元スレまどか「…わたしはね。みんなで笑って暮らせる世界が欲しいの」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
301 = 1 :
ワルプルギスの夜「キャハハはハハハハハハハはははハハはははハハハハハハハ!!!」ズズズズズズ………!!
杏子「な、なんだ!?」
さやか「あいつ、回転してる……!?」
ワルプルギスの夜「キャハハ……ハハハ……はははははははははは…………」ズズズズッ……ピタッ
ほむら「………っ!!」
ワルプルギスの夜「………オオオオオオオオオオおおおおおおおおオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!」ゴアアアアアアアッッ!!!!!!!
まどか「っ……!!うううぅぅぅっ!!!」ガクッ
マミ「か、鹿目さん!?」
302 = 206 :
>>209
俺もう彼女いるから
303 :
イキ過ぎぃ!イク!イクイク・・・ンアッー!(迫真)
305 = 266 :
ごめん、もうちょっとわかりやすく頼むわ。
306 = 1 :
まどか(何、この声は……!?)
『嫌だ助けて何もかもが憎いもうダメだ殺してくれ全部破壊し尽くしてやる誰も呪いたくない』
まどか「う、うぅぅっ……!!」
『……どかっ!?まどかっ!?』
ほむら「まどか、しっかりしてっ!!」
まどか「ほ、ほむらちゃん……!」
307 = 1 :
ほむら「また、あいつの声が聞こえてきたの!?」
まどか「う、うんっ……!」
ワルプルギスの夜「おおおおおおおおオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!」ゴオオオオオォォォォォォッ!!!
ガラガラガラガラガラガラ……!!
さやか「……ちょ、ちょっと……冗談……でしょ……?」
マミ「ビルを……あんなに持ち上げるなんて……!」
308 = 1 :
ワルプルギスの夜「オオオオオオオオ!!!」バッ!!
さやか{っ……!!」(ダメだッ……!!)
マミ「――――――!!?」
ガラガラガラガラ……ドズズズズズズゥゥゥン!!!
ほむら「全て……外れた……?」
ワルプルギスの夜「オオオオオオオオオオオ!!!!」
杏子「大丈夫か、みんな!?」
309 = 128 :
あんこちゃん!
310 = 1 :
さやか「杏子……?」
杏子「わりぃ……これ、使えると思ってなくてさ……」
マミ「まさか……ロッソ・ファンタズマ?」
杏子「ああ。……どうやら、また使えるようになったみてぇだ」
ほむら「あなた固有の魔法のこと?」
杏子「そうだ。幻惑魔法……あたしの家族がみんな死んじまった時から使えなくなってたんだが……」
杏子「っと、今はそんな話は後だ!」
ワルプルギスの夜「オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!」ゴオオオオオォォォォ
ォォォォ!!!!
311 = 1 :
杏子「今、あいつはあたしの魔法で見せてる幻覚に攻撃を仕掛けてるはずだ!今のうちに、一気に倒し切っちまおうぜ!!」
さやか「杏子、すごいじゃん!」
杏子「だから、話は後だっての!!さやか、あたしの後ついてこいっ!!」ダァンッ!!
さやか「合点っ!!」ダァンッ!!
ワルプルギスの夜「おおおおおおおおおおおおおおオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!」ガラガラガラガラ!!!
まどか「ご、ごめんほむらちゃん、マミさん!もう、大丈夫だよっ……!」スック
マミ「『ワルプルギスの夜』もかなり追いつめられているみたいね」
312 = 250 :
>>223
は?いきなり何いってんだよ怖いよ
313 = 1 :
ほむら(……そろそろ、お互いに限界ね)
ほむら(『ワルプルギスの夜』も反転して本気を出したはいいけれど、杏子の幻惑魔法に惑わされてまともな攻撃が当たらない)
ほむら(対するわたしたちは、さやかと杏子の息がかなり上がってきている)
ほむら(マミとまどかも……もう、かなり無理をしているように見える)
ほむら(大丈夫ッ……勝てるわ、絶対にっ!!)ギュッ
ほむら「さやか、杏子、下がって!!」バッ
さやか「また爆弾攻撃!?」バッ
杏子「っっととっ……!」バッ
ワルプルギスの夜「オオオオオ」ドガドガドガァァァァァァァァン!!!!!
314 = 1 :
ワルプルギスの夜「オ……オオオオオオオオオ……」グラァ……
さやか「また回転し始めた……?」ハァ、ハァ…
杏子「まだなんかからくりが残ってんのか……?」ハァ、ハァ…
ワルプルギスの夜「オオオ……おおおおおおおお………」ズズズズズズ……
マミ「……いえ、違うわ。あれは回転しているんじゃない」ハァ、ハァ…
ほむら「……え?」ハァ、ハァ…
マミ「あれが元々の『ワルプルギスの夜』の姿のはずよ。あれからまた逆になる理由がないわ」
316 = 1 :
まどか「………?」(声が……大人しくなった…?)
マミ「『ワルプルギスの夜』も……もう、限界ってことね」
ワルプルギスの夜「オオオオオオオオオ………おおおおおおおオオオオオオオオオオオオオオ………」ズズズズズッ……
さやか「あたしたち……勝った……の……?」
杏子「油断はしねぇ方がいいぞさやか……あんだけ攻撃食らってもしなねぇ時点で、規格外にも程がある……」
まどか(……っ!)
ワルプルギスの夜(ワタシ……ヤットオワレルコトガデキタノ……?)
まどか(『ワルプルギスの夜』の声……だよね?)
317 :
>>148
なるほどー
>>312
それでいいんじゃないでしょうか
すごいですね!
319 = 1 :
ワルプルギスの夜(モウ……ヒトヲノロイツヅケナクテモイイノ……?)
まどか(……うん、そうだよ)
ワルプルギスの夜(ソウナンダ……ナラ……アナタタチトモココデオワカレダネ……)
まどか(……………)
ワルプルギスの夜(ナンダカ、トッテモスガスガシイキブンダヨ……アナタタチヲミテルト、トオイムカシノコトヲオモイダスヨウ……)
まどか(うん。あなたも、最初は希望に溢れた魔法少女だったんだもんね)
ワルプルギスの夜(オヤスミナサイ、キセキヲソノテニツカンダヒトタチ……)
ワルプルギスの夜「キャハハハハハハハハハハハ……………――――――」シュウウウウウウウウウ………
まどか(あなたの魂にも、救済が訪れますように……『ワルプルギスの夜』……)
320 = 1 :
さやか「『ワルプルギスの夜』が……」
杏子「消滅……していく……?」
ほむら「わたしたち……勝った……の……?」
マミ「………」
ヒューーーーーーーーーーーーー…………………
コンコンコン……コロコロコロコロ………ピタッ
ほむら「………グリーフシード………?」
321 = 1 :
まどか「………『ワルプルギスの夜』の声が、聞こえなくなった」
さやか「……って、ことは……?」
まどか「うん……」
ほむら「ホントに……勝ったの……?」ポロポロ
まどか「ほむらちゃん……うん、わたしたち、勝ったんだよ?」
杏子「………っっしゃあああああああ!!!」バッ
さやか「やったよ杏子!あたしたち、勝ったんだよ!!」
杏子「ったりめーだろうがっ!!あんな奴に負けてたまるかってんだよ!!」
322 = 129 :
よかった
323 = 1 :
マミ「………終わったのね……本当に」グスッ
まどか「ほむらちゃんっ!!」ダキッ
ほむら「っ……まどかぁ……ヒック」ポロポロ
ほむら「やった……やったよまどかっ………!!」ポロポロ
まどか「うんっ……!!」ポロポロ
ほむら「まどかとの約束っ……やっと守ることが出来たよぉっ……!」ガッシ
まどか「ほむらちゃぁんっ……!」ガッシ
マミ「………これが、あの『ワルプルギスの夜』のグリーフシード……」
マミ「どこまでも黒くて、澄み切った色をしているわ……」
324 = 1 :
マミ「みんな、ソウルジェムは大丈夫?」
さやか「もう、体もソウルジェムもみんな限界ですよマミさん……」
マミ「どうやら……超大型魔女は、とてもいいものを残して行ってくれたみたいよ」スッ
ほむら「それは……『ワルプルギスの夜』のグリーフシード?」
マミ「ええ、そうみたいね」
まどか「……色は黒いのに、吸いこまれそうな程綺麗……」
マミ「わたしたち全員のソウルジェムの穢れを吸い取っても、まだまだ使えそうな程ね」
325 = 1 :
パァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ………
ほむら「凄い……マミの言った通り、全員のソウルジェムの穢れを吸い取っても、まだ魔女が孵化する気配がしない……」
マミ「……それだけ多くの絶望と恐怖を、振りまいて来たってことね」
QB「まさか……信じられないよ」
杏子「キュゥべえ?」
QB「あの『ワルプルギスの夜』が敗北して、消滅するなんて……!キミ達は一体、なんなんだ!?」
ほむら「……わたしたちのことは、あなたが一番よくわかっているでしょう?」
さやか「あたしたちは、あんたと契約してこの世に希望をもたらす存在」
まどか「魔法少女、だよ」
326 = 1 :
QB「……やれやれ、まいった。完全に誤算だったよ」
QB「キミ達魔法少女は、条理を覆す存在だって言うのは僕が一番よくわかっていたはずなのに」
QB「『ワルプルギスの夜』を倒すなんて不条理を、成し遂げるなんてね」
ほむら「わたしたちは、もう絶望したりなんかしないわ」
さやか「なんせ、歴史で語り継がれる弩級の魔女を倒しちゃったもんね」
QB「……キミ達の魔女化を待つのは、どうやら意味がなさそうだね」
QB「僕のノルマ達成も、これで永遠に手が届くことはなくなったと言ってもよさそうだ」
QB「でも、その代わりに貴重な場面を見させてもらったよ」
327 = 187 :
>>274
いいからさっさと消えてよ蛆虫
慣れ合いはよそでやれや
328 = 1 :
まどか「あ……空が……」
ほむら「『ワルプルギスの夜』が消滅して、スーパーセルの予兆も終わりを迎えつつあるのね」
さやか「あたしたちを祝福してくれてるみたいじゃん、この青空も!」
杏子「そうだな……ホントに、疲れた」ドサッ
マミ「あら、佐倉さん、だらしないわよ」
杏子「うっせぇよ……一番頑張ったのはあたしだろうが……あいつの攻撃が当たらなかったのは、あたしのおかげなんだぞ?」
マミ「うふふ、そうね……。魔法、また使えるようになってよかったじゃない」
杏子「そうだな……父さんが、あたしに返してくれたのかな……?」
マミ「きっとそうね。あなたのお父さんが、あなたを見守っていてくれたのよ」
杏子「はんっ……ガラじゃねえことも、たまにはやってみるもんだな」
その後、スーパーセル現象が収まった見滝原には、一時の平穏が戻ったのだった―――
329 = 206 :
>>187
まじかよ糞箱売ってくる
330 = 1 :
翌日―――
さやか「ちょ、ちょっと待ってっ!い、いざとなったら心の準備がっ……!」ズルズル
杏子「問答無用だ!元から今日告るつもりだったんだろ?ほれ、行って来い!」ドンッ
さやか「うわっ!と、と、とと……」ヨロヨロ
恭介「あ、さやか」
さやか「っ!お、おおおおはよう恭介っ!あ、あははははは」
杏子「」ニヤニヤ
まどか(さやかちゃんはあの後、恭介くんに無事アタックをすることが出来たみたい)
まどか(結果はどうだったのか、って?それはね、わたしたち5人だけの秘密なの、ごめんね)
331 :
見てるぞ
支援
332 = 94 :
そこが一番重要だろ
333 = 129 :
いいな…
好きだこの世界観
335 = 1 :
マミの家―――
杏子「てことで、あたしは今日からマミの家に住まわせてもらうことになったから」
マミ「話を聞いたら佐倉さん、ホームレス生活だって言うんだもの。放っておくわけにはいかないじゃない」
杏子「あたしはもうそれで慣れちまったもんなんだけどなぁ」
まどか(杏子ちゃんは、昔コンビを組んでいたって言うマミさんと一緒に住むことになったんだって)
まどか(家事とか、きちんと分担してればいいんだけど……)
まどか(さやかちゃん曰く、「杏子が台所に立ってるところが想像つかない」だって)
まどか(杏子ちゃんには悪いかもしれないけど、わたしもその意見にはちょっと頷いちゃうかも)
まどか(って、こんなこと杏子ちゃんに言ったら怒られちゃうね)
336 :
越えちゃいけないライン
親父がしぬなんて思わないから蓄えなんてなかったらしいしさ
337 = 1 :
1年後―――
マミ「ううっ……グス、ヒック……みんな、元気でね……?」ポロポロ
マミ「電話、するから…メールも、送るからね……」ポロポロ
杏子「だから大げさなんだって、マミは」ポリポリ
まどか(あれから1年後、マミさんは見滝原中学を卒業して、遠い高校に進学が決まったって言ってた)
まどか(マミさんと一緒に住んでた杏子ちゃんも、それについて行くように見滝原を離れて行った)
まどか(これからは離ればなれだけど、きっとまたいつか会えるよね?マミさん、杏子ちゃん……)
338 = 252 :
よう馬鹿
出て行け
お前のID必死チェッカーで見たら、出会い厨だった件について
339 = 1 :
ほむら「まどか、さやか!帰ろう!」
さやか「帰りにゲーセンでも寄ってくかー!?」
ほむら「うん、いいわよ!今日こそ、さやかに勝つんだから!」
さやか「お、言ったなほむら!手加減しないからね!?」
まどか「あはは、二人とも程々にね?」
まどか(ほむらちゃんは『ワルプルギスの夜』との一戦以来、よく笑うようになった)
まどか(一時期は赤縁の眼鏡を掛けてたこともあったんだけど、『やっぱりこれはもう性に合わないわ』って言って1週間もしないうちにコンタクトに戻っちゃって)
まどか(眼鏡を掛けたほむらちゃんも可愛かったけど、本人はあんまり好きじゃないのかな?)
340 = 317 :
最高ですね
341 = 1 :
QB「久しぶりだね、まどか。処理して欲しいグリーフシードはあるかい?」
まどか「あ、キュゥべえ!もう、今回は来るの遅いよー!いつ孵化するかって気が気じゃなかったんだから!」
QB「それはごめん。僕も、マミのいる町とこの町を往復しなきゃいけないから大変なんだ」
まどか(キュゥべえは、あれ以降は新しい魔法少女の契約はしていないみたい)
まどか(キュゥべえ本人の言い分では、「まどか達が魔女化したエネルギーで十分なんだ」ってことだけど、以前のようにわたしたちを騙すようなそぶりは一切なくなった)
まどか(キュゥべえも、『ワルプルギスの夜』との戦いを見て、何か思うところがあったんじゃないのかな?)
342 :
しえん
343 = 129 :
魅入ってる
344 = 61 :
>>259
マジ切れそうなんだけど
345 = 1 :
まどか(そして、わたしは……)
魔女の結界内―――
さやか「あっ、くそあのヤロー上空をちょろちょろ逃げ回んなこのー!」
ほむら「くっ、狙いが定まらない…!」
まどか「任せて、二人とも!」
まどか「えいっ!!」パシュ!
ドスッ!
魔女「!!」ボロボロボロ……
ザァァァァァァァァァァァ………
まどか「ふぅ、魔女退治、終了だね!」
346 = 191 :
ロムスカ・パロ・ウル・ラピュタは人がゴミの様だなのでドラえもんと水銀燈がログアウト
ドラえもんがロムスカ・パロ・ウル・ラピュタと戦うつもりかなので水銀燈がログアウト
347 = 336 :
いつもよりキレ悪いなおっさん
家事も分担してくれるなら文句も無い
だと今日までずっと思ってました
348 = 1 :
さやか「なんかいっつもまどかにはおいしいとこ持ってかれてる気がするなぁ」
ほむら「まどか、ホントに強くなったわね。わたしとしてはちょっと複雑だったりするんだけど……」
まどか「ま、まぁまぁ、見滝原の平和が守れてるってのはいいことでしょ?」
さやか「うーん……まぁ、そりゃそうなんだけどさぁ~?」
さやか「たまには、あたしやほむらにも格好付けさせろって言ってんの、このこのー!」コチョコチョ
まどか「ちょ、さやかちゃん、くすぐったいって!」
まどか(わたしたちは、今日も見滝原の平和を守って頑張ってます!)
終わり
349 :
とりあえず乙
350 = 286 :
>>180
あーこういうの見るともうVIPだめだわ。ハロワいこう。
>>346
日本語で
みんなの評価 : ☆
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