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元スレ男「ここで人生を終えようか」少女「やめたほうがいいかと」
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男「で、何から聞きたい?」
巫女「なんでも構いません」
男「なんでも言われても、何から話せばいいかわからないけど」
巫女「そんなことも自分で考えられないのですか。どうにも都会の人は思考力に欠けているようですね」
男「なんだと?」
巫女「ですが、私は巫女。それも愛でます」
男「……」
巫女「さぁ、愚鈍で蒙昧な話を曝け出してみなさい」
男「もういい。帰るわ」
巫女「……」ギュ
男「離せ」
巫女「ふっ。その程度で根を上げるとは。神は貴方の性根を叩き直せと私に告げました」
男「離せよ」
巫女「いいから座って話をしてください。―――都会には魂を写し出す機械があるとか」
男「……まず言うことあるだろ。全く」
巫女「なんでも構いません」
男「なんでも言われても、何から話せばいいかわからないけど」
巫女「そんなことも自分で考えられないのですか。どうにも都会の人は思考力に欠けているようですね」
男「なんだと?」
巫女「ですが、私は巫女。それも愛でます」
男「……」
巫女「さぁ、愚鈍で蒙昧な話を曝け出してみなさい」
男「もういい。帰るわ」
巫女「……」ギュ
男「離せ」
巫女「ふっ。その程度で根を上げるとは。神は貴方の性根を叩き直せと私に告げました」
男「離せよ」
巫女「いいから座って話をしてください。―――都会には魂を写し出す機械があるとか」
男「……まず言うことあるだろ。全く」
男「魂を写し出すって……カメラのことか」
巫女「カメラですか」
男「今はデジタルカメラっていうのがあるんだけど」
巫女「ほう」
男「って、言っても分からないよな」
巫女「いいから続けてください」
男「まぁいいか。簡単にいうと風景とかを紙に写して残すことができる機械だな」
巫女「それは代償があるのですか?」
男「代償……。まあ、あるか」
巫女「魂?」
男「いや……インクとか電気か」
巫女「インク?電気?」
男「あ、ここには電気もないのか」
巫女「また新しい俗語が出てきましたね。やはり都会は穢れています」
男(都会を見下してるのか、この子は)
巫女「カメラですか」
男「今はデジタルカメラっていうのがあるんだけど」
巫女「ほう」
男「って、言っても分からないよな」
巫女「いいから続けてください」
男「まぁいいか。簡単にいうと風景とかを紙に写して残すことができる機械だな」
巫女「それは代償があるのですか?」
男「代償……。まあ、あるか」
巫女「魂?」
男「いや……インクとか電気か」
巫女「インク?電気?」
男「あ、ここには電気もないのか」
巫女「また新しい俗語が出てきましたね。やはり都会は穢れています」
男(都会を見下してるのか、この子は)
男「なぁ」
巫女「なんでしょう?」
男「君は都会のことをどう思っているんだ?」
巫女「屑が集まり、己の自尊心ばかりを気にしているところですね」
男「ふーん」
巫女「貴方もそうでしょう?」
男「……そうかもな」
巫女「ふっ。神は全てを見透かしています」
男「じゃあ、都会は嫌いなのか?」
巫女「はい」
男「それが正解かもな」
巫女「貴方も都会は嫌いなのですか?」
男「好きならここまでこない」
巫女「なるほど。貴方とは知人ぐらいにはなれそうですね」
男「常に上からだな、君は」
巫女「なんでしょう?」
男「君は都会のことをどう思っているんだ?」
巫女「屑が集まり、己の自尊心ばかりを気にしているところですね」
男「ふーん」
巫女「貴方もそうでしょう?」
男「……そうかもな」
巫女「ふっ。神は全てを見透かしています」
男「じゃあ、都会は嫌いなのか?」
巫女「はい」
男「それが正解かもな」
巫女「貴方も都会は嫌いなのですか?」
男「好きならここまでこない」
巫女「なるほど。貴方とは知人ぐらいにはなれそうですね」
男「常に上からだな、君は」
巫女「そう思うのは貴方が底辺に生きてきた証なのでしょう」
男「……帰るわ」
巫女「……」ギュッ
男「離せ」
巫女「まぁまぁ。では中層としておきましょう」
男「……」
巫女「都会が嫌いになった理由はあるのですか?」
男「他人と競争するのに疲れただけだよ」
巫女「競争ですか」
男「都会は生きているだけで見知らぬ他人と争ってる。知力と財力でな」
巫女「こことは無縁ですね」
男「その通り。劣る奴は優れた奴の言いなりになるしかない世界。この村みたく支えあうことなんてない」
巫女「貴方は負け組なわけですね?」
男「……その通りだけど、正面から言われると腹立つな」
巫女「事実を突きつけられれば誰でも立腹するもの。貴方は特別ではないということですね」
男「……帰るわ」
巫女「……」ギュッ
男「離せ」
巫女「まぁまぁ。では中層としておきましょう」
男「……」
巫女「都会が嫌いになった理由はあるのですか?」
男「他人と競争するのに疲れただけだよ」
巫女「競争ですか」
男「都会は生きているだけで見知らぬ他人と争ってる。知力と財力でな」
巫女「こことは無縁ですね」
男「その通り。劣る奴は優れた奴の言いなりになるしかない世界。この村みたく支えあうことなんてない」
巫女「貴方は負け組なわけですね?」
男「……その通りだけど、正面から言われると腹立つな」
巫女「事実を突きつけられれば誰でも立腹するもの。貴方は特別ではないということですね」
男「……」
巫女「……」ギュッ
男「いや、今の発言は正しい。怒れない」
巫女「そうですか」
男「そう。特別になれなかった。俺にはなんの才能もない」
男「生まれて来た意味がなかった。だから……」
巫女「だから?」
男「……死のうとした」
巫女「そうですか」
男「驚かないのか?」
巫女「私は巫女。神のお告げが聞こえます。神は全てを見透かしています」
巫女「貴方のことも、全て」
男「そっか……」
巫女「さぁ、話を続けましょう。―――温風を生み出す装置の話とか聞きたいですね」
男「ああ、エアコンか。いいぞ」
巫女「……」ギュッ
男「いや、今の発言は正しい。怒れない」
巫女「そうですか」
男「そう。特別になれなかった。俺にはなんの才能もない」
男「生まれて来た意味がなかった。だから……」
巫女「だから?」
男「……死のうとした」
巫女「そうですか」
男「驚かないのか?」
巫女「私は巫女。神のお告げが聞こえます。神は全てを見透かしています」
巫女「貴方のことも、全て」
男「そっか……」
巫女「さぁ、話を続けましょう。―――温風を生み出す装置の話とか聞きたいですね」
男「ああ、エアコンか。いいぞ」
男「―――そろそろ、帰るわ」
巫女「そうですか。なんなら、泊まっていってもいいですよ?」
男「どこで寝かせてくれるんだ?」
巫女「ここの石畳でも」
男「ふざけんな」
巫女「ジョーク。巫女ジョークです」
男「なんだよ……それ……」
巫女「それでは、ごきげんよう」
男「ああ」
巫女「実に有意義な時間でした。また是非聞かせてください」
男「あ、ああ……」
巫女「……」ペコッ
男(なんだ、意外と素直なんだな、この子……)
巫女「今、私のこと変な子って思いましたね?失敬な」
男「思ってないから」
巫女「そうですか。なんなら、泊まっていってもいいですよ?」
男「どこで寝かせてくれるんだ?」
巫女「ここの石畳でも」
男「ふざけんな」
巫女「ジョーク。巫女ジョークです」
男「なんだよ……それ……」
巫女「それでは、ごきげんよう」
男「ああ」
巫女「実に有意義な時間でした。また是非聞かせてください」
男「あ、ああ……」
巫女「……」ペコッ
男(なんだ、意外と素直なんだな、この子……)
巫女「今、私のこと変な子って思いましたね?失敬な」
男「思ってないから」
―――少女宅
男「ただいま」
少女「おかえりなさいです!」
男「良い匂いだな」
少女「夕飯、もうすぐできますから居間でまっていてください」
男「わかった」
男(そういえば朝から何も食べてなかったな……)
婆「おかえりなさい」
男「どうも」
婆「夜になると冷えますからね。温まってください」
男「そうします」
婆「ところで、明日以降のことはどうするつもりで?」
男「え?」
婆「話では一泊だけとのこと。これからどうされるのですかな?」
男「……」
男「ただいま」
少女「おかえりなさいです!」
男「良い匂いだな」
少女「夕飯、もうすぐできますから居間でまっていてください」
男「わかった」
男(そういえば朝から何も食べてなかったな……)
婆「おかえりなさい」
男「どうも」
婆「夜になると冷えますからね。温まってください」
男「そうします」
婆「ところで、明日以降のことはどうするつもりで?」
男「え?」
婆「話では一泊だけとのこと。これからどうされるのですかな?」
男「……」
婆「やはり自害されるつもりでしょうか?」
男「それは……」
婆「他人の人生に口を挟むことはできればしたくありませんが、死ぬなんてもったいない」
男「……」
婆「死して得るものなどないでしょうに」
男「でも、俺には生きていても得るものはないですから」
婆「そうですか?」
男「才能も知識も、頼れる友人もいない。だから、俺は死のうと思ったんです」
婆「生きていれば得ることもあるかもしれません。現に私もこの歳で貴方との縁を得ました」
男「……」
婆「ははは。長く生きても知らない殿方と出会えた。私にとっては得がたいものですわ」
男「そう思えるのは貴方がこれまで幸せな道を歩いてきたからじゃ……」
婆「人生は十人十色。苦楽の境界など他人にはわかりますまい」
男「そうですけど」
婆「とにかく今日はここで休んでいきなさい。自傷はいつでもできましょう」
男「それは……」
婆「他人の人生に口を挟むことはできればしたくありませんが、死ぬなんてもったいない」
男「……」
婆「死して得るものなどないでしょうに」
男「でも、俺には生きていても得るものはないですから」
婆「そうですか?」
男「才能も知識も、頼れる友人もいない。だから、俺は死のうと思ったんです」
婆「生きていれば得ることもあるかもしれません。現に私もこの歳で貴方との縁を得ました」
男「……」
婆「ははは。長く生きても知らない殿方と出会えた。私にとっては得がたいものですわ」
男「そう思えるのは貴方がこれまで幸せな道を歩いてきたからじゃ……」
婆「人生は十人十色。苦楽の境界など他人にはわかりますまい」
男「そうですけど」
婆「とにかく今日はここで休んでいきなさい。自傷はいつでもできましょう」
―――自室
少女「この部屋はお使いください」
男「夕食だけじゃなくて部屋まで……ありがとう」
少女「いえ、そんな。おばあちゃんと二人だけの家ですから」
男「そういえば、君の両親は?」
少女「え?」
男「田舎だから広い家に住んでいるっていうのは別に違和感なかったけど、君の親はどこに?」
少女「えっと……昔……いなくなって……」
男「あ……ごめん……」
少女「いえ。気にしないでください。やっぱり不思議に思いますよね」
男「……」
少女「あ、えと、何か困ったことがあればなんでも言ってください!!
男「うん」
少女「ではでは!!」
男(両親がいなくてもあんなに明るく振舞えるなんて。はぁ……俺の駄目さが浮き彫りになるな……)
少女「この部屋はお使いください」
男「夕食だけじゃなくて部屋まで……ありがとう」
少女「いえ、そんな。おばあちゃんと二人だけの家ですから」
男「そういえば、君の両親は?」
少女「え?」
男「田舎だから広い家に住んでいるっていうのは別に違和感なかったけど、君の親はどこに?」
少女「えっと……昔……いなくなって……」
男「あ……ごめん……」
少女「いえ。気にしないでください。やっぱり不思議に思いますよね」
男「……」
少女「あ、えと、何か困ったことがあればなんでも言ってください!!
男「うん」
少女「ではでは!!」
男(両親がいなくてもあんなに明るく振舞えるなんて。はぁ……俺の駄目さが浮き彫りになるな……)
男「……」
トントン
男「はい?」
少女『湯浴みの準備が整いました』
男「え?いいの?」
少女『一日の疲労は湯によって洗い流されるとおばあちゃんがいつもいってます』
男「じゃあ、入る」
少女『はい、お待ちしていますです』
男「……え?」
男「……」
男「そっか。こういうところのお風呂って薪をくべたりするんだよな」
男「早く入らなきゃ悪いな」
男「急ごう」
トントン
男「はい?」
少女『湯浴みの準備が整いました』
男「え?いいの?」
少女『一日の疲労は湯によって洗い流されるとおばあちゃんがいつもいってます』
男「じゃあ、入る」
少女『はい、お待ちしていますです』
男「……え?」
男「……」
男「そっか。こういうところのお風呂って薪をくべたりするんだよな」
男「早く入らなきゃ悪いな」
男「急ごう」
男性がいないのは外部から来た人間(男含む)が村の女性と交わって種付けして帰るから存在しない
最初は居心地が良くてもいつかはうんざりして都会に帰るから結局は居着かないんだよ
最初は居心地が良くてもいつかはうんざりして都会に帰るから結局は居着かないんだよ
―――浴室
男「ここか」
男「木のお風呂とか初めてだな」
男「さてと……」
ガラッ
男「広いなぁ……4人くらいは入れそうだぞ」
男「……」
男(なんか悪いなぁ……。至れりつくせりじゃないか)
男(死のうとした屑なのにな、俺……)
ガラッ
男「え……?」
少女「どうも」
男「わぁあああ!???」
少女「あの……なにか?」
男「な、なんで入ってくるんだよ?!」
男「ここか」
男「木のお風呂とか初めてだな」
男「さてと……」
ガラッ
男「広いなぁ……4人くらいは入れそうだぞ」
男「……」
男(なんか悪いなぁ……。至れりつくせりじゃないか)
男(死のうとした屑なのにな、俺……)
ガラッ
男「え……?」
少女「どうも」
男「わぁあああ!???」
少女「あの……なにか?」
男「な、なんで入ってくるんだよ?!」
少女「私も湯浴みを」
男「いや、おかしいだろ!!」
少女「え……」
男「俺が入ってるんだぞ!?」
少女「ええ」
男「ええ、じゃなくて!!」
少女「お背中でも……」
男「いいから!!」
少女「そうですか?」
男「……」
少女「では……」ペタペタ
少女「……」ザバァ
男(どうなってるんだ……)
男(田舎だからか……?)
少女「ふぅ……」
男「いや、おかしいだろ!!」
少女「え……」
男「俺が入ってるんだぞ!?」
少女「ええ」
男「ええ、じゃなくて!!」
少女「お背中でも……」
男「いいから!!」
少女「そうですか?」
男「……」
少女「では……」ペタペタ
少女「……」ザバァ
男(どうなってるんだ……)
男(田舎だからか……?)
少女「ふぅ……」
少女「湯船には入らないんです?」
男「えっと……」
少女「気持ちいいです」
男「……」スタスタ
男「お邪魔します……」
少女「はい」
男「……」
少女「そういえば、お二人と話されたんですよね?」
男「う、うん……」
少女「どうでした?」
男「どうって……えっと……」
少女「楽しそうでしたか?」
男「そ、そうだな……うん……」
少女「あの……どうして私に背中を向けているんですか……?」
男「いや……見ちゃ悪いだろ……」
男「えっと……」
少女「気持ちいいです」
男「……」スタスタ
男「お邪魔します……」
少女「はい」
男「……」
少女「そういえば、お二人と話されたんですよね?」
男「う、うん……」
少女「どうでした?」
男「どうって……えっと……」
少女「楽しそうでしたか?」
男「そ、そうだな……うん……」
少女「あの……どうして私に背中を向けているんですか……?」
男「いや……見ちゃ悪いだろ……」
少女「何が悪いのでしょうか?」
男「だって……裸なんて……」
少女「裸だから悪いと?」
男「お、おう」
少女「都会ではそのような規則が?」
男「恥ずかしくないのか?」
少女「ここでは普通、裸になりますよね?」
男「なるけど。他人に裸を見せることに抵抗とかないのか?」
少女「いえ」
男(やっぱり環境が違うとこうなるのか……)
男「異性の裸を見るって結構恥ずかしいことなんだけどな」
少女「そうなのですか。ごめんなさい、男の人と湯浴みをしたことがなくて」
男「……」
少女「これからは控えますね」
男「そうして」
男「だって……裸なんて……」
少女「裸だから悪いと?」
男「お、おう」
少女「都会ではそのような規則が?」
男「恥ずかしくないのか?」
少女「ここでは普通、裸になりますよね?」
男「なるけど。他人に裸を見せることに抵抗とかないのか?」
少女「いえ」
男(やっぱり環境が違うとこうなるのか……)
男「異性の裸を見るって結構恥ずかしいことなんだけどな」
少女「そうなのですか。ごめんなさい、男の人と湯浴みをしたことがなくて」
男「……」
少女「これからは控えますね」
男「そうして」
こういうのに出てくる男って、ラノベの主人公の反応を忠実に再現してるっていうか、リアリティねぇよなぁ
ラノベみたいなのの延長にあるエンタメだと思えば一つの様式美なんだろうけど
ラノベみたいなのの延長にあるエンタメだと思えば一つの様式美なんだろうけど
―――自室
男「はぁ……疲れた……」
男「羞恥心がないまま育つんだな……」
男「……」
男「そういえば……この村……男の人が……」
トントン
男「はい?」
婆『私です』
男「どうぞ」
ガラッ
婆「おやすみ前に申し訳ないです」
男「なんでしょうか?」
婆「明日、どうされるのかと」
男「その話ですか」
婆「自決される決意は固まってますか?」
男「はぁ……疲れた……」
男「羞恥心がないまま育つんだな……」
男「……」
男「そういえば……この村……男の人が……」
トントン
男「はい?」
婆『私です』
男「どうぞ」
ガラッ
婆「おやすみ前に申し訳ないです」
男「なんでしょうか?」
婆「明日、どうされるのかと」
男「その話ですか」
婆「自決される決意は固まってますか?」
>>51
このまま進め光は常に雲の渦の中心をさしているラピュタは嵐の中にいる聞こえないのかこのまま進むんだ必ず入り口はある
雲の中では無駄骨です手は打ちますどうせ奴らは遠くへは逃げません航海はきわめて順調ですよ
素晴らしい最高のショーだとは思わんかね
このまま進め光は常に雲の渦の中心をさしているラピュタは嵐の中にいる聞こえないのかこのまま進むんだ必ず入り口はある
雲の中では無駄骨です手は打ちますどうせ奴らは遠くへは逃げません航海はきわめて順調ですよ
素晴らしい最高のショーだとは思わんかね
>>78
じゃ、どういうのがリアルな反応なの?
じゃ、どういうのがリアルな反応なの?
男「あ……えと……」
婆「揺らいでおいでで?」
男「それは……」
婆「ははは。それもいいのではないでしょうか?」
男「え?」
婆「見ての通り、ここには男がいません」
男「……それって」
婆「この村は女だけしかいないのですよ」
男「どうしてですか?」
婆「この村は大昔、女性に対する扱いに不満を覚えた者たちが作った場所なのです」
男「それは男尊女卑が酷かった時代に?」
婆「そう。男性を一切に排し、女性だけの楽園を作ろうとした。―――まあ、ですが男性もいなければ繁栄はできない」
男「でしょうね」
婆「ですから、活きの良い殿方を攫っては数人の女に種を残していってもらってたわけですな」
男「な……!?」
婆「揺らいでおいでで?」
男「それは……」
婆「ははは。それもいいのではないでしょうか?」
男「え?」
婆「見ての通り、ここには男がいません」
男「……それって」
婆「この村は女だけしかいないのですよ」
男「どうしてですか?」
婆「この村は大昔、女性に対する扱いに不満を覚えた者たちが作った場所なのです」
男「それは男尊女卑が酷かった時代に?」
婆「そう。男性を一切に排し、女性だけの楽園を作ろうとした。―――まあ、ですが男性もいなければ繁栄はできない」
男「でしょうね」
婆「ですから、活きの良い殿方を攫っては数人の女に種を残していってもらってたわけですな」
男「な……!?」
あー、わかった
これはつまりショートショートなんだな
設定とオチを楽しませるものなわけだ
なら反応のリアルさとかいらんね
すまんすまん
これはつまりショートショートなんだな
設定とオチを楽しませるものなわけだ
なら反応のリアルさとかいらんね
すまんすまん
>>86
なにこれコピペ?
なにこれコピペ?
>>87
ここまでコピペ
ここまでコピペ
婆「男児は山に捨て、女児だけは宝物のように愛でた。それがこの村なのです」
男「……」
婆「ですがそれも昔の話。今は時代が変わった」
男「どういうことですか?」
婆「村の女の殆どは都会の存在を耳にしている。貴方のような部外者によって」
男「俺以外にもここを訪れた人が……」
男(それもそうか。じゃないと携帯電話やカメラの話題すら知らないもんな)
婆「私の娘もそう。都会に憧れ、出て行きました」
男「貴女の娘ってことは……あの子の母親?」
婆「ええ。子を宿したときに帰郷し、あの子をこの村で出産した。そして数年後、娘は子を残し村を捨てた」
男「どうして……?!」
婆「都会を知るとはそういうことです。子を捨ててまでも憧れる場所」
男「おかしいでしょう。娘を置き去りしていいわけがない。普通の神経じゃできない」
婆「娘は去る間際に言いました。『子に縛られたくはない』と」
男「……」
男「……」
婆「ですがそれも昔の話。今は時代が変わった」
男「どういうことですか?」
婆「村の女の殆どは都会の存在を耳にしている。貴方のような部外者によって」
男「俺以外にもここを訪れた人が……」
男(それもそうか。じゃないと携帯電話やカメラの話題すら知らないもんな)
婆「私の娘もそう。都会に憧れ、出て行きました」
男「貴女の娘ってことは……あの子の母親?」
婆「ええ。子を宿したときに帰郷し、あの子をこの村で出産した。そして数年後、娘は子を残し村を捨てた」
男「どうして……?!」
婆「都会を知るとはそういうことです。子を捨ててまでも憧れる場所」
男「おかしいでしょう。娘を置き去りしていいわけがない。普通の神経じゃできない」
婆「娘は去る間際に言いました。『子に縛られたくはない』と」
男「……」
婆「まあ、昔の話です」
男「他の子も同じような感じですか?」
婆「都会に疲れ、戻ってきた者もいます。ですが大半がまた都会に戻る」
婆「それだけ、都会は魅力的なのでしょうな」
男「子どもをここに残して、ですか?」
婆「連れて行く者もいます。ここに残して行く者もいます。それだけのことですわ」
男「それだけのことって……」
婆「まあ、貴方が気にすることではない。他人の人生。誰も親がいないことを嘆いてはいません」
男「確かに……」
婆「さて、本題ですが。このまま、村に残る気はありますか?」
男「……」
婆「今なら好きな女を―――」
男「俺を種馬にする気ですか」
婆「楔が必要なのですよ。村の者がここから出て行かないようにするには、男という楔が」
男「それは……」
男「他の子も同じような感じですか?」
婆「都会に疲れ、戻ってきた者もいます。ですが大半がまた都会に戻る」
婆「それだけ、都会は魅力的なのでしょうな」
男「子どもをここに残して、ですか?」
婆「連れて行く者もいます。ここに残して行く者もいます。それだけのことですわ」
男「それだけのことって……」
婆「まあ、貴方が気にすることではない。他人の人生。誰も親がいないことを嘆いてはいません」
男「確かに……」
婆「さて、本題ですが。このまま、村に残る気はありますか?」
男「……」
婆「今なら好きな女を―――」
男「俺を種馬にする気ですか」
婆「楔が必要なのですよ。村の者がここから出て行かないようにするには、男という楔が」
男「それは……」
婆「ああ、勿論強要をする気は毛頭ありません。貴方次第です」
男「……」
婆「ですが、そのまま死ぬというのなら財産を残してほしい」
男「財産……?」
婆「ええ。もう女だけの村ではなく、男児も女児も受け入れる」
婆「この村を残すために」
男「……」
婆「どうですかな?」
男「考えます」
婆「つまり、もう自決はしないと?」
男「……わかりません」
婆「まあ、いいです。その気になればどんな相手でも貴方は抱くことができる」
婆「……私でもいいですけどね」ポッ
男「……ごめんなさい」
婆「ははは。それは残念」
男「……」
婆「ですが、そのまま死ぬというのなら財産を残してほしい」
男「財産……?」
婆「ええ。もう女だけの村ではなく、男児も女児も受け入れる」
婆「この村を残すために」
男「……」
婆「どうですかな?」
男「考えます」
婆「つまり、もう自決はしないと?」
男「……わかりません」
婆「まあ、いいです。その気になればどんな相手でも貴方は抱くことができる」
婆「……私でもいいですけどね」ポッ
男「……ごめんなさい」
婆「ははは。それは残念」
―――深夜
男「……」
男「寝れない……」
男(誰でも抱ける……)
男(夢のような話だな、おい……)
男「……」
少女『私を抱くのですか……?』
少女『どうぞ……貴方の思うがままに……』
男「……?!」
男「何を……俺は……!!」
男「でも……」
男「うー……」
男「どうしたらいいんだ……」
男「……」
男「寝れない……」
男(誰でも抱ける……)
男(夢のような話だな、おい……)
男「……」
少女『私を抱くのですか……?』
少女『どうぞ……貴方の思うがままに……』
男「……?!」
男「何を……俺は……!!」
男「でも……」
男「うー……」
男「どうしたらいいんだ……」
翌朝
男「おはよう」
少女「おはようです!」
男「うっ……」
少女「なにか?」
男「なんでも……」
男(意識するな……どうしても)
少女「朝食の用意はできてますよ」
男「うん」
少女「では、いただきますしましょう」
男「あれ、おばあちゃんは?」
少女「もう畑のほうへ行きました」
男「朝が早いんだな」
少女「ええ」
男(俺が一番遅く起きたのか……)
男「おはよう」
少女「おはようです!」
男「うっ……」
少女「なにか?」
男「なんでも……」
男(意識するな……どうしても)
少女「朝食の用意はできてますよ」
男「うん」
少女「では、いただきますしましょう」
男「あれ、おばあちゃんは?」
少女「もう畑のほうへ行きました」
男「朝が早いんだな」
少女「ええ」
男(俺が一番遅く起きたのか……)
―――縁側
男「……」
少女「ふー、お洗濯、終わり!!」
男「……」モゾモゾ
男(服を借りたのはいいけど……和服って落ち着かないな……)
少女「どうかしましたか?」
男「え?ああ、こういう服を着るのは初めてで」
少女「でも、よく似合ってますよ?」
男「この服は誰のなの?」
少女「私のおじいちゃんが着ていたものらしいです」
男「てことは、おばあちゃんの……旦那か」
少女「もう亡くなりましたけど」
男「そんなの着せんなよ……」
少女「嫌ですか?」
男「いやというか……気分はよくない」
男「……」
少女「ふー、お洗濯、終わり!!」
男「……」モゾモゾ
男(服を借りたのはいいけど……和服って落ち着かないな……)
少女「どうかしましたか?」
男「え?ああ、こういう服を着るのは初めてで」
少女「でも、よく似合ってますよ?」
男「この服は誰のなの?」
少女「私のおじいちゃんが着ていたものらしいです」
男「てことは、おばあちゃんの……旦那か」
少女「もう亡くなりましたけど」
男「そんなの着せんなよ……」
少女「嫌ですか?」
男「いやというか……気分はよくない」
男「なるほどそうか、ならお前は自分が正しいことをしているから許されるのか」
婆「リコやああああああ」
婆「リコやああああああ」
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- 言峰「では次の人、悩みをどうぞ」士郎「みんなを幸せにしたいです」 (350) - [48%] - 2012/2/8 2:45 ★★★
- 妹「やっぱりお兄ちゃんはおっぱい小さい子のほうがいいの?」 (724) - [48%] - 2010/4/18 20:00 ★★★×4
- 玄「穏乃ちゃん、ジュースをどうぞ」穏乃「ありがとうございます」 (119) - [48%] - 2013/2/3 11:00 ☆
- 男「友達になってください」お嬢様「式はいつにしますか?」 (238) - [47%] - 2011/10/5 2:46 ★★★×4
- P「お、みんな居るのか」亜美「うん、雪だしちかたないね」 (148) - [47%] - 2013/1/15 16:30 ★
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