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    元スレ勇者「わしが世界を平和にするぞい」 王様「え?」

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    タグ : - 前スレ→1314397086 + - TSF + - ギャグ + - 人間の屑 + - 僧侶 + - 勇者 + - + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    251 = 1 :

    主人「7つの玉じゃないの?」

    ラーミア「どこの世界の話をしてんだ、あぁん?」

    勇者「オーブか。まぁええわい。ほれ、一つ目じゃ。受け取れ」スッ

    ラーミア「みかん・・・みかんだな。これは。っざっけてんのか!てめぇ」

    勇者「次はパープルオーブじゃ。ほれっ」スッ

    ラーミア「ナスじゃねーか!玉でもねーよ!」

    勇者「次はグリーンオーブじゃぞ!」スッ

    ラーミア「メロンだな。もう出す前からわかったわ!!めんどくせーから全部出せや!」

    勇者「え、じゃ、じゃって・・・順番に出した方が願いが叶う前のドキドキ感が・・・」

    ラーミア「いいから見せろオラ!トマトにブルーベリーにカブ・・・食いもんしかねーじゃねーか!」

    主人「あれ?7つ用意してきたんじゃないの?」

    勇者「もう一つはのぅ。わしの股間に・・・」ゴソゴソ

    252 = 1 :

    主人「みせんでいい!」ゴスッ

    勇者「いつつ・・・こ・・・これで全部じゃ!さあ願いを叶えてくりゃれ!」

    ラーミア「かなえねーよ!」

    勇者「なんじゃと!?約束が違うぞい!」

    ラーミア「約束なんてしてねー!」

    獣娘「あははははは、ラーミア相変わらずだの!」

    ラーミア「!?」

    獣娘「ひさちぶりだな!」フリフリ

    ラーミア「て・・・てててててめぇは!き・・・気軽に手振ってんじゃねーよ!」

    主人「知り合いなの?」

    獣娘「まぁな。だがこいちゅに願いを叶える力なんかないぞ」

    勇者「ええ!?」

    ラーミア「んだとてめぇ!」

    僧侶「できるんですか?」

    ラーミア「まぁその通りだけどよ!」

    253 = 1 :

    勇者「そ、そうなのか・・・」ショボーン

    僧侶「まぁまぁ、そんなことより魔王城にいそがないと・・・」

    主人「そうそう」

    ラーミア「ほれっ、帰れ、しっし」

    獣娘「じゃあ、またなー」

    勇者「わしの願いが・・・」トボトボ

    254 :

    中々

    255 = 1 :

    主人「あんたもういい加減にしなさいよね。寄り道ばっかじゃない」

    僧侶「そうですよ。先に進みましょう」

    勇者「そうじゃの・・・魔王を倒した方が手っ取り早いのぅ。モテモテになるためには」

    主人「あんた目的と手段が逆になってるから、それ」

    獣娘「それでどうするのだ?」

    勇者「もう直線で行くぞい!」

    主人「直線って・・・ここから・・・!?」

    僧侶「こ・・・この山越えていくんですか?」

    勇者「先に進もうといったのはおぬしらじゃろう!行くったら行くんじゃ!」

    主人「だいじょうぶかしら・・・」

    256 = 1 :

    【雪山】

    ビューーーーーーーーーーーーーー

    ザクッザクッ

    僧侶「さ・・・寒い・・・」

    主人「ううっ・・・こ・・・腰まで雪に埋まって・・・あたし冷え性なのに」

    勇者「がんばるんじゃ・・・も、もう少しで山小屋が・・・」

    獣娘「前が見えない・・・」

    僧侶「ううっ・・・な、なんか眠くなってきた・・・」

    主人「だ、だめよ!寝ちゃだめ!」

    勇者「や、山小屋じゃ!」

    バタンッ

    257 = 1 :

    僧侶「・・・」

    主人「僧侶!僧侶!」

    僧侶「スースーッ」

    主人「あ、あっためてあげないと!ほらっ、獣娘も来て!」

    獣娘「何をするのだ」トコトコ

    主人「こういう時はお互いの体温で暖めあうの。こうやって体をくっつけてね」ギュッ

    獣娘「おお!暖かい!」キュッ

    勇者「じゃ、じゃあわしも・・・」

    主人「近寄らないで!!」

    勇者「な、なんで・・・じゃ、じゃって・・・わしも寒いし・・・」

    主人「臭いから!」

    勇者「ひ・・・ひどい!」

    主人「あんたには自慢のメラがあるでしょ」」

    勇者「くそぅ・・・暖炉で暖まるわい・・・」パチパチ

    258 = 1 :

    ビューーーーーーーーーーーー

    主人「全然吹雪がおさまらないわね」

    勇者「わ、わしちょっとトイレ」

    主人「言わないでいいから」

    勇者「ちょっと出てくるぞい」

    バタッ

    勇者「ふぅ・・・・・・・」

    チョロチョロチョロ

    勇者「年を取ると早くなるわい・・・」

    チョロチョロチョロ

    勇者「お、雪が溶けていくぞい。ほれほれっ」

    チョロチョロ

    勇者「ほれほれっ・・・」

    ズ・・・ズズズズ・・・

    259 = 1 :

    勇者「あ・・・あら?雪が・・・」

    ズズズズ・・・ズザザザーーーーーーーーーーーー

    勇者「わ・・・わ・・・」

    ドドドド

    バタンッ

    勇者「お・・・おぬしら!ここから出るんじゃ!雪崩じゃ!!」

    ゴゴゴゴゴゴゴゥ

    260 = 1 :

    僧侶「小屋・・・流れちゃいましたね」

    主人「助かっただけでも奇跡よ」

    獣娘「ううぅ・・・寒い!」ブルブル

    勇者「す・・・すまん」

    主人「おしっこで雪崩起こすってマジで何考えてんのよ!」

    勇者「じゃ、じゃって・・・雪が溶けるのが面白くって・・・」

    主人「殺す気か!」

    僧侶「まぁまぁ・・・で、でもどうしましょう・・・」

    主人「このままじゃ危険ね・・・あ、そうだ!」

    勇者「な、なんじゃ!?名案か!?」

    主人「ええ、名案よ。勇者、あんたバシルーラ使えるって言ってたわね」

    勇者「ああ、使えるぞい」

    261 = 1 :

    主人「じゃ、あたしたち3人を飛ばしてくれれば下まで降りられるわ」

    勇者「なるほど!名案じゃわい!」

    主人「じゃ、さっそくお願い」

    勇者「ほっほ、ではいくぞい」ゴゴゴゴゴ

    僧侶「え?そ、それじゃ最後・・・」

    主人「しっ!黙って!」

    勇者「ん?最後・・・あっ!」

    主人「ちっ・・・」

    勇者「それじゃ最後にわしだけが残るじゃないか!!」

    262 = 42 :

    >>58
    スクリプト使ってる奴はカス
    いや、つまらん上にキモいっす

    >>115,192
    なにそれ。てか聞いてねーし。

    263 = 1 :

    主人「あんたのせいなんだから責任とりなさいよ!小さい子もいるのよ!」

    勇者「いやじゃ!わしだけ残されるくらいならここでその胸に埋もれて死ぬぞい!」

    主人「なんですって!」

    僧侶「や、やめてください」

    獣娘「ちかたないなぁ。ちたまで降りたいのか。ルーラ!」バシューン

    主人「あ・・・」

    僧侶「ルーラ使えたんですね」

    勇者「さっさと言わんかい!」

    獣娘「でも山のちたまで戻って来てちまったぞ」

    勇者「そ、そうじゃった・・・またやり直しか・・・」

    264 = 1 :

    僧侶「この山越えるのは厳しいんじゃないですか?」

    主人「空でも飛べたら・・・あ、さっきの鳥!」

    勇者「そうじゃ!あいつめちゃくちゃでかかったからの!いけるやも!餌付けしてやろう」

    僧侶「何を食べるんでしょうね」

    主人「鳥だから虫とかじゃない?いっぱい持っていってみよっか」

    266 = 1 :

    【ラーミアの神殿】

    ラーミア「何だこれは」

    ウゾウゾウゾウゾ

    勇者「虫の詰め合わせ壷じゃ。受け取るが良い」

    ラーミア「気持ち悪いわ!!嫌がらせか!」

    勇者「遠慮せずに食べるがいい」

    ラーミア「たべねーよ!ゲテモノ見せんな!」

    勇者「ふぉっふぉ。喜んでもらえてよかったわい」

    ラーミア「おい」

    267 = 1 :

    勇者「ではお礼に魔王城までつれて行ってくれ」

    ラーミア「っざっけんな!あぁん?」

    勇者「んなこと言わずに、なっ。この勇者の顔に免じて」

    ラーミア「てめぇが勇者?はぁ?」

    勇者「途中の町で聞いたぞい。お前さん勇者には忠実なんじゃろ」

    ラーミア「てめぇ・・・それ以上勇者様を侮辱すっと焼き殺すぞ!」

    勇者「なっ・・・」

    ラーミア「勇者様はてめぇみてぇな邪な心を持ってない特別な存在なんでい!」

    主人「ああ~納得」

    268 = 1 :

    僧侶「え?」

    獣娘「あっはっは」ケラケラ

    ラーミア「帰れ!」

    勇者「そ、そこをなんとか!」

    ラーミア「しつっけぇな、だったらギブアンドテイクだ」

    勇者「か、金か?女か?こやつらはわしの女じゃから渡せんぞ!」

    主人「いつあんたの女になった」

    僧侶「だから僕は男です!」

    ラーミア「まぁ似たようなもんだけどよ。俺結婚してーんだよ」

    勇者「はぁ?」

    269 = 1 :

    ラーミア「だけどメスのラーミアがいなくってよ!しかたねーから人間のメスで我慢してやろうと思ってな」

    勇者「なんと」

    ラーミア「だからモシャスで人間になってやろうって考えてんだよ。教えろやおら!」

    勇者「ふぉっふぉ。いいじゃろう。じゃが、『教えてください』じゃ、ほれっ言ってみよ」

    ラーミア「なめてんのかてめぇ!あぁん?」

    勇者「師匠に向かってその口の聞き方はなんじゃ!」

    主人「はぁ、またか」

    僧侶「まぁまぁ」

    270 = 1 :

    獣娘「じゃ、わたちがおちえてやる」

    ラーミア「げっ・・・てめぇかよ・・・」

    獣娘「文句があるのか?」

    ラーミア「あ、ありません。教えてください」

    ラーミア「べ、別にビビってねーからな!!!」

    勇者「あれ?わしは?」

    271 = 1 :

    ラーミア「モシャス!」

    ドロン

    ラーミア「どうよ!」キラキラ

    主人「あ、結構イケメンかも」

    僧侶「わぁ」

    獣娘「わたちのおちえの賜物だ」

    勇者「なんか納得いかんが・・・約束は守ったんだから魔王城に連れて行ってもらおう」

    ラーミア「まっ、約束は約束だ。乗っけてやんよ」

    272 = 1 :

    主人「賛成。なんか疲れたわ。主に精神的に」

    勇者「しかたないの。じゃ、町まで送ってくれ」

    ラーミア「せっかく人間になったんだ。このまま行くぜ」

    勇者「鳥の分際で・・・」

    ラーミア「何かいったか?あぁん?」

    獣娘「ルーラ!」

    273 = 1 :

    【朝】

    チュンチュン

    宿屋「お客さん、昨晩はお楽し・・・」

    勇者「やかましいわ!!!」

    主人「僻んじゃっていやーねー」ツヤツヤ

    僧侶「ね、眠いです・・・」

    獣娘「相変わらずだな」

    勇者「ん?ラーミアはどうしたんじゃ?」

    主人「そういえば昨日酒場で別れてそのままね」

    勇者「ま、まさか逃げたんじゃ!?」

    275 = 1 :

    ラーミア「ははは、困っちゃうなぁー子猫ちゃん達」

    の子A「いいじゃない、ねー」

    ラーミア「そんなこと言ってると燃やしちゃうゾ?」

    の子B「きゃー燃やして燃やしてー」

    ラーミア「はっはっは」

    の子C「ずるーい。私もー」

    主人「なにアレ?」

    僧侶「なんかモテモテですね」

    勇者「こ・・・こ・・・このやろうがあああ!女の子3人もはべらしおって!!」

    ラーミア「おっ、勇者じゃねーか。おいっす」ビシッ

    勇者「おいっすじゃないわい!!爆発しろ!」

    276 = 49 :

    オチ読めた

    277 = 1 :

    ラーミア「はぁ?なにいってんだ。あぁん?」

    の子A「なに、このジジイ」

    の子B「うざいんだけどぉ」

    の子C「あっちいってくんない?」

    勇者「こ・・・この・・・食らえ!メラ!」ジ・・・ジジ・・・

    勇者「ほりゃっ!押し付けてやる!」

    ジュッ

    ラーミア「・・・けっ!不死鳥にこんなん効くかよ!ぎゃはははは!」

    の子達「やぁん!かっこいい!」

    勇者「・・・」ガックリ

    主人「完敗ね」

    僧侶「それより、魔王城へ・・・」

    ラーミア「わぁってるよ。子猫ちゃん達、ちょっと用事があるから失礼するぜ?」

    の子達「えー」

    ラーミア「必ず帰ってくるからよ!」チュッ 

    278 = 1 :

    ドロンッ

    ラーミア「ほれっ、さっさと乗りな!あの子達待たせなくねーからな」

    僧侶「よいしょっと」

    主人「よっと」

    獣娘「んしょんしょ」

    勇者「ぐぬぬぬ・・・」ブチブチブチッ

    ラーミア「ギャアアア!てめぇジジイ!羽むしるんじゃねーよ!」

    勇者「ああ、すまんすまん!手がすべっての」

    ラーミア「今度やったら叩き落すぞ!おら」

    主人「相当根に持ってるわね」

    僧侶「はぁ・・・」

    279 = 1 :

    【魔王城】

    ラーミア「ほらよ。ついたぜ。じゃあ俺は帰るぜ!あばよ!」

    僧侶「ありがとうございました」

    主人「助かったわ」

    獣娘「またなー」

    勇者「ここが魔王城か・・・よし!ここさえ攻略すれば・・・モテモテじゃ!」

    門番「ん?あ!」

    勇者「ぬっ!さっそく見つかったわい!いくぞ!」シャキン

    主人「ええ!」グッ

    僧侶「え?え?もう戦闘ですか!?あわわわわ」

    280 = 10 :

    281 = 1 :

    門番「魔王様!お帰りなさいませ!」

    獣娘「ただいまー!」トコトコ

    門番「世界旅行はいかがでしたか?」

    獣娘「とってもたのちかったぞ!あ、これお土産」

    ドサッ

    門番「ありがとうございます。あ、これ破壊神様の大好きな王国まんじゅうじゃないですか。きっと喜びます」

    僧侶「え?」

    主人「え?」

    勇者「えええええええええええええええ!?なんじゃと!?」

    魔王「ようこそ!魔王城へ!あっはっは」キャッキャッ

    主人「な、な・・・あ、あんたが魔王なの?」

    魔王「ああ、そうだ。わたちこそ魔界の主だ」エヘンッ

    主人「じゃ、じゃああんたが人間を滅ぼそうとしているわけ?」

    282 = 1 :

    魔王「そんなことはちてないぞ?」

    主人「え?」

    魔王「人間の王様とは講和条約も提携ちておる。国交も正常だ」

    主人「え?なんで?」

    魔王「おぬちらちんぶんも読まないのか?」

    主人「新聞・・・確かに読んでなかったわ・・・」

    僧侶「な、なんで黙ってたんですか」

    魔王「あはははは。おぬちらがおもちろかったからな。黙っていたのだ」

    僧侶「そんな・・・」

    魔王「悪いとは思ったが、おぬちらとの旅がたのちくてな」

    僧侶「ええ、まぁ、この旅はとても楽しかったです」

    僧侶「でも魔王さんがこんなに小さいなんて思いませんでした」

    283 = 1 :

    魔王「これは訳あって縮んでちまってな。本当はもっとナイスバディなのだぞ」エヘンッ

    僧侶「へ・・・へぇ・・・」

    魔王「まぁ魔王城に歓迎ちようじゃないか。さあ、入るがいい」

    勇者「こ・・・こ・・・この・・・」

    魔王「ん?」

    勇者「この裏切り者がああああああ!どーするんじゃ!わしのハーレム計画は!!」

    魔王「え・・・そんなこといわれても・・・」

    勇者「人をたばかりおって!!幼女だからといって許されると思っておるのか!うそつきが!」

    魔王「え・・・あ・・・」

    勇者「さすが魔王じゃのう!人を騙すのも平気なのかの!」

    魔王「あう・・・だ、黙っておったのはすまないと思って・・・その・・・たのちくて・・・」

    勇者「謝って許させるなら警察なんぞいらんわい!わしが退治して英雄になってくれる!」

    284 = 1 :

    主人「やめなさいよ。謝ってるでしょ。それに世界は平和なんだから魔王ちゃんをどうかしてもしかたないでしょ」

    僧侶「そうですよ」

    勇者「なんじゃと!おぬしらまで魔王の味方をするのか!」

    門番「まぁまぁ、じいさん。おちつい・・・」

    勇者「バシルーラ!」

    門番「てぇえええええええええええええええええええ!」ドヒューン

    勇者「おぬしらなんて・・・だいっきらいじゃーーーー!」

    勇者「バシルーラ!バシルーラ!バシルーラ!」

    魔王「わぁ!」

    僧侶「きゃっ!」

    主人「ちょっ!」

    ドヒュヒューン!

    285 = 1 :

    勇者「こんな城・・・」

    ダダダダッ

    衛兵「なにものだ!」

    破壊神「まおうがかえったのか?」

    勇者「バシルーラ!バシルーラ!」

    ドヒュヒューン!

    側近「あなた・・・」

    勇者「バシルーラ!」

    ドヒューン!

    勇者「バシルーラ!」

    勇者「バシルーラ!」

    勇者「バシルーラ!」

    286 :

    実は結構多い勇者のMP

    287 = 265 :

    バシルーラ無双か

    288 :

    MPばっかりあげてたのか

    289 = 1 :

    【王国】

    主人「お、王様!」

    王様「なんですか?突然」

    僧侶「大変なんです!魔王城が・・・」

    王様「魔王城がどうかしたんですか!?」ガタッ

    僧侶「魔王城が・・・勇者に占拠されてしまったんです!!」

    王様「ええ!?」

    主人「勇者が城の人間を全員バシルーラで追い出して・・・そして・・・」

    王様「な、なにがあったんですか!?」

    僧侶「そ・・・それは恐ろしくてとても僕の口からは・・・」ガクガク

    王様「ま、魔王殿の身に何かあったんですか!?」

    主人「あったような・・・これからあるような・・・」

    王様「わ、分かりました!私もすぐ行きます!」ガタッ

    290 = 1 :

    【魔王城】

    勇者「わしのハーレムを用意するんじゃ!!さもないと寝るぞ!!」

    魔王「や、やめてー!」

    王様「こ・・・これは・・・」

    魔王「あ、王様ー!た、助けてくれー」ヒシッ

    王様「あの魔王城の最上階から叫んでいるのが勇者ですか?」

    魔王「そ、そうなんだ。あいつがわたちの・・・ううっ・・・」

    王様「勇者!!何をするつもりだ!!」

    勇者「あ!王様じゃな!わしの要求をのむのじゃ!さもないと!!」

    王様「さもないと?」

    勇者「魔王のベッドで寝るぞ!!」

    魔王「やめてー!加齢臭がつくー!」

    291 = 1 :

    王様「うくっ・・・なんとむごい・・・」

    王様「きさまー!それでも人間かー!」

    主人「加齢臭程度でそこまで・・・」

    僧侶「女主人さんは寝るところに加齢臭がついても平気なんですか?」

    主人「うっ・・・絶対嫌かも・・・」

    勇者「なんじゃと!寝るぞ!本当に寝ちゃうぞ!」

    王様「ま、待て!」

    勇者「要求はわしのハーレムじゃ!ピチピチギャルを10人は用意せい!」

    王様「そんなことはできない!そうだ!見合いの席を用意してやろう!それでどうだ!」

    勇者「相手は?年齢は?」

    王様「道具屋のおばあさんなんてどうだ。昨年旦那さんを亡くした未亡人だ。歳も近いし、話もあるだろう。笑顔がチャーミングな女性だぞ」

    勇者「ふざけるな!ビチビチギャルじゃといっておるじゃろうが!」

    292 = 265 :

    ……女主人がしてたことのほうがひどくね?
    つうか魔王の自業自得じゃね?

    293 = 1 :

    王様「では合コンをセッティングしてやる!それで手を打て!」

    勇者「どうせ、ばーさんなんじゃろ!」

    王様「そうだ!」

    勇者「いいわけないじゃろ!」

    王様「テロリストには屈しない!これは国際常識だ!」

    勇者「話のわからんやつじゃのぅ!これでもそんなことが言えるのか!!」

    ポイッ

    バフッ

    魔王「わふっ」

    魔王「こ・・・これはわたちの枕・・・」

    魔王「うっ・・・くさい・・・線香の臭いがする・・・」

    王様「き・・・きさまあああああああああ!」

    294 = 1 :

    魔王「ううっ・・・わたちの枕が・・・枕が・・・」

    魔王「ふぇぇぇぇぇぇ」ポタポタ

    王様「魔王殿を泣かせたな!」

    勇者「そ、それ以上泣かせたくなかったらハーレムを用意しろ!」

    王様「魔王殿・・・私が必ずベッドを守って見せます!」

    魔王「うっ・・・ぐすっ・・・お、王様・・・」

    王様「魔王殿。私の言うとおりにしてください」

    魔王「う・・・うん・・・ぐすっ・・・」

    295 = 1 :

    勇者「早くしろー!」

    王様「今です!」

    魔王「ラリホーマ!」

    勇者「うっ・・・ば・・・ばかめ!!このまま魔王のベッドまでいって寝てやるぞい!!」フラフラ

    王様「ピリオム!!」

    王様「はぁ!!」

    シュタタタタ

    主人「わっ、すごっ」

    王様「はっ!はっ!はっ!」

    ダンッ

    ダンッ

    ダンッ

    僧侶「壁を蹴って・・・登ってます!」

    王様「ふっ」シュタッ

    勇者「は・・・はやい・・・ううっ・・・眠気が・・・」フラフラ

    296 = 144 :

    伸びてるから改めて来たらほとんどが>>1
    出落ちなのにそれすら滑り、以降滑りまくりのネタを折れずに延々と続けている根性は凄いな

    297 = 1 :

    王様「そこまでだ!」

    ダンッ

    勇者「うげっ」

    王様「1400分犯人確保!!衛兵!!」

    勇者「うぐぐ・・・」

    王様「まだ起きてましたか」

    勇者「いつつ・・・眠気がふっとんだわい!はなせー!」

    タッタッタ

    魔王「王様!」

    王様「衛兵、後は任せた」

    衛兵「はっ!」

    主人「まったく・・・最後まで最低だったわね」

    僧侶「そういえば、勇者さんの荷物からこんなものが・・・」

    298 = 1 :

    主人「あ、この本って行き先決めるときに見てたやつじゃない」

    僧侶「・・・公式ガイドブック?」

    主人「なにそれ」

    僧侶「著者・・・勇者。前の勇者様が書いた本ですか」

    主人「パクリかい・・・。しかも終った後の・・・」

    僧侶「ちょっとボケてるんじゃないですか」

    王様「魔王殿、この度は我が国のものが大変なことをしでかしまして・・・」ザッ

    魔王「ありがとう!」ギュッ

    王様「い、いえ。お礼を言われるのは筋違いというものです。このお詫びは改めて・・・」

    魔王「ベッドを守ってくれたのは本当だ!」

    主人「ほぇー。立派な寝室だこと。これは加齢臭とかないわ」

    王様「ほらっ、魔王殿。涙をお拭きください」スッ

    魔王「う・・・うん・・・」ビーッ

    299 = 1 :

    魔王「あ・・・こ、これは洗って返すのだ・・・///」

    王様「い、いえ・・・お気になさらずに///」

    勇者「けーっ!!何をイチャコラしとるんじゃ!このロリコンが!!」ジタバタ

    衛兵「こらっ、おとなしくしろ!」

    魔王「何をいう!わたちはこれでも大人だぞ!お、王様の子供だってたぶん産めるぞ!」

    王様「え・・・」

    魔王「あ・・・」

    勇者「くそくそくそおおおおお!」

    勇者「憎しみで人が殺せたらいいのに!」

    勇者「憎しみで人が殺せたらいいのに!!」

    勇者「憎しみで人が殺せたらいいのにいいいいいいいいいいいい!!!」


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