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元スレ男「一人で喫茶店ってのになんか憧れるんだよな……」
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男「ということで引っ越して2年近く経つけどずっと気になっていたこの店に入ってみることにした」
男「いつも行くスーパーの途中の道にあるから、外観だけちらちら見てたんだけど、なんか緊張して入れなかったんだよね」
男「でもさすがに俺もいい大人なんだ。緊張なんかしていてどうする」
男「……よし」
男「ど、どうもー」カランコロンカラン
店主「お、いらっしゃい。そこ空いてるよ」
男「あ、どうも……」
店主「注文何にする?」
男(き、気の強そうな女の人だな……見たところ、26~7歳くらい?)
男(エ、エプロンがはち切れそうなほどのお、おおお、おっぱ、おっ)
店主「お客さん?どこ見てんだい。私の胸にゃメニューは載ってないよ?」
男「え゛っ!?」
男(や、やべえええ!!バレてた!!バレてたよ!!!終わったよ俺!!来て早々逮捕だよ!!)
幼女「あははー!仕方ないよー、店ちゃんのおっぱい大きすぎるもん!」
男「なっ!?えっ!?」
店主「あっはっは!まあな!確かにそうだがお前はさっさと宿題しろ!」
幼女「えー、つまんないの」
男(え?なに?娘?なんなの?)
店主「悪いね。あのガキ、毎日ここに来て居座りやがんだよ。そのくせ頼むのはジュース一杯でちっとも商売になりゃしないよ」
幼女「そんなこと言って店ちゃん私がこないと寂しいくせにー!」ケラケラ
店主「はいはい。わかったからさっさと帰れ。他の客が来たらどうすんだよ」
幼女「来ない来ない。ここ毎日同じ人しか来ないじゃん。その男の人はすごい珍しい例だね」
店主「だぁー、うっせぇ」
男「え……そ、そうなんですか?」
店主「んー……ああ、否定はできないのが悔しいよ……あはは」
幼女「いっつもそこの席だけ空いてるんだけどね」
男「へ、へぇー」
老人「時に少年よ」
男(うわっ、なんか気難しそうな人が話しかけてきた)
幼女「そんなこと言って店ちゃん私がこないと寂しいくせにー!」ケラケラ
店主「はいはい。わかったからさっさと帰れ。他の客が来たらどうすんだよ」
幼女「来ない来ない。ここ毎日同じ人しか来ないじゃん。その男の人はすごい珍しい例だね」
店主「だぁー、うっせぇ」
男「え……そ、そうなんですか?」
店主「んー……ああ、否定はできないのが悔しいよ……あはは」
幼女「いっつもそこの席だけ空いてるんだけどね」
男「へ、へぇー」
老人「時に少年よ」
男(うわっ、なんか気難しそうな人が話しかけてきた)
店主「待てジジィ。ジジィの話は長えのさ。注文が先だ」
老人「むっ……若造より長く生きとるんじゃ!話すことが多くなるのは当然のことじゃろう!?」
店主「はいはい。で、お客さん何にする?」
老人「人の話を聞かんか!!」
男「あ、じゃ、じゃあとりあえずコーヒーで」
店主「はーいよ」ニカッ
男「そ、それで……お話とは」
老人「おぉ、聞いてくれるかの。君はええ奴じゃ」
男「い、いえ、そんな」
幼女「じいちゃんいっつも流されてるから話できるのが嬉しいんだよ!」ニヘヘ
老人「黙らんかちびっ子!」
幼女「ひぃ!怖いよー!」
老人「ええから宿題せえ!」
幼女「はーい」キャッキャッ
老人「むっ……若造より長く生きとるんじゃ!話すことが多くなるのは当然のことじゃろう!?」
店主「はいはい。で、お客さん何にする?」
老人「人の話を聞かんか!!」
男「あ、じゃ、じゃあとりあえずコーヒーで」
店主「はーいよ」ニカッ
男「そ、それで……お話とは」
老人「おぉ、聞いてくれるかの。君はええ奴じゃ」
男「い、いえ、そんな」
幼女「じいちゃんいっつも流されてるから話できるのが嬉しいんだよ!」ニヘヘ
老人「黙らんかちびっ子!」
幼女「ひぃ!怖いよー!」
老人「ええから宿題せえ!」
幼女「はーい」キャッキャッ
老人「コホン……時に少年よ」
男(あ、ちゃんとそこからやるんだ……)
老人「何故ここに来ようと思ったのじゃ?
先程も話に出ていた通り、ここは毎日同じ客しか来ん。この店は外から中の様子が全く見えんじゃろう?
恐らくそのせいでな、新しい客がほとんど入ってこないのじゃ」
男「は、はぁ……」
老人「わしは何度も中を見えるようにせいとあの店主に言うんじゃが、いくら言っても聞く耳持たんのじゃ。
全く、若者が老人の話を聞かんくなったら終わりじゃて。何を受け継げばいい?何を学ぶのじゃ?
己で全てを手に入れることができるか?否、それなら技術は廃れまい。よいか少年。
人生に必要なのは経験じゃ。何事も経験せにゃならん。少年には祖父や祖母はおるかね?」
男「え、ええ……まあ。ずいぶん里に帰れていませんが」
老人「おぉう、なんということじゃ。そりゃいかん。いかんぞ。祖父母は悲しんどるじゃろうて」
男「そ、そうですかね……?」
男(あ、ちゃんとそこからやるんだ……)
老人「何故ここに来ようと思ったのじゃ?
先程も話に出ていた通り、ここは毎日同じ客しか来ん。この店は外から中の様子が全く見えんじゃろう?
恐らくそのせいでな、新しい客がほとんど入ってこないのじゃ」
男「は、はぁ……」
老人「わしは何度も中を見えるようにせいとあの店主に言うんじゃが、いくら言っても聞く耳持たんのじゃ。
全く、若者が老人の話を聞かんくなったら終わりじゃて。何を受け継げばいい?何を学ぶのじゃ?
己で全てを手に入れることができるか?否、それなら技術は廃れまい。よいか少年。
人生に必要なのは経験じゃ。何事も経験せにゃならん。少年には祖父や祖母はおるかね?」
男「え、ええ……まあ。ずいぶん里に帰れていませんが」
老人「おぉう、なんということじゃ。そりゃいかん。いかんぞ。祖父母は悲しんどるじゃろうて」
男「そ、そうですかね……?」
老人「当たり前じゃろうが。わしの孫と言えばの」
店主「あーったく、またその話かよ。日が暮れちまうよ」
老人「お主には関係ないじゃろ!」
店主「ありまくりだよ、誰の店だと思ってんだい。回転率もへったくれもないね。
はいよ、コーヒーお待ち」
男「あ、どうも……」
老人「全く……。ところで少年、お主はどう思う?」
男「はい?」
老人「この店の外観の問題じゃ。中を見えるようにした方がいいと思わんかね?」
店主「いーんだよ、今のままで」
老人「わしは少年に聞いておるのじゃ」
男「え?え?……え、えーっと……い、今のままでいいんじゃないでしょうか?」
老人「な、何故じゃ!?」
店主「ほーらな、だからこの方が落ち着くんだよ」
男「あ、それです。俺も、そう思います」
老人「ぬぐぐ……しかし、今のままじゃと店の経営が」
店主「それならその長い話をやめてくれた方がよっぽど店にとって利益になるさ」
老人「くぅぅ、しぶとい奴じゃ!」
店主「どっちがだよ」
男「あ、あはは……」
店主「あーったく、またその話かよ。日が暮れちまうよ」
老人「お主には関係ないじゃろ!」
店主「ありまくりだよ、誰の店だと思ってんだい。回転率もへったくれもないね。
はいよ、コーヒーお待ち」
男「あ、どうも……」
老人「全く……。ところで少年、お主はどう思う?」
男「はい?」
老人「この店の外観の問題じゃ。中を見えるようにした方がいいと思わんかね?」
店主「いーんだよ、今のままで」
老人「わしは少年に聞いておるのじゃ」
男「え?え?……え、えーっと……い、今のままでいいんじゃないでしょうか?」
老人「な、何故じゃ!?」
店主「ほーらな、だからこの方が落ち着くんだよ」
男「あ、それです。俺も、そう思います」
老人「ぬぐぐ……しかし、今のままじゃと店の経営が」
店主「それならその長い話をやめてくれた方がよっぽど店にとって利益になるさ」
老人「くぅぅ、しぶとい奴じゃ!」
店主「どっちがだよ」
男「あ、あはは……」
店主「それよりお客さん、コーヒー、飲んでくれな。冷めちまったら淹れなおさねえと」
男「あ、はいっ!すみません……」ゴクリ
幼女「……」ニヤニヤ
店主「なーにニヤついてんだよ」
幼女「だ、だって、その人次第であれが見れるかもしれないんでしょ!?久しぶりに見たいなー!あれ!」
男(あ、あれ……?あれってなんだ?お、俺なんか期待されてる?)
老人「わしゃ勘弁して欲しい。騒がしくてたまらん」
店主「ははっ。そういえば随分だな。どうだお客さん、おいしいかい?」
幼女「ワクワク!ドキドキ!」
老人「けっ……」
男(な、なんだこれ……何が正解なんだよこれぇ!!なんでこんなに期待されてんの!?何があんの!?)
男「あ、はいっ!すみません……」ゴクリ
幼女「……」ニヤニヤ
店主「なーにニヤついてんだよ」
幼女「だ、だって、その人次第であれが見れるかもしれないんでしょ!?久しぶりに見たいなー!あれ!」
男(あ、あれ……?あれってなんだ?お、俺なんか期待されてる?)
老人「わしゃ勘弁して欲しい。騒がしくてたまらん」
店主「ははっ。そういえば随分だな。どうだお客さん、おいしいかい?」
幼女「ワクワク!ドキドキ!」
老人「けっ……」
男(な、なんだこれ……何が正解なんだよこれぇ!!なんでこんなに期待されてんの!?何があんの!?)
男「と、とりあえず……おいしいですけど……はい」
店主「おっ」
老人「けっ」
幼女「あっ……」
男「えっ?」
幼女「や、やったー!!来るよー!!」
男「え!?な、なに!?なんなの!?」
少女「」ガチャバタンスタスタスタスタ
男「えっ!?えっ!?」
少女「お、おいしいですか!?本当ですか!?どの辺がおいしいですか!?
味ですか!?深み!?コク!?苦味!?温度!?」
男「な、なに!?何が起こってるの!?」
幼女「あはははー!!」ケラケラ
店主「あっはっは!良かったな、少女」
少女「それ私が淹れたコーヒーなんですよ!どうですか?おいしいんですよね?良かったです!!」
男「お、おいしいです!おいしいですって!」
店主「おっ」
老人「けっ」
幼女「あっ……」
男「えっ?」
幼女「や、やったー!!来るよー!!」
男「え!?な、なに!?なんなの!?」
少女「」ガチャバタンスタスタスタスタ
男「えっ!?えっ!?」
少女「お、おいしいですか!?本当ですか!?どの辺がおいしいですか!?
味ですか!?深み!?コク!?苦味!?温度!?」
男「な、なに!?何が起こってるの!?」
幼女「あはははー!!」ケラケラ
店主「あっはっは!良かったな、少女」
少女「それ私が淹れたコーヒーなんですよ!どうですか?おいしいんですよね?良かったです!!」
男「お、おいしいです!おいしいですって!」
少女「レシピとかいります!?淹れ方とか、そういうのなら教えられますけど!!」
男「い、いえ、俺自分であまりコーヒー飲まないので!」
少女「そうですか!?じゃあタッパーにいれて持って帰ります!?私が淹れたコーヒー!!」
男「た、タッパー!?コーヒーを!?」
少女「もう一杯頼みますか!?店主!!オーダー追加で!!」
男「えぇぇ!?何しちゃってんの!?」
店主「落ち着け少女、そんなにしつこいと今までみたいにこの人も次来てくれなくなるぞ」
少女「あっ……そ、そうですね」シュン
男「あっ……」
男(な、なんかすごい落ち込んでる……そんなに飲んで欲しいのかな……)
男「あ、じゃ、じゃあ……もう一杯いただこうかな~なんて……あはは」
店主「なっ!?」
幼女「えぇ!?」
老人「むっ」
男「え?」
少女「えぇっ!?」
男「い、いえ、俺自分であまりコーヒー飲まないので!」
少女「そうですか!?じゃあタッパーにいれて持って帰ります!?私が淹れたコーヒー!!」
男「た、タッパー!?コーヒーを!?」
少女「もう一杯頼みますか!?店主!!オーダー追加で!!」
男「えぇぇ!?何しちゃってんの!?」
店主「落ち着け少女、そんなにしつこいと今までみたいにこの人も次来てくれなくなるぞ」
少女「あっ……そ、そうですね」シュン
男「あっ……」
男(な、なんかすごい落ち込んでる……そんなに飲んで欲しいのかな……)
男「あ、じゃ、じゃあ……もう一杯いただこうかな~なんて……あはは」
店主「なっ!?」
幼女「えぇ!?」
老人「むっ」
男「え?」
少女「えぇっ!?」
男「あ、あの……俺なんかまずいこと言いました?」
店主「い、いやっ……あーっと」
幼女「は、初めてだよ……少女ちゃんのこの攻撃を受けてもう一杯頼んだ人」
男「えっ、そうなんですか?」
老人「あれを目の当たりにしてさらに頼むとは……よくわからんのう」
少女「わ、私……私……」
少女「がんばりますから!!!!」ゴォォオ
幼女「うわー、完全に火がついちゃってるね」
店主「おーい、火事だけはやめろよなー」
老人「今日は中々……味のある日じゃなあ」
男(あれ?なんか間違えたなこれ……うん、間違えたな)
店主「い、いやっ……あーっと」
幼女「は、初めてだよ……少女ちゃんのこの攻撃を受けてもう一杯頼んだ人」
男「えっ、そうなんですか?」
老人「あれを目の当たりにしてさらに頼むとは……よくわからんのう」
少女「わ、私……私……」
少女「がんばりますから!!!!」ゴォォオ
幼女「うわー、完全に火がついちゃってるね」
店主「おーい、火事だけはやめろよなー」
老人「今日は中々……味のある日じゃなあ」
男(あれ?なんか間違えたなこれ……うん、間違えたな)
少女「はいお待ち!!」ドン
男(なんかメッチャ出てきた……)
男「あの、俺こんなに頼んでませんけど……むしろコーヒー一杯だk」
少女「私特製カルボナーラに私特製サラダ!後は私特製スープに私特製ティラミス!そして私特製のコーヒーです!!」
男「わ、わぁ~、全部特製なんだぁ、すごいなあ」
少女「食べてみてください!」ニコニコ
男「……あはは」
少女「……」ニコニコ
男(……こうなったら……ええいままよ!)
男「むぐっ!ばくっ!」モグモグモグモグモグ
店主「おぉ、ナイスな食べっぷりだね」
幼女「すごーい!」
老人「しめて2500円じゃな」
男「ぶほぉ!!」
店主「うわ!」
男(なんかメッチャ出てきた……)
男「あの、俺こんなに頼んでませんけど……むしろコーヒー一杯だk」
少女「私特製カルボナーラに私特製サラダ!後は私特製スープに私特製ティラミス!そして私特製のコーヒーです!!」
男「わ、わぁ~、全部特製なんだぁ、すごいなあ」
少女「食べてみてください!」ニコニコ
男「……あはは」
少女「……」ニコニコ
男(……こうなったら……ええいままよ!)
男「むぐっ!ばくっ!」モグモグモグモグモグ
店主「おぉ、ナイスな食べっぷりだね」
幼女「すごーい!」
老人「しめて2500円じゃな」
男「ぶほぉ!!」
店主「うわ!」
男「え!?お金とるの!?」
少女「まさか!サービスですよ、サービス」
男「な、なんだ……良かったあ」
老人「ふぉっふぉっふぉっ、冗談じゃよ」
店主「少女、今回のお客さんのサービス分給料から引いとくからな」
少女「やはり自腹でお願いします」
男「えぇっ!?嘘だろぉ!?」
幼女「あはは!ドンマイだよ!」
男「はぁ……まあ、おいしいんでいいですけど……」
少女「えっ!?」
男「その下りももういいです……」
幼女「なーんだ、また見れると思ったのにー」
男「二つの意味でお腹いっぱいです……」
老人「……」
店主「……」
男「いや、なんか言ってくださいよ!!」
少女「まさか!サービスですよ、サービス」
男「な、なんだ……良かったあ」
老人「ふぉっふぉっふぉっ、冗談じゃよ」
店主「少女、今回のお客さんのサービス分給料から引いとくからな」
少女「やはり自腹でお願いします」
男「えぇっ!?嘘だろぉ!?」
幼女「あはは!ドンマイだよ!」
男「はぁ……まあ、おいしいんでいいですけど……」
少女「えっ!?」
男「その下りももういいです……」
幼女「なーんだ、また見れると思ったのにー」
男「二つの意味でお腹いっぱいです……」
老人「……」
店主「……」
男「いや、なんか言ってくださいよ!!」
男「はぁ……もうダメ、もう死ぬ。もう何も入らない」
幼女「よくがんばった!感動した!」
店主「ところでさっきから盛り上がってるけど、宿題終わったのか?」
幼女「へっ!?」ギクッ
店主「……皿洗い手伝え」
幼女「いやぁぁぁ!!」
店主「いやぁぁぁ!!じゃねえ!店の売り上げの邪魔するなら少しは店のために働け!」
幼女「働いてないのに……まだ子どもなのに……」
店主「家の手伝いみたいなもんだろ。一日中いるんだからよ」
幼女「ちぇー。はーいお母さん」
店主「誰がお母さんだ誰が!!」
男「あ、あのー……そろそろお勘定を……」
店主「おっ、そうか。はいよ、ちょっと待っててくれな」
幼女「よくがんばった!感動した!」
店主「ところでさっきから盛り上がってるけど、宿題終わったのか?」
幼女「へっ!?」ギクッ
店主「……皿洗い手伝え」
幼女「いやぁぁぁ!!」
店主「いやぁぁぁ!!じゃねえ!店の売り上げの邪魔するなら少しは店のために働け!」
幼女「働いてないのに……まだ子どもなのに……」
店主「家の手伝いみたいなもんだろ。一日中いるんだからよ」
幼女「ちぇー。はーいお母さん」
店主「誰がお母さんだ誰が!!」
男「あ、あのー……そろそろお勘定を……」
店主「おっ、そうか。はいよ、ちょっと待っててくれな」
店主「少女の暴走分は金とらないから、また来てくれな」
男「えっ、いいんですか?」
店主「こっちの都合なんだから、お客さんからお金は取れないよ」
男「あ、ありがとうございます……!!」ジーン
店主「あ、ところで、お客さんお名前は?」
男「男といいます。また来ます。本当にありがとうございました」
店主「へへっ、客に礼言われるなんて、なんだかむず痒いよ。こっちこそ、ありがと」
店主「また来てくれたら、皆喜ぶよ。新規のお客さんで、こんなに盛り上がるのは初めてだからさ」
男「そ、そうなんですか……。そう言っていただけると、ありがたいです」
店主「あははっ、ホント、ガキやジジイと違って礼儀正しいよ。じゃ、またよろしくね」
男「は、はい!また!」
カランコロンカラン
男「えっ、いいんですか?」
店主「こっちの都合なんだから、お客さんからお金は取れないよ」
男「あ、ありがとうございます……!!」ジーン
店主「あ、ところで、お客さんお名前は?」
男「男といいます。また来ます。本当にありがとうございました」
店主「へへっ、客に礼言われるなんて、なんだかむず痒いよ。こっちこそ、ありがと」
店主「また来てくれたら、皆喜ぶよ。新規のお客さんで、こんなに盛り上がるのは初めてだからさ」
男「そ、そうなんですか……。そう言っていただけると、ありがたいです」
店主「あははっ、ホント、ガキやジジイと違って礼儀正しいよ。じゃ、またよろしくね」
男「は、はい!また!」
カランコロンカラン
男「……」
男「……」ウズウズ
男「……」ウズウズ
男「……うおおおおおおおおおおおおっ!!!!」タッタッタッタ
犬「」ビクッ
男「これだこれこれぇ!!俺の憧れはこれなんだよおおおおおお!!!!」
男「いぃぃぃぃぃやっほおおおおおおおおおおう!!!!!!」
子ども「ママ、変な人がいるー」
男「」ビクゥ!!
ママ「こら、見ちゃいけません!」
男「あ、あはは……」スタスタ
男(あ、危ない危ない……テンション上がりすぎた……)
男(ふぅ……)
次の日、店の前
男(……ま、また来てしまった……)
男(さすがに昨日の今日じゃ図々しいかな……。また来てほしいと言われたけど、さすがにな……)
男(いやでも俺は客だぞ?別に遠慮することなんて何もないよな……?)
男(な?そうだよな?な?)
男(……うん。いざ!!)
男「ど、どうも」カランコロンカラン
青年「なぜだぁ!!!!」
男「うおっ!?」
店主「だぁ~、もう。いつものことじゃねえか」
青年「いつものことだからダメなんだぁ!!!何故だ何故だ何故だぁ!!」
幼女「もーう!うーるーさーいー!!」
老人「前々から言っとろうが!お主の書く小説はおもしろくない!!」
青年「うわああああ!やめろおおお!!」
幼女「何回も応募して候補にすら残らないんでしょ?諦めなよ、もー」
青年「諦めてたまるか!!!……ん?お、おや?」
男「あっ」
店主「おっ」
幼女「あっ!!」
老人「むっ」
少女「……」コソッ
幼女「わぁー!!来た!!ね!?ね!?言ったでしょ!?ほらね!?」
老人「むむむぅ……まさか来るとは……最近の若者の思考はわからん」
店主「おー!よく来たなぁ!ほら、昨日と同じ席、空いてるよ」
男「あ、ありがとうございます!あはは……」
青年「これが噂に聞いた男くんか。いやー、物好きもいたもんだ。さては君、ここの常連になろうと?」
幼女「やめといた方がいいかもよー、売れないくせにうるさい小説家が居座るし」
青年「う、うるさい!!君だって宿題するとか適当なこと言って居座ってるじゃないか!!」
幼女「私はお母さんが留守の間家に一人じゃ危ないからだもんね」
青年「うぐぬぬぅ……」
男(なんだ……帰れといいながら、子守を受け持ってたんだ、店主さん)
老人「むむむぅ……まさか来るとは……最近の若者の思考はわからん」
店主「おー!よく来たなぁ!ほら、昨日と同じ席、空いてるよ」
男「あ、ありがとうございます!あはは……」
青年「これが噂に聞いた男くんか。いやー、物好きもいたもんだ。さては君、ここの常連になろうと?」
幼女「やめといた方がいいかもよー、売れないくせにうるさい小説家が居座るし」
青年「う、うるさい!!君だって宿題するとか適当なこと言って居座ってるじゃないか!!」
幼女「私はお母さんが留守の間家に一人じゃ危ないからだもんね」
青年「うぐぬぬぅ……」
男(なんだ……帰れといいながら、子守を受け持ってたんだ、店主さん)
男「と、ところで……あの方は?昨日はお見かけしなかったように思いますけど……」
店主「ああ、ここを仕事場かなんかと勘違いしてる小説家だよ。昨日はなんだったか、
賞に応募した結果が来るやらなんやらで家に居たみたいだけど」
青年「審査員は目が腐ってるんだ!!」
老人「お主の才能が腐っとるとしか思えん」
青年「こ、この僕の作品が認められないなんて……そうだ!君、ちょっと読んでみてくれないか?」
男「へっ?お、俺ですか?」
青年「ああ、話に聞くと中々筋がいいらしいじゃないか!君なら理解してくれるかもしれない!」
幼女「男くん、宿題教えてよー」
青年「宿題は一人でしなさい!!」
幼女「ちぇー」
男「ま、まあ……俺でよければ……」
店主「ああ、ここを仕事場かなんかと勘違いしてる小説家だよ。昨日はなんだったか、
賞に応募した結果が来るやらなんやらで家に居たみたいだけど」
青年「審査員は目が腐ってるんだ!!」
老人「お主の才能が腐っとるとしか思えん」
青年「こ、この僕の作品が認められないなんて……そうだ!君、ちょっと読んでみてくれないか?」
男「へっ?お、俺ですか?」
青年「ああ、話に聞くと中々筋がいいらしいじゃないか!君なら理解してくれるかもしれない!」
幼女「男くん、宿題教えてよー」
青年「宿題は一人でしなさい!!」
幼女「ちぇー」
男「ま、まあ……俺でよければ……」
発言の意図が分かりにくい
キャラがウザいラノベの読みすぎ
私怨
キャラがウザいラノベの読みすぎ
私怨
青年「そ、そうかそうか!やはり君は筋がいい!ここの連中は読もうとすらしないからね!」
老人「つまらんからじゃろ」
青年「う、うるさい!!」
店主「ま、落ちる時点でたかがしれてるよな」
青年「ぐぬぅ……!!」
幼女「やーい!言われてるー!」ケラケラ
青年「ムキーッ!!」
幼女「きゃー!」キャッキャッ
男「あ、あの……それで、作品というのは……」
青年「おっとすまない……」アセアセ
老人「作品というよりただの紙じゃよ」
青年「も、もう!外野は黙っててくれないか!!」
男「は、あはは……」
青年「これなんだが……」ドサッ
男(分厚っ!!)
老人「つまらんからじゃろ」
青年「う、うるさい!!」
店主「ま、落ちる時点でたかがしれてるよな」
青年「ぐぬぅ……!!」
幼女「やーい!言われてるー!」ケラケラ
青年「ムキーッ!!」
幼女「きゃー!」キャッキャッ
男「あ、あの……それで、作品というのは……」
青年「おっとすまない……」アセアセ
老人「作品というよりただの紙じゃよ」
青年「も、もう!外野は黙っててくれないか!!」
男「は、あはは……」
青年「これなんだが……」ドサッ
男(分厚っ!!)
青年「……ど、どうだい?」ドキドキ
男(つ、つまんねええええ!!なんだこれえええ!!)
男「……」パタン
青年「え、まだ途中」
男「あはは……あのー……そのぉ……」
店主「男、ハッキリ言ってやれ。その方がそいつのためだ」
男「ドブみたいでした」
青年「そこまで!?!?」
幼女「あははっ!!あはははっ!!ドブみたいだって!!最高!!最高だよー!!」
老人「見るに耐えないという感情の比喩表現かの。男の方が向いとるかもしれんの」
青年「ダメだ……立ち直れない……心に雨が降っているよ……」
老人「ありがちじゃの」ムスッ
青年「うるさいなぁ!!!」
少女「あ、あの……」
男(つ、つまんねええええ!!なんだこれえええ!!)
男「……」パタン
青年「え、まだ途中」
男「あはは……あのー……そのぉ……」
店主「男、ハッキリ言ってやれ。その方がそいつのためだ」
男「ドブみたいでした」
青年「そこまで!?!?」
幼女「あははっ!!あはははっ!!ドブみたいだって!!最高!!最高だよー!!」
老人「見るに耐えないという感情の比喩表現かの。男の方が向いとるかもしれんの」
青年「ダメだ……立ち直れない……心に雨が降っているよ……」
老人「ありがちじゃの」ムスッ
青年「うるさいなぁ!!!」
少女「あ、あの……」
そりゃ貧乏人はマクドナルドのやっすいコーヒーで満足するだろうし小金持ちはスターバックスやらでドヤ顔だからな
生き残れないだろ
生き残れないだろ
店主「ん?」
少女「こ、これ、どうぞ……」コトッ
男「えっ?お、俺に?」
少女「私からのほんの気持ちです……」ササッ
男「……えっ?」
男(ん?なにこれ?どういうこと?)
男「あっ、そういえば俺まだ注文してませんでしたね……すみません」
店主「気にしなくていいよ。でも、コーヒーがもう出てるけど、まだいるのかい?」
男「あ……いえ、そうですね。では、コーヒーを一杯注文していたということで。どうせそのつもりでしたし」
店主「はいよ」ニカッ
老人「ふむ……あの娘が暴走時以外に表に出てくるなんてこと、あったかの?」
幼女「だよね、珍しいねー」
青年「な、なんてことだ……」フルフル
少女「こ、これ、どうぞ……」コトッ
男「えっ?お、俺に?」
少女「私からのほんの気持ちです……」ササッ
男「……えっ?」
男(ん?なにこれ?どういうこと?)
男「あっ、そういえば俺まだ注文してませんでしたね……すみません」
店主「気にしなくていいよ。でも、コーヒーがもう出てるけど、まだいるのかい?」
男「あ……いえ、そうですね。では、コーヒーを一杯注文していたということで。どうせそのつもりでしたし」
店主「はいよ」ニカッ
老人「ふむ……あの娘が暴走時以外に表に出てくるなんてこと、あったかの?」
幼女「だよね、珍しいねー」
青年「な、なんてことだ……」フルフル
男「それじゃあ、いただきまー……ん?」
少女「……」コソッ
男(あれ?なんかすごい見てない?なんで?)
少女「……」ジーッ
男(ん?なに?なんなの?すごい飲みにくいけど?)
男「あ、あの……店主さん」
店主「ん?」
男「少女ちゃんって、あんなおとなしい子でしたっけ?」
店主「あぁ……それは」
青年「僕が説明しよう!」
老人「やめておけ、しょうもない比喩表現ばかりで訳がわからんくなるじゃろ」
青年「あの薔薇のように可憐な少女さんは……って、うるさいな!!」
男(うるさいが口癖みたいになってるな、この人……)
少女「……」コソッ
男(あれ?なんかすごい見てない?なんで?)
少女「……」ジーッ
男(ん?なに?なんなの?すごい飲みにくいけど?)
男「あ、あの……店主さん」
店主「ん?」
男「少女ちゃんって、あんなおとなしい子でしたっけ?」
店主「あぁ……それは」
青年「僕が説明しよう!」
老人「やめておけ、しょうもない比喩表現ばかりで訳がわからんくなるじゃろ」
青年「あの薔薇のように可憐な少女さんは……って、うるさいな!!」
男(うるさいが口癖みたいになってるな、この人……)
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