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元スレ男「お前が好きなんだ!」幼「あんた異常者だったの!?」
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>>34
デマを流すなよ。お前大丈夫か?
デマを流すなよ。お前大丈夫か?
いったい>>1はどこへいったのか
>>1です
お風呂入ってきます
お風呂入ってきます
―夜 男の部屋―
男「っ―」
目が覚める。端末の時計は、とても遅い時間をさしていた。
ふてくされてかなり寝過ごしてしまったようだ。
男「寝すぎだ…頭、痛え…」
“不在着信 7件”
男「ん…?」
視線で端末を操作し、着信履歴を見る。
男「っ―」
目が覚める。端末の時計は、とても遅い時間をさしていた。
ふてくされてかなり寝過ごしてしまったようだ。
男「寝すぎだ…頭、痛え…」
“不在着信 7件”
男「ん…?」
視線で端末を操作し、着信履歴を見る。
着信は全て幼馴染からのものだった。
男(何だよ…放っておいてくれよ)
端末から目を離そうとすると、またも着信通知が表示される。
男「…」
仕方が無いので出る事にした。
耳の後ろに左手をのばし、通話用の受信端末をオンにする。
男「…もしもし」
男(何だよ…放っておいてくれよ)
端末から目を離そうとすると、またも着信通知が表示される。
男「…」
仕方が無いので出る事にした。
耳の後ろに左手をのばし、通話用の受信端末をオンにする。
男「…もしもし」
幼「やっと出た」
男「…何だよ、こんな時間に」
幼「あんたこそ、こんな時間まで通話に応じないで何してたのよ」
男「寝てたよ」
幼「寝てた? はあ…呆れたわ、そんな時間の使い方をするような奴じゃないと思ってたけど」
男「…余計なお世話だ」
男「…何だよ、こんな時間に」
幼「あんたこそ、こんな時間まで通話に応じないで何してたのよ」
男「寝てたよ」
幼「寝てた? はあ…呆れたわ、そんな時間の使い方をするような奴じゃないと思ってたけど」
男「…余計なお世話だ」
幼「まあいいわ。流石にもう寝る気はしないでしょう。
ねえ、少し話さない?」
男「…? 別にどれだけ通話しても構わないけどよ」
幼「違う。外で話さない? って言ってるの。
少し夜風にあたって、頭を冷やしなさいよ」
男(夜風ったって、ただの空調だがな…)
端末を見ると、今夜は少し涼しめな調整にしてあるようだった。
男「まあ、悪くないかもな」
幼「でしょ? じゃあ、あの公園で待ってるわよ」
ねえ、少し話さない?」
男「…? 別にどれだけ通話しても構わないけどよ」
幼「違う。外で話さない? って言ってるの。
少し夜風にあたって、頭を冷やしなさいよ」
男(夜風ったって、ただの空調だがな…)
端末を見ると、今夜は少し涼しめな調整にしてあるようだった。
男「まあ、悪くないかもな」
幼「でしょ? じゃあ、あの公園で待ってるわよ」
―寂れた公園―
男「あの公園って…ここだよな」
人気の無い公園。古ぼけた遊具達が、風に揺られている。
幼「懐かしいね」
男「幼」
ベンチに腰掛けて待っていた男が立ち上がる。
男「あの公園って…ここだよな」
人気の無い公園。古ぼけた遊具達が、風に揺られている。
幼「懐かしいね」
男「幼」
ベンチに腰掛けて待っていた男が立ち上がる。
幼「小さい頃はよく、スクール帰りに寄り道したよね」
男「…そうだな」
ぴゅうと吹いた風に、幼は髪を抑える。
幼「あの頃と、何も変わっていないね。…あたし達が大きくなった以外は」
男「…」
男「…そうだな」
ぴゅうと吹いた風に、幼は髪を抑える。
幼「あの頃と、何も変わっていないね。…あたし達が大きくなった以外は」
男「…」
そうだ。何も変わっちゃいない。
古めかしい公園の遊具達も。
風に揺れる、幼の透き通った長い髪も。
スクリーンの夜空に浮かぶ、わざとらしいくらい綺麗な満月も。
男「本当にな。何も変わってないよ」
幼を想う俺の気持ちも。
残酷なくらい、時間は変化をもたらさなかった。
古めかしい公園の遊具達も。
風に揺れる、幼の透き通った長い髪も。
スクリーンの夜空に浮かぶ、わざとらしいくらい綺麗な満月も。
男「本当にな。何も変わってないよ」
幼を想う俺の気持ちも。
残酷なくらい、時間は変化をもたらさなかった。
男はじっと幼の顔を見据えた。
幼「男? どうかした…?」
男「いや、何でも無いんだ」
幼「そう…」
男「…」
幼「…」
二人は何を言うでもなく、じっと偽りの月を見上げていた。
幼「男? どうかした…?」
男「いや、何でも無いんだ」
幼「そう…」
男「…」
幼「…」
二人は何を言うでもなく、じっと偽りの月を見上げていた。
幼「…ねえ」
幼が沈黙を破る。
男「何だ」
幼「聞いて欲しい事が、あるんだ」
男「…何だよ」
幼が沈黙を破る。
男「何だ」
幼「聞いて欲しい事が、あるんだ」
男「…何だよ」
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