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    元スレ勇者「お……おれ……・勇者……なん、ですけど……」

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    みんなの評価 : ★★★
    タグ : - + - イケメン + - サンサーラナーガ + - ドラゴンクエスト + - 不安定になる + - 人間の屑 + - + - 勇者 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :

    酒場

    戦士「は?」

    勇者「な、なかまに……なって、くれない?」

    戦士(何このデブ、キモ)

    勇者「ね、ねえ……いいだろぉ?」

    戦士「近づくなきめーよ」

    魔法使い「ちょっと、誰か兵士呼びなさいよ」

    僧侶「店員さーん不審者がいまーす」

    勇者「え……いや、俺勇者だし……」

    用心棒「お客さん、困りますね。他のお客さんに迷惑です。お引き取り下さい」

    勇者「いや、それは理論的におかしいって、いうか……」

    2 :

    もう書くな

    3 :

    いや書け

    4 :

    大杉

    5 :

    ヘタレのくせに度胸あるな

    6 = 1 :



    勇者(ざけんな!!くそ!!!くそ!!!俺は勇者だぞ!!)

    勇者(由緒正しい家系の一人息子だぞ!!)

    勇者(俺しか魔王を倒せないんだぞ、愚民どもめ!!)

    勇者(俺がやる気ださなかったら、お前らぜーいん死ぬんだからな!!!)

    勇者(くそ!!くそ!!)

    クスクス……

    勇者「……!?」

    ヒソヒソ……

    勇者(くそ……また、俺を見て笑いやがって……ざけんなよ!)

    勇者(俺は……俺は……勇者だぞ……!!)

    クスクス……ゲラゲラ……

    勇者(やめろ……俺を見て、わらうんじゃねーよ……)

    7 :

    やめてくださいお願いします

    8 :

    やめろクズ

    9 :

    イケメンになって周りを見返すみたいな展開希望

    11 :

    やめろ

    12 = 1 :



    「――して、勇者はもう旅だったのか?」

    側近「いえ、まだ仲間を得られていないようで、この街にいるようです」

    「なんだと……もう三日だぞ。何をやっているのだ」

    側近「やはり魔王討伐というのは相応の覚悟がいりますからね。中々、共に旅をしてくれるものもおりますまい」

    「むうぅ……確かにそうかもしれんな。とはいえ、勇者一人では魔王など倒せんだろうし」

    側近「こまりましたね……」

    「……よし。私が探してこようではないか」

    側近「王が!?」

    「何か問題でも?」

    側近「王が行くほどのことでも……」

    「はは、王の言葉なら耳を傾けてくれる奴も一人はおろう」

    側近「……わかりました、お供します」

    「頼む」

    13 :

    いいぞ

    15 :

    良いね

    16 = 1 :

    酒場

    「頼もう」

    戦士「あ、王様だ」

    武道家「どうしたんですか?」

    「ここには屈強な者たちが多くいると聞いた」

    僧侶「まあ、はい」

    「この中から一人でもいい、勇者と共に魔王の討伐に向かってくれるものはおらんか」

    戦士「勇者って……」

    魔法使い「あのデブの暗い奴か」

    商人「……お断りします」

    「何故だ?」

    遊び人「なにされるかわかんないしー」

    戦士「くせーしな!!」

    武道家「わかるー!!」

    「……むぅ」

    17 :

    早く書け

    18 :

    Elonaも魅力の数値が低いとこんな感じなのか・・・

    19 = 1 :

    教会

    神父「おお、勇者殿。今日もこられたのですか」

    勇者「う、うん……」

    シスター「あ、勇者様。今日も来てくださったのですね」

    勇者「あ、ああ……来たよ」

    シスター「ささ、こちらに。今日はどんなお話を聞かせてくれるんですか?」

    勇者「今日はね、あの……北の森にいた魔物を倒したときの話をしようかなって……」

    シスター「へえ……聞かせてください」

    勇者「あれはね……」

    シスター「……♪」

    神父(勇者殿……ずっとこうして嘘をついては、自分の自尊心を保とうと……ふう……)

    勇者「俺が、すばやく剣で切ったのさ」

    シスター「わぁ、流石勇者様ですね♪」

    勇者「だ、だろ……?俺は、勇者なんだ。すごいんだぞ」

    神父(憐れ……)

    20 :

    憐れ……

    21 :

    正義の嘘つき!?勇者キモオタ

    22 :

    >>18
    あれは最低二人連れていけるし能力も上げられる

    23 :

    なにこのカウンセリングルーム

    24 :

    シスターなら俺の横で寝てるけど

    25 = 18 :

    >>22
    確かに魅力1でも少女ちゃんが初期からついてくるだけ
    天国と地獄ぐらいの差はあるよなあ

    26 :

    哀れすぎる

    27 = 1 :



    「――勇者は嫌われているのか?」

    側近「よくわかりませんね」

    「……何故だ?」

    側近「……」

    「あのような気骨ある若者など珍しいというのに」

    側近「そうですね……」

    「……勇者は今どこにいるのだ?」

    側近「この時間帯ですと、教会でよく目撃されているようです」

    「そうか。勇者と直接会ってみよう。近況も聞きたいしな」

    側近「では、こちらです」

    「うむ」

    28 :

    キモオタ「あ、あの…一緒に…冒険に…デュフッ」
    戦士「近寄んなよ死ね」

    イケメン「やろうぜ!」
    戦士「素敵抱いて!」

    29 :

    勇者とは勇気ある者!!!!!

    そして真の勇気とは打算なきもの!!!!!

    相手の強さによって出したり引っ込めたりするものは真の勇気では無い!!!!!!!!!!

    30 = 1 :

    教会

    勇者「でね、相手が火を吹いて来た時、俺は咄嗟に盾で防いでさぁ」

    シスター「それで、それで?」

    勇者「盾で防御しつつ特攻して、相手の懐に入って、一撃でしとめたんだ」

    シスター「すごいすごい♪」

    勇者「だ、だろ……すごいだろ?」

    シスター「うん。勇者様、かっこいい♪私、大きくなったら勇者様のお嫁さんになりたいな♪」

    勇者「そ、そうか……フヒヒ」

    神父(私の孫になんて下劣な眼差しを……勇者殿……)

    「――失礼する」

    神父「おぉ、王ではありませんか。このような場所にどうされたのですか?」

    勇者「……!?」

    シスター「あ、王様だ」

    「勇者……三日ぶりだな。元気だったか?」

    勇者「……な、なんですか?」

    31 :

    心が痛くなって読めない

    33 :

    やめろ



    …やめろ

    34 :

    おい

    おい

    35 = 1 :

    「いや、ずっと街にいると聞いてな。少し心配に――」

    シスター「え……?」

    勇者「や、やめろぉ!!」

    「ぬぅ!?」

    側近「勇者様、王の胸倉をつかむとは正気ですか!?」

    シスター「勇者様、どうかしたんですか?」

    シスター「どうかしたの?勇者様」

    「勇者……何をしているのか分かっているのか?」

    勇者「……す、すいません」

    「ふむ。して、三日間、この街にいるそうだが、何をしておるのだ?」

    勇者「……!?」

    シスター「あれ……勇者様……魔物をいっぱい倒してたんじゃあ……?」

    シスター「しっ」

    勇者(くそ……!!余計なことをいいやがって!!この老害め!!!)

    「どうした?言いたいことがあるならいえ」

    36 = 34 :

    どこから俺の事見てるんだよ・・・

    37 :

    あれ・・?画面がうるんで・・よく・・読めないや・・へへ・・

    38 :

    やめろ……やめてくれ……!!

    39 = 26 :

    何も見えない
    何も見ない
    何もない

    40 = 1 :

    勇者「……いきますよ」

    「え?」

    勇者「ちょ、丁度いまから……行こうと思ってたんです……よ」

    「そうなのか?」

    勇者「じゅ、準備、してただけですし……」

    「そうか。確かに魔王討伐の旅だ。三日間ぐらいの旅支度をしてもおかしくないな」

    側近「備えあれば憂いなし、というやつですね」

    「しかし、今錯乱したのはどういう――」

    勇者「も、もう……いく、から……」

    「そ、そうか……うむ、頼むぞ。世界の平和はお前の双肩にかかっているのだからな」

    勇者「……」

    シスター「勇者さま……」

    シスター「はあ……これであの人の嘘自慢に付き合わなくて済むのね……」

    神父(ふう……憐れ……勇者殿に幸あらんことを……アーメン)

    41 :

    シスターの裏表が一番堪えるな・・・

    42 = 26 :

    シスター・・・

    43 :

    シスター二人いるなら1とか2ってつけたほうがいいと思うの

    44 :

    勇気というものはもらうものではなく
    自ら出すものなのです

    45 = 34 :

    神父・・・

    46 :

    >>43
    いや、1人だろ
    これが現実なんじゃないかな

    47 = 1 :



    勇者(くそ!!何が期待しているだ!!ざけんな!!)

    勇者(ならもっといい武器とかよこせっていうんだよ!!)

    勇者(鋼の剣と鋼の鎧と鉄の盾で、どうやって魔王を倒すって言うんだよ!!)

    勇者(こんなんじゃ、スライムも倒せないってーの!!これだから老害は……!!)

    ヒソヒソ……

    勇者「……っ」

    クスクス……

    勇者(なに笑ってんだよ……俺は勇者だぞ……!!)

    勇者(お前らみたいな平民より、ずっとすごいんだ!!)

    勇者(愚民が俺のことをわらうんじゃねえよ……!!)

    クスクス……ゲラゲラ……

    勇者(ちくしょう……俺にばっかり面倒な事を押しつけやがって……全員、死ねよ……くそが……)

    48 = 41 :

    確かに>>35を見ると2人居そうに思えるが・・・止めようとしたほうは
    子供を相手する保母さん的な優しさがあるだけいいのか?

    49 = 26 :

    >>40
    >神父(ふう……憐れ……勇者殿に幸あらんことを……アーメン)
    何で抜いたんだ、こいつ

    50 :

    鋼装備とか王様過保護だな


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