元スレ少女「や、やめてください!!」 男「犯すぞゴラァ!」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
201 = 1 :
男「……なら、闘います。僕は、少女を守ると……約束したんだ……」
警官A「……そうですか。分かりました。弁護士を用意しましょう、話はそれからだ」
男「分かりました……」
今になって、バレるなんて運がない。
少女『運なんて……最悪だよ』
そんな言葉が、今になって甦る。
……でも、これは確かに。
――最悪だ。
202 = 1 :
少女「ただいまー、暑いぃー……」
男「お帰り……」
少女「どうしたの? 顔色悪いけど」
男「……なんでもない」
少女「絶対何かあったでしょ……言ってみて」
男「……やっぱりお前に隠し事なんて無理かー!」
少女「人を疑うことには慣れてますから」
男「……でも、今は言えない。『家族』が全員揃ってから、な」
少女「なにそれ……」
203 = 1 :
夕方になると、みんなバラバラの時間にだが、家へと帰ってきた。
さて、なんと切り出した物か……。
少女「さてと、『家族』全員揃ったよ。話って何?」
おっと、少女から切り出してくれたか……。これは有り難い……。
男「えーっと……今日、警察が来た」
全員「……えっ?」
男「戸籍をちょろまかしたのがばれたらしい。どこから漏れたのかは分からないけどな。それで……なんというか、本当の少女の養親が、娘を帰せと言っているらしい」
少女「……そんな……」
――少女視点――
また、だ。
また、私のせいだ。
しかも、今回、被害を被ったのは私じゃない……。
男さん……だ……。
人を、傷物にした……。
……やっぱり、私はダメだ……。
204 :
後日談どころか、ここからが山場じゃねえか
205 = 198 :
戸籍弄るのは刑法の罪だから一発タイーホだよ
相手方が裁判も辞さないとかいうのは関係ない、それは民法の話
206 = 162 :
>>205
?
そんなとこつついてたのしい?
207 = 1 :
少女「……帰る……」
男「……え?」
少女「私、家に帰るよ……! そっちの方が良いでしょ!? ねえ!?」
男「……僕は、闘うよ。裁判できっと勝ってみせる」
少女「無理だって!! だって、私を養子にするために色々無茶したんでしょう!? 罪が重くなるよ! ダメだよ、そんな事!!」
ダメ……自分が傷つくのは、まだ良い。
でも、男さんを……私の大切な…大切な……。
一番好きな人を傷つけるなんて出来ないよ……!!
男「……君を、守るって決めたときから、こうなる覚悟はしてたよ」
男「だって、無理矢理だもん。法を犯して、法で守って貰う筈が、法によって破れた……当たり前だよね」
男「元から無理があった。自分から裏切った物に、守って貰おうとしてたんだもの、馬鹿だよね本当に」
男「でも、君だけは渡さない……大丈夫。あの家には帰さない」
>>205
お恥ずかしい(´・ω・`)
でもここ目本だから! 法律違うから! って言い訳してみる。醜いね!
208 :
>>205
SSになにいってんの?
210 :
>>205
そうだね恥ずかしいね
211 :
まぁいいじゃないか
212 = 1 :
少女「……今日は、もう寝る」
男「……ごめんな」
少女「…………」
自分から裏切った物に、守って貰おうとしてた……か……。
確かに、ちょっと考えれば分かることだった……。
無理にでも、止めれば良かったんだ……。
だってあの人達は、一度も私を捜さなかった。
何もしなければ、ばれなかったんだ……。
……裏目、にでた……ね。
男
…………良いことをした人が疎まれて――。
養親
…………悪いことをした人がそれで良いと言われる――。
――確かに、男さんは悪いことをした。
――養親は……何もしていない、文字通り。追い出されたけど、帰らなかったのは私の勝手だし……。
大丈夫なのかな……これ……。
213 = 1 :
眠くて何書いてるか分からんくなって来たwwwwww
支離滅裂になっても大目に見てくだせぇ
214 = 1 :
――男視点――
さて、大見得切った物のどうするか……。
とりあえず、弁護士を立てないと……。
家政婦A「男様、あまり気を張り詰めないようにしてください。コーヒーです」
男「ありがとう……まあいつこうなってもおかしくないとは思ってたから、一応準備はしてたんだけど……」
家政婦A「中々思うようにいきませんか?」
男「そうじゃないんだけどね、やっぱり緊張するよ。裁判なんてドラマでしか見たこと無いし」
家政婦A「そうですね……私も、楽しみですよ。相手の悔しそうな顔が、ね」
男「ハハハッ、そうだねそりゃ楽しみだ」
216 = 1 :
――少女視点――
この状況で、私ができる事って何だろうと考えて早1時間。
何も思いつかない自分が悔しい……。
家政婦B「起きてる?入って良い?」
少女「ん、うん、開いてるよ」
ガチャリと、ドアを開けて家政婦Bが部屋へ入ってくる。
……あれ。
少女「あのさ、家政婦Bさ」
家政婦B「どうしたの?」
少女「……垂れた?」
家政婦B「うるさーい! 言うな!!」
少女「アハハ、冗談冗談……半分本気だけど」
家政婦B「はぁ……そこまで言えるんなら大したもんね。でも、起きてたって事は何か考えてたんでしょう?」
少女「うん、まあね……何も思いつかなかったけど……」
218 = 1 :
家政婦B「そっか。でも、さ。きっと証人として呼ばれるんじゃないかな?」
少女「証人?」
家政婦B「そ。相手側の主張がどうだとか、こっち側の主張がどうだとか言う奴、それを頑張れば良いんじゃないかな?」
少女「……なるほど」
家政婦B「きっと弁護士さんと打ち合わせとかあるだろうけどねー。頑張ってね」
少女「うん……ありがとう……」
家政婦B「あぁ、それと」
少女「?」
家政婦B「私、彼氏出来たよ!」
少女「……おめでとう」
家政婦B「ありがとー!!」
……今言わないといけない話題だったのかな、それ。
219 = 162 :
(たいむりー)
ここから少女主体の逆転証人ですね!
220 :
わからないなら無理に話に組み込まなくても良かったと思うの
>戸籍やら養子云々
221 = 1 :
しかし、彼氏かー……。
考えたこともなかったなー……。
ていうか、私男さんの事……好きだし。
あれ……? これって、確実に戸籍は剥奪されるよね……?
だったら、養女からただの赤の他人になって……。
チャンス? チャンスなの?
問題は、男さんに彼女が居ないかってこと何だけど……あの人女っ気無いし大丈夫だよね!
少女「よーし! 養女頑張っちゃうぞー!!」
うん、頑張る。
それからの日々は、早かった。
毎日のように入念に打ち合わせ。
何度も、何度も確認をして、もう完璧なレベルまで昇華させ……見事に本番でも披露して見せた。
結局、情状酌量の余地が認められて、男さんは執行猶予付き判決を受けた。
弁護士さんに言わせると、これは奇跡と言って良いらしい。
まあ、そんな事はどうでも良くて……。
222 = 1 :
>>220
そうだねーww我ながら馬鹿だと思うはwww
223 = 1 :
男「ふー、終ったかー……」
家政婦A「あの顔、最高でしたね……こう、ぐぬぬ! って感じの!」
男「えー? そんなの見てる暇なかったなぁ。ずっと緊張しちゃって……」
家政婦B「ガッチガチだったもんねー……」
家政婦C「良くあれでこんな結果に……あれ? 少女さん?」
少女「お、男さん、ちょっと大事な話が……」
男「え? 僕?」
少女「うん……場所を変えて……まあいいか、みんな『家族』だし」
男「え? 何々?」
少女「……今回の事でさ、私達、赤の他人に戻ったじゃない……?」
男「うん……そうだね、ごめん」
少女「そうじゃなくて、さ。今度は……私を子供じゃなくて……お、お嫁さんにして見ない!?」
全員「大胆……」
こっちのほうが私的には大事だったりする。
224 = 217 :
わっふる
225 = 1 :
男「……本気で言ってる?」
少女「勿論……」
あー。絶対今私耳まで真っ赤。ゆでだこ状態。
男「……でも、僕おじさんだよ?」
少女「いいの! 年齢なんて関係無いよ……私のために、一所懸命になってくれた、男さんが好きなの」
男「…………そう、か」
少女「い、良いの!?」
男「うん……よろしくね」
少女「や、やったぁあぁあ――――」
こうして、私達は夫婦となった。
親子になったり、夫婦になったり、中々に楽しい人生だよね……お父さん、お母さん、そっちに行くのは、まだ先になりそうです……。
この先は、また別のお話――――。
終わり
226 :
乙でした!
227 = 1 :
いやぁ……最後まで見てくれた方、こんな夜中までお疲れさまでした。
学無いのに法律とか扱っちゃってホント馬鹿かと。
自分で自分を殴りたい。てか殴った。
それじゃあ、私は寝ます。ニートは気軽でいいねっ! 仕事無いし!
おやすみなさい!
228 :
おつ
230 = 162 :
わーいねられる
家政婦Bと男ができてて少女ズタボロコースかとこもった
231 = 188 :
家政婦Bの彼氏って男じゃないのか
>227
法律の細かいところはともかく刑事と民事くらいは区別つけたほうがいいよ
235 = 158 :
おおおw
乙!
>>1はゆっくり寝ろよ。
240 :
残っててよかった
乙ですー!
241 = 157 :
おつおつー
244 :
いちおつ!
245 = 183 :
乙
まあそうだよなあ戸籍の話は
246 :
長ったらしくなくてよかったな
>>1乙
249 :
乙!おもしろかった!
みんなの評価 : ★
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