元スレメイド「冥土にお送りいたします」主人「かかって来い」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
201 = 144 :
ああ
202 = 148 :
メイド「ご主人様……!」
主人「心配かけてしまってすまなかった」
主人「そんな奴なんかに、君に冥土送りにされる権利はない」
主人「その権利があるのは、地球上でたった一人……俺だけだ」
テロリスト「あぐ……う」
主人「こんな奴には一言こういってやればいい」
テロリスト「!」
主人「お前は弱すぎる」
テロリスト「!!!」
203 :
>>66
返してみる。どっちや!
206 :
ブロックワード入りました
207 = 148 :
テロリスト「*p0&:r@:1>¥・おjど+kfr~~~~~~~~~~!!!」
主人に追い詰められ、メイドに両手足を壊され、あげく弱いと断ぜられた。
プライドを完全粉砕されたテロリストは絶叫し、
涙、鼻水、汗、唾液、小便、ついでに屁を出し、白目のおまけつきでぶっ倒れた。
主人「これでもう、再起はできないだろう……」
メイド(四肢を砕いても意識を保っていた、あのテロリストの心を)
メイド(たった一言で破壊してみせるなんて……)
メイド「さすがは、私のご主人様……」
メイドはぽつりと、そう漏らした。
208 = 157 :
冥土
209 = 148 :
もはやこの会社に敵は残っていない。
いるのは主人とメイドの戦いを、呆然と見つめていた人質(社員)たちだけ。
主人(幸い重役連中は外出でもしてて、いなかったようだが……)
主人(これほどのことを起こしてしまったんだ)
主人(もうこの会社にはいられないな……)
主人(今日のところはひとまず帰り、改めて退職届を持ってこよう)
211 :
どういうこと?
消えろよ
212 = 148 :
主人「課長」
課長「え!? ……な、なにかね?」ビクビク
主人「ただいま取引先から戻ったんですが、この様子じゃ今日はもう仕事は無理ですね」
主人「早退しても、よろしいですか?」
課長「あ、ああ……いいとも」ビクビク
主人「ありがとうございます……。じゃあ、帰ろう」
メイド「皆さま、ごきげんよう」
同僚「………」
213 = 144 :
ほ
214 = 148 :
同僚「お疲れー!!!」
主人「!?」
同僚「今日はありがとうな、助かったぜ!」
同僚「俺たちが一人も怪我せずに済んだのは、みんなお前とメイドさんのおかげだ!」
同僚「色々警察の調査とかも入るだろうし、すぐ会社再開できるか分からないけどよ」
同僚「また一緒に仕事頑張ろうぜ!」
同僚「あと、またOLと家に遊びに行くからさ、茶菓子用意して待っててくれよ!」
OL「………」ハッ
OL「ええ、また遊びに行くわ! 本当に今日はありがとう!」
OL「メイドさん、今度料理を教えてね!」
課長「………」ハッ
課長「早退するからって、寄り道して飲んだりしちゃいかんぞ!」
課長「今度、君にはおごってやらにゃいかんな、ハッハッハ!」
215 = 148 :
すると、他の社員も一斉に口を開いた。
「ありがとう!」 「お疲れさまー!」 「二人とも、一応病院行った方がいいよー!」
「サンキューな!」 「ありがとうございました!」 「気をつけてなー!」
まるで目の前で起きた死闘などすっかり忘れてしまったかのように──
普段の調子で、帰る二人を見送ってくれた。
主人(俺には過ぎた仲間たちだ……)
主人はいつも心の中で
「仕事が退屈」「早く家に帰りたい」「わざと大きなミスをしたくなる」
などと考えていた自分を心の底から恥じた。
そして、会社に残ろうと誓った。
メイド「ご主人様、どうぞハンカチを」スッ
主人「ありがとう……」
216 = 152 :
俺「………」ハッ
217 :
俺「………」フゥ
218 :
これはまとめに載る。
あっ‼
僕はレインボーでお願いします。
ssじゃ無理かな?
219 = 148 :
とはいえ、これだけの大事件である。
事件に関わった人たちが落ち着くのには、しばらく時間がかかった。
ようやく時間がいつものように動き出した頃──
<会社>
同僚「いつも行ってばかりじゃ悪いから、今度俺のアパートに遊びに来ないか?」
主人「喜んで行かせてもらうよ」
同僚「よければメイドさんも一緒に」
主人「きっと彼女も喜んで行くと思うよ」
220 :
おお…
221 = 148 :
次の日曜日──
<同僚のアパート>
主人「ここか」
メイド「キレイなアパートですね」
主人「ああ、意外だった(正直ボロアパートを想像してたよ)」
二人が部屋を訪ねる。
同僚「よっ。お、メイドさんも来てくれたか」
OL「いらっしゃい、二人とも」
主人「なんだOLも来てたのか。いってくれりゃ、待ち合わせしたのに」
メイド「お二人とも、こんにちは」
222 = 210 :
なんかエピローグかと思ったけどつづいたな
223 = 144 :
そろそろエンディングだな
224 = 148 :
同僚「お二方の家に比べると狭いけど、ま、くつろいでくれ」
主人「キレイにしてるじゃんか。もっとグチャ~としてるかと思ってた」
メイド「ええ、整理整頓が行き届いてますわ」
同僚「そりゃいくら俺だって、友人が来るって時くらい掃除するさ」
OL「この部屋以外は汚いまんまだったしね」
同僚「バラすなよ」
同僚「──で、まぁ、今日は重大発表があるんだ」
OL「重大ってほどでもないけどね」
主人「ほお」
メイド「なんでしょうか」
同僚「俺たち──今度結婚するんだ」
主人&メイド「!」
227 :
VIPを見ているのはFOXと、俺と、お前だけだ。驚いたか?だがそれが真実だ
228 :
何言ってるのこいつ
230 :
>>43
しゃぶんなきゃ撃つぞゴラァ
232 :
233 = 148 :
同僚「元々俺とOLは付き合ってるような、そうでないようなって感じだったんだけど」
同僚「あの会社が占拠された事件、あったろ?」
同僚「あれ以来、急速に仲が進展しちゃってな」
OL「うん、あの時の同僚はかっこよかったわ。今は見る影もないけど」
同僚「うるさい」
同僚「……そしてこうして俺たちが結婚できるのも、お前とメイドさんのおかげだ」
同僚「改めて礼をいわせてもらう。ありがとう」
OL「ありがとうね、二人とも」
主人「ハハハ、なんか照れるな。どういたしまして」
メイド「お二人のご結婚を、心から祝福いたしますわ」
その後、四人は会話に花を咲かせた。
235 = 220 :
>>229
一人でテロリスト収めてたらあったかもな
236 = 148 :
その夜──
<リビング>
主人「すっかり驚かされたな」
主人「付き合ってるんじゃないかとは思ってたけど、まさか結婚とはな」
メイド「私も驚きましたわ」
主人「ま、同僚はいい奴だし、OLもできた子だし、幸せになれるだろう」
メイド「ええ、私もあの二人を応援したいと思います」
主人「……さて!」
主人「二人を祝福する意味も込めて、今夜もやるか!」
メイド「かしこまりました」
237 = 148 :
メイド「冥土にお送りいたします」
主人「かかって来い」
テロリストの事件以降、二人は道具を使うことが少なくなった。
そしてそれは、より戦いが激しくなったことを意味する。
主人の拳が、メイドの蹴りが、主人の手刀が、メイドのヒジ打ちが──
家の中を乱舞する。
今宵の二人の宴は、いつもより長くなりそうだ。
~おわり~
239 = 144 :
乙
おもしろかった
240 = 152 :
乙乙
面白かった
242 = 156 :
↑ほう気が合うな
243 :
おまえマジでなんなんだよ。。
244 = 220 :
乙面白かった
久しぶりにvipで地の文有の非版権モノ読んだわ
245 :
アンカは>>ですよー。
246 = 145 :
独特の語り方がよかったな
いちおついちおつ
247 :
>>86
メシウマwwwwwwwwwww
248 = 157 :
冥土
249 :
乙でした
250 = 227 :
>>161
ハズカシー。botと会話とか
>>176
さあどこのブログに掲載されるかな?
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