー道てゆう宗教あって、そこから話を持ち出して無理やり顧客を満足させた
気分にしているのよ。しかも道具まで売りつけるんだから!」
太郎「ママ~僕はずるしないで一生懸命勉強して国立大学を出てサラリーマンになるよ。」
ママ「ありがとね。優しいのね。」
店主「はいよ、カツカレーお待ち」ゴトッ
男「あ、ありがとうございます。いただきます」モグ
少女「……ど、どう?」ソーッ
男「うん、おいしい!」
少女「……」チラッ
店主「あははっ、良かったじゃん」
少女「」コクリ
少女「良かったら作り方とか教えますけど。厨房の方に来てくれたら全然教えられますよ。
なんだったら野菜の切り方とかも、……あ、それと食後にコーヒーが合うんですよ。店主、オーダー追加で。あ、それとデザートもいいんですよ。
店主、しっとりチョコケーキ追加で。あ、それと」
男「い、いい!!いいから!!カツカレーだけで十分!!うん!!まだ授業あるし!!」
老人「授業?少年、学生じゃったのか?」
男「あ、はい……って言っても、ただのモラトリアムの延長でしかないですけど……」
老人「ほー、そうじゃったか。良い機会じゃ。やりたいことは今のうちじゃぞ」
男「その一環としての、この喫茶店です」
老人「……ふぉふぉふぉ。そうかそうか。それはいいことじゃ」
男「あ、ありがとうございます。いただきます」モグ
少女「……ど、どう?」ソーッ
男「うん、おいしい!」
少女「……」チラッ
店主「あははっ、良かったじゃん」
少女「」コクリ
少女「良かったら作り方とか教えますけど。厨房の方に来てくれたら全然教えられますよ。
なんだったら野菜の切り方とかも、……あ、それと食後にコーヒーが合うんですよ。店主、オーダー追加で。あ、それとデザートもいいんですよ。
店主、しっとりチョコケーキ追加で。あ、それと」
男「い、いい!!いいから!!カツカレーだけで十分!!うん!!まだ授業あるし!!」
老人「授業?少年、学生じゃったのか?」
男「あ、はい……って言っても、ただのモラトリアムの延長でしかないですけど……」
老人「ほー、そうじゃったか。良い機会じゃ。やりたいことは今のうちじゃぞ」
男「その一環としての、この喫茶店です」
老人「……ふぉふぉふぉ。そうかそうか。それはいいことじゃ」
青年「うーん……」
店主「どうした?」
青年「いや、次の題材を考えていてね。何について書こうかと、それだけさ」
老人「なんじゃ、また懲りずに書くつもりか?」
青年「当たり前だ。これが僕の生き方であり、生きがいなんだ」
幼女「喫茶店で少女ちゃんを眺めること?」
青年「違うよ!!小説の方だよ!!話の流れでわかるだろ!?」
男「小説って、そんなに考えて題材が出てくるようなものなんですか?」
青年「それが出てこないんだ……」
男「素人で悪いですけど、爺さんが言ってたように、大事なのは経験なんじゃないかと」
青年「むっ!?」ピキーン
老人「そうじゃ、その通りじゃ。やはり君はいい奴じゃ!」
男「経験して感銘を受けたことなんかを基に書いてみたらどうです?」
青年「そ、そうか……なるほど……」
老人「だからお主の恋愛物語は中身がなくつまらんのじゃな」フォッフォ
青年「うるさいな!!放っておいてくれないか!?」
店主「どうした?」
青年「いや、次の題材を考えていてね。何について書こうかと、それだけさ」
老人「なんじゃ、また懲りずに書くつもりか?」
青年「当たり前だ。これが僕の生き方であり、生きがいなんだ」
幼女「喫茶店で少女ちゃんを眺めること?」
青年「違うよ!!小説の方だよ!!話の流れでわかるだろ!?」
男「小説って、そんなに考えて題材が出てくるようなものなんですか?」
青年「それが出てこないんだ……」
男「素人で悪いですけど、爺さんが言ってたように、大事なのは経験なんじゃないかと」
青年「むっ!?」ピキーン
老人「そうじゃ、その通りじゃ。やはり君はいい奴じゃ!」
男「経験して感銘を受けたことなんかを基に書いてみたらどうです?」
青年「そ、そうか……なるほど……」
老人「だからお主の恋愛物語は中身がなくつまらんのじゃな」フォッフォ
青年「うるさいな!!放っておいてくれないか!?」
>>10
なにこいつ。かまってちゃん?
なにこいつ。かまってちゃん?
男「あ、じゃあ、俺はそろそろ大学に向かわないといけないので……。お金置いときますね」
店主「はいよー」
男「あ、講義が終わったらまた来てもいいですか?」
店主「もちろんさ。じゃ、またということで」
幼女「またねー!」
老人「こんなとこに来ても暇じゃぞ。ま、それがいいんじゃが」
青年「君が帰ってくるまでに作品を完成させてみせる!」
男「それはさすがに無理なんじゃ……。では」
カランコロンカラン
少女「……また来るんですよね?」
店主「ああ、そう言ってたよ」
老人「しかし、中々おもしろい少年だ。そうだろう?変わり者らよ」
幼女「変わり者じゃないよー!普通普通!」
老人「普通の人間はここには馴染めまい」
店主「ま、そうだろうよ。難しいジジイと生意気なガキ。うるさい小説家とキツイ私に暴走娘。
誰も近寄らないね、こんなとこ」
青年「はっはっは、言われてみればそうだね」
店主「笑い事じゃねえよ、ったく。商売あがったりだ」
少女「でも、あの人は普通みたい」
老人「ここに馴染める時点で変人じゃよ。実に居心地が良さそうじゃ、少年は」
青年「久しぶりに仲間が増えたみたいで、
嬉しいね、僕は」
幼女「『ドブみたいでした』とかおもしろいしね!!あはは!!」キャッキャッ
青年「それはもうやめてくれ!!」
後の、直木賞作家>>1がいると聞いて!
老人「何年ぶりじゃ、常連が増えたのは」
青年「この中じゃ一番常連として後輩の僕が来るようになってから2年だね」
老人「もうそんなになるのか。あの頃のお主は異常だった」
青年「それは同感だ。僕は面倒なやつだったからね」
幼女「ほんとほんとー。どっよーんとした空気で、何も注文せずに話しかけてもぶっきらぼうで」
老人「はて、いつから話すようになったんじゃったか?」
店主「初めて声を聞いたのは、少女がコーヒーを持っていった時だったな」
幼女「ぷっ、くくっ!!憶えてる憶えてる!!『こんなところに薔薇が咲いていたなんて……』とか言ってたね確か!」
青年「うわああああああやめろおおおおお!!!」
店主「あははっ!!その頃から薔薇とか言ってたのかよ!!」
少女「……意味がわからなかった」
青年「いやあああああああああ!!!!!」
青年「この中じゃ一番常連として後輩の僕が来るようになってから2年だね」
老人「もうそんなになるのか。あの頃のお主は異常だった」
青年「それは同感だ。僕は面倒なやつだったからね」
幼女「ほんとほんとー。どっよーんとした空気で、何も注文せずに話しかけてもぶっきらぼうで」
老人「はて、いつから話すようになったんじゃったか?」
店主「初めて声を聞いたのは、少女がコーヒーを持っていった時だったな」
幼女「ぷっ、くくっ!!憶えてる憶えてる!!『こんなところに薔薇が咲いていたなんて……』とか言ってたね確か!」
青年「うわああああああやめろおおおおお!!!」
店主「あははっ!!その頃から薔薇とか言ってたのかよ!!」
少女「……意味がわからなかった」
青年「いやあああああああああ!!!!!」
青年「い、今は僕の話じゃなくて彼の話だろう!?」
老人「ああそうじゃったそうじゃった。老人は話がすぐ逸れて長くなってしまうからの」
青年「爺さんが自らを卑下する時は何かの目論見があった時だと相場が決まってる」
老人「まさか。お主の昔話を引き出す誘導などしておらんよ」
青年「ほらね!!!!!」
老人「話を戻そう。少年はやはり変人じゃ。わしはそう思う」
幼女「なになに、爺ちゃん嫌いなの?」
老人「そういうことではない。ここはそういう場所なんじゃと言いたい」
店主「変人が集まる店ってか?」
老人「その通りじゃ」
店主「やめてくれよ」
老人「わしらはすでに固まりとして出来上がっておった。しかしじゃ、少年はそこになんの違和感もなく、スッと入り込んできたのじゃ」
店主「まあ……よおく考えてみりゃあんまりないことだね」
老人「そうじゃろうそうじゃろう」
幼女「なにがいいたいのー?」
老人「答えなどないよ。老人の長話じゃ。しかし、あえて言うなら……わしはあの少年が気に入った!」
店主「んだよ、そんなことかよジジイ。本当に長い話だな」
老人「ただの一興で、暇潰しじゃ。ここでの会話にそれ以外の何を求める?
経済を回復させる方法か?政治の話か?そんなものはここの外で十分すぎるくらい話し合われておるじゃろう」
店主「ああはいはい」
老人「流すな店主よ。お主はどうじゃ?」
店主「ん?」
老人「少年のことだ。気に入っておるのか?」
店主「まあ……よおく考えてみりゃあんまりないことだね」
老人「そうじゃろうそうじゃろう」
幼女「なにがいいたいのー?」
老人「答えなどないよ。老人の長話じゃ。しかし、あえて言うなら……わしはあの少年が気に入った!」
店主「んだよ、そんなことかよジジイ。本当に長い話だな」
老人「ただの一興で、暇潰しじゃ。ここでの会話にそれ以外の何を求める?
経済を回復させる方法か?政治の話か?そんなものはここの外で十分すぎるくらい話し合われておるじゃろう」
店主「ああはいはい」
老人「流すな店主よ。お主はどうじゃ?」
店主「ん?」
老人「少年のことだ。気に入っておるのか?」
>>195
お前が巨乳で美人なら通ってやる
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