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    元スレ鬼娘「うっ……ぐすっ……、おウチに入れてください……」

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    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★
    タグ : - 妖怪 + - 擬人化 + - 節分 + - + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    51 :

    >>45
    角が寄生虫みたいだな

    52 :

    以下蕎麦スレ
    ID変えてごくろうさん

    53 :

    >>45
    角がなんかアノ蝸牛の寄生虫みたいな形で怖い

    54 :

    恵方巻きとお稲荷さん

    55 = 47 :


    ワイワイガヤガヤ

    「ん? なんか空き地の前が賑わってるな」

    子ども1「鬼はー外ー!」

    子ども2「福はー内ー!」

    「なんだ、ここでも節分か……ん?」

    「お、鬼だぞー! 怖いぞー!」

    「あの鬼役の子……随分気合い入ってんなー。わざわざ鬼のコスプレまでして」

    「ってか、寒くないのかな?」

    56 = 52 :

    >>12
    いや、お前には聞いてないし…

    58 :

    今日の萃香さんスレ

    59 = 47 :


    「がおー! お家に入れろー!」

    子ども3「うわっ、鬼が襲ってきたぞ! 豆ぶつけて追い返せ!」

    子ども4「くらえ豆鉄砲! 鬼はー外―!」

    バシバシッ

    「い、いたっ……い、痛くなんかないぞー! そんなのへっちゃらだからお家にい、入れろー!」

    子ども5「この鬼なかなか粘るなー! よーし、一斉攻撃で倒すぞー!」

    子ども達「おー! 鬼はー外ー!」

    バシバシバシバシッ

    「がお……って、いたっ! いたいいたい! ま、まいった、まいったから……」

    子ども達「おりゃおりゃー!」

    バシバシバシバシッ

    「うっ……やめ……ひぐっ……もう……やべて……よぉ……」

    「おいおい……いくら節分っていってもあれは酷いぞ……しょうがない……」

    60 = 47 :


    「待てぇぃっ!」ザッ

    子ども1「もういっちょ! 鬼はー……って、ん?」

    子ども2「……いきなりなんだよ、おっさん」

    「おっさ……! まだまだピチピチの高校生だわ!」

    子ども3「俺達からしたら充分おっさんだし」

    子ども4「……で、何の用?」

    「……フ、フフフ。俺様オニ。オ前ラ、クウ。ガオー!」

    子ども5「うわっ! ちょ、ちょっと待った! おっさん、大人のくせに子どもに向かってくるなんて、卑怯なんだぞ!」

    「俺様オニダカラ、卑怯トカ、関係ナイ。オ前ラ、クウ。ガオー!!」

    子ども達「ぎゃあああああああああああ!!!!」

    ドタバタ

    61 = 47 :


    「……ふう、行ったか」

    「……おい、大丈夫か?」

    鬼娘「……」グス

    「まーお前が鬼役をやる気満々なのは格好からうかがえるけども」

    「流石にさっきのは人数比がおかしかったよなー。もうちょっと鬼役がいてくれたらな」

    鬼娘「……」グスッ

    「…………………………じ、じゃあ俺は……そろそろ……行くわ……」

    グイッ

    「……へ?」

    64 :

    は?おまえもか

    66 :

    >>48
    そんな長持ちするタイプのおもちゃじゃねえよ

    67 = 47 :


    鬼娘「わ、私は……鬼なんだぞ……怖いんだぞ……が、がお……」

    「ちょ、ちょーっと離してもらえるかな……」

    鬼娘「た……食べられたくなかったら……お家に……入れろ……!」

    (おいおいこの子どんだけ鬼役やりたいんだよ!)

    「あ、あー。もしかしてまだ節分やりたかった? 俺余計なお世話しちゃった?」

    鬼娘「……う……う……」プルプル

    (いやそんな涙目で嗚咽をもらしながらプルプルされても困る!)

    (こういう対処法が分からない厄介な状況は……)

    ダッ

    鬼娘「あっ……」

    (逃げるに限る!)

    68 :

    一瞬スロットの裏物かと思ってウキウキしながらスレ開いたらこのザマだよ畜生

    69 = 47 :


    ダッダッダッダッ

    「ハァー……ハァ……ハァ……ハァ……ふぅ……」

    「家まで全力疾走してしまった」

    「さっきの子は……ついて来てないな……当たり前か」

    「……にしても節分の鬼役にあそこまでなりきる娘がいたとは」

    「……ちょっと可哀想だったけど、あれ以上関わるのはなんか面倒なことになりそうだったしなぁ」

    「まー家入ってさっさと忘れよ………………って……」

    鬼娘「……がお」

    70 = 37 :

    参考画像をだな…

    71 = 47 :


    「なっ……なんでお前が家の玄関の前にいるんだよ!?」

    鬼娘「つ……ついてきた……だけ……」

    (ついてきたって……こんな小さい娘が男子高校生の全速力についてこれる訳ないんだけど)

    (俺の足ってそんな遅かったのか……!?)

    鬼娘「……わ……私は……お、鬼だぞー……」

    (げっ、また始まっちゃったし)

    鬼娘「こ……こわーい……こわーい……お、鬼……ヒック……だんだ……ぞ……」

    (何かまた泣き始めちゃったし!)

    73 = 47 :


    鬼娘「だ……だべられだぐながったら……ぐす……お、おうぢに……」ポロポロ

    「ちょ! ちょっと待った! 分かった! 節分な! よしやろう! 節分やろう!」

    鬼娘「……」グス

    「家に確か豆ある筈だから! 今から取ってくるよ!」

    「そんでお前が気のすむまで節分やってやるから! 満足したら帰れよ!」

    鬼娘「!! ……う……うぅ……」

    「じゃ、ここでちょっと待ってろよ!」

    グイッ

    「…………って、今度は何ぃ!?」









    鬼娘「うっ……ぐすっ……、おウチに入れてください……」

    74 :

    来年の事について話そう

    75 = 47 :

    やっとスレタイまでたどり着けた
    なんかこの時点で達成感がすごいんだけど

    76 = 74 :

    >>75
    まだ第一コーナーを回ったところだ

    77 :

    >>3
    つまんねスレ主何歳?
    鬼女だー!
    ( ^ω^)おっおっおっ

    >>52
    お前の彼女画面の中だろ?

    79 :

    気にせんであげたらええ

    80 = 47 :

    とりあえず風呂に入ろうと思うんだ
    流石に落ちないよね…

    81 :

    さて

    83 = 81 :

    はて

    84 = 81 :

    さあ

    85 :

    鬼娘「ふぇぇ・・・VIPの人に虐められたよぉ」

    A「・・・」

    B「クンクン、何だか山吹色のお菓子の良い匂いがするにゃぁ~」

    87 :

    ↑こいつ最高に馬鹿

    89 :

    90 = 47 :

    展開考えてたら寝てたという



    「え? おウチ? おウチって、俺んちってこと?」

    鬼娘「……」コク

    「なんで急に……俺とお前って今日会ったばっかだよな?」

    鬼娘「……」コク

    「じゃあ何で……ってかお前の家はどこなんだよ?」

    鬼娘「ず……ずっと遠く……」

    「随分アバウトだな……親はどこにいるんだ?」

    鬼娘「こ、こっちには来てないから……分かんない」

    91 = 89 :

    妖怪娘最高です紫煙

    92 = 47 :


    「なんだよそれ……迷子ってことか? だったら勝手に俺の判断で家に入れたりは出来ないよ」

    鬼娘「入れて……くれないの……?」

    「ああ、こればっかりはな……代わりに警察まで届けてやるからさ」

    鬼娘「やっぱり……私が……鬼……だから……」プルプル

    「……え? 何だって?」

    鬼娘「ふ……ふえぇ……」ジワァ

    「お……おいちょっと待て落ち着いて。話せばわか
    鬼娘「ふえええええええええええええん!!!!」エーン

    「ちょっ、待って! 俺んちの前でそんな大声で泣かないで!」

    鬼娘「えええええええええん!! えええええええええん!!」

    「分かった! とりあえず俺んち入ろうか! うん、いい子だからね! 泣きやんでねー!」

    93 :

    >>35
    飛躍しすぎ。とりあえず落ち着け

    94 :

    観鈴「……がお」

    95 = 47 :


    バタン

    「くっそ、どこの子かも分かんない子を家に招いてしまった……」

    鬼娘「……」ヒック

    「俺捕まるんじゃないか……?」

    (いや、やってしまったことを後悔していても仕方ない!)

    (まぁこの子も家に入れたら泣きやんでくれたし、まずは話だけ聞いてあげよう)

    「ふー、にしてもさっきの全力疾走が地味に疲れたなー」グテー

    鬼娘「……」キョロキョロ

    「……? どうしたの、玄関に突っ立ったままキョロキョロして。部屋まで入っておいでよ」

    96 = 89 :

    鬼のお姉さん捕獲してキンキンに冷やした山廃純米大吟醸の生原酒を美味そうに飲んでみたい

    97 = 47 :


    鬼娘「……!! い、いいの?」

    「え、いいも何もさっき自分で家に入れろって言ったんだろ?」

    鬼娘「そ……そうだけど……」オロオロ

    「さっきは俺もああ言ったけどさ。ここまで来て怒ったりしないって。遠慮せずおあがり」

    鬼娘「お……お邪魔します」

    「大したもてなしも無いけど……いらっしゃい」

    鬼娘「!!」ジワァ

    鬼娘「ふぇ……」ポロ…

    「え!? ええええ何で!? ちゃんと言う通り家に入れてあげたのに! 今度は何が不満だったの!?」

    98 :

    どんどん続けて

    99 = 77 :

    おおざっぱに数えたけどこのスレのスクリプトは2レスくらい
    LRで転載禁止に戻せばスクリプト止むんじゃね?

    100 = 47 :


    鬼娘「違う……不満じゃないの……ぐす……」

    鬼娘「これは……嬉しくて……嬉し涙なの……」

    「な……家に入れてもらったのがそんなに嬉しかったの?」

    鬼娘「……」コク

    「は、ははっ。オーバーなやつだなぁ……」

    鬼娘「全然オーバーじゃないよぉ!」



    鬼娘「だって……私……人のおウチに入れてもらったのなんて……初めてで……」

    鬼娘「人に……いらっしゃいって……言ってもらえたのも……は……初めて……で……」

    「……!」



    鬼娘「だ……だから……だがらぁ……うれじぐ……でぇ……ぐす……」

    「……そっか」


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