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元スレ絢辻「あたしが棚町薫で」棚町「あたしが絢辻詞」
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絢辻「当たり前でしょ。ウチは母親とふたり暮らしなのよ」
棚町「え……そうなの?」
絢辻「そうよぉ。あ、あとお風呂も掃除して沸かしといてね」
棚町「わかったわ。あなたは極力あたしの家族と関わらないようにして」
絢辻「話してたら絶対ボロが出るからね」
棚町「それもあるけど……まぁいいわ。部屋にいれば基本的には話しかけてこないと思うから」
絢辻「ずっと部屋にいるってのも退屈ねぇ」
棚町「我慢しなさい。細かいことは帰りながら話しましょ」
絢辻「オッケー」
棚町「え……そうなの?」
絢辻「そうよぉ。あ、あとお風呂も掃除して沸かしといてね」
棚町「わかったわ。あなたは極力あたしの家族と関わらないようにして」
絢辻「話してたら絶対ボロが出るからね」
棚町「それもあるけど……まぁいいわ。部屋にいれば基本的には話しかけてこないと思うから」
絢辻「ずっと部屋にいるってのも退屈ねぇ」
棚町「我慢しなさい。細かいことは帰りながら話しましょ」
絢辻「オッケー」
翌日
絢辻「……おはよ」
棚町「おはよう。やけに元気がないわね」
絢辻「なんだか気疲れしちゃって……やっぱり人の家だからかしら」
棚町「それもあるだろうけど……あたしの家族はどう思った?」
絢辻「うーん……言っちゃ悪いけど、アンタって両親と仲悪いでしょ?」
棚町「やっぱりわかってしまうわよね」
絢辻「うん。一緒にご飯食べてるときの空気とかすごいきつかったわ」
棚町「でしょうね。昔から変わらないわ」
絢辻「ホントお姉さんだけが救いだったわよ」
棚町「……え?」
絢辻「……おはよ」
棚町「おはよう。やけに元気がないわね」
絢辻「なんだか気疲れしちゃって……やっぱり人の家だからかしら」
棚町「それもあるだろうけど……あたしの家族はどう思った?」
絢辻「うーん……言っちゃ悪いけど、アンタって両親と仲悪いでしょ?」
棚町「やっぱりわかってしまうわよね」
絢辻「うん。一緒にご飯食べてるときの空気とかすごいきつかったわ」
棚町「でしょうね。昔から変わらないわ」
絢辻「ホントお姉さんだけが救いだったわよ」
棚町「……え?」
棚町「ちょ、ちょっと待って。姉が救いってどういうこと?」
絢辻「お姉さんは話しやすくて助かったわ。アンタの言ってたとおりド天然だったけど、そのおかげでバレなかったし」
棚町「姉と話したの……?」
絢辻「話しただけじゃないわよ。お風呂入ろうと思ったらちょうどお姉さんとかち合って、一緒に入ろうって言われてさ」
棚町「……もしかして一緒に入ったの?」
絢辻「うん。あたしはひとりっ子だから、ああいうのはじめてですごい面白かったわ」
棚町「なんでそんなことしてしまったのよ……」
絢辻「特に断る理由もなかったし。いやーいいわね姉って。あたしも兄弟姉妹ほしかったなぁ」
棚町「そう……ほしいならあげるわよ、あんな姉でいいのなら」
絢辻「アンタ……なんか怒ってる?」
棚町「別に」
絢辻「お姉さんは話しやすくて助かったわ。アンタの言ってたとおりド天然だったけど、そのおかげでバレなかったし」
棚町「姉と話したの……?」
絢辻「話しただけじゃないわよ。お風呂入ろうと思ったらちょうどお姉さんとかち合って、一緒に入ろうって言われてさ」
棚町「……もしかして一緒に入ったの?」
絢辻「うん。あたしはひとりっ子だから、ああいうのはじめてですごい面白かったわ」
棚町「なんでそんなことしてしまったのよ……」
絢辻「特に断る理由もなかったし。いやーいいわね姉って。あたしも兄弟姉妹ほしかったなぁ」
棚町「そう……ほしいならあげるわよ、あんな姉でいいのなら」
絢辻「アンタ……なんか怒ってる?」
棚町「別に」
絢辻「あ、あたしの家はどうだった? 過ごしやすかった?」
棚町「そうね。まず教科書や参考書の類が1冊もないことに驚いたわ」
絢辻「勉強する気だったの!?」
棚町「勝手もわからないから、それしかやることがなかったのよ」
絢辻「なんていうか……やっぱりアンタは次元の違う人間ね」
棚町「しょうがないからあなたのノートを見たけど、まったく意味をなしてないし」
絢辻「あはは……」
棚町「と言うわけで、暇つぶしに補足しておいてあげたから参考にしなさい」
絢辻「え、そこまでしてくれたの?」
棚町「言ったでしょ、ただの暇つぶしよ」
棚町「そうね。まず教科書や参考書の類が1冊もないことに驚いたわ」
絢辻「勉強する気だったの!?」
棚町「勝手もわからないから、それしかやることがなかったのよ」
絢辻「なんていうか……やっぱりアンタは次元の違う人間ね」
棚町「しょうがないからあなたのノートを見たけど、まったく意味をなしてないし」
絢辻「あはは……」
棚町「と言うわけで、暇つぶしに補足しておいてあげたから参考にしなさい」
絢辻「え、そこまでしてくれたの?」
棚町「言ったでしょ、ただの暇つぶしよ」
絢辻「でも安心したわ。あんまり苦労しなかったみたいで」
棚町「あなたは大変だったでしょう」
絢辻「そこまでじゃないわよ。親とは食事のときしか顔合わせなかったし。むしろ髪の方が大変だったわ」
棚町「ああ、洗うのがってこと?」
絢辻「そうそう。長い髪なんて今までしたことなかったから、どう洗えばいいのか悩んだわ。時間もかかるし」
棚町「あたしだってそうよ。この髪を洗うの大変だったわ」
絢辻「雨の日が一番辛いのよ」
棚町「今も頭が重いわね。いっそ切ってしまいたいわ」
絢辻「やめてよ!?」
棚町「あなたは大変だったでしょう」
絢辻「そこまでじゃないわよ。親とは食事のときしか顔合わせなかったし。むしろ髪の方が大変だったわ」
棚町「ああ、洗うのがってこと?」
絢辻「そうそう。長い髪なんて今までしたことなかったから、どう洗えばいいのか悩んだわ。時間もかかるし」
棚町「あたしだってそうよ。この髪を洗うの大変だったわ」
絢辻「雨の日が一番辛いのよ」
棚町「今も頭が重いわね。いっそ切ってしまいたいわ」
絢辻「やめてよ!?」
プジョル「あたしが棚町薫で」
棚町「アタシガプジョル」
橘「……たいして変わらなくないか?」
棚町「アタシガプジョル」
橘「……たいして変わらなくないか?」
絢辻「こんな陰毛みたいな頭の女と入れ替わるなんて…」
棚町「こんな肩幅の広い女と入れ替わるなんて…」
棚町「こんな肩幅の広い女と入れ替わるなんて…」
>>80
中の人は関係ないだろ
中の人は関係ないだろ
棚町(正直、はやく元の体に戻りたいけど……)
橘「お、薫じゃないか。今日は早起きできたみたいだな」
棚町(橘君との距離が近いことだけは役得ね)
棚町「いつも早起きしてるわよ。そのままもう一度寝ちゃうだけで」
橘「それは早起きじゃなくて二度寝と言うんだぞ」
棚町「細かいことはいいじゃない。アンタだってはやくあたしに会えて嬉しいでしょ」
橘「嬉しいなんて一言も……お、おい! なんでくっついてくるんだ!」
棚町「いいでしょーあたしと純一の仲なんだから。それともイヤ?」
橘「嫌ではないけど……」
棚町「じゃあもっとくっついちゃう!」
橘「そうは言ってないだろ!」
棚町(こういうことが自然にできるんだもの、棚町さんは羨ましいわね)
橘「お、薫じゃないか。今日は早起きできたみたいだな」
棚町(橘君との距離が近いことだけは役得ね)
棚町「いつも早起きしてるわよ。そのままもう一度寝ちゃうだけで」
橘「それは早起きじゃなくて二度寝と言うんだぞ」
棚町「細かいことはいいじゃない。アンタだってはやくあたしに会えて嬉しいでしょ」
橘「嬉しいなんて一言も……お、おい! なんでくっついてくるんだ!」
棚町「いいでしょーあたしと純一の仲なんだから。それともイヤ?」
橘「嫌ではないけど……」
棚町「じゃあもっとくっついちゃう!」
橘「そうは言ってないだろ!」
棚町(こういうことが自然にできるんだもの、棚町さんは羨ましいわね)
絢辻「な、なにしてるのかなぁ、ふたりとも」
橘「薫が意味もなくくっついてくるんだよ……絢辻さん、なんか言ってやってくれない?」
絢辻「棚町さん? じゅ……橘君も嫌がってるみたいだし、やめてあげたら?」
棚町「平気よぉ。だってこいつ、ホントはこういうことされて嬉しいのよ。た・と・え・ばぁ……」
ハムッ
橘「うわぁあっ!? 耳を噛むな、耳を!」
棚町「ね? 嬉しそうでしょ?」ニヤニヤ
絢辻(絶対わかっててやってるわね、こいつ……)
橘「薫が意味もなくくっついてくるんだよ……絢辻さん、なんか言ってやってくれない?」
絢辻「棚町さん? じゅ……橘君も嫌がってるみたいだし、やめてあげたら?」
棚町「平気よぉ。だってこいつ、ホントはこういうことされて嬉しいのよ。た・と・え・ばぁ……」
ハムッ
橘「うわぁあっ!? 耳を噛むな、耳を!」
棚町「ね? 嬉しそうでしょ?」ニヤニヤ
絢辻(絶対わかっててやってるわね、こいつ……)
絢辻「棚町さんがやめないって言うなら、あたしにも考えがあるわ」
棚町「へぇ……なに?」
絢辻「……じゅんいち~!」
ダキッ
橘「えぇぇっ! どうしちゃったの、絢辻さん!」
絢辻「棚町さんだけじゃなくて、あたしも構って?」
棚町「ちょっと! それはあた……絢辻さんのキャラじゃないでしょ!」
絢辻「別にいいでしょー。イメチェンよ、イメチェン」
棚町「そんなの求めてないから! はやく橘君から離れなさい!」
絢辻「いーや。純一、ほっぺにキスしてあげよっか?」
棚町「きゃあぁぁああ!」
梅原「……一体なにが起きてるんだ」
田中「絢辻さんも疲れてるんだよ、きっと」
棚町「へぇ……なに?」
絢辻「……じゅんいち~!」
ダキッ
橘「えぇぇっ! どうしちゃったの、絢辻さん!」
絢辻「棚町さんだけじゃなくて、あたしも構って?」
棚町「ちょっと! それはあた……絢辻さんのキャラじゃないでしょ!」
絢辻「別にいいでしょー。イメチェンよ、イメチェン」
棚町「そんなの求めてないから! はやく橘君から離れなさい!」
絢辻「いーや。純一、ほっぺにキスしてあげよっか?」
棚町「きゃあぁぁああ!」
梅原「……一体なにが起きてるんだ」
田中「絢辻さんも疲れてるんだよ、きっと」
仮面被るのがいくら上手でも、もうちょっと照れたりしないのかなぁと思いました
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