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元スレ士郎「セイバー?!セイバーじゃ……ないな……」オルタ「あん?」
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通学路
士郎「すいません。人違いでした」
オルタ「……まて」
士郎「え?」
オルタ「私に声をかけたということは、少なくとも気があるということであろう?」
士郎「あ、いや、知り合いに似てただけで……」
オルタ「よし。私は今、都合よく空腹を覚えている。そなたの誘いに乗ってやろう」
士郎「今から学校で……」
オルタ「……用事があるのに私に声をかけたのか?なんとも計画性のない奴だ」
士郎「すいません」
オルタ「いってよい。二度と私の前に姿を現すな」
士郎「すいません。人違いでした」
オルタ「……まて」
士郎「え?」
オルタ「私に声をかけたということは、少なくとも気があるということであろう?」
士郎「あ、いや、知り合いに似てただけで……」
オルタ「よし。私は今、都合よく空腹を覚えている。そなたの誘いに乗ってやろう」
士郎「今から学校で……」
オルタ「……用事があるのに私に声をかけたのか?なんとも計画性のない奴だ」
士郎「すいません」
オルタ「いってよい。二度と私の前に姿を現すな」
学校
士郎「セイバーに似てはいたけど……あんなフリフリの服は絶対に着なかったしな……」
凛「衛宮くん、おはよう」
士郎「遠坂、おはよう」
凛「なにかあった?」
士郎「え?」
凛「そういう顔、してたわよ?」
士郎「流石だな」
凛「話せることかしら?」
士郎「実はセイバーにそっくりな人を今朝、みかけて」
凛「……それ、黒い服きてなかった?」
士郎「知ってるのか?」
凛「むこう」
士郎「え?」
オルタ「……」キョロキョロ
士郎「セイバーに似てはいたけど……あんなフリフリの服は絶対に着なかったしな……」
凛「衛宮くん、おはよう」
士郎「遠坂、おはよう」
凛「なにかあった?」
士郎「え?」
凛「そういう顔、してたわよ?」
士郎「流石だな」
凛「話せることかしら?」
士郎「実はセイバーにそっくりな人を今朝、みかけて」
凛「……それ、黒い服きてなかった?」
士郎「知ってるのか?」
凛「むこう」
士郎「え?」
オルタ「……」キョロキョロ
オルタ「おい。そこの二人」
凛「なにかしら?」
士郎「あ……」
オルタ「なんだ。お前、ここの生徒か」
士郎「ああ。君こそ……どうしてここに?」
オルタ「今日からここで働くことになっている」
士郎「働く!?」
オルタ「なにかおかしいか?」
士郎「い、いや……」
凛「教師ってこと?」
オルタ「英語の非常勤講師として呼ばれた」
士郎「そ、そうですか……」
オルタ「職員室に案内せよ」
凛「え?」
オルタ「早くしろ。私は急いでいる」
凛「なにかしら?」
士郎「あ……」
オルタ「なんだ。お前、ここの生徒か」
士郎「ああ。君こそ……どうしてここに?」
オルタ「今日からここで働くことになっている」
士郎「働く!?」
オルタ「なにかおかしいか?」
士郎「い、いや……」
凛「教師ってこと?」
オルタ「英語の非常勤講師として呼ばれた」
士郎「そ、そうですか……」
オルタ「職員室に案内せよ」
凛「え?」
オルタ「早くしろ。私は急いでいる」
職員室
士郎「藤ね―――藤村先生」
大河「なにー?」トテトテ
士郎「あの……」
オルタ「……」
大河「セイバーさん!?」
オルタ「誰だ、それは?私はオルタという。セイバーなどという名ではない」
大河「あ……貴方が今日からここで……」
オルタ「英語を担当する者だ」
大河「ああ、なるほどー……似てるわ……」
オルタ「で、私の席はどこだ?」
大河「えっと……あの端の……」
オルタ「承知した」ズンズン
大河「士郎……セイバーさんじゃ、ないわよね?」
士郎「いや、全然違うだろ。色々と。外見はそっくりだけど……雰囲気がまるで別人だ」
士郎「藤ね―――藤村先生」
大河「なにー?」トテトテ
士郎「あの……」
オルタ「……」
大河「セイバーさん!?」
オルタ「誰だ、それは?私はオルタという。セイバーなどという名ではない」
大河「あ……貴方が今日からここで……」
オルタ「英語を担当する者だ」
大河「ああ、なるほどー……似てるわ……」
オルタ「で、私の席はどこだ?」
大河「えっと……あの端の……」
オルタ「承知した」ズンズン
大河「士郎……セイバーさんじゃ、ないわよね?」
士郎「いや、全然違うだろ。色々と。外見はそっくりだけど……雰囲気がまるで別人だ」
リリィ書いた人じゃなく影響されてリリィの人が書いた内容を少し改変して書いてるだけだったりしてな、まさかな
教室
オルタ「―――というわけで、今日から英語を教えるオルタ・アルトリアだ」
士郎「ぶっ!?」
オルタ「そこ。立て」
士郎「え……」
オルタ「立て!」
士郎「は、はい!!」ガタッ
オルタ「私は非常勤という立場だが、決してお前たちに甘い顔など見せるつもりは無い」
士郎「……」
オルタ「そのつもりで授業に望むように」
一成(なんだが怖い人だ……)
士郎(あれ……俺、立たされただけ……?)
オルタ「では、授業を始める。テキストの54ページを開け」
オルタ「よし。出席番号5番、このページの最初から最後まで読め」
「え!?」
オルタ「―――というわけで、今日から英語を教えるオルタ・アルトリアだ」
士郎「ぶっ!?」
オルタ「そこ。立て」
士郎「え……」
オルタ「立て!」
士郎「は、はい!!」ガタッ
オルタ「私は非常勤という立場だが、決してお前たちに甘い顔など見せるつもりは無い」
士郎「……」
オルタ「そのつもりで授業に望むように」
一成(なんだが怖い人だ……)
士郎(あれ……俺、立たされただけ……?)
オルタ「では、授業を始める。テキストの54ページを開け」
オルタ「よし。出席番号5番、このページの最初から最後まで読め」
「え!?」
昼休み
士郎「はぁ……」
一成「衛宮、災難だったな」
士郎「うるさいな……」
凛「衛宮君」
一成「……失礼する」
士郎「ああ、悪いな」
凛「……」
一成「ふん……」
凛「(べーっだ)」
士郎「遠坂、行こうか」
凛「ええ。ところで、オルタ先生はどうだったの?」
士郎「あの人、アルトリアって言ってたぞ」
凛「アルトリア?」
士郎「セイバーとなんか関係あるのかな?」
士郎「はぁ……」
一成「衛宮、災難だったな」
士郎「うるさいな……」
凛「衛宮君」
一成「……失礼する」
士郎「ああ、悪いな」
凛「……」
一成「ふん……」
凛「(べーっだ)」
士郎「遠坂、行こうか」
凛「ええ。ところで、オルタ先生はどうだったの?」
士郎「あの人、アルトリアって言ってたぞ」
凛「アルトリア?」
士郎「セイバーとなんか関係あるのかな?」
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屋上
凛「そっくりさんにしては色々と似すぎてはいるかもね」
士郎「だよな……」
凛「やっぱり、元マスターとしては気になるところかしら?」
士郎「そりゃ、気にならないって言ったら嘘になる」
凛「じゃ、もう一度アタックしてみるの?」
士郎「よせよ」
凛「そう……」モグモグ
士郎「でも……なんなんだろうな……」
凛「さあね。セイバーの子孫とかじゃないの?」
士郎「セイバーそのもの……ってことはないのか?」
凛「可能性としてはゼロじゃない」
士郎「え?」
凛「ほら、気にしてる」
士郎「ひ、卑怯だぞ、遠坂!」
凛「そっくりさんにしては色々と似すぎてはいるかもね」
士郎「だよな……」
凛「やっぱり、元マスターとしては気になるところかしら?」
士郎「そりゃ、気にならないって言ったら嘘になる」
凛「じゃ、もう一度アタックしてみるの?」
士郎「よせよ」
凛「そう……」モグモグ
士郎「でも……なんなんだろうな……」
凛「さあね。セイバーの子孫とかじゃないの?」
士郎「セイバーそのもの……ってことはないのか?」
凛「可能性としてはゼロじゃない」
士郎「え?」
凛「ほら、気にしてる」
士郎「ひ、卑怯だぞ、遠坂!」
廊下
士郎「……」スタスタ
オルタ「……お」
士郎「あ、どうも」
オルタ「エミヤシロウだったな?」
士郎「は、はい」
オルタ「タイガ教諭から聞いた。私はそなたの知り合いに酷似しているらしいな」
士郎「え、ええ」
オルタ「それで今朝、声をかけたのだな?」
士郎「そうです」
オルタ「ふむ……」
士郎「……なんですか?」
オルタ「お前とそのセイバーとやらはどのような関係だったのだ?」
士郎「えっと……なんて言えばいいか……」
オルタ「恋人か?」
士郎「……」スタスタ
オルタ「……お」
士郎「あ、どうも」
オルタ「エミヤシロウだったな?」
士郎「は、はい」
オルタ「タイガ教諭から聞いた。私はそなたの知り合いに酷似しているらしいな」
士郎「え、ええ」
オルタ「それで今朝、声をかけたのだな?」
士郎「そうです」
オルタ「ふむ……」
士郎「……なんですか?」
オルタ「お前とそのセイバーとやらはどのような関係だったのだ?」
士郎「えっと……なんて言えばいいか……」
オルタ「恋人か?」
士郎「……そうかもしれません」
オルタ「なるほどな……」
士郎「それが?」
オルタ「シロウ」
士郎「え……」
オルタ「今、恋人はいるのか?」
士郎「い、いませんけど……」
オルタ「そうか。ならば都合がいい」
士郎「は……?」
オルタ「……耳をかせ」
士郎「はいはい」
オルタ「(今晩、私に付き合え)」
士郎「なんでさっ!?」
オルタ「それではな。五時半に正門のところにいろ」
士郎「ちょ……!!!」
オルタ「なるほどな……」
士郎「それが?」
オルタ「シロウ」
士郎「え……」
オルタ「今、恋人はいるのか?」
士郎「い、いませんけど……」
オルタ「そうか。ならば都合がいい」
士郎「は……?」
オルタ「……耳をかせ」
士郎「はいはい」
オルタ「(今晩、私に付き合え)」
士郎「なんでさっ!?」
オルタ「それではな。五時半に正門のところにいろ」
士郎「ちょ……!!!」
放課後
一成「衛宮、帰らないのか?」
士郎「今日はちょっと」
一成「遠坂か……あまり深入りするな。身包みを剥がされるぞ」
士郎「気をつける」
一成「ではな」
士郎「ああ」
士郎「ふー……」
士郎(一体、どういうつもりだ……)
士郎「……」
士郎「時間あるし……桜のところにでもいくか」
一成「衛宮、帰らないのか?」
士郎「今日はちょっと」
一成「遠坂か……あまり深入りするな。身包みを剥がされるぞ」
士郎「気をつける」
一成「ではな」
士郎「ああ」
士郎「ふー……」
士郎(一体、どういうつもりだ……)
士郎「……」
士郎「時間あるし……桜のところにでもいくか」
弓道場
桜「先輩!!」テテテッ
士郎「よ。少し見学させてくれないか?」
桜「どうぞどうぞ!!」
士郎「悪いな」
美綴「衛宮。ついに復帰する気になったか?」
士郎「いや、差し入れを持ってきただけだ」
美綴「あんたが戻ってきてくれれば、全国も楽勝なんだけどなぁ」
士郎「何言ってる。美綴と桜がいれば余裕だろ」
美綴「嫌味か」
士郎「本音だ」
桜「せんぱーい」テテテッ
士郎「ん?」
桜「どうぞ、弓です」
士郎「いや、いいから。気にせず練習しててくれ」
桜「先輩!!」テテテッ
士郎「よ。少し見学させてくれないか?」
桜「どうぞどうぞ!!」
士郎「悪いな」
美綴「衛宮。ついに復帰する気になったか?」
士郎「いや、差し入れを持ってきただけだ」
美綴「あんたが戻ってきてくれれば、全国も楽勝なんだけどなぁ」
士郎「何言ってる。美綴と桜がいれば余裕だろ」
美綴「嫌味か」
士郎「本音だ」
桜「せんぱーい」テテテッ
士郎「ん?」
桜「どうぞ、弓です」
士郎「いや、いいから。気にせず練習しててくれ」
正門
士郎「そろそろか……」
オルタ「シロウ、いたか」
士郎「どうも」
オルタ「まさか、本当にいるとはな」
士郎「頼まれたら断れない性質なんです」
オルタ「ほう……面白い性質だな。人生、損をするタイプと見た」
士郎「返す言葉はありません」
オルタ「ふん。では、行こうか」
士郎「えっと……どこに?」
オルタ「私は空腹だ」
士郎「え?」
オルタ「となれば……行き先はひとつだけであろう?」
士郎「あの……もしかして……」
オルタ「ついてこい」
士郎「そろそろか……」
オルタ「シロウ、いたか」
士郎「どうも」
オルタ「まさか、本当にいるとはな」
士郎「頼まれたら断れない性質なんです」
オルタ「ほう……面白い性質だな。人生、損をするタイプと見た」
士郎「返す言葉はありません」
オルタ「ふん。では、行こうか」
士郎「えっと……どこに?」
オルタ「私は空腹だ」
士郎「え?」
オルタ「となれば……行き先はひとつだけであろう?」
士郎「あの……もしかして……」
オルタ「ついてこい」
ファーストフード店
オルタ「バリューセットで」
「かしこまりました」
士郎「……」
オルタ「会計はまかせた」
士郎「なんでさ!?」
オルタ「そのためにそなたを誘ったのだ」
士郎「俺は財布か!?」
オルタ「……あの窓際が空いているな。もってきてくれ」
士郎「おい!!」
オルタ「……」ズンズン
士郎「……」
「650円になります」
士郎「……これで」
「700円からお預かりします」
オルタ「バリューセットで」
「かしこまりました」
士郎「……」
オルタ「会計はまかせた」
士郎「なんでさ!?」
オルタ「そのためにそなたを誘ったのだ」
士郎「俺は財布か!?」
オルタ「……あの窓際が空いているな。もってきてくれ」
士郎「おい!!」
オルタ「……」ズンズン
士郎「……」
「650円になります」
士郎「……これで」
「700円からお預かりします」
オルタ「……」モッキュモッキュ
士郎「……」
オルタ「なんふぁ?やらんふぉ?」
士郎「食べながら話すな」
オルタ「ふむ……」モッキュモッキュ
士郎(やっぱりセイバーじゃないんだな……)
オルタ「……シロウ?」
士郎「なんだ?」
オルタ「授業中の私語は慎むようにな」
士郎「あれは驚いただけで……」
オルタ「生徒を立たせたくは無い」
士郎「……」
オルタ「……」モッキュモッキュ
士郎「はいはい。気をつけます」
オルタ「ふぉーふぃてふれ」モッキュモッキュ
士郎「……」
オルタ「なんふぁ?やらんふぉ?」
士郎「食べながら話すな」
オルタ「ふむ……」モッキュモッキュ
士郎(やっぱりセイバーじゃないんだな……)
オルタ「……シロウ?」
士郎「なんだ?」
オルタ「授業中の私語は慎むようにな」
士郎「あれは驚いただけで……」
オルタ「生徒を立たせたくは無い」
士郎「……」
オルタ「……」モッキュモッキュ
士郎「はいはい。気をつけます」
オルタ「ふぉーふぃてふれ」モッキュモッキュ
>>40
屋上
屋上
オルタ「……」チュー
士郎「美味しかったか?」
オルタ「うむ。シロウ、少しだけオレンジジュースを分けてやろう」
士郎「いらない」
オルタ「そういうな」
士郎「やめろ」
オルタ「なんだ、いらないのか?」
士郎「ああ」
オルタ「そうか……」チュー
士郎「……」
蒔寺「でさぁ―――」
士郎「!?」
氷室「眉唾だな」
三枝「そうだね」
士郎(や、やばい……!!)
士郎「美味しかったか?」
オルタ「うむ。シロウ、少しだけオレンジジュースを分けてやろう」
士郎「いらない」
オルタ「そういうな」
士郎「やめろ」
オルタ「なんだ、いらないのか?」
士郎「ああ」
オルタ「そうか……」チュー
士郎「……」
蒔寺「でさぁ―――」
士郎「!?」
氷室「眉唾だな」
三枝「そうだね」
士郎(や、やばい……!!)
オルタ「そうそう。どうしてそなたを誘ったかというと―――」
士郎「顔を伏せてくれ!!」ガバッ
オルタ「こ、こら!!なにをする!?」
士郎「いいから!!」
オルタ「やめろ!!教師にむかっ―――むぐぅ!?」
士郎「……」ググッ
オルタ「むぐぅー!!ぐぅー!!!」
蒔寺「ゆきっち、みてみろよ。あそこ」
三枝「え……?うわ……彼女さんを抱きしめてる……いいなぁ」
氷室「男性はうちの生徒のようだな」
蒔寺「誰だろうなぁ。あんな砂糖も溶け出すような甘いことしてるの」
氷室「邪魔はしないほうがいい。私たちは奥のテーブル席を使おう」
三枝「うん」
士郎「……いったか」
オルタ「ぷはぁ!!こ、こら!!シロウ!!教師と生徒がこういうことをしてはいけない!!」
士郎「顔を伏せてくれ!!」ガバッ
オルタ「こ、こら!!なにをする!?」
士郎「いいから!!」
オルタ「やめろ!!教師にむかっ―――むぐぅ!?」
士郎「……」ググッ
オルタ「むぐぅー!!ぐぅー!!!」
蒔寺「ゆきっち、みてみろよ。あそこ」
三枝「え……?うわ……彼女さんを抱きしめてる……いいなぁ」
氷室「男性はうちの生徒のようだな」
蒔寺「誰だろうなぁ。あんな砂糖も溶け出すような甘いことしてるの」
氷室「邪魔はしないほうがいい。私たちは奥のテーブル席を使おう」
三枝「うん」
士郎「……いったか」
オルタ「ぷはぁ!!こ、こら!!シロウ!!教師と生徒がこういうことをしてはいけない!!」
士郎「あんたが誘ったからこうなるんだ!!」
オルタ「私の所為か?」
士郎「そうだ」
オルタ「しかし、ほいほい付いて来たのはそなたのほうであろう?」
士郎「なんだと……?!」
オルタ「ふん……」
士郎「そろそろ帰る」
オルタ「そうか」チュー
士郎「食い終わったそれはちゃんとゴミ箱に捨てておけよ」
オルタ「私は小学生か」
士郎「じゃあな」
オルタ「うむ。また明日な」
士郎「……」スタスタ
オルタ「……」チュー
オルタ「……」ズゴゴゴ
オルタ「私の所為か?」
士郎「そうだ」
オルタ「しかし、ほいほい付いて来たのはそなたのほうであろう?」
士郎「なんだと……?!」
オルタ「ふん……」
士郎「そろそろ帰る」
オルタ「そうか」チュー
士郎「食い終わったそれはちゃんとゴミ箱に捨てておけよ」
オルタ「私は小学生か」
士郎「じゃあな」
オルタ「うむ。また明日な」
士郎「……」スタスタ
オルタ「……」チュー
オルタ「……」ズゴゴゴ
衛宮邸
士郎「ただいま」
イリヤ「おかえりー!!」タタタタッ
士郎「うわぁ!!」
イリヤ「おにーちゃーん」ギュゥゥ
士郎「イリヤ、来てたのか!?」
イリヤ「うん!」
セラ「お嬢様、はしたない!!離れてください!!」
士郎「セラ!?」
リズ「シロウ。グーテンターク」
士郎「グーテンターク」
リズ「ふふ……」
イリヤ「シロウ、待ってたの。ほら、早く!」
士郎「はいはい……」
セラ「お嬢様!!そんな汚らわしい衛宮の手など握らないでください!!」
士郎「ただいま」
イリヤ「おかえりー!!」タタタタッ
士郎「うわぁ!!」
イリヤ「おにーちゃーん」ギュゥゥ
士郎「イリヤ、来てたのか!?」
イリヤ「うん!」
セラ「お嬢様、はしたない!!離れてください!!」
士郎「セラ!?」
リズ「シロウ。グーテンターク」
士郎「グーテンターク」
リズ「ふふ……」
イリヤ「シロウ、待ってたの。ほら、早く!」
士郎「はいはい……」
セラ「お嬢様!!そんな汚らわしい衛宮の手など握らないでください!!」
居間
イリヤ「はい。紅茶よ」
士郎「ありがとう」
イリヤ「ねえねえ」
士郎「ん?」
イリヤ「そろそろ、私のモノにならない?」
士郎「イリヤ、それはプロポーズか?」
イリヤ「いいえ、命令よ」
士郎「怖いな。でも、イリヤのモノにはならない」
イリヤ「ぶー」
士郎「そのかわり、イリヤが遊びにきてくれたら大概のお願いは聞いてやる」
イリヤ「ほんとー!?じゃあじゃあ、一緒にお風呂に入って、く れ る?」
士郎「よし、いくか―――」
セラ「……死ぬ覚悟はありますね?」
士郎「……冗談だから、包丁を投げようとするな」
イリヤ「はい。紅茶よ」
士郎「ありがとう」
イリヤ「ねえねえ」
士郎「ん?」
イリヤ「そろそろ、私のモノにならない?」
士郎「イリヤ、それはプロポーズか?」
イリヤ「いいえ、命令よ」
士郎「怖いな。でも、イリヤのモノにはならない」
イリヤ「ぶー」
士郎「そのかわり、イリヤが遊びにきてくれたら大概のお願いは聞いてやる」
イリヤ「ほんとー!?じゃあじゃあ、一緒にお風呂に入って、く れ る?」
士郎「よし、いくか―――」
セラ「……死ぬ覚悟はありますね?」
士郎「……冗談だから、包丁を投げようとするな」
士郎「そうだ、イリヤ」
イリヤ「なにー?」
士郎「えっと……例えばの話なんだけど」
イリヤ「そういう切り出し方ってことは、例えばじゃないんでしょ?」
士郎「鋭いな」
イリヤ「いいわ。聞いてあげる」
士郎「生まれ変わり……ってありえるのか?」
イリヤ「どういうこと?」
士郎「昔の人と姿形がそっくりで現世に生をうけるとか……そういうのってありえるのか?」
イリヤ「確率は低いけど、あるんじゃないかしら?」
士郎「そうか……」
イリヤ「それがどうかしたの?」
士郎「いや。なんでもない」
イリヤ「ふーん。ちなみに魂が同じっていうのはありえないわ。それこそ魔法でも使わないとね」
士郎「……」
イリヤ「なにー?」
士郎「えっと……例えばの話なんだけど」
イリヤ「そういう切り出し方ってことは、例えばじゃないんでしょ?」
士郎「鋭いな」
イリヤ「いいわ。聞いてあげる」
士郎「生まれ変わり……ってありえるのか?」
イリヤ「どういうこと?」
士郎「昔の人と姿形がそっくりで現世に生をうけるとか……そういうのってありえるのか?」
イリヤ「確率は低いけど、あるんじゃないかしら?」
士郎「そうか……」
イリヤ「それがどうかしたの?」
士郎「いや。なんでもない」
イリヤ「ふーん。ちなみに魂が同じっていうのはありえないわ。それこそ魔法でも使わないとね」
士郎「……」
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- 士郎「セイバー、2月14日って何の日か知ってる?」セイバー「はい」 (484) - [46%] - 2012/2/5 5:15 ★★
- シャア「サザビーじゃアムロに勝てない気がする」 セイ「任せて!」 (275) - [44%] - 2013/11/30 13:45 ☆
- マミ「イケメン!イケメン!」さやか「ハンサム!ハンサム!」 (203) - [44%] - 2011/11/20 19:30 ☆
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