元スレ絢辻「あたしが棚町薫で」棚町「あたしが絢辻詞」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
51 = 1 :
絢辻「当たり前でしょ。ウチは母親とふたり暮らしなのよ」
棚町「え……そうなの?」
絢辻「そうよぉ。あ、あとお風呂も掃除して沸かしといてね」
棚町「わかったわ。あなたは極力あたしの家族と関わらないようにして」
絢辻「話してたら絶対ボロが出るからね」
棚町「それもあるけど……まぁいいわ。部屋にいれば基本的には話しかけてこないと思うから」
絢辻「ずっと部屋にいるってのも退屈ねぇ」
棚町「我慢しなさい。細かいことは帰りながら話しましょ」
絢辻「オッケー」
52 = 30 :
限界だ…明日…残ってると…信じて
寝る
53 = 1 :
翌日
絢辻「……おはよ」
棚町「おはよう。やけに元気がないわね」
絢辻「なんだか気疲れしちゃって……やっぱり人の家だからかしら」
棚町「それもあるだろうけど……あたしの家族はどう思った?」
絢辻「うーん……言っちゃ悪いけど、アンタって両親と仲悪いでしょ?」
棚町「やっぱりわかってしまうわよね」
絢辻「うん。一緒にご飯食べてるときの空気とかすごいきつかったわ」
棚町「でしょうね。昔から変わらないわ」
絢辻「ホントお姉さんだけが救いだったわよ」
棚町「……え?」
54 = 1 :
棚町「ちょ、ちょっと待って。姉が救いってどういうこと?」
絢辻「お姉さんは話しやすくて助かったわ。アンタの言ってたとおりド天然だったけど、そのおかげでバレなかったし」
棚町「姉と話したの……?」
絢辻「話しただけじゃないわよ。お風呂入ろうと思ったらちょうどお姉さんとかち合って、一緒に入ろうって言われてさ」
棚町「……もしかして一緒に入ったの?」
絢辻「うん。あたしはひとりっ子だから、ああいうのはじめてですごい面白かったわ」
棚町「なんでそんなことしてしまったのよ……」
絢辻「特に断る理由もなかったし。いやーいいわね姉って。あたしも兄弟姉妹ほしかったなぁ」
棚町「そう……ほしいならあげるわよ、あんな姉でいいのなら」
絢辻「アンタ……なんか怒ってる?」
棚町「別に」
55 = 1 :
絢辻「あ、あたしの家はどうだった? 過ごしやすかった?」
棚町「そうね。まず教科書や参考書の類が1冊もないことに驚いたわ」
絢辻「勉強する気だったの!?」
棚町「勝手もわからないから、それしかやることがなかったのよ」
絢辻「なんていうか……やっぱりアンタは次元の違う人間ね」
棚町「しょうがないからあなたのノートを見たけど、まったく意味をなしてないし」
絢辻「あはは……」
棚町「と言うわけで、暇つぶしに補足しておいてあげたから参考にしなさい」
絢辻「え、そこまでしてくれたの?」
棚町「言ったでしょ、ただの暇つぶしよ」
56 :
しえん
57 = 16 :
戻った時が不安だわ
58 :
絢辻さん!
59 = 1 :
絢辻「でも安心したわ。あんまり苦労しなかったみたいで」
棚町「あなたは大変だったでしょう」
絢辻「そこまでじゃないわよ。親とは食事のときしか顔合わせなかったし。むしろ髪の方が大変だったわ」
棚町「ああ、洗うのがってこと?」
絢辻「そうそう。長い髪なんて今までしたことなかったから、どう洗えばいいのか悩んだわ。時間もかかるし」
棚町「あたしだってそうよ。この髪を洗うの大変だったわ」
絢辻「雨の日が一番辛いのよ」
棚町「今も頭が重いわね。いっそ切ってしまいたいわ」
絢辻「やめてよ!?」
61 :
プジョル「あたしが棚町薫で」
棚町「アタシガプジョル」
橘「……たいして変わらなくないか?」
62 :
帆朱
63 :
七咲と梨穂子が入れ替わったら・・・ゴクリ
64 :
続きが読みたい
65 :
これっていつもレズ話書いてる奴っぽいな
66 :
なんでもいいけどもうやる気ねえのかな?
生殺しだわあ
68 :
ほ
69 :
ゆっかりーん
70 = 50 :
美也や菜々と入れ替わるのが一番大変なことになりそうだ
71 :
ほ
72 :
ほ
74 = 4 :
梨穂子は
75 :
裏表のない
77 = 68 :
っ
78 = 71 :
ほ
80 = 14 :
絢辻「こんな陰毛みたいな頭の女と入れ替わるなんて…」
棚町「こんな肩幅の広い女と入れ替わるなんて…」
81 = 7 :
>>80
中の人は関係ないだろ
82 :
はい
83 :
みゃーかわいいよみゃー
84 = 72 :
ほ
88 = 1 :
棚町(正直、はやく元の体に戻りたいけど……)
橘「お、薫じゃないか。今日は早起きできたみたいだな」
棚町(橘君との距離が近いことだけは役得ね)
棚町「いつも早起きしてるわよ。そのままもう一度寝ちゃうだけで」
橘「それは早起きじゃなくて二度寝と言うんだぞ」
棚町「細かいことはいいじゃない。アンタだってはやくあたしに会えて嬉しいでしょ」
橘「嬉しいなんて一言も……お、おい! なんでくっついてくるんだ!」
棚町「いいでしょーあたしと純一の仲なんだから。それともイヤ?」
橘「嫌ではないけど……」
棚町「じゃあもっとくっついちゃう!」
橘「そうは言ってないだろ!」
棚町(こういうことが自然にできるんだもの、棚町さんは羨ましいわね)
89 = 85 :
待ってたぜ
90 :
これが終わったら橘さんとラブリーでよろしく
91 = 4 :
しかし実際は薫と橘さんの距離が縮まるという罠
92 :
根暗チン毛と明るい絢辻さんか
93 = 1 :
絢辻「な、なにしてるのかなぁ、ふたりとも」
橘「薫が意味もなくくっついてくるんだよ……絢辻さん、なんか言ってやってくれない?」
絢辻「棚町さん? じゅ……橘君も嫌がってるみたいだし、やめてあげたら?」
棚町「平気よぉ。だってこいつ、ホントはこういうことされて嬉しいのよ。た・と・え・ばぁ……」
ハムッ
橘「うわぁあっ!? 耳を噛むな、耳を!」
棚町「ね? 嬉しそうでしょ?」ニヤニヤ
絢辻(絶対わかっててやってるわね、こいつ……)
94 = 18 :
うむ
95 = 3 :
やっぱりもじゃ子は可愛いなぁ
96 :
薫を蔑称で呼ぶなカス
97 = 1 :
絢辻「棚町さんがやめないって言うなら、あたしにも考えがあるわ」
棚町「へぇ……なに?」
絢辻「……じゅんいち~!」
ダキッ
橘「えぇぇっ! どうしちゃったの、絢辻さん!」
絢辻「棚町さんだけじゃなくて、あたしも構って?」
棚町「ちょっと! それはあた……絢辻さんのキャラじゃないでしょ!」
絢辻「別にいいでしょー。イメチェンよ、イメチェン」
棚町「そんなの求めてないから! はやく橘君から離れなさい!」
絢辻「いーや。純一、ほっぺにキスしてあげよっか?」
棚町「きゃあぁぁああ!」
梅原「……一体なにが起きてるんだ」
田中「絢辻さんも疲れてるんだよ、きっと」
98 :
いいじゃないか
99 = 3 :
仮面被るのがいくら上手でも、もうちょっと照れたりしないのかなぁと思いました
100 :
いいね、こういうの
いい
みんなの評価 : ☆
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