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元スレ男「ここで人生を終えようか」少女「やめたほうがいいかと」
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―――縁側
男「……」
少女「冷えますよ?」
男「え?」
少女「どうぞ。毛布です」
男「ありがとう」
少女「ご迷惑でなければ、ご一緒してもいいですか?」
男「うん」
少女「どうかされましたか?」
男「これからどうしようかなって……」
少女「これからですか……」
男「うん」
少女「今のお考えは?」
男「―――ここで人生を終えようか、なんて考えてもいるけど」
少女「……やめたほうがいいかと」
男「……」
少女「冷えますよ?」
男「え?」
少女「どうぞ。毛布です」
男「ありがとう」
少女「ご迷惑でなければ、ご一緒してもいいですか?」
男「うん」
少女「どうかされましたか?」
男「これからどうしようかなって……」
少女「これからですか……」
男「うん」
少女「今のお考えは?」
男「―――ここで人生を終えようか、なんて考えてもいるけど」
少女「……やめたほうがいいかと」
男「え……?」
少女「村のために犠牲になることはありません」
男「君……」
少女「おばあちゃんがどういう想いで貴方を引き止めているかは想像がつきます」
男「知ってるのか?」
少女「なんとなくは」
男「そうか」
少女「貴方の人生です。流されないでください」
男「なんでそこまで言ってくれるんだ?」
少女「え……なんででしょうか……ね?でも、言われるがままここに留まっても貴方はまた山に向かうかもしれない」
男「な……」
少女「貴方が唐突に消えてしまうのが怖い」
少女「だから、きちんと自分の意思で決めて欲しい。そう思うんです」
男「ありがとう。出会って間もないのにそこまで想ってくれて」
少女「いえ、ただ正直な気持ちですから」
少女「村のために犠牲になることはありません」
男「君……」
少女「おばあちゃんがどういう想いで貴方を引き止めているかは想像がつきます」
男「知ってるのか?」
少女「なんとなくは」
男「そうか」
少女「貴方の人生です。流されないでください」
男「なんでそこまで言ってくれるんだ?」
少女「え……なんででしょうか……ね?でも、言われるがままここに留まっても貴方はまた山に向かうかもしれない」
男「な……」
少女「貴方が唐突に消えてしまうのが怖い」
少女「だから、きちんと自分の意思で決めて欲しい。そう思うんです」
男「ありがとう。出会って間もないのにそこまで想ってくれて」
少女「いえ、ただ正直な気持ちですから」
アホか。てかアホだろ。
絶対に俺はスクリプトには負けない
お前割れ厨じゃね?
絶対に俺はスクリプトには負けない
お前割れ厨じゃね?
男「……」
少女「私のお母さんは村を捨てました」
男「え……?」
少女「お父さんが好きだったから」
男「でも、君も捨てた」
少女「違います。お母さんはこの村で育って欲しいって考えたんですよ、きっと」
男「どうしてそう思うの?」
少女「都会の良いところも悪いところも知ったからではないでしょうか?」
男「でも、娘を置いていくなんて……おかしいだろ」
少女「私には分かりません」
男「おかしい。普通じゃない」
少女「物心がついたときから居ない人のことを怒るまで恨めないですから」
男「……君も相当変わってるな」
少女「えへへ、それほどでも」
男「褒めてないからな」
少女「私のお母さんは村を捨てました」
男「え……?」
少女「お父さんが好きだったから」
男「でも、君も捨てた」
少女「違います。お母さんはこの村で育って欲しいって考えたんですよ、きっと」
男「どうしてそう思うの?」
少女「都会の良いところも悪いところも知ったからではないでしょうか?」
男「でも、娘を置いていくなんて……おかしいだろ」
少女「私には分かりません」
男「おかしい。普通じゃない」
少女「物心がついたときから居ない人のことを怒るまで恨めないですから」
男「……君も相当変わってるな」
少女「えへへ、それほどでも」
男「褒めてないからな」
少女「では、もう寝ますね」
男「……都会に行ってみたいって君は思ってるのか?」
少女「……興味はあります。でも、この村が私は好きですから」
男「そうか」
少女「はいっ」
男「おばあちゃんは悲しむかもな……」
少女「あ、でも、みんなが出て行くってなるなら流石に都会に行きますね。一人で村に残りたくないですし」
男「あはは、それもそうか」
少女「それでは失礼します」
男「うん」
男「……」
男「このまま残るか……」
男「それとも……」
男「冷えたな……部屋に戻るか」
男「……都会に行ってみたいって君は思ってるのか?」
少女「……興味はあります。でも、この村が私は好きですから」
男「そうか」
少女「はいっ」
男「おばあちゃんは悲しむかもな……」
少女「あ、でも、みんなが出て行くってなるなら流石に都会に行きますね。一人で村に残りたくないですし」
男「あはは、それもそうか」
少女「それでは失礼します」
男「うん」
男「……」
男「このまま残るか……」
男「それとも……」
男「冷えたな……部屋に戻るか」
翌日
友「トカイー!!!」
男「お、怪我は?」
友「もう平気だよ!!」
男「そっか」
少女「おはようです」
友「おっはよ!」
少女「今日もお話をしにきたの?」
友「うん。トカイー、なんかはなせー」ユサユサ
男「はいはい……纏わりつくなよ」
友「へへー」
少女「じゃあ、私は飲み物でも」
男「ありがとう」
友「なぁなぁ、走る家の話してくれ」
男「また難しいな。車のことだろうけど……」
友「トカイー!!!」
男「お、怪我は?」
友「もう平気だよ!!」
男「そっか」
少女「おはようです」
友「おっはよ!」
少女「今日もお話をしにきたの?」
友「うん。トカイー、なんかはなせー」ユサユサ
男「はいはい……纏わりつくなよ」
友「へへー」
少女「じゃあ、私は飲み物でも」
男「ありがとう」
友「なぁなぁ、走る家の話してくれ」
男「また難しいな。車のことだろうけど……」
―――数十分後
友「すぅ……すぅ……」
男「……」
少女「寝ちゃいましたね」
男「なんだよ。退屈だったのかな?」
少女「ふふ。きっとあまり寝れなかったんじゃないですか?」
男「どうして?」
少女「貴方に会うのが楽しみで」
男「子供かよ……。子どもだったな」
少女「あはは」
男「……」
少女「お茶のおかわりはどうされますか?」
男「もらう」
少女「はい」
男(このままでいいのか……俺……)
友「すぅ……すぅ……」
男「……」
少女「寝ちゃいましたね」
男「なんだよ。退屈だったのかな?」
少女「ふふ。きっとあまり寝れなかったんじゃないですか?」
男「どうして?」
少女「貴方に会うのが楽しみで」
男「子供かよ……。子どもだったな」
少女「あはは」
男「……」
少女「お茶のおかわりはどうされますか?」
男「もらう」
少女「はい」
男(このままでいいのか……俺……)
―――神社
男「よっ」
巫女「どうにも暇そうですね。仕事はなにを?」
男「ニートだ」
巫女「にーと……?」
男「あれ。知らないか?」
巫女「それはどういう意味ですか?」
男「ま、いいじゃん」
巫女「よくはないですね。神は全てを見透かしていなければなりません」
男「なんだそりゃ」
巫女「まあ、貴方のように働きもしない人を指すのでしょうけど」
男「知ってるじゃねえか、殴るぞ」
巫女「自分で言ったくせに」
男「ふん……」
巫女「で、今日はどうしたのですか?」
男「よっ」
巫女「どうにも暇そうですね。仕事はなにを?」
男「ニートだ」
巫女「にーと……?」
男「あれ。知らないか?」
巫女「それはどういう意味ですか?」
男「ま、いいじゃん」
巫女「よくはないですね。神は全てを見透かしていなければなりません」
男「なんだそりゃ」
巫女「まあ、貴方のように働きもしない人を指すのでしょうけど」
男「知ってるじゃねえか、殴るぞ」
巫女「自分で言ったくせに」
男「ふん……」
巫女「で、今日はどうしたのですか?」
男「このままここに居てもいいかなって」
巫女「私に判断を委ねるのですか?滑稽にもほどがあります」
男「相談だよ、相談」
巫女「ふっ。では、私の意見程度では意志が固まることもないと。では時間の無駄ですので帰ってください」
男「どうすりゃいいんだよ……」
巫女「ジョークです。巫女ジョーク」
男「……こっちは割りと真剣なんだけどな」
巫女「申し訳ありません。どうしても貴方の顔をみていると苛めたくなるのです」
男「なぁ、俺がここを去って、村がなくなるとしたら君はどうする気なんだ?」
巫女「私はこの村に残ります」
男「は?」
巫女「私は都会が嫌いなので」
男「一人でも?」
巫女「はい」
男「それも巫女ジョークか?」
巫女「私に判断を委ねるのですか?滑稽にもほどがあります」
男「相談だよ、相談」
巫女「ふっ。では、私の意見程度では意志が固まることもないと。では時間の無駄ですので帰ってください」
男「どうすりゃいいんだよ……」
巫女「ジョークです。巫女ジョーク」
男「……こっちは割りと真剣なんだけどな」
巫女「申し訳ありません。どうしても貴方の顔をみていると苛めたくなるのです」
男「なぁ、俺がここを去って、村がなくなるとしたら君はどうする気なんだ?」
巫女「私はこの村に残ります」
男「は?」
巫女「私は都会が嫌いなので」
男「一人でも?」
巫女「はい」
男「それも巫女ジョークか?」
巫女「本気です」
男「……」
巫女「一人でもまあ、住めないことはないでしょうから」
男「おいおい」
巫女「私はこの村で生まれた」
男「……」
巫女「村にもこの神社にも愛着はあります。新天地での生活も楽しいでしょうが、私は離れたいとは思いません」
男「都会を知ってるからか」
巫女「私はあの世界で器用に生きてはいけない、そう思います」
男「俺と一緒だな」
巫女「虫唾が走りますね」
男「なんだとぉ?!」
巫女「ふっ。だから、安心してください」
男「え……?」
巫女「数年後、ふと思い出して戻ってきても私だけはここにいますから」
男「……」
巫女「一人でもまあ、住めないことはないでしょうから」
男「おいおい」
巫女「私はこの村で生まれた」
男「……」
巫女「村にもこの神社にも愛着はあります。新天地での生活も楽しいでしょうが、私は離れたいとは思いません」
男「都会を知ってるからか」
巫女「私はあの世界で器用に生きてはいけない、そう思います」
男「俺と一緒だな」
巫女「虫唾が走りますね」
男「なんだとぉ?!」
巫女「ふっ。だから、安心してください」
男「え……?」
巫女「数年後、ふと思い出して戻ってきても私だけはここにいますから」
―――少女宅
男「ただいま」
少女「おかえりです!!」
男「……」
少女「なんですか?」
男「おばあさんは?」
少女「部屋にいると思いますよ」
男「ありがとう」
少女「……?」
男「……」
少女「あの」
男「ん?」
少女「なにかあったんですか?」
男「ううん。なにもない」
少女「そうですか」
男「ただいま」
少女「おかえりです!!」
男「……」
少女「なんですか?」
男「おばあさんは?」
少女「部屋にいると思いますよ」
男「ありがとう」
少女「……?」
男「……」
少女「あの」
男「ん?」
少女「なにかあったんですか?」
男「ううん。なにもない」
少女「そうですか」
婆「なんですかな?」
男「決めました」
婆「答えは?」
男「俺はここに残ります」
婆「おぉ……」
男「でも、村を守るつもりは一切ありません」
婆「な……」
男「出て行く人は出て行けばいいと思う。あなた達は都会の情報を流し続けてください。俺もそうします」
婆「なにを……」
男「都会に憧れを持っている人もいれば、この土地に骨を埋める覚悟の人もいる」
男「だから……俺はここの住人の楔になろうとは思いません」
婆「しかし……それでは村は……」
男「終わりに向かっているなら向かわせましょう。俺がそれを見届けます」
婆「おぉ……なんと……」
男「俺は屑です。ここを救うなんてことはできません。すいませんでした」
男「決めました」
婆「答えは?」
男「俺はここに残ります」
婆「おぉ……」
男「でも、村を守るつもりは一切ありません」
婆「な……」
男「出て行く人は出て行けばいいと思う。あなた達は都会の情報を流し続けてください。俺もそうします」
婆「なにを……」
男「都会に憧れを持っている人もいれば、この土地に骨を埋める覚悟の人もいる」
男「だから……俺はここの住人の楔になろうとは思いません」
婆「しかし……それでは村は……」
男「終わりに向かっているなら向かわせましょう。俺がそれを見届けます」
婆「おぉ……なんと……」
男「俺は屑です。ここを救うなんてことはできません。すいませんでした」
―――夜 縁側
少女「村とともに貴方も死ぬと?」
男「そうすることにした。ここで俺の人生を止める」
少女「そうですか」
男「この村の繁栄とかに協力はできそうにない。ごめん」
少女「いえ。新しい村民を私は嬉しく思います」
男「でさ……これからなんだけど」
少女「はい?」
男「農作業とか教えてくれるか?」
少女「そうですね。ここに住むならそれぐらいはやっていただかないと」
男「ありがとう」
少女「いえいえ」
男「これから早起きしないとなぁ」
少女「私がしっかり起こして差し上げますよ」
男「それは……なんか嬉しいな」
少女「村とともに貴方も死ぬと?」
男「そうすることにした。ここで俺の人生を止める」
少女「そうですか」
男「この村の繁栄とかに協力はできそうにない。ごめん」
少女「いえ。新しい村民を私は嬉しく思います」
男「でさ……これからなんだけど」
少女「はい?」
男「農作業とか教えてくれるか?」
少女「そうですね。ここに住むならそれぐらいはやっていただかないと」
男「ありがとう」
少女「いえいえ」
男「これから早起きしないとなぁ」
少女「私がしっかり起こして差し上げますよ」
男「それは……なんか嬉しいな」
―――翌日
婆「はぁ……村の娘全員を孕ませるだけの気概はなかったのですな」
男「あるわけないでしょ。何言ってるんですか」
婆「ほら、そこも少し深く掘って」
男「くっ……」
婆「そうなると一つ問題がありますね」
男「なんですか?」
婆「誰を嫁にするのか……」
男「……」
婆「まさか……」ポッ
男「ないない」
婆「そうですか」
男「それはまたゆっくりと考えます。ここにきてまだ数日。俺のことを好きだって言ってくれたのは小さな女の子だけですから」
婆「あの子、初潮がまだみたいなので、まあ、ほどほどに」
男「はぁ?!」
婆「はぁ……村の娘全員を孕ませるだけの気概はなかったのですな」
男「あるわけないでしょ。何言ってるんですか」
婆「ほら、そこも少し深く掘って」
男「くっ……」
婆「そうなると一つ問題がありますね」
男「なんですか?」
婆「誰を嫁にするのか……」
男「……」
婆「まさか……」ポッ
男「ないない」
婆「そうですか」
男「それはまたゆっくりと考えます。ここにきてまだ数日。俺のことを好きだって言ってくれたのは小さな女の子だけですから」
婆「あの子、初潮がまだみたいなので、まあ、ほどほどに」
男「はぁ?!」
友「トカイー!!」
男「ぶっ?!」
友「どしたの?」
男「な、なんでも……」
婆「ははは……」
友「んー?顔、赤いぞ?」
男「うるさいなぁ」
少女「あのー!休憩にしませんかー!?」
男「うん!」
友「なぁなぁ、トカイ!!今日はさぁ、あの話を聞きたいんだけど」
男「なんだ?」
友「学校だ!」
男「学校な。わかった」
友「うん!」
男「ぶっ?!」
友「どしたの?」
男「な、なんでも……」
婆「ははは……」
友「んー?顔、赤いぞ?」
男「うるさいなぁ」
少女「あのー!休憩にしませんかー!?」
男「うん!」
友「なぁなぁ、トカイ!!今日はさぁ、あの話を聞きたいんだけど」
男「なんだ?」
友「学校だ!」
男「学校な。わかった」
友「うん!」
友「そっかぁ。やっぱり、都会はいいなぁ!」
男「行ってみたいか?」
友「ううん!トカイがこっちにいるからいいや!」
男「な……」
友「すきだぞー」ギュゥ
男「……」
少女「ふふ……どうします?」
男「なにが?」
婆「こんな年端もいかぬ娘を……都会では流行しているのですかな?」
男「してないですよ!!」
友「私ぐらいの子でもあれだろ?都会だと大人の人と色々するんだろ?」
男「なにいってんだ?」
少女「色々って?」
友「姉御がいうには裸になって―――」
男「あいつ何吹聴してんだよ……」
男「行ってみたいか?」
友「ううん!トカイがこっちにいるからいいや!」
男「な……」
友「すきだぞー」ギュゥ
男「……」
少女「ふふ……どうします?」
男「なにが?」
婆「こんな年端もいかぬ娘を……都会では流行しているのですかな?」
男「してないですよ!!」
友「私ぐらいの子でもあれだろ?都会だと大人の人と色々するんだろ?」
男「なにいってんだ?」
少女「色々って?」
友「姉御がいうには裸になって―――」
男「あいつ何吹聴してんだよ……」
―――神社
巫女「……」ザッサッ
男「よう。変態」
巫女「貴方に言われると無性に死にたくなりますね」
少女「こんにちはです!」
巫女「どうも。神に選ばれし姫君よ」
男「……俺、ここに残ることにした」
巫女「……」
男「これからよろしくな」
巫女「なるほど。貴方とはまぁ、友人としてのお付き合いはしてもいいかもしれませんね」
男「なんで上からなんだよ」
巫女「ふふ……よろしくね」
男「お、おう」
少女「さてと、お参りしなくちゃ」
男「俺もしようかな」
巫女「……」ザッサッ
男「よう。変態」
巫女「貴方に言われると無性に死にたくなりますね」
少女「こんにちはです!」
巫女「どうも。神に選ばれし姫君よ」
男「……俺、ここに残ることにした」
巫女「……」
男「これからよろしくな」
巫女「なるほど。貴方とはまぁ、友人としてのお付き合いはしてもいいかもしれませんね」
男「なんで上からなんだよ」
巫女「ふふ……よろしくね」
男「お、おう」
少女「さてと、お参りしなくちゃ」
男「俺もしようかな」
巫女「あら。無神論者が願掛けとは、恥ずかしくないのですか?」
男「あのなぁ……!」
巫女「ふっ。でも、願い事ができたのはいいことですね」
男「まぁな」
少女「……」ガランガラン
少女「……よしっ」
男「訊いてもいい?」
少女「え?」
男「俺と初めてきたときも何がお願い事してただろ?どんな願いを?」
少女「あ、貴方が死にませんようにって……」
男「え……」
少女「えへへ」
男「そう……ありがとう」
少女「いえ。でも、もう大丈夫ですよね」
巫女「流石は神子。その慈悲深さは底知れず」
男「あのなぁ……!」
巫女「ふっ。でも、願い事ができたのはいいことですね」
男「まぁな」
少女「……」ガランガラン
少女「……よしっ」
男「訊いてもいい?」
少女「え?」
男「俺と初めてきたときも何がお願い事してただろ?どんな願いを?」
少女「あ、貴方が死にませんようにって……」
男「え……」
少女「えへへ」
男「そう……ありがとう」
少女「いえ。でも、もう大丈夫ですよね」
巫女「流石は神子。その慈悲深さは底知れず」
男「俺もお参りしていく」
少女「はい」
男「……」ガランガラン
男「……よし」
巫女「あ、今、私とエッチなことをしたいと思いましたね?」
男「よくわかったな」
巫女「え?!」
少女「!?」
男「外は嫌なんだろ?」
巫女「あ、あの……嘘……ですよね?」
男「いいや。マジだけど?」
巫女「ちょ……あの……私そんなつもりは……」
男「……冗談だ」
巫女「が……?!」
少女「はぁ……びっくりした……」
少女「はい」
男「……」ガランガラン
男「……よし」
巫女「あ、今、私とエッチなことをしたいと思いましたね?」
男「よくわかったな」
巫女「え?!」
少女「!?」
男「外は嫌なんだろ?」
巫女「あ、あの……嘘……ですよね?」
男「いいや。マジだけど?」
巫女「ちょ……あの……私そんなつもりは……」
男「……冗談だ」
巫女「が……?!」
少女「はぁ……びっくりした……」
読んでないけど前、何度も何度も自殺してる男の霊がいてそれをやめさせる話しあったな
今から読む
今から読む
巫女「神の前で何たる陵辱ですか!!帰れ!!」
男「はいはい。ほら、帰ろうか」
少女「は、はい」
巫女「二度とくるなー!!」
男「わかったよ」
巫女「あ、いや、来てもいいですけどね……」
男「どっちだ?」
少女「ふふ……」
男「あー、午後からは山に行かなきゃならないのか」
少女「おばあちゃんについていくのは大変だと思いますけど、がんばってくださいね」
男「ああ。ここまで来たら弱音は吐かない」
少女「……」
男「新しい生きかたも見つけたしな」
少女「そうですか」
男「はいはい。ほら、帰ろうか」
少女「は、はい」
巫女「二度とくるなー!!」
男「わかったよ」
巫女「あ、いや、来てもいいですけどね……」
男「どっちだ?」
少女「ふふ……」
男「あー、午後からは山に行かなきゃならないのか」
少女「おばあちゃんについていくのは大変だと思いますけど、がんばってくださいね」
男「ああ。ここまで来たら弱音は吐かない」
少女「……」
男「新しい生きかたも見つけたしな」
少女「そうですか」
―――数日後
少女「今日もおつかれさまでした」
男「うん」
少女「すぐにごはんの支度しますからね」
男「いつもありがとう」
少女「いえいえ。それより農作業は慣れましたか?」
男「多少は」
少女「よかったですね」
男「……」
少女「いそげっいそげっ」パタパタ
男(ここで生きよう)
少女「きゃぁ!」ズデンッ
男「大丈夫か!?」
少女「す、すみません。足が滑って……」
男「怪我はないみたいだな。よかった」
少女「今日もおつかれさまでした」
男「うん」
少女「すぐにごはんの支度しますからね」
男「いつもありがとう」
少女「いえいえ。それより農作業は慣れましたか?」
男「多少は」
少女「よかったですね」
男「……」
少女「いそげっいそげっ」パタパタ
男(ここで生きよう)
少女「きゃぁ!」ズデンッ
男「大丈夫か!?」
少女「す、すみません。足が滑って……」
男「怪我はないみたいだな。よかった」
―――夜 縁側
男「……」
少女「最近、よくここに居ますね」
男「うん」
少女「好きなんですか?」
男「好きだな」
少女「よっと」
男「今日、一人村を出たみたいだな」
少女「以前、都会に出た人から呼ばれていたみたいですね」
男「きっとこのまま少なくなっていくんだろうな」
少女「ええ」
男「怖い?」
少女「村が死んでいくようで、少しだけ」
男「だろうな」
少女「でも、私はここにいます。何があっても」
男「……」
少女「最近、よくここに居ますね」
男「うん」
少女「好きなんですか?」
男「好きだな」
少女「よっと」
男「今日、一人村を出たみたいだな」
少女「以前、都会に出た人から呼ばれていたみたいですね」
男「きっとこのまま少なくなっていくんだろうな」
少女「ええ」
男「怖い?」
少女「村が死んでいくようで、少しだけ」
男「だろうな」
少女「でも、私はここにいます。何があっても」
取り敢えず樹海に自分の体というゴミ捨てに来る奴は富士吉田消防署の前で死ぬまで土下座しろ
男「そうか」
少女「はい」
男「……寒くないか?」
少女「いいえ。貴方がいるから」
男「……」
少女「……」
男「明日も早いし寝ないとな」
少女「そうですね」
男「今日は冷えるな」
少女「はい。寒くて寝れないかもしれません」
男「そうだな」
少女「温かくして寝ましょうね?」
男「うん」
少女「……」
男「寝るか……」
少女「はい」
男「……寒くないか?」
少女「いいえ。貴方がいるから」
男「……」
少女「……」
男「明日も早いし寝ないとな」
少女「そうですね」
男「今日は冷えるな」
少女「はい。寒くて寝れないかもしれません」
男「そうだな」
少女「温かくして寝ましょうね?」
男「うん」
少女「……」
男「寝るか……」
―――翌日
少女「朝ですよ」
男「あ……あぁ……」
少女「さ、今日も一日がんばりましょうね」
男「おう……」
少女「どうされました?」
男「いや。別に……」
少女「そうですか」
男「……おはよう」
少女「おはようです」
男「よし。がんばるか」
少女「おー」
婆「これ、はやく。二人して何をしているのですかな?」
男「今行きますよ」
少女「おばあちゃんもおはようです」
少女「朝ですよ」
男「あ……あぁ……」
少女「さ、今日も一日がんばりましょうね」
男「おう……」
少女「どうされました?」
男「いや。別に……」
少女「そうですか」
男「……おはよう」
少女「おはようです」
男「よし。がんばるか」
少女「おー」
婆「これ、はやく。二人して何をしているのですかな?」
男「今行きますよ」
少女「おばあちゃんもおはようです」
最初の美少女うんぬんのやつが一番おもしろかったと思ったら本人じゃねえのかよ
8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/10(金) 09:05:43.99 ID:Z7L+jSmb0
少女「…ところで」
男「え?」
少女「←これはいったいどういうことなのですか?」
男「…これ?」
少女「海で突然あらわれた謎の可憐な女の子…それは大抵美少女だと相場が決まっていますよね」
男「は?」
少女「よいっ…しょっと」
美少女「街の真ん中で「ママー」と泣いているだけの、あれも少女なんです」
美少女「もう少し、区別はしっかりしてほしいと思います」
男「…」
8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/10(金) 09:05:43.99 ID:Z7L+jSmb0
少女「…ところで」
男「え?」
少女「←これはいったいどういうことなのですか?」
男「…これ?」
少女「海で突然あらわれた謎の可憐な女の子…それは大抵美少女だと相場が決まっていますよね」
男「は?」
少女「よいっ…しょっと」
美少女「街の真ん中で「ママー」と泣いているだけの、あれも少女なんです」
美少女「もう少し、区別はしっかりしてほしいと思います」
男「…」
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