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    元スレ男「お前が好きなんだ!」幼「あんた異常者だったの!?」

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    タグ : - ホモ ×3+ - レズ ×3+ - 幼馴染 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :

    せいれき 2XXXねん
    地球人口は 完全にパンクし
    あらゆる国家 思想 宗教をねじ伏せて
    とある国の とんでもないプロジェクトが実行され
    世界は 変わった…

    2 :

    うん

    3 :

    中途半端ならやめちまえ全部ひらがなにしろ

    4 :

    ホモスレやな

    5 = 1 :

    気がつけば俺は、物心ついた時から幼なじみの少女の事ばかり気にかけていた。

    成人を間近に控え、周囲の人間は次々とパートナーを決めていた。
    俺がずっと一緒にいたいと思った相手は、スクール時代を共に過ごした友達でもなく、政府が推奨するパートナーでもなく、幼い頃から知っている彼女の事だった。

    だが、それは…決して許される感情ではなかった。

    6 :

    私と戦うつもりかと言ってきたラピュタの雷ロムスカ・パロ・ウル・ラピュタは人がゴミの様だなので無敵砲台骨川スネ夫と地球破壊主義者ドラえもんと水銀燈がログアウト

    7 = 1 :

    ―旧日本、とある居住区画ドーム内 教会―

    『おめでとーっ!』

    『嫁さん、幸せにしろよー!』

    「はあ…」

    祝福されにこやかに手を振る新婚カップルを見て、憂鬱になる。
    最近は友人の挙式に招かれてばかりだ。

    「何ため息ついてんのよ、男」

    9 = 1 :

    「いや…俺の番が回って来る事は無いんだろうな、と思うとな」

    「えっ? 何でよ、あんた政府の推奨パートナーリストも五桁くるようなスペックじゃない」

    「嫌なんだよ、そういうのは」

    「ふーん…じゃあ自分でかわいい子探せばいいじゃない。
    そうねえ…あんたみたいなゴツいのには、華奢でかわいい子なんか似合うんじゃないかしら」

    (こいつはまた、人の気も知らないでこういう事を言う…)

    10 = 1 :

    >>8
    似たような話あるの? タイトル求む

    12 = 1 :

    『おーい、幼ぁーっ!』

    「あっ、友だ! ごめん男、わたしちょっと外すね!」

    「はいよ」

    心底嬉しそうな笑顔で走り去っていってしまう幼。

    (あいつ…よく友と一緒にいるよな。
    あいつもあんな美人、まんざらでもない感じだし…もしかして、やっぱりそうなんだろうか。はああ…)

    折角のご馳走も喉を通らない。
    今日のような日に特別に支給される、合成肉ではない本物の肉料理も、男の気分を晴らしてはくれなかった。

    14 :

    中学生の手帳に書かれてそうなSSはもういいよ

    15 = 1 :

    ―集団住居前―

    『じゃあねー、男くーん!』

    「おー、またなー…うぃー、ひっく…」

    二次会、三次会で飲み過ぎてしまった。ついやけ酒をしてしまうのは自分の悪い癖だ。

    ―男の家―

    「親父ー、たらいまー…」

    「おう。って何だ、酒くせーなあ」

    「これが飲まずにやってられっか…うくっ…」

    「お前どんだけ飲んだんだよ…ほら、息吐いてみろ」

    親父は男の前に、左手の甲を差し出した。
    手の甲には「酔っ払い測定アプリ」と表示されている。肌に貼るタイプの、極薄の汎用端末だ。

    「ふぇー? 酔ってねいよお…」

    16 = 1 :

    「るせぇっ」

    親父は右手で握りこぶしをつくり、男の腹にゆっくり押し込んだ。

    「おふっ!?」

    男の情けない声と共に、ピピーッという古めかしい電子音が鳴り響く。
    端末の画面は真っ赤に染まり、“NONDAKURE!”という文字かチカチカと表示されていた。

    「めちゃくちゃ酔ってんじゃねえかよ…ほら、こっち来い!」

    「ふぇ…」

    親父は男の肩をかつぎ、男の寝室まで連れていった。

    17 :

    >>9
    お前、いいやつなんだろうけどウザいわ

    18 :

    ここから濃厚なホモスレになります

    19 = 1 :

    ―男の寝室―

    「ほら、飲め」

    「ん…」

    男は手渡された錠剤と水を、一気に飲み干した。

    「げほっ、ごほっ…」

    「おいおい大丈夫か? ったく、いくつになってもガキだな」

    「うー…オヤジ、ごめん」

    「気にすんな。いいからもう寝てろ」

    20 = 1 :

    男は片親だった。
    親父は早くにパートナーを病気で亡くすという、医療技術の発達した現代においてはごけ珍しいシングルファザーだった。
    つがいを亡くした後、政府は早々に新たなパートナーをすすめてきたらしいが、
    親父は『俺のパートナーはあいつだけだ』と言って二人目の相手は探さなかった。

    「おやすみ、親父…」

    「おうよ」

    親父はニカッと笑って部屋を出ていった。
    世界規模の人口調整で血縁も何もない養子の親子だったが、それでも親父はただ一人の俺の親父だ。

    22 :

    >>21
    いろんなとこにいるな

    23 :

    >>22
    そりゃぁコピペだからな

    24 = 1 :

    「結婚、かぁ…」

    親族の規模が極端に狭い現代において、未婚者の末路は悲惨だ。
    パートナーなきまま生涯を終えるものなど、全人口の0.1%にも遠く及ばない。

    (俺ももう諦めて、誰かと一緒にならなきゃダメなのかな…)

    窓の無い明かりの消えた部屋で、届かないものを掴むように手を伸ばす。

    「ん?」

    左手の甲がチカチカ光っていた。

    「ああ、端末を貼ったままだったな」

    25 = 22 :

    >>23
    半年ROMるわ…

    26 = 1 :

    「新着メッセージだ。誰だよ、こんな時間に」

    端末を視線の操作で操り、メッセージBOXを開く。

    “あなたが 心を自由にしたいのならば この箱を開いて”

    「…はあ? 差出人、不明…?」

    有り得ない。
    個人情報は全て政府がタグ化しており、端末によるメッセージのやりとりには必ず送信者情報が表示される筈だ。

    「おいおい、アプリまで添付されてるだと…」

    こんな事は、男が生まれてからの十数年間で一度も経験した事がなかった。

    27 = 1 :

    (どこの誰か知らないが、海賊通信なんて一級の反則行為だぞ。食料の配給が一切受けられなくなるレベルだ。そしてこんなものを受信してしまった俺も、黙っていると危ない…
    明日もどうせ休みだ。酔いが覚めたら、治安局に届け出よう)

    29 = 1 :

    ―翌日 中央公園―

    “天候:快晴 政府推奨移動手段:日光浴をしながらの徒歩”

    端末には政府からのお気楽なメッセージが表示されていた。

    「何が日光だよ、人工の光のくせに…」

    男は最寄りの治安局支部に向かうのに、中央公園を抜ける近道を選んでいた。

    (しまったな…徒歩推奨の日なら公園なんて歩くべきじゃなかった)

    30 = 1 :

    周囲をちらっと見回す。

    『あはは、そら!』

    『ちょっ、やめなさいよー』

    そこいら中で子連れとカップルが、まぶしい輝きを放っていた。

    (くそっ、どうせ俺には無縁の世界だよっ…!)

    こんな光景は見るに堪えない。
    つかつかと歩みを早め、公園の出口を目指す。

    31 = 1 :

    「あっ、男じゃない」

    「えっ?」

    不機嫌に足音をならしていた男を、聞き慣れた声が止めた。

    「幼? 何やってるんだ、こんなところで」

    「何って…」

    「あれ、男くんじゃないか」

    32 = 1 :

    「…!」

    「見てのとおり、友と一緒に散歩してたのよ」

    「今日は天気がいいからね」

    何だ…そういう事か。

    「で、あんた一人で何してたの?」

    「いや、ちょっと治安局に…」

    34 = 1 :

    「治安局? 何よ、あんた何かしたの?」

    「ばっ…違えよ! ちょっと気になる事があっただけだ」

    「ふぅーん… あっ、ねえ。よかったら一緒にお昼食べない? いいよね、友?」

    「えっ…」

    男は友の方を見る。

    35 = 1 :

    「うん、いいよ」

    友はにっこりと笑った。
    眉目秀麗とはこの事だろう。なんとも整った顔立ちをしている。
    おまけにこいつは運動神経も格別によく、スクールでの成績も常にトップクラス。
    全女子の人気の的、という言葉がぴったりだった。

    別にそんな事はどうでもいいが、幼とこいつと俺で食べるメシなんてうまい訳が無いのはわかりきっていた。

    「いや、やめとくよ…」

    36 = 13 :

    ふむ

    37 = 1 :

    「何でよ。治安局の方が大事ってわけ?」

    (こいつは本当に、俺の気も知らないで…!)

    「男?」

    「うるさいっ」

    「え…? ちょっと、男!?」

    男は踵をかえし、来た道を一直線に走って引き返した。

    38 :

    幼馴染への障害って意味ならわけのわかんない制度と友のどっちかだけで良かったよね
    あんまり風呂敷広げすぎると後で困るぞ

    39 = 1 :

    「あっ… どうしたんだろう、男…」

    「さあ…」

    そんな三人のやりとりを、遠巻きにいくつかの影が見ていた。

    「―成る程、彼がそうなのか」

    「ありゃああからさまですね…先に治安局に目をつけられてなきゃいいですが」

    「あの娘のおかげでひと手間はぶけたな。まあ、なんとも不憫な状況のようだが」

    「上側じゃ珍しく無い事ですよ。何にせよ、よく見張ってないとね」

    41 :

    >>39
    そら煽れば、荒らされるよ

    43 = 1 :

    ―男の部屋―

    (くそっ…!)

    2、3時間前に起きたばかりの寝台にふて寝する男。

    (俺だって…俺だって、幼を守れるようにあらゆる努力はしたんだ…!)

    ものぐさな自分がこれまで、推奨パートナーが一万にまで及ぶほど、がむしゃら自分を磨いてこられたのは。
    全ては、幼に認められたいがためだった。

    (だけど…こればっかりは、どうしようもないだろっ…!)

    目の奥から悔しさがこみあげてくる。
    男はシーツに顔を埋め、声を押し殺して叫んだ。

    44 :

    見てるよ

    45 = 1 :

    タイム

    48 :

    笑えねーよカス

    49 = 1 :

    1時間くらいしたらPCに乗り換えてきます
    セルフ保

    50 = 13 :

    期待してるからな


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